No.500742

魔法少女と竜と漆黒の狂戦士と StrikerS編 第十三話

なんとか更新しました。

2012-10-27 00:58:32 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:5365   閲覧ユーザー数:4701

 

     翌日 ホテルアグスタ近くの森

 

 

シグナム「紫電一閃!」

 

 

     ザンッ ドカァン!!

 

 

     シグナムが一撃でガジェットⅢ型を破壊する。

 

 

ヴィータ「まとめて・・・・ぶち抜けぇ!!」

 

 

     ヴィータは8つの球体をアイゼンで叩きつけて飛ばし、ガジェットⅠ型がその餌食になる。

 

 

ザフィーラ「うおおおおお!!!」

 

 

     ザフィーラの鋼に軛によって一気に6機のガジェットⅠ型が屠られる。

 

 

     そして、それを遠くから見ている者達が居た。

 

 

零冶  「ほぅ・・・AMFを簡単に貫いたか。」

 

エリス 「さすがはヴォルケンリッターと言ったところですか。」

 

バライカ「あれでリミッターが付いているとは・・・ね。」

 

キール 「ま、リミッター外したら今の俺達じゃ苦戦するな。」

 

ヘンリー「何よりも経験が違う。こっちは高々数年、むこうは数百年を越える経験を積んでいる。仕方ないだろう。」

 

 

     ソレを見ていたのは零冶達DOG隊であった。彼等は木の上で零冶の出した魔法陣を足場にして観戦していた。

 

     そして、零冶を除いたそれぞれが複雑な顔をする。

 

零冶  「ま、そう言うな。お前等は俺の訓練に付いて来られるんだ。経験以外ではお前達が勝っている。経験は・・・これから積めば良い。」

 

エリス 「そう・・・ですわね。」

 

 

     零冶もフォローはする。だが、それでもやはりエリス達は悔しいようだ。

 

 

零冶  「さて・・・新人どもは・・・・。」

 

 

     零冶は支給されたサーチャーを2機使ってホテル付近の映像を出す。

 

 

零冶  「ふむ・・・。」

 

 

     そこにはエリオ、キャロ、スバル、ティアナがが映し出されていた。その内、零冶はティアナ達の映像を見て少し気になった。

 

 

零冶  「・・・・・エリス、すまないが此処は任せた。俺は会場付近の方へ行って来る。」

 

エリス 「了解しましたわ。例のガジェットが現れたらこちらで対応しますわ。」

 

零冶  「助かる。」

 

 

     そう言って零冶は詠唱を始める

 

 

零冶  「我が意に集いし友達よ!来たれ!海を統べる王よ!その蒼鱗は大洋の支配者の証!」

 

 

     零冶の左前に魔法陣が展開される。

 

 

零冶  「来たれ!陸をも統べる海王よ!その怒りは白雷と也て敵を焼き尽くさん!」

 

 

     もう一つの魔法陣が零冶の右前に展開される。

 

 

零冶  「来たれ!海底の覇者よ!汝の前に立ちはだかる者は冥府の王の怒りにて屍とならん!」

 

 

     最後に零冶の前に魔法陣が展開される。

 

 

零冶  「来い!海竜、白海竜、冥海竜!ラギアクルス達よ!

 

 

 

     それぞれの魔法陣から今まで召喚してきた竜達とは違う竜が現れる。

 

     先ず翼が無い代わりにヒレがある。その次に首がとても長い。

 

     それらの容姿は本当に海の王に相応しかった。

 

 

メノウ 『我らラギア3兄妹!』

 

セイリュウ「盟主の呼びかけに答え、参上した!」

 

ハクア 『何なりと御命令を!ご主人様!』

 

 

     上から順に、冥海竜のメノウ。彼は3兄妹の長男である。その次が次男のセイリュウ。最後に末っ子の長女ハクア。

 

     彼等も零冶との戦いに敗れ、契約を交わした者達だ。

 

 

エリス 「こ、これは!?」

 

ヘンリー「・・・見た事の無い竜ですね。」

 

