No.493921 魔法少女リリカルなのは~転生だろうが生きるだけ~第十三話蒼崎夜深さん 2012-10-08 23:15:55 投稿 / 全2ページ 総閲覧数:3100 閲覧ユーザー数:2962 |
あれからマナカから言われた奴らのことも想定して俺は、毎日くそ強いホログラムを使って訓練を重ねてきた。キリト、ダークシュナイダー、織田ノブナガ(戦国乙女より)、川神百代、ランサー、衛宮切嗣、バーサーカー(Zero)eta・・・
特にやばかったのは、切嗣は銃の射撃がくそ激しい。休む暇さえくれなかったし、川神百代とは、拳でやりあったら、攻撃が当たっても、瞬間回復で回復するし、川神流を連発してくるし・・・
一番危なかったのは、織田ノブナガ。
大剣を防いだときの手が痺れて動かなくなってくるし、たまに、本気の《非情ノ大剣|ひじょうのたいけん》が来るし、トラウマになりそうだった。
そんな日々を送っていたら、傷ついたリニスが家に来た。
リニスは、正体がわからない奴らに襲われてプレシアが操られて、時の庭園をアルハザードに向けてから、動力源を暴走させた。
だが、やることをする。
「フェイト、アルフ、ミナリ、セイバー、アイリ。俺達はこれから、操られているプレシアを救出とキライユの救出だ」
「ちょっと待ちなよ!キライユはプレシアを操っているんだろ!なのになんで助けなくちゃいけないんだよ!」
「それは、キライユの三人は元は優しいやつらだ。それが、邪悪な何かに操られているんだ。だから、プレシアを救出して、その三人も助けるんだ。フェイトはいいよね?」
俺はそう言ってフェイトの方を見た。フェイトは「うん!」と元気良く答えてくれた。
「ミナリとセイバーもいいか?」
「私は主と一緒に行動するためにいるんだからな」
「私のマスターはあなたです。ハルト」
みんなはそれぞれに答えてくれた。
「行くか。いちよう、アースラーに連絡していてくれアイリ」
『わかりましたマスター』
そう言ってアイリは、アースラーに連絡を入れた。
『一度アースラーと合流してってさ。マスター』
「わかった。俺達はまず、アースラーと合流する。次元の歪発動!」
俺は、アースラーに向けて次元の歪を発生させて合流した。直接ブリッジだけど・・・
「あ!春兎さんだ!!」
「グフォ!」
次元の歪から出た瞬間、俺に気づいたなのはが、俺の腹めがけてダイブしてきた。
倒れながら目に入ったフェイトの顔がいかにも寂しそうな顔をしていた。
「痛い。なのはちゃん。どいてくれ、腹が痛い」
「ごめんなさい!」
なのはがどいてくれたのを確認して俺は、ブリッジに集まっているみんなに状況を説明した。
「というと、これから春兎君はプレシア・テスタロッサとキライユの人たちを救出しに行くのね」
「ええ。ですから、リンディさんに手伝ってもらいたくここに来ました。できれば、クロノは必要ですね。こいつのバインドは結構時間稼ぎに使えますし。そして、なのはちゃんの砲撃もですね」
「・・・・・・わかりました。クロノ執務官、なのはさん。頼めますか」
「はい。艦長」
「いけます!」
うし、戦力が整った。あとは配置だな。
「時の庭園についてからは三つに別れてプレシアをまず探すんだが、その編成を説明する。まず、一つ目のチームは俺、「ちょっと待ったーー!!」この声は・・・・・・」
俺がチーム編成について説明しているときに聞きなれた声が乱入してきた。うん、乱入だな。
「そのチームに私達も入れなさい!春兎!」
「何で来てんだよ、枝美姉、美奈姉、瀬戸奈・・・。それと、レオもか」
「くくくっっ・・・・・・こんな事を気づかないとでも思っているのかな?春兎!」
「はぁ~少し静かにしようか・・・美奈ちゃん」
枝美姉がそう言うと美奈姉が一瞬で黙って、枝美姉がこれまで事を説明してくれた。
どうやら、リンディさんが父さんと母さんに連絡を入れておいたらしい。入れなくていいのに・・・
「わかった。その代わり無茶はしないでくれ。それとクロノ。始める前にちょっと来てくれ。話がある」
俺はそう言って、ブリッジを出た。
俺が、出てからちょっとしてクロノが俺の元に来た。
「話とはなんだ」
「ああ・・・。お前に頼みたいことがあるんだ。頼まれてくれないか・・・」
俺は、クロノに頼みごとを頼んだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
クロノと二人で話してから、今俺達は時の庭園に侵入している。
