No.471600

真・残念✝無双  第5話

システマさん

今回からオリキャラが登場します

オリキャラ苦手な人はごめんなさい

多分ここから本編

2012-08-17 21:38:14 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:2198   閲覧ユーザー数:1915

※今回からオリキャラ登場します

 

オリキャラ苦手な人はごめなさい

 

 

 

「ではこれから皆さんに殺し合いをしてもらいます」

 

 

 

 

ッガガ

 

 

教卓に向けられ竹簡が投げられた

 

 

はっはー甘いな元直よ

 

 

すでにその攻撃は見切っておるわ

 

 

俺はその攻撃を体全体を使い左によけた

 

 

よけたが・・・目に映るは既によけることの不可能な位置にある竹閑×5

 

 

ガガガガッガガ

 

 

ガタッ  ドコッ  グシャァ・・・・・・・・

 

 

はは・・・・あまいな・・・バタッ

 

 

 

 

 

 

 

「はわわ、ひ、雛里ちゃんどうしよう殺し合いだって」

 

 

「あわわ、しゅ、朱里ちゃん落ち着いてまずは武器の確保だよ」

 

 

「ひ、雛里ちゃん、やる気なの?」」

 

 

 

 

「ってい そしてさらにってい」

 

 

 

 

私はあのアホの言うことを聞いてしまった2人の後輩に手刀を下す

 

 

 

 

「ふにゃ あわ、元直さんなぜ?」

 

 

「はうあ、私はなぜ殴られたんですか!?」

 

 

「士元 あのアホをやれば全て解決だろ あと孔明はなんとなく」

 

 

「あわわ、さすが元直さんでしゅ」

 

 

「雛里ちゃんさすがじゃないよっ!それに元直さんなんとなくで殴らないでくださいっ!」

 

 

私の2人の後輩、1人はとんがり帽子を被り青髪を頭の両端で結んでいる少女

 

帽子と服には大きな飾りが着いており、殴られたところをさすりながら答える

 

もう1人は金髪で帽子をかぶった少女

 

こちらも帽子と服には大きな飾りが着いており納得がいってない表情で私を見つめて言う

 

 

 

「まぁまぁ孔明が可愛かったから仕方ないさ」

 

 

 

「そ、そんなのじゃ誤魔化されません」

 

 

 

とそこへ

 

 

 

 

「ハハハハハ、甘いぞ元直 あの程度この私が破れると思ったか

 

 

 こやつは貰って行くぞ」

 

 

 

いつの間に復活したのかアホに孔明が奪われてしまった

 

 

 

 

「あわわ、朱里ちゃぁーん」

 

 

「ひ、雛里ちゃん

 

 

 せ、先生もおろしてくだしゃい

 

 

 今ならまだ罪をつぐなえましゅ」

 

 

 

「孔明・・・もう俺の手は汚れちまったのさ

 

 

 だから最後にお前だけは救い出そうとしたんだがそれも無理だったようだ・・・

 

 

 孔明・・お前は生きろ・・おれはもう『ッグシャア』ッガフゥ」 バタッ

 

 

「せ、せんせーい」

 

 

 

 

何か喋っていたアホに竹簡を振り下ろす

 

 

 

 

「ふふ、さすがは元直だ この俺の一瞬の隙をつくとは」

 

 

「まだ生きていたのかしぶといなホントに」

 

 

 

 

(隙だらけだったのでしゅ)

 

 

(隙しかなかったのでは)

 

 

2人の後輩がつぶやく

 

 

 

 

「だがな例え俺が死のうといずれ第2、第3の俺が現れお前を倒すであろう・・・・グフッ」  バタッ

 

 

 

 

「あわわ、先生が2人や3人もいたら大変でしゅ」

 

 

「はわわ、雛里ちゃん言いすぎだよ」

 

 

悪は去ったがはわあわ言ってる2人を見て私はため息をついた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時をすこし遡り

 

 

 

 

 

 

迷った

 

 

 

 

 

というか迷っている最中だ

 