 

     本来、彼等は水中での活動が主である。しかし、零冶と魔力リンクが出来たために、飛行能力を会得して空中でも活動できるようになった。

 

     だが、やっぱり海が一番良いらしい。

 

 

零冶  「メノウ、お前の背中に乗せてくれ。残り2体は着いてきてくれ。」

 

ラギア兄妹『『『御意!』』』

 

 

     そして零冶はメノウの背中に乗り、ホテルへと向かった。

 

 

バライカ「相変わらず隊長には驚かされるね。」

 

キール 「いつもの事だろ?俺はもう慣れた。」

 

ヘンリー「俺も・・・。」

 

エリス 「それより、周囲を警戒しますわよ!」

 

 

     エリス達は周囲の警戒を続けた。

 

 

 

 

     一方、ホテルアグスタでは・・・

 

 

     ダンダンダンッ!

 

 

ティアナ「くっ!」

 

 

     ティアナ達新人グループは突然魔法陣から現れたガジェット達を対応していた。

 

 

ティアナ「っ!」

 

クロスミラージュ[バレットF] 

 

 

     ガジェットⅢ型の側面が展開して放たれた誘導ミサイルにティアナは弾種を変えて対応する。

 

 

キャロ 「ティアナさん!」

 

 

     その次に側面からⅠ型が攻撃を仕掛けて来るが、躱して魔力弾を叩き込む。

 

     だが、それはAMFの影響で僅かに傷を付ける程度だった。

 

     そこにシャマルからの念話が来た。

 

 

シャマル『防衛ライン、もう少し持ち堪えてね!ヴィータ副隊長がすぐに戻って来るから!』

 

スバル 「はい!」

 

 

     ウイングロードで上空を滑走するスバルが返事をするが、ティアナは賛同出来なかった。

 

 

ティアナ「っ!守ってばっかじゃ行き詰まります!私がちゃんと全機墜とします!」

 

スバル 『ちょ!?ティアナ!大丈夫なの!?あまり無茶しないで!』

 

ティアナ「大丈夫です!毎日朝晩、練習してきてるんですから!」

 

 

     そういってティアナはリロードする。

 

     だが、この時のティアナは何故かいつもと違った。

 

     何か焦っているようにも見える。

 

 

ティアナ「エリオ!センターに退がって!あたしとスバルの2トップで行く!」

 

エリオ 「は、はい!」

 

ティアナ「スバル!クロスシフトA!行くわよ!!」

 

スバル 「おう!」

 

 

     ティアナの合図でスバルはガジェットⅠ型の上空を通過、敵を引きつける。

 

 

ティアナ「(証明するんだ・・・!)」

 

 

     そしてカートリッジを4発ロードし、オレンジ色の魔法陣が展開される。

 

 

ティアナ「(特別な才能や凄い魔力が無くたって・・・、一流の隊長達や部隊でだって・・・、どんな危険な戦いだって・・・!)」

 

 

     ティアナの周囲に数十のスフィアが形成された。

 

 

ティアナ「あたしは・・・・ランスターの弾丸はちゃんと敵を撃ち抜けるんだって!」

 

スバル 『ティアナ!4発ロードなんて無茶だよ!?それじゃティアナもクロスミラージュも!』

 

ティアナ「撃てます!」

 

クロスミラージュ「イエス!」

 

 

     過剰なロードは肉体に負荷が掛かる。そしてコントロールも難しい。

 

 

ティアナ「クロスファイアー・・・シューーートッ!!」

 

 

     スフィアが一斉に発射される。そして続けて魔力弾を乱射する。

 

 

ティアナ「うあああああああ!!!」

 

 

     それはガジェットのAMFを簡単に貫き、破壊していく。

 

     ・・・だが、一発だけが狙いとは全く違う方向に放たれる。

 

 

スバル 「―――っ!?」

 

 

     それは上空に退避したスバルに向かって行った。今のスバルの技量では避ける事も防ぐ事もできない。

 

 

     当たる・・・そう思った時、

 

 

     バチバチッ

 

     ドカァン!!

