モチベさんが家出中の為、スランプ脱出しようと書いてみた落書きでしゅ。

【始まったとたん終わる物語でござるの巻】

「此処は何処だ？」

オイラは辺りを見回しながらそう呟いた。

「どっかで見たような風景なんだよな、具体的に言えばモニターの中で」

変だ、オイラは確か散歩をしてた筈。

なのに今目の前に広がっているのは一面の荒野で遠くに見える山は明らかに日本の山ではなく大陸系の山。

そして身に着けている服を見てみるとさっきまで着ていた部屋着では無く、白くて光っている学生服、あの聖フランチェスカの制服である。

そー言えばオイラに突っ込んでくるトラックを見た様な気が。

つまりこれはアレか、ネットSSでよくあるアレなのか？

オイラは天の御遣いとして恋姫外史に転生したという事なのかっ!!

ひゃっほーーーいっ！

浮かれに浮かれてMPを吸い取るような踊りを踊っていると後ろから声が聞こえて来た。

「おい兄ちゃん、いい服着てるじゃねえか。死にたくなけりゃその服と有り金全部おいて消えな」

「へへへ、そう言うこった」

「お、大人しく言う事聞いたほうがいいんだな」

俺は振り向いてその三人組に……

「(　ﾟ∀ﾟ)ノ＜へうっ！」

と、挨拶をかました。

テンションが変な方向に向いていたらしい。

「「「Σ(ﾟдﾟ;)＜へ、へう（なんだな）？」」」

三人組(バカ)は少しばかりあっけに取られていたがすぐに気を取り戻し、オイラに襲い掛かるとする。

「て、てめぇ！ふざけやがって！いいから早く身包み置いて…」

「待ていっ！この下郎共め、力無きか弱い庶人を襲おうとは恥知らずめ！我が槍で成敗してくれる！」

そこに現れたのは白い服に身を包み、赤い槍を振るうあの……

「せ、せ、せ……星タン、ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!! ……あ…」

「おのれーー！危ないと思い、助けに来てやったというのに断りも無く行き成り我が真名を口にするとは。この、痴れ者めーーーー！」

振り下ろされる龍牙を見ながらオイラの意識は途絶え、気が付くと一面真っ白な空間にオイラは立っていた。

そしてオイラの耳に何処からとも無く声が聞こえて来た。

＝おお、乱よ。死んでしまうとは情けない＝

ええ、まったくおっしゃる通りで……

続いたら笑えるカモ。