村をでてすでに5日がすぎている

 

劉備の話では3日あるけば街に着くと言っていたが街が見える様子はない

 

辺りを見ても木しか見えない

 

木々が茂り暗くなり少し不気味だ

 

食糧はとっくになくなり食えそうな草を食べて飢えをしのいでいる

 

 

まぁだが現代にいたころ及川と2人で富士樹海ツアーをしたころに比べたらましだな

 

及川にいい所があると言って黙って連れて行き置いていこうと思ったが

 

2人して迷いさまよった

 

 

そうかあの頃から俺は人生という迷路に迷い込んだのだな

 

 

1人そう思っているとどこからか声が聞こえた

 

 

 

 

 

 

 

「えええんっっひ、っせんせーい、ひなりちゃん・・・、元直さぁん・・・ぐす」

 

 

誰か泣いてるのか、まぁ賊とかの気配はないし向ってみるか

 

 

そこには女の子がいた

 

金髪でベレー帽みたいなものを被り大きなリボンが帽子と服についている

 

足を見ると転びでもしたのか血がでている

 

足が痛むのか座り込んでいる

 

何この子可愛い

 

持って帰ってもいいかな

 

傷ついた小動物を見るような温かい目で少女を見つめる

 

 

ッハいかいかんあやうく犯罪者になるとこだった

 

確かに俺はロリコンでもあるが3次の幼女は傷つけない

 

3次の幼女は愛でるものであって決して自分の欲望を押し付けてはいけないのだ

 

だがもし幼女の方からお誘いがあった場合どうすればいいのか

 

深いテーマだな真剣に考えねば

 

 

 

「あの」

 

 

 

そもそも定義として幼女は何歳までが幼女かということを考えねばならない

 

以前及川は見た目重視派といっていた

 

確かに見た目は大事だし中身が成長してるのに外見は幼女というギャップもいい

 

 

 

 

「はわわ・・・どうしよう・・・・あ、あの!!」

 

 

 

 

だがどちらかというと俺は性格重視派だ

 

もちろん一定のラインはあるがせいか「あ、あの!!!」

 

気づくと少女がこちらを見ていた

 

ここは紳士として行動するべきだ

 

 

 

 

「お嬢さん 大丈夫ですか?」

 

 

「はわわ、よかったです 」

 

 

「・・・ぐふぅ 」

 

 

 

彼女のまぶしいほどの笑顔をみてしまった俺は倒れこむ

 

 

 

 

 

「っはわわ、だ、だいじょうぶでしゅか!!」

 

 

「っごはぁあ 」

 

 

 

噛みっ娘か、可愛すぎる

 

噛んでません かみまみた かむにさんだー

 

 

 

 

「・・あぁ大丈夫だ。心配してくれてありがとう

 

 ところで君こそ大丈夫か?

 

 見たところ足を怪我してるけど」

 

 

 

 

心配させないよう立ち上がった俺は言う

 

 

 

 

 

「はぅ、ちょっと足を挫いてしまって

 

 痛くて歩けなかったので休んでいたんです。

 

 そしたらだんだん暗くなってきちゃって・・・・」

 

 

 

今の自分の状況を思い出したが少し暗くなる

 

 

 

「だったら俺が家まで送ってあげるよ

 

 俺は北郷一刀 君は?」

 

 

「あ、ありがとうございます

 

 私は諸葛亮 字は孔明です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(孔明の罠かよ!!)バシッ

 

近くの木にツッコミを入れる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はわ、な、なにを?」

 

 

「いや、ちょっと虫がいてね」

 

 

いつもの俺だったら大声で叫び木を蹴り倒し思いっきりジャンプしてから3回転ツッコミをしただろう

 

これが及川相手ならその後でボコボコにする

 

 

だが相手は可愛い女の娘だ

 

 

もう1度言おう

 

 

 

可愛い女の娘だ

 

怯えさせてはいけない

 

ゆえに俺はあの程度のツッコミで済ませたのだ

 