「敵の数が多いな。各自散開!プレシア及びアリシアを見つけ次第連絡をくれ。すぐに向かう。キライユと遭遇したらまず、サーチャーをばら撒いて逃げろ。今のお前らじゃ・・・・・・殺される」
俺はそれだけ言ってから、時の庭園の防衛機能がだした大軍の中に切り込んだ。
「ホログラムで編み出した新技試してやる!」
『セットアップ!モードソード&ガンソード!』
アイリがそう言うと俺の左手に剣が現れて、右手に銃剣が現れた。
「アイリ。カートリッジ!」
『ロードカートリッジ!いつでもいいよ!マスター!』
俺は、銃剣を上に向けて発動した。
「唸れ!黒龍!全てを焼き尽くす黒炎を空から撃ち落せ!ブラックメテオ!」
俺がそう言うと、銃剣から黒い炎が空へ向かって飛んでいったと思ったら、隕石のように黒い炎が幾つも落ちてきた。
『カートリッジ!』
「翔けろ!烈風!全てを切り刻む風よ、我が剣に集まり、全てを切り刻め!ウィンドウブレイブ!」
剣に全てを切り刻む風が集まってきた。上からはさっき発動したブラックメテオが降ってきているままで、その攻撃と同時に風を纏わせた剣で相手を斬って斬って倒していった。
そのさい、剣で斬ったら敵が跡形もなく切り刻まれた。
「くそ、まだ出てくるか。なら・・・」
俺は、左手の剣を戻してから、手を前にかざした。
「カイザード・アルザード・キ・スク・ハンセ・グロス・シルク 灰燼と化せ 冥界の賢者 七つの鍵をもて 開け地獄の門 《七鍵守護神|ハーロ・イーン》!」
俺が詠唱し終えると七つの魔界の門を開き、無尽蔵ともいえる魔力を一直線に放出した。
ダークシュナイダーのホログラムと戦っていてこれ使えるかな思って練習してたけど、実際使ってみると驚くな・・・・・・てか、敵が半端なく消し飛んだ。
「アイリ!モード剣!」
『モードソード!ロードカートリッジ!』
「『緋龍・・・弐式!』」
俺とアイリの声が重なってそう言うと、俺は唯、居合い切りをした。
剣を鞘に収めると六体の敵が爆散した。
「終わったな。よし、行くぞアイリ!」
『了解マス・・・ちょっと待って!何かが近づいてくる!』
アイリがそう言った瞬間俺は何かに吹っ飛ばされた。
「がああ!」
『マスター!四時の方向から収束魔法接近!』
俺は、痛む右腕を押さえながらその場から跳躍して離れた。
『今度は、四時と真上と六時の方向から同時攻撃!』
「くっ!次元の歪発動!」
俺は複数から来る攻撃を次元の歪を使って避けた。
だが・・・
「な!?」
俺が出できた所に魔法攻撃が来ていた。
「ぐああああああ!!」
『マスター!マスター!!』
「大丈夫・・・だ。そ、それよ・・・り、敵・・・・・・はどこに、いる?」
『一箇所に集まってからここに近づいてきてる!』
アイリがそう言うと、真正面から三人現れた。
「何者だ!」
「私達は・・・元神様、そして、貴方を転生させた神、マナカが言ったキライユだ」
「そうだよーー」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
なんだよこいつら、一人一人がアニメのキャラに似てんじゃないか。
「お前らがキライユ・・・」
三人は俺がそう言うと笑い出した。
「ここからは、私達の相手をして「・・・・・・私がやる。二人は先に帰っていて」だそうだ。この子があいてをしてくれるようだ。なら、私達は帰らせてもらう」
そう、仕切っているやつが言うと、いかにも無言キャラが出て来た。
くそ、すごく冷や汗が止まらない。
それから、無言キャラからすごい魔力量を感じる。
これが、元神様の力だというのか。
影&春兎
「「あとがきコーナー!!」」
影
「ついに動き出しましたキライユ!」
春兎
「そうだな。そういえば、また新しい魔法を発動したけど、一つだけ漫画からだよね?」
影
「はい。じゃないとあれなので?」
春兎
「そうか。まあいいけどさ。けど、その後来たね」
影
「ええ。ここで登場させないといつなるか困ったので」
春兎
「強すぎ。痛いから、あいつらの攻撃」
影
「それ以上言うとあれですから、そのまま次回予告に行ってください!」
春兎
「はいはい。ついに動き出したキライユ。戦闘が時の庭園内で各所で行われている。はたしてプレシアたちを救出できるのか・・・」
影&春兎
「「次回、魔法少女リリカルなのは~転生だろうが生きるだけ~十四話!お楽しみに!」」
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ついに動き出すキライユ。
春兎たちは時の庭園に乗り込む・・・
魔法少女リリカルなのは~転生だろうが生きるだけ~始まります