No.488003

ゼロの使い魔 気ままに生きる転生者 4 +α

竹取童子さん

後半に主人公のステータス入るよ!

2012-09-24 15:39:03 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:5398   閲覧ユーザー数:5255

 

いくら母上(鉄仮面)とは言え、いきなり実戦訓練・・・なんてことはなく

 

 

基本の魔法から順序だてて普通に教えてもらえた

 

 

「―――まさか、一度見ただけで基本の魔法を習得するだけではなく、ドット程度とは言え、各属性を均等に、高水準で使い分けてしまうとは」

 

 

「ふふん!余にかかればこんなものよ!」

 

 

彼の成長率とカンスト神の加護様々よな、何故これほどのものが在庫として残っていたのやら・・・

 

 

「・・・物は試しですが、ルイズのあの爆発を真似ることは?」

 

 

恐らくは不可能、4属性が使えてしまった以上、余に虚無の属性は、片鱗であっても使えんだろう。

 

 

しかし、実際に実行したことは無い、故にやってみる価値はある・・・か

 

 

「・・・では、えいっ」

 

 

詠唱はせず、魔法を行使する時のように魔力を杖に集め、振り下ろす

 

 

ッポン!と間抜けな音はするも、余の視界の内に変化は認められず・・・

 

 

「―――っ?!?!」

 

 

はて、母上の様子が何か変だ、何かをこらえているような、ま、まさか何か気に触ることでも・・・

 

 

「母上、余は、何か母上の気に触ることでも・・・」

 

 

いやいやそんなありえん、余は母上の言うとおりに試したまでなのに

 

 

「ち、ちが―――くっ・・・!」

 

 

む・・・?怒っているわけでは・・・ない・・・のか?

 

 

「は、母上?」

 

 

「ネロお嬢様」

 

 

「ぴぃっ!?」

 

 

な、何ぞ!?お、おおお落ちけ付、おちけつ!おちつけ!おちついてカリスマガードへ移行するのだ!

 

 

カリスマガード発動!カリスマガード発動!!・・・ってなんだ、アンナか、驚かせおって

 

 

「ク・・・っ!っふ・・・!―――!!――――!」

 

 

「―――畏まりました奥様、ネロお嬢様、まずはおちついてこの鏡をご覧ください、これでご理解いただけるかと」

 

 

・・・そんな大きな鏡を如何やってエプロンから出した!?・・・いや、もう突っ込むまい

 

 

「・・・特に変化は見あたら・・・!?」

 

 

あ、ああ、そんな、こんなことが・・・!何と言う事だ・・・!よ、余の・・・

 

 

 

 

 

 

「余の高貴な・・・・高貴なアホ毛がぁぁぁぁ!!」

 

 

 

 

 

 

「クッ・・・ふふふ・・・!きょ、今日のところは、此処まで…ふっ…此処までにしましょう・・・クク・・・!」

 

 

「畏まりました」

 

 

クソっ!誰が余にこんな酷い事を!!!

 

 

「ああ、ああ、余のアホ毛が・・・手入れを欠かした事の無い高貴なアホ毛が・・・!」

 

 

「ああおいたわしや、ネロお嬢様の大切な高貴なアホ毛に花を咲かせてしまわれるなんて・・・」

 

 

「はう・・・はう・・・おお、禁忌を冒すしか、アホ毛抜くしか、抜くしかないのか・・・!」

 

 

アホ毛を抜くと言う禁忌を冒すしか、道はないのか・・・!

 

 

「お嬢様、こんなこともあろうかと、変えの高貴なアホ毛を此方にご用意させていただきまして御座います」

 

 

おお!さすが余のアンナ!変えの高貴なアホ毛を用意しているとは!

 

 

「では早速・・・ってアホかァァ!結局一度余の高貴なアホ毛を抜くしかないではないか!」

 

 

まったく、危うく本当に抜いてしまうところだったわ!

 

 

「大丈夫ですよお嬢様、三秒ルールです、三秒以内に付け替えれば禁忌を冒したことにはならないでしょう」

 

 

ふむ・・・

 

 

「なるほど三秒ルールか、それなら・・・余のアホ毛は地面に落ちた食べ物かっ!!」

 

 

いまどきウチの領内の平民でもそんなことせんわ!いや、アホ毛ではなく食べ物のことだが!

