その日の夜。一夏はエボルトラスターを手に取っていた。
あれからだいぶ時間が流れたな。守れた命もあるが守れなかった命もあった。俺はこれからも戦っていけるのかな・・・・・・
そう思いながら一夏は寝床に着く。
どこか謎の遺跡。一夏はその光景を再び目にした。
「ここは・・・・・あのときの・・・・」
一夏は迷わずに遺跡に向かった。そしてストーンフリューゲルに触れる。一夏は謎の空間に入った。目の前にはネクサスの姿があった。
「どうしたんだ。急に呼び出して。」
ネクサスは一夏に指を指す。その途端一夏の頭にはネクサスの戦闘している姿が映っていた。だがそのネクサスは左手を振り下ろした瞬間赤ではなく青に変わった。
「これって・・・・・まさか!」
一夏は気付いた。それは先輩の憐の変身した姿であった。
「この力を俺にくれるのか!」
ネクサスは頷いた。一夏は覚悟を決め、ネクサスに言う。
「わかった。今まで救えなかった命の分まで戦う!」
その時空間に映像が映し出された。そこには学園外れの森に出現したビーストの姿があった。
「それじゃあ・・・・・・・・・・行きましょうか!」
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過去のことを思い出す一夏。眠るとまたあの遺跡にいた。