No.464070

現象起こしの転生者 第四十二話

notrinkさん

神様と転生した主人公が
めだかで原作に入るお話

※注意※
めだかボックスの二次創作です

続きを表示

2012-08-02 23:51:55 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:949   閲覧ユーザー数:918

零(分身)SIDE

 

俺がめだかを潰した後帰り道で

まぐろと名瀬にめだかの成長具合を報告した

二人は驚いていた、俺は原作通りだと驚かなかったんだが・・・

まぁそのあと教室では本体がすでに帰ってたから俺は消えたよ

 

今日はもうお開きのようだったが

 

次の日

零(本体)SIDE

~~生徒会室~~

 

「「「「「・・・・・」」」」」

 

「姫ちゃ~ん」

 

「兄さん、くすぐったいです」

 

「くーすー」

 

「可愛い寝顔☆」

 

生徒会は通常営業だ

身内間の対立が嘘のようにな

 

「めだかちゃん、この書類にハンコ頼めるか?」

 

ほら、当事者の善吉もいつも通りの顔だ

めだかは不思議そうだが

 

「ふむ、ところで善吉よ、私と戦うのはやめたのか?

昨日のこともあって今日は待ち構えているのだが・・・

一度で諦めたのか?」

 

そんなことで善吉があきらめるわけないだろ?

俺が作った主人公ですよ?馬鹿は大概にな

 

「諦めない!俺はお前に勝つぜめだかちゃん!」

 

ほらな

善吉は元から一度や二度で折れるやつじゃない

さて、こっちも・・・意思疎通する技『意心伝信(ワードリンク)』

 

『姫ちゃん、この後ってどうする?』

 

『えと、私に言われても・・・私はよくわかんないですし・・・』

 

『次の大きなイベントは体育祭でしょ?』

 

そういえばそうだっだ

ナイスです廻さん、じゃああの綱引きでもやるか

 

『創は?』

 

『寝てるわよ、さっきから』

 

姫ちゃんにくぎ付けで気付かなかったぜ

流石、女神こと姫ちゃんだな

 

『まぁ体育祭お休みってことで』

 

『了解』

『わかりました』

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 

さて、一気に飛んで悪いな、体躯際の日だ

 

「『さて貴様たち!今日は体育祭(まつり)だ!踊れー!!!』」

 

うん、めだかの声がうるさいね

屋上でせっかく姫ちゃんを膝枕して風に当たってたのに台無しだ

俺らの組?一応赤だぜ(創と廻は白)、出る種目はまだ先だが

一番最後には重労働もある

 

「そういえば今日は応援で都城さんたちが来てたっけ?」

 

何人だったけ?初期メンバーの百人くらいだったな

さて、どこに・・・

 

「邪魔するぞ」

 

ん?誰か上がってきたのか・・・

って都城さんじゃねーか

 

「久しぶりです、都城さん」

 

「うむ、久しぶりだな、そしてお前が膝枕をする側とは珍しいな」

 

「偶にはね」

 

寝顔も見られるし・・・

この大きな音の中で寝れる姫ちゃんもすごいけどね

 

「この学園は変わったな」

 

「そうですね」

 

まぁ初期のころじゃあ無理ですよ

十三の生徒も普通に参加するなんて

 

「十三生の内で制御不能の奴らを制御可能にしたんだって?」

 

「そうですよ、まぁ一日潰しましたが

でも、都城さんみたいに完成はさせてないですし

制御できるようにしただけですけどね」

 

実質的な強化はやってない、強化したからこそ

行橋さんのは的を絞れるようにもなったんだ

 

「お前は参加しないのか?」

 

「参加しますよ、三種目くらいは」

 

「全力は・・・やめておかないと他が心配だな」

 

保険委員が大サービスしないとダメになります

俺らが参加するのは三種目(そこまで被害が出ないであろう種目)だけですよ

 

「綱引きか~」

 

「どうした?」

 

「いや、最後に俺らが出るんですよ、しかも二ラウンド目に」

 

四対一とか舐めてるよね

マジ潰したい

でも、今回はちょっと面白くするか

 

「それで相談なんですけど、都城さんたちも入りません?」

 

「俺の方がか?どちらに?」

 

「俺らの敵の方に・・・・」

 

「・・・そうか、いいだろう、

他の者にもお前たちの強さを見せたかったから

ちょうどナイスタイミングだな」

 

ではでは、成立成立

 

―――――――――――――――――――――――――――

さて今からが俺たちが担当する最初の種目だ

そのなも・・・

 

「『これより!赤白代表チームによる二人三脚レースを行います!!』」

 

だ、そうだ、このレースは

赤と白より二人の組を六つ作り、合計十二組で

レースするゲームだちなみに距離は二百メートル

 

「『重要メンバーはやっぱりこの四人!