 

 

     突然、雷の玉が魔力弾を相殺した。

 

 

 

スバル 「・・・え?」

 

 

     そしてソレを放ったと思われる者が前に降り立った。

 

 

零冶  「こっちに来て正解だったな」

 

ヴィータ「すまねぇ・・・零冶。」

 

零冶  「気にすんな。」

 

     それはヴィータと自分が憧れていた人、零冶が翼の無い竜に乗って来た。

 

 

スバル 「れ、零冶さん!?どうして此処に・・・」

 

 

     だが、零冶はスバルを無視し、ヴィータが言う前にティアナを怒鳴りつけた。

 

 

ヴィータ「この・・・!」

 

零冶  「馬鹿野郎っ!!無茶した上にフレンドリーファイアしてどうする!!味方を殺す気か!?」

 

ティアナ「・・あ・・・ぁぁ・・・。」

 

 

     ティアナは自分がミスした事に驚愕し、その上あと少しでスバルを撃ち落としてしまう所だったという恐怖に目を見開いて固まった。

 

 

スバル 「あ、あのっ!零冶さん・・・今のも・・その、コンビネーションの内で・・・!」

 

 

     そこへスバルがティアナを庇おうとするが、

 

 

零冶  「直撃コースでもか?ああ?」

 

スバル 「っ!」

 

 

     スバルは零冶の今まで見た事無い表情で凄まれ、黙ってしまう。

 

     それは怒気というよりも殺気に近かった。思わずヴィータも息を呑んでしまう程だ。

 

 

零冶  「ヴィータ・・・あの馬鹿と新人共を退がらせるから、此処を頼んでもいいか?」

 

ヴィータ「あ、ああ。分かった。」

 

零冶  「すまねぇな。部外者の俺が口出ししちまって。」

 

ヴィータ「いや・・・あたしより零冶の方が堪えるだろうしな。」

 

零冶  「・・・そうか。」

 

 

     零冶は少し複雑だったが、これもティアナの為と思った。

 

 

ヴィータ「って言うか、零冶も参加するんなら言えよ。合流した時、マジで驚いたんだからな?」

 

零冶  「あー・・・悪い。本当はⅣ型のデータ収集と指揮者の捕縛が目的だから悟られたくなかったんだ。」

 

ヴィータ「ふーん・・・ま、いいや。おかげで部下が助かったんだしな。」

 

零冶  「そう言ってくれると助かる。さて・・・スバル。」

 

スバル 「は、はいっ!」

 

 

     突然呼ばれた事にビクつくスバル。

 

 

零冶  「ホテルへ退がるぞ。」

 

スバル 「は、はい!」

 

零冶  「下にいるお前等も退がるぞ!」

 

キャロ 「は、はい!」

 

エリオ 「はい!」

 

ティアナ「・・・りょ、了解。」

 

 

     ティアナだけは俯いて返事をした。

 

 

 

     そしてその場をヴィータに任せて後方へ退がる途中、茶色の魔法陣が零冶達の進路に展開された。

 

 

エリオ 「な!?」

 

スバル 「嘘ぉ!?」

 

キャロ 「敵が多すぎるよ!?」

 

ティアナ「・・・っく!」

 

     その数は50。新人では対処不可能だ。

 

     だが、今は零冶とラギア3兄妹がいる。

 

 

零冶  「お前等は引っ込んでろ。メノウ!セイリュウ!ハクア!」

 

ラギア兄妹『『『御意!』』』

 

 

    零冶はラギア3兄妹に頼む。

 

 

セイリュウ『我が雷、耐えきれるか!!』

 

 

     バチバチと音を立てながら雷球が射出される。

 

     それはガジェットⅠ型を簡単に貫通し、直線上に居た4機を巻き込んで爆散する。

 

 

ハクア 『そんな攻撃、私には効きません!!』

 

 

     ハクアは地面を滑るように突進し、ガジェットⅠ型を噛み砕く。そして残骸を他のガジェットにぶつけて爆散した。

 

 

 

 

 

メノウ 『ギュアォオオオオオオオ!!!』

 

 

     バチバチバチバチバチッッッ!!!!

