今はまだ、思い付いただけ。
何時か書けたらいいな。
【GS美神×シャイナ・ダルク×多重クロス】
もはや時を数える事も出来ない遥かなる昔…
とある魔王が世界を滅ぼさんとその凶悪で巨大な姿を現した。
だが、六人の英雄と一人の勇者によってその巨悪は倒された。
世界に光は戻り、人々には笑顔が戻った。
愛した存在を失った勇者はそれからの世を精一杯に生きた。
それが愛した彼女との約束だったから。
そして時は流れ、勇者は人としての生を生き抜き、天寿を全うした。
そんな彼を待っていたのは魔王としての誘い。
魔の一柱を失ったままの世界のバランスを守る為に滅びた魔王の因子の一部をその魂に宿す勇者に魔王の後継者としての白羽の矢が立ったのだ。
勇者はその要望を受け入れ、勇者は新たなる魔王となった。
全ては愛した彼女が守ろうとした世界を守る為に……
人界の最大の英雄である勇者が魔王となって天に昇る。
ある者は感嘆し、ある者は畏怖し、ある者はただその運命に涙した。
だが、ある人々……、人界を正しく導くべき筈の人々。
いわゆる組織や国を統べるべき連中は……
最も愚かな判断を下した。
魔王となった勇者の功績を自らの物とし、人界も神界や魔界に並ぶべきであると。
あろう事か神界・魔界と並び立とうとしたのである。
これに対し、神魔の最高指導者達が下した決断は……
人類を見放す事であった。
もはや彼らは守るに値しない存在だと。
まず、神族が別の次元へと移り、魔族もまたこの世界を捨てる様に移って行った。
神魔の保護を失った人界は緩やかに、そして確実に衰退を始めた。
だが、一柱だけ滅び行く世界に残ろうとした魔王がいた。
それが”アシュタロス”の代わりに魔王の座に付いた”横島忠夫”であった。
彼にとってこの世界は愛した少女が、ルシオラが守ろうとした世界なのだ。
たとえ神々が見放したとしても彼だけはそれが出来なかった。
シロやタマモ達、人外の力を持つ者達は横島に半ば騙される形で世界を渡って行った。
だが、ピートとカオスにマリアは横島と共にこの世界に残る事を選んだ。
ピートは嘗ての世界を守る為に”魂の牢獄”に囚われ、そして今また滅び行く世界を護る為に一人残ろうとする友を守る為に。
カオスは孫の様にも思っていた友を一人にさせない為に。
マリアは彼等と共にある為に。
そして神魔達が去った人間界は滅びを始めた。
大地は砕け、天と海は荒れ狂い、横島が残らなければ世界は一つの命も残さずに完全に滅んでいただろう。
滅びの刻は終りを告げ、世界はゆっくりと再生を始めた。
人々の文明はかなりの後退を見せたがそれでも彼等は懸命に生きようと歩み始める。
それより後、幾千・幾万もの時は流れ……
「魔王様、何処へ行かれるのですか?」
「い、いや~~。ほら、いい天気だから釣りでもしようかな…と」
「それは宜しいんですがまずは仕事を終えてからにして下さい。サボってばかりですから書類は山の様に溜まってるんですよ」
「そう?なら………。ピート君、キミに決めた!行け、書類整理だ!」
「ふざけないで下さい、横島さん!今日という今日は仕事をしてもらいます!」
「嫌ーーーっ!さんさんと照り付ける太陽がワイを呼んどるんやーーっ!武士の情け、武士の情けやーーーーっ!」
「貴方は武士では無く、魔王でしょう!」
「ならばお前はワイの執事じゃろうが!魔王の仕事の補佐をせんかいっ!」
「補佐はしますよ、補・佐・は!だから補佐をする為の仕事をして下さいと言ってるんです!」
「ええ~~い、ああ言えばこう言う」
「それは横島さんでしょう!」
ギャーー、ギャーー!
横島は魔王となり、ピートは彼の補佐をする執事となっていた。
そして彼等が住む城には……
「はぁ~、魔王様達は今日も相変わらずですね~~。さて、ハニワ兵の皆さん、絶好の魔王日和、今日も頑張って行きまっしょい!」
『ぽ~~~~~~~~~~~!』
彼女はカオスが創り上げたマリアの後期発展型アンドロイド。
”V1046-R MAHORO”横島からはまほろさんと呼ばれている。
当のカオスはマリアと共に地下に潜り、今日もダンジョンを広げている。
「わはははは~~~~~!マリアよ、此処には落とし穴と見せかけて吊り天井を仕掛けるぞ!」
「了解です・ドクターカオス」
そして、「魔王」へと「生け贄」として送り込まれた三人の姫達。
ヴァンサーブル帝国第四皇女、カズキ。
「魔王!少しは真面目にやったらどうだ!」
エストグロリア王国第十三王位継承者、トウカ。
「魔王様、私もお手伝いしますから」
何処から送り込まれたのかは謎の少女、ウシオ。
「まお~~。早く釣りに行こ~~」
「おお、そうだな。早く行こう…」
「「「仕事が終わるまで外出禁止です!」」」
「そんなご無体な~~~!」
「ぶ~~~」
嘗て、東京と呼ばれた地。
日本で唯一残された地。
其処は今や魔王が住まう島として恐れられている。
その島の名は………
『シャイナ・ダルク』
あとがき
(`・ω・)という訳で、思い付いただけの話でした。
GSとシャイナ・ダルクのクロスですね。
キャラクターを色々と入れ替えてみました。
魔王、エクソダ・セロ・クラウを横島に。
ちなみに魔王としての名前は、ヨコシマ・タダオ・アシュタロス。
安直ですね……
執事であるヴィンセントにはやはりピート。
夜の支配者、不死者の王子と呼ばれてるからぴったり。
メイドのノエルにはまほろさんにやってもらいました。
彼女しか居ないでしょう!
何しろアンドロイドで薄いむ…―( ゚д゚)→トスッ! ネッ
伝説のダンジョン職人・デズモント、ドクターカオス。
あのダンジョンの仕掛けのいやらしさ。
カオスらしくていいよネ。
ヴァンサーブルの皇女、ガレットはカズキ。
一姫無双の一姫です。
ああ、石は投げないで!
エストグロリアの姫、クリスティナはトウカ。
真・恋姫無双の桃香。
彼女が一番しっくり来たので。
謎の幼女、マープルはウシオ。
クラナド・アフターストーリーの岡崎 汐。
オイラは別にロリコンじゃ無いぞ!
ちなみに地下ダンジョンの宝物庫に居るドラゴンはゾリティアではなく、赤龍帝ドライグだったりします。
思い付いてるのは此処まで。
後はゆっくり、じっくりと話を作っていくしかないですね。
それではまた。(・ω・)ノシ
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思い付いただけの、所謂連載候補。