この子が何をいおうと受け止める自信はある

 

 

 

例えば

 

 

 

「実は私地球を侵略するために宇宙からきたエイリアンなんです」

 

 

「そうだったんだ 大丈夫さ 愛に国境はないさ」

 

 

「素敵!抱いて!!」

 

 

Happy end

 

 

となるだろう

 

 

 

 

 

「はわわ、なにか失礼なことを考えられている気がします」

 

 

むむ、さすが孔明鋭いな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅここでいいのか?」

 

 

「はい!ありがとうございましゅ」

 

 

 

山の上にあったでかい家についた

 

ってか階段なげえよ

 

なんでこんな山の上に住んでんの?

 

街に住もうぜ

 

そこに1人の女性が現れた

 

また美人な人だな

 

 

 

「朱里!!!」

 

 

「しぇんせい~・・っぅうグス、遅くなってしゅいませんでしたぁ」

 

 

「よしよし、いいのよ あなたが無事だったんだから」

 

 

 

 孔明がその女性に抱きつき泣きじゃくっていた

 

 女性もそのまま孔明の頭をなで抱きしめている

 

 良い光景だな

 

 

 

 

「怪我は平気?」

 

 

「はい あの人が手当をしてくれてここまでつれてきてくれました」

 

 

「そうでしたか 私の生徒を助けていただきありがとうございます

 

 わたしは司馬徽 字は徳操と申します

 

 よろしければお礼に食事を御馳走させてください

 

 今日はもう遅いですし泊まっていって下さい」

 

 

「えっと俺は北郷一刀です。

 

 実はちょっと迷子でしてありがたくお礼を受けさせて頂きます」

 

 

 この人が水鏡先生か・・・・

 

 っはということはさっきのが伝説の好好(よしよし)か

 

 よしよし界ではその名を知らぬ者はいないという伝説をこの目で見るとは・・・

 

 

 

 

 

「では紹介するわねこちらが孔明を助けていただいた北郷一刀さん

 

 で北郷さんこっちの2人が

 

 

「あわわ 龐統です 字は士元です よろしくでしゅ」

 

 

「徐庶 字は元直だ 孔明を助けてくれて感謝している

 

 ありがとう まぁよろしくしてやってくれ」

 

 

「俺は北郷一刀です まぁ助けたのは偶然だし

 

 おれも迷子になって困ってたからむしろ助かったのはこちらの方だよ」

 

 

 

またすごいのがきたな

 

 

龐統は青髪のツインテールでなぜか魔女っ子帽子をかぶっている

 

そして幼女 そして噛みっ子

 

時代先取り過ぎだろ

 

元直は黒髪を短く切りそろえていてボーイッシュな感じだ

 

釣り目で猫っぽいな 猫耳とか似合いそう

 

年は俺と同じくらいか

 

 

 

というかここまできたらこれ三国志の武将とか全部女なんじゃないかと思う

 

良かった これで以前作ってしまった貂蝉のフラグは折られただろう・・・・

 

 

 

 安心した気になっているとおもしろそうな顔をして元直が聞いてきた

 

 

「ところで北郷殿は姓が北、名が郷、字が一刀でいいのか?珍しいね」

 

 

 また聞かれたな まぁいいか

 

 

「そんな感じかな」

 

 

「ほほぅ、では一刀殿迷子になる前は何をしておられたので?」

 

 

「殿はいらないよ 迷子になる前はえーっと旅の・・・」

 

 

 

 

 商人は前に使ったし荷がないのはおかしいよな

 

 前回は関羽だから誤魔化せたがこのメンツは無理っぽい

 

 考えろ・・・・

 

 

「旅の?」

 

 

「・・・旅芸人・・・・・・かな」

 

 

 芸人って俺・・・・・まぁいいか・・・これでいこう

 

 

「はわわ、そうだったんでしゅか?」

 

 

「うん、そうだったみたい」

 

 

「みたい?」

 

 

「いえ、そうでした」

 

 

「あわわ、どんなことができるんでしゅか?」

 

 

「えと話とか歌とか手品とかかな」

 

 

うん現代の知識を使えばなんとかなりそうだな

 

 

よし

 

 

 

「では1つ お見せしよう」

 

 

 俺は椅子から立ち上がり左手の甲を孔明達に見せ右手をその上に乗せた

 

 

 

「いくぞ!!!!!