我らが学園が誇るツーバカップル!神谷と終カップルだー!』」

 

うん、聴いたね?俺と姫ちゃん

創と廻さんで組みなんだ

 

こっちのメンバーは・・・うん、特筆はいない

モブ君たちだ

 

「やっぱりこの二人が要注意なんだよなー」

 

「何言ってんだよ?俺らからしてもお前が一番要注意なんだぜ?」

 

いやいや、そんな呆れた顔で見られても困るしよー

 

「兄さんと歩幅が違うので足手まといにならないか心配です・・・」

 

「大丈夫よ、零君は足手まといなんて思わないし

頑張れば褒めてくれるわよ、勝ち負けは二の次よ」

 

「そうですよね・・・」

 

ああー姫ちゃん、可愛いよ、姫ちゃんマジ女神

今日は家帰ったら二時間ほどイチャイチャしてよう

 

「つかお前ら早く用意しろよ」

 

なんだねモブ一号君よ

仕方ないな、君がそういうなら仕方ないから用意しよう

 

「姫ちゃん、こっちおいで」

 

「はーい」

 

「創、これどうするんだっけ?」

 

「仕方ないな、俺がやるよ」

 

『このカップルはいつも通り仲良しだな・・・』

 

この紐大丈夫か?脆いから強化しとこう

規則制限、この紐が切れなくなる、これでいいだろ

 

「さて、これで良し、姫ちゃん大丈夫?」

 

「はい問題ないですよ」

 

うんうん、じゃあ動かそうか

 

「1、2で1で縛ってある方でいい?」

 

「わかりました」

 

「「せーの」」

 

「「1,2,1,2,1,2」」

 

うん、いい感じ、流石姫ちゃん

なでなでしよう

 

「よくできました」

 

「えへへへ」

 

「『さて、皆様!準備が出来たところからスタート位置についてください!』」

 

ん、行かないとな

 

 

「『さて皆様準備はよろしいでしょうか!』」

 

「さて、姫ちゃん大丈夫?」

 

「さっきも言いました、大丈夫ですよ」

 

「零、手加減抜きだ!」

 

「お手柔らかにねお願いね姫ちゃん」

 

手加減するのかお手柔らかにするのかどっちだお前ら

まぁ今回は姫ちゃんに合わせるが

 

「『それでは!よ~い』」

 

「「「「移動用強化」」」」

 

「『ドン!』」

 

ズガンッ!!!!

 

『のわあああああ!!!』

 

「「ついた!」」

 

『・・・・・』

 

「俺らが一着だ!」

 

「いや、俺らだね!」

 

「まぁまぁ兄さん」

「創、落ち着いて」

 

『このカップルは・・・』

 

まぁ最終的には創が勝ったんだけどな

スーパースローカメラでの詳細なレース中の描写はこんな感じだ

 

「『ドン!』」

 

「「「「せーのっ」」」」

 

「「「「1,2,1,2,1,2」」」」

 

上手いよ姫ちゃん、ちゃんとできてる!

 

「オラオラ!創、そんなもんか!?」

 

「ああ!?お前らこそそんなもかよ!?」

 

「まぁまぁ落ち着いて」

 

「そうよ、楽しまなきゃ」

 

「「はーい」」

 

っで、全力でやったら、鼻先ほどのさで負けてしまったのだよ

悔しいなぁ、まぁ仕方ないが

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

皆さんに報告だ、さっきの二人三脚で俺達が出られるのが

三種目から二種目になりました

そのせいで・・・

 

「・・・やりたくない・・・」

 

気分が下がりました

 

「すーすー」

 

そして姫ちゃんを起こしたくない、かわいそうだから

 

「おーい零、さっさと行こうぜ」

 

だから、今更空気を読まずに来た創もウザい

隣の嫁さんとイチャイチャすんな!

 

「面倒くさいんだよ」

 

「零君どうしてもだめかな?」

 

廻さんに言われたら強く言えないですけど・・・

 

「それでも面倒だしな~」

 

この膝枕をやめると言うのも耐え難いし~

もうこのたいいくさいすらも・・・・

ん?ほっぺたが気持ちいいぞ?誰の手かな?

 

「兄さん、おはようございます」

 

「あ、うん、おはよう」

 

「兄さん、綱引きは出ないとだめですよ?」

 

・・・女神には負けるぜ

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

さて『横綱引き(キング・タグ・オブ・ウォー)』の一ラウンド目は終了だ

まぁめだかだからな、勝つのも仕方ないだろ

 

「俺達とやって勝つのはありえないが」

 

「兄さん、間が異常に細いですよ」

 

あ~、うん大丈夫、日が照っててまぶしいだけだから

 

「つかさっさと放送はいらないか?」

 

そんなこと言ってるうちに入るよ

 

「『皆さん、退場は終わったでしょうか?

ではでは、今回のエキシビジョンマッチ第二ラウンドがあるので

参加する四名は出てきてください!』」

 

ほらな

 

「行くぞ」

 

「おう」

「おっけー」

「はい」

 

~~グラウンド~~

 

「よう、めだか」

 

「うむ!よく来たなお前たち!

さぁ綱を持