 

 

「さすがネロお嬢様、ノリ突っ込みも天才的に御座います・・・では失礼して」

 

 

む、そ、そういわれては悪い気はせぬな・・・エヘヘ・・・

 

 

/ぷちっ\

 

 

「えっ――――」

 

 

・・・よの意識は、ここで暗転した。

 

 

後日アンナに聞いた話では、余のアホ毛は絶対に抜いてはならないと家訓で決まったということらしい。

 

 

いったい何があったのやら・・・

 

 

それはともかく、アホ毛はしっかり再生し、花が咲いた方の余のアホ毛は何故か花壇に植えられ、今日も元気に咲き誇っている

 

 

どういう理屈で咲き続けているのかは謎ではあるものの、そこは余のアホ毛は余に似て気合で何とかしそう、と言うことで、皆納得しているらしい。

 

 

・・・たま~にオーク鬼の頭骨がアホ毛の近くに落ちていたりするのだが、気にしないでおこう。

 

 

 

 

 

 

現在のステータス

 

 

Name:ネロ・カエサル・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール

 

Sex:女

 

系統 火:ドット 水:ドット 風:ドット 土:ドット

 

 

習得魔法

 

「ライト」

 

光の球体を作り出し、周囲を照らす魔法

 

 

「ロック」

 

施錠する魔法。鍵の付いてるものなら施錠できる

 

 

「アンロック」

 

「ロック」の魔法を解除できる。鍵の掛かったものを開錠することが出来る

 

 

「ディティクトマジック」

 

色々なものを調べることが出来る魔法

 

俗に言う先住魔法は無理らしい。

 

 

「念力」

 

扉の開閉や、手を使わずにペンでものが書けたりする魔法

 

便利。

 

ネロ的にはこれを使って敵の動きを止めたり出来ないか模索中。

 

 

「リードランゲージ」

 

読めない文字の意味を知ることが出来る魔法。

 

ネロの知識の中に埋もれていたので試しにやってみたら出来た。

 

召還されし書物はこの魔法をエレオノールに使ってもらうことで解読できた

 

 

「発火」

 

火系統の初歩

 

マッチの代わりになる。

 

ネロが本気出すとバーナーになる。

 

スペルは《ウル・カーノ》

 

 

「ファイヤー・ボール」

 

火球を生成し、目標にぶつける。

 

若干追尾機能があるらしい。

 

この魔法でのネロの目標は「連弾で最低100発同時発射とその状態で追尾性能の維持」だそうな

 

 

「コンデンセイション」

 

水系統の初歩。

 

大気中の水蒸気を凝縮し液体にする。

 

相手の周囲に大量の水を生成すれば、量によっては圧死させることも可能か・・・?

 

 

「ヒーリング」

 

怪我や病気を治す。高い効果を得るには秘薬がいる

 

スクウェアクラスのヒーリングは切断された腕をくっつけることも可能らしい

 

ネロ曰く「過剰回復というのは恐ろしいものよな」

 

スペルは《イル・ウォータル・デル》

 

 

「ウインド」

 

名前そのまま、風を吹かすだけの基本魔法。

 

 

「ストーム」

 

竜巻を作り出す単純な呪文。

 

スペルは「イル・ウィンデ」

 

 

「レビテーション」

 

物体を浮かせる。飛ぶ場合や、重い物を運ぶ場合に使う

 

スペルは「フル・ソル・ウィンデ」

 

 

「ウィンド・ブレイク」

 

風で相手を吹っ飛ばす。

 

ウィンドの上位互換・・・?

 

 

「エア・カッター 」

 

風で出来た不可視の刃を作り出して飛ばす。

 

スペルは「デル・ウィンデ」

 

 

「錬金」

 

物質を別の物質に変化させる魔法

 

固定化が掛けられている物は、固定化を掛けた術者より上の技術を必要とする

 

スペルは「イル・アース・デル」

 

 

「固定化」

 

物質の酸化や腐敗を防ぎ、あらゆる化学反応から保護する魔法

 

持続期間は術者の技術次第

 

 

 

「アース・ハンド」

 

ドットスペル。

 

地面から名状しがたきマドハンドのようなものを発生させ、相手の足を引く

 

 

「クリエイト・ゴーレム」

 

ゴーレムを作り出す。

 

大きさ、形、材質は術者次第

 

 

 

「マジックアロー」

 

魔法の矢を飛ばして相手を貫く。

 

手に纏わせて桜花崩拳ッ!とかやってみたい

 

 

「ブレイド」

 

杖に魔力を絡みつかせて刃にする魔法。岩でも両断できる。

 

術者の得意な系統ごとに刃の色や威力が違う。

 

系統の特徴を付与できないか、または、手刀から発生させることが出来ないか、さらに投げることが出来ないか模索中

 

ネロの色は「黄金」

 

 

「硬化」

 

その名の通り、対象物を硬くする魔法。

 

ネロ の かたくなる ! ネロ の ぼうぎょりょく が あがった!

 

 

 

「マジックジャベリン」

 

純粋に魔力だけで構成された槍を発生させる。

 

ブレイドとマジックアローの合体上位派生魔法

 

投げも出来るし、普通の槍のように扱うことも出来る。

 

ただし術者が未熟なので、市販の槍程度の威力しかない。

 

カリーヌが全力で発生させ、山へ向けてぶん投げた場合、山に大穴を開けるくらいヤバイと推測。

 

 


 
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