雪蓮 拠点 ~小覇王落日~
建業 街
雪蓮はいつもの様に政務をほったらかしにして、
街に来ていた。
酒屋亭主「雪蓮ちゃん!北から新しい酒が入ったぞ」
雪蓮「(北と言うと天の御使いの街ね)どんなお酒?」
酒屋亭主「日本酒と言う酒ですわ」
雪蓮「へぇ~興味あるわね・・・買うわ」
雪蓮はつまみを買い近くの森へと足を運んだ。
雪蓮「グビッ・・・くぅ~美味しいわね・・・
天の御使いか~言って見ようかしら・・・
そろそろ王の座も蓮華に譲ろうと思うし・・・
お母様も向こうに居ると言う噂があるし」
雪蓮は天の御使いに会いたいと強く願った。
雪蓮「さてと~・・・誰!」
シャキッ
雪蓮を見ている視線に気づいた。
雪蓮「出てこないならこっちから行くわよ・・・そこっ」
シュッ
スカッ
雪蓮「・・・!」
カキッ
雪蓮「へぇ~なかなかやるわね」
威瑠亜「あんたこそね~」
威瑠亜が現れ
劉副「さすがは、孫伯符・・・では、これならどうですかな?
・・・縛!」
雪蓮「クッ!(動かない!)」
劉副「睡!」
雪蓮「くっ(冥琳、蓮華を)・・・・zzzz」
バタッ
威瑠亜「ええ~もう少しやりたかったのに~」
劉副「我らの目的を忘れるでない」
威瑠亜「は~い・・・ブツブツっ」
劉副「さて、小覇王は我の手に落ちた・・・」
建業 雪連の部屋
冥琳「またあいつは!・・・誰だ」
スッ
徐進「お初にお目にかかります・・・徐進と言う物です。
・・・小覇王は落ちた・・・意味が解りますね?」
冥琳「!・・・何をさせたい」
徐進「いえ、ただ・・・北軍を潰して頂きたい・・・と言う事です」
冥琳「・・・北軍は今や強大いづれ戦うだろう。」
徐進「なら、いい情報を与えましょう。北軍は江口を狙ってます。
・・・どうしますか?」
冥琳「言うまでもない・・・追い返すまで・・・」
徐進「では、盛大に盛り上げてくださいね。小覇王の為にもね・・・」
スッ
冥琳「(クッ・・・雪蓮!無事でいて・・・)」
そして、小覇王行方不明となり、孫権が次の王になる事に。
炎蓮 拠点 ~北郷軍のマザー?~
炎蓮「コラッ!そこ!もっと腰をいれんか!バカタレ!」
バシッ
兵士「すいません!」
炎蓮「いいか!戦は一人のミスで何人も死ぬことになる!
ソコっ!」
バシッ
兵士「はいっ!すいません!」
炎蓮は調練の真っ最中だった。スパルタだが、
逃げ出すような兵は1人としていない。
それは、母の様に愛情よく接しているからだ。
親がいない兵士は本当の母の様に慕っている。
炎蓮「今日はここまで!」
兵士達「ありがとうございました!」
そして、炎蓮は1人1人見て回る。
炎蓮「大丈夫か?」
兵士「いえ!これくらいは何でもないです!」
炎蓮「それでこそ男じゃ!」
解散宣言をし、兵達はそのまま、後にする。
次は厨房に行った。
千登里「こっこれをこうして・・・」
炎蓮「戯け!水を切れ!油が飛ぶであろう!」
千登里「はっはい!」
現在は千登里、京に料理の指南をしていた。
京「きっ切れました!」
ネギを刻んでいたが
炎蓮「バカモン!ちゃんと切れてないじゃないか!」
ネギは所所繋がったままだった
京「すっすいません!」
後ろでは・・・星、恋華が酒を飲んでいた。
星「は~はっは!ネギ如きが切れんとは」
恋華「千登里~注意されっぱなしじゃないか~」
2人は野次を飛ばしながら酒を飲んでいた。
京「お前ら!酒飲んでるだけじゃないかよ!」
星「無論その通りだ!b」
恋華「うむ、ただお主らをつまみにしとっただけ」
千登里「く~見てなさいよ!」
2人は酒を飲んでいたが・・・
ヒョイっ
星「なっ何をするのですか!」
炎蓮「ほう・・・お主らも指南を受けるかの?」
星「・・・さて、警邏の手伝いにでも行くかの恋華」
恋華「うむ!それがいい!」
2人は炎蓮の怒りオーラーでその場から逃げ出した。
京「ププッいい様」
千登里「天罰ですね」
炎蓮「京!刃物を持ちながら笑うな!
千登里!火から目を逸らすな!」
2人「「はっはい!」」
こうして、2人の指南訓練は続いていった。
夜
炎蓮「ふぅ~疲れたの~湯でも浴びるか」
そのまま浴場へ
一刀「生き返る~」
ガラガラッ
一刀「ん?・・・!炎蓮!」
炎蓮「なんじゃ、一刀も入っておったのか」
一刀は直ぐに出ようと思ったが
炎蓮「何を恥ずかしがる。」
炎蓮はそのまま手を引き、湯船へ
一刀「(く~息子が・・・)」
炎蓮「~いい湯じゃ~?どうしたのじゃ?」
一刀「いえ、何でも」
前鏡になりながら湯に使っている。
炎蓮「いい所だな~ここは」
一刀「えっ?」
炎蓮「何がえじゃ!・・・
ここは家族と言う暖かさがあるの」
一刀「心配ですか?孫策さんの事が」
炎蓮「ふむっ心配じゃないと言えば嘘になるな
だが、いい年なんだから一人立ちしてもらわんとな。
もし、死んだりしたらそれまでの子じゃって事だ。
今は北郷軍水軍都督じゃ。
それに、ここにはほっとけない子供が多いからの
はっはっは!」
豪快に笑う炎蓮だった。
炎蓮「それにな、江東の虎はあの時死んだ。
今は北郷軍武将炎蓮じゃ。
第2の人生を歩むのもいいかもしれんな」
一刀「炎蓮ならきっと出来ますよ」ニコッ
炎蓮「うっうむそうじゃな。
(ふむ、ワシもつくづく女じゃの)
それより主殿、そろそろ全部見せたらどうじゃ?」ニヤニヤ
一刀「ちょっそれは・・・分かって言ってます?」
炎蓮「どうかの~」
一刀「(ええい!男がうじうじしてどうする!)」
バッ
炎蓮「ほう~なかなか立派じゃな・・・
ふむ、ワシに任せておけ」
一刀「ちょっ!!ああああ!」
翌日一刀は干からびていたと言う。
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今回の拠点は家族拠点です。どうぞ^^