No.486895

IS<白き天使と赤の騎士>

十河さん

2012-09-21 21:40:54 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:2609   閲覧ユーザー数:2436

ストレイキャッツ

 

芽衣たちはここで待ち合わせを行っていた。

ちなみに店は貸し切りで巧たちは料理を作っている。

一夏たちは昴を交えて談笑していると一昔前のリーゼントに学ランという出で立ちの少年たちが入店。

 

「待ってたよ、弦太郎。」

「よう!待たせたな!」

 

人一倍元気な声で答えたのは如月弦太郎。

天ノ川学園高校に通う高校三年生で仮面ライダーフォーゼである。

 

「賢吾もよかった。消えたって聞いたから心配したぞ。」

「一夏に芽衣、心配かけてすまなかった。」

 

仮面ライダー部の参謀・歌星賢吾は我望の手で消滅、だが改心した我望が変身したアクエリアスのコアスイッチ修復で復活を果たす。

 

「そっちにいるのが俺や流星を助けたう、うぃ、何だっけ?」

「ウィザードな。・・そうだ、あの時紹介出来なかったっけ。俺は長谷川昴。仮面ライダーウィザードに変身する魔法使いだ。」

「・・!(ピキーン!)」

「俺は全ての仮面ライダーと友達になる男!如月弦太郎だ!よろしくな!後輩!」

 

弦太郎と昴は拳と拳をぶつけ友情の証を結ぶ。

そうこうしている間にもテーブルには料理が並べられていく。

 

「弦太郎たち、ラビットハッチは残念だったけどホロスコープスとの戦いお疲れさま!」

「まだ財団Xがスイッチが持っているから油断はできないが、とりあえず弦太郎たちの戦いが一区切り着いた事と宇宙仮面ライダー部設立を記念して・・。」

「「「カンパーイ!」」」

 

グラスがぶつかりあう音が店内に響きささやかなパーティが始まった。

ゴスロリ調の少女・友子の昴を見る目が輝く。

 

「どんな魔法が使えるの?」

「えっと・・。」

 

友子の剣幕に昴はタジタジになる。

各々が楽しんでいると芽衣が話を切り出す。

 

「さて、今日集まってもらったのは学園祭の出し物について話し合いをしようということなんだ。」

「それなら俺たち天高とそっちの合同で出そうか?」

「いいな。なら去年みたいに仮面ライダーについてまとめるか。仮面ライダーの存在は委員会によって都市伝説化している。アピールすることで何とか危機感を持たせてやりたい。」

 

各々が映像や写真などを集め、実際に有希・ディケイドに出てもらうことで話はついた。

天海家

 

「・・ふっ!」

 

芽衣は2m以上ある長い刀を激しく振るい、藁人形を斬り倒す。

 

「はぁはぁ、八刀一閃は難しい・・まだ切り口が乱れている・・。次行こう。」

 

新しく藁人形を立ててなぎ払いを決める。

すると藁人形はズタズタに切り刻まれる。

 

「・・サソードの変身者が結構な使い手とはいえ、正宗を使いたくないのが本音だけどな・・。」

 

刀は天海家で代々伝わる正宗。

扱うには高い身体能力と刀に振り回されない筋力が必要となる。

もし未熟者が扱うと筋肉断裂などの重傷を負ってしまう。

 

「英雄と大量殺人は紙一重・・か。」

 

正宗を納め、力を託して消えた鏡像芽衣が言っていた言葉を思い出す。

 

『あんたは私の力の全てを受け継ぐ・・心配ないと思うけどあえて言うわ・・。英雄と大量殺人の違いは戦争であるかないかだけ・・。私たちの力を誤った方向に向けてはダメ・・使い方を誤ればあの女と同じになるから・・。』

 

戦争に置いては多くを殺せば英雄と崇められ、戦争ではないところで多くを殺せば犯罪者、もしくはテロリストとして扱われる。

まさに英雄と大量殺人は紙一重。

 

「織斑先生は白騎士事件で全世界の女性の英雄になった・・。変わりに真実を揉み消され、僕みたいに家族を亡くした人や虐げられている男の人が多くいる。その中で束さんは事件の真実を知り、泣いて己の罪を数え、今はISの研究を頑張り、いろんな人と交流を重ね頑張っている・・。でも先生は事件の真実を知らず、委員会や権力の言いなりになってる・・。篠ノ乃さんやサソードの変身者は英雄になりたいのかな・・?僕は英雄や剣士じゃない・・ただひたすら頑張ってきただけ・・。」