 

 

 こちらの指にご注目!!!

 

 

 

 あ、ゆびがあああああああああ、指がとれてしまった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っあわわーーーー!!!」

 

 

 

 

「っはわわーーーーー!!!」

 

 

 

「あらあら」

 

 

「っくっくく 面白いな」

 

 

「しゅ、しゅいきょうしぇんしぇいは、はやくくっちゅけないと」

 

「はわわわ、たいへんでしゅ!!」

 

 

 

 

 

予想以上に受けた

 

手を元に戻し

 

「はい くっつきましたー!」

 

 

 

「あわわわ・・・・」

 

 

「はわわ・・・・」

 

 

「っくくっく相変わらず2人は可愛いな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・とそこで現れたのがシンデレラです。

 

 シンデレラは言いました『桃太郎!!ここがお前の墓場だ!!』

 

 桃太郎は窮地に追い込まれたかに見えましたが『ふふ、甘いなシンデレラ!私はあと2回変身を残している。この意味がわかるか?』

 

 そうです。暗黒大魔王である桃太郎には・・・・・」

 

 

 

 

「あわわ シンデレラさん大変でしゅ」

 

「はわわ 2回も変身を・・・・」

 

「くっくく なかなか愉快だな桃太郎とやらは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食事も終わり孔明と龐統は眠ったみたいだ

 

元直はやるべきことがあると言いどこかへいった

 

 

 

 

水鏡先生に部屋をあてがってもらいそこに案内される途中

 

 

「北郷さん今日は本当にありがとうございました

 

 あの子を助けていただいたのもありますし、

 

 あんなに楽しそうにしている3人を見たのは久しぶりでしたわ」

 

 

「それはよかったです。

 

 俺に出来ることは少ないですからね」

 

 

「そこで1つ提案というかお願いなんですが

 

 しばらくここで働いていただきませんか?

 

 今住み込みでいるのはあの3人だけなのですが

 

 私の手伝いをしていた者が仕官した為人手が足りていないんですよ

 

 もちろんお給金を少ないですがお支払しますし

 

 孔明と士元は人見知りがちな所がありまして北郷さん程になつくのは珍しいんですよ」

 

 

「えっと俺字がちょっとあいまいなところあるんですが・・・・」

 

 

「でしたらご教授させていただきますわ

 

 仕事といってもそれほど難しいものではありません」

 

 

確かに条件は半端なくいい

 

しばらくここで働くのも手か・・・・

 

 

「はい お願いします

 

 微力ながらお手伝いさせて頂きます」

 

 

 

「ありがとうございます

 

 あの子たちも喜びますわ」

 

 

 

こうして俺の就職が決まった

 

 

 

 

 

 

 

 

そして労働の日々が始まる

 

まぁ仕事といっても掃除、炊事、買い物、薬草の採集、力仕事・・・エトセトラ

 

ほとんど雑用みたいなことだった

 

俺の勉強は元直が教えてくれていた

 

教え方もうまくなにより色々な話をするのが楽しかった

 

まぁたまにやんちゃもするが気兼ねなく話せる存在となった

 

水鏡先生とも色々話しをし

 

何やら授業をやらないかと言われた

 

 

曰く「知識の幅が広く、考え方も柔軟で発想の着眼点もよい

 

   好きな話をするだけでいいのでやってほしい」とのこと

 

 

まぁ好きな話といわれたので好き放題やった

 

 現代の映画の話 農業に使える道具の話 政治と宗教の関わりの話 宇宙の話 

 

 真面目な話もちゃんとするので生徒には好評だった

 

そんなこんなで俺の日々が過ぎて行った

 

 

 

 

 

 


 
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