 

 

     メノウはガジェットが固まっている場所に突っ込み、中央で大放電し、その放電がさらなるスパークを起こす。その電圧により、

     ガジェットⅠはショートし、爆散する。

 

 

メノウ 『ぬるい・・・ぬるいぞぉおおお!!!』

 

 

     さらにガジェットⅢ型を尾で薙ぎ払い、更にもう1機に噛みつき・・・

 

 

     バキバキバキッ・・・ガシャンッ、ドカァン!

 

 

     その顎の力で噛み砕いた。

 

 

セイリュウ「虫けら如きが!!」

 

ハクア 「散りなさい!!」

      

 

    ハクアとセイリュウが残りのガジェットⅠ型とⅢ型を雷球ブレスで破壊し尽くす。

 

 

エリオ 「す、凄い・・・・ガジェットが一瞬で・・・。」

 

キャロ 「こんな竜がいるなんて・・・・。」

 

スバル 「・・・・。(ポカーン)」

 

ティアナ「・・・・。」

 

 

     全員、ラギア3兄妹達の強さを見て唖然とする。

 

 

零冶  「メノウ、セイリュウ、ハクア。お前達は周囲を散策し、敵を発見し次第殲滅してくれ。」

 

ラギア3兄妹『『『御意!!』』』

 

零冶  「スバル達はこのまま行くぞ。」

 

スバル 「え?あっ、はい!」

 

 

     ラギア3兄妹はそれぞれの方向に散り、零冶達はそのまま戻った。

 

 

 

     ホテルへ戻ると、丁度エリス達も戻って来た。

 

 

エリス 「隊長、こちらは掃討が完了しましたわ。」

 

零冶  「例の新型は出たのか?」

 

バライカ「ええ。それなりの手強さでしたよ。」

 

キール 「ま、1対1でも相手できる程強くは無いッスよ。」

 

ヘンリー「それでも、Aランクでは対処が難しい相手でしたが・・・。」

 

零冶  「そうか・・・。」

 

 

     ガジェット1機相手にAランク魔導師が対処できない程。零冶達を見ると意外と弱く見えがちだが、それは零冶達が異常であって、

     普通の部隊では苦戦を強いられる程の強さである。

 

 

零冶  「そうか。なら戻って報告を・・・・って、どうやらまだ居るみたいだな。」

 

 

     零冶が視線を敷地の出口の方を見る。そこに先ほどの魔法陣が現れ、1機の新型ガジェットが現れた。

 

 

零冶  「ふむ・・・丁度良い機会だな。ヘンリー、タッグを組め。」

 

ヘンリー「了解しました。」

 

 

     ヘンリーとのタッグ戦闘。零冶はDOG隊全員とのコンビを組み、訓練をもしている。

 

 

零冶  「・・・おいティアナ。」

 

ティアナ「・・・え?」

 

零冶  「よく見ておけ。これがコンビネーションだ。」

 

 

     そう言って零冶が新型のタンクに向かって疾走する。

 

 

ヘンリー「ショット。」

 

ティアナ「ちょ!?」

 

     ヘンリーがカートリッジを1発ロードし、援護射撃を行う。射線上には零冶がいる。

 

     ティアナはソレを見た瞬間ヘンリーの正気を疑った。だが、この後さらに驚愕することになる。

 

 

     バチュゥン!バチュゥン!