 

そう言った後、芽衣の背中から黒の片翼の翼が生える。

途端に力が湧き出て来るのが感じ取れる。

 

「消えた鏡像の僕と一つになってから生えたこの翼・・誰にも見せた事のない僕の翼・・。僕は半分ファントム・・中途半端だよね・・。」

 

そう呟いた後、翼を納める。

 

「今日はここまでにしようかな・・翼出したら疲れちゃった・・。ふわぁ・・。」

 

居間に着いた途端に死ぬように眠りについた。

翌日

 

(んぅ・・両脇から何か柔らかくていい匂いがする・・。)

 

「あん・・。」

「・・へ?こっちは・・?」

「むぅ・・。」

 

芽衣はガバッと起きて布団を捲ると恋人のシャルと妹分のラウラが体を丸めて眠っていた。

二人ともワイシャツ一枚という魅惑的な格好をしていた。

結構大きいシャルの胸が芽衣の右腕に当たり形を変え、控えめの大きさのラウラの胸は意外と柔らかった。

 

「(二人とも柔らかい・・じゃなくて!)起きて二人とも!」

「ふわぁ~。」

「おはよー。」

 

寝ぼけ目でおきる二人。

 

「何で・・?まぁ布団はありがとう。」

「芽衣、布団もかけないで寝ていたからさぁ。」

「そこで私たちが布団を持ってきたわけだが兄さんの寝顔を見ていると・・な。」

 

二人は顔を赤らめながら答える。

見た目と違い、鍛練された肉体。

そこへ女の子みたいな寝顔の芽衣のギャップがいいらしい。

 

「・・・。(僕が草食系とはいえあの姿は反則だよ・・。)」

 

芽衣の脳裏に二人の姿が浮かび上がる。

シャルの大きい胸から見える谷間、腕に感じるラウラの柔肌・・。

肉食系の鏡像芽衣と融合したとはいえ、まだ草食系の芽衣でも刺激が強かったようだ。

BSAA

 

束が湊から送られてきた映像から赤椿を解析していた。

 

「ムムム・・これはいけないね。」

 

プログラムを見て顔をしかめる。

そんな束を見てジルが声をかける。

 

「束、どうしたの?」

「これ、ゼロシステムと見せかけて警視庁の人が廃棄したはずのG4システムだよ。しかも改良されてる。でもゼロシステムには及ばないよ。」

「・・あなたの妹さんが危ないわね。どこが開発したのかしら?確か日本の企業だって言っていたけど。」

「ちょっと待っててね。」

 

束はコアネットワークにアクセスしてナンバーから開発元を辿る。

すると赤椿はノーナンバーであることが発覚。

 

「束、あなたまさか開発したの?」

 

ジルはハンドガンを手に取り束に問う。

 

「作ってないよ~!だからそのハンドガン下ろして~!」

 

束は冷や汗を垂らしながら答える。

 

「なら誰がコアを?」

「・・私に化けたワームかも。財団Xの息がかかっているのなら可能かもしれないね・・。」

「とにかく一夏たちガンダム持ちに連絡しておかないと。何とかして赤椿を回収、あなたが改良する・・でどう?」

 

ジルの作戦に束は親指を立てて答える。

鏡像芽衣が芽衣と融合しました。

 

いつかその話を書けたらなと思います。

 

芽衣は八割草食、二割肉食。

 

エッチではシャルが攻め、芽衣が受けが多いです。

 

最近ラウラもこの輪に入りつつあります。

 

赤椿に積まれていたのはG4システムでした。

 

コアを作ったのは束ではありません。

 

どこかにいる束のワームがコアを製作。

 

企業も財団Xの息がかかっている所?

そして巨人優勝!

 

始まった頃はあんだけ補強して最下位なんて・・。

 

なんて思っていた自分がいました。

 

交流戦では優勝。

 

そして勢いそのままに駆け抜けて優勝!

 

次はクライマックスシリーズ。

 

この調子を維持して頑張ってもらいたいものです。

 

感想待ってます!


 
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