 

 

     魔力弾は疾走する零冶のすぐ側を通過し、新型の胴体へと命中する。零冶と魔力弾の差はおよそ5㎝。ヘンリーはそれを

     躊躇いも無く簡単に行った。

 

 

ティアナ「嘘・・・・あんなに精確な射撃を、いとも簡単に・・・。」

 

 

     そしてさらに驚愕する。

 

 

ティアナ「え?」

 

 

     なんと、魔力弾で怯ませた後、ヘンリーがガジェットに向かって疾駆し始めたのだ。

 

 

零冶  「せいっ!」

 

 

     そして零冶がインファイトモードにして拳を乱射してくるマシンガンの内、胴体の右側を叩きつけて破壊する。

 

 

ヘンリー「ショット。」

 

 

     ヘンリーも走りながら射撃をする。それは寸分違わずに残りのマシンガンを破壊する。

 

     ガジェットは後退しながら主砲を二人に向けて発射。零冶とヘンリーはソレを左右に分かれて躱す。

 

     そして零冶は跳躍し、ヘンリーは距離を取ってカートリッジを3発ロードし、周りに数十のスフィアを浮かばせた

 

 

零冶  「・・・潰れろ」

 

 

     跳躍した零冶は拳を砲塔の上にあるミサイル発射口に叩きつけた。

 

     ドンッ

 

     その衝撃にタンクの脚部は悲鳴を上げ、足に着いているコンクリートは陥没する。

 

     今のがかなり効いたのか、3対ある足の内、後ろの1対が機能しなくなっていた。

 

     ガジェットは残りの2対の足でバランスを取ろうとしている。

 

     そして砲身をヘンリーに向けたが・・・

 

 

零冶  「やらせるかよ、バカが。」

 

 

     その拳で砲身をへし折った。

 

 

ヘンリー「クロスファイアーシュート。」

 

 

     一斉にスフィアが正面、上、左右の全方向へ広がり、タンクに向かって突き進む。     

 

     もちろん、零冶には一切当てずにタンクを蜂の巣にした。

 

     タンク型のガジェットはコアを直撃し、その活動を停止させて最後に爆散した。

 

 

スバル 「・・・す、すごい。」

 

ティアナ「・・・くっ!」

 

 

     スバル達は素直に驚いたが、ティアナは拳を握った。

 

     ―――悔しい。

 

     そう思っていた。

 

     接近戦は除いても、その精確な射撃はティアナを驚かせる程だ。

 

     ここまで精確な射撃は隊長クラスでないと無理である。

 

     零冶は周囲を警戒していたが、どうやら今ので最後だったらしく、もう出てくる事は無かった。

 

 

     そしてしばらくすると、残りのフォワード陣と鑑識の局員が合流した。

 

     ティアナは現在、なのはから軽い説教を受けていた。

 

     零冶はそれを遠目で見ていた。するとそこに突然声を掛けてきた人物がいた。

 

 

??? 「やぁ、零冶。久しぶり・・・だね。」

 

零冶  「っ!・・・ユーノか。」

 

     零冶は少し驚いた。その人物はかつての知人、ユーノ・スクライアだったからだ。

 

 

ユーノ 「零冶・・・なのは達には謝ったかい?」

 

零冶  「・・・ああ。3人を泣かせてしまったよ。」

 

 

     零冶は少し暗い表情で言う。

 

 

ユーノ 「だろうね。君が居なくなって随分落ち込んでたからね。アリサやすずかも・・・ね。」

 

零冶  「ああ・・・2人には近いうちに謝りに行くさ。」

 

ユーノ 「・・・なら僕が言う事はもう無いよ。ま、謝っていなかったら、また殴ってたけど。」

 

零冶  「おいおい。あの時の拳は結構痛かったんだぞ?」

 

 

     あの時の拳というのは、零冶がフェイト達と敵対した時のユーノがチェーンバインドを腕に巻き付けた決死の攻撃の事だ。

 

 

ユーノ 「あぁ、あれね。あれ・・・ちょっと改良してね。今ではかなり使い勝手の良くなったよ。遺跡調査ではモンスターも出てくるからね。

     かなり役に立ったよ?」

 

 

     サポートであるユーノがモンスター相手に拳で戦う姿はちょっと想像しづらかった。

 

 

零冶  「あはは、そっか。」

 

ユーノ 「うん。」

 

 

     2人は互いに笑い合った。

 

     その後、2人は少しの間談笑して別れたのだった。

 

 

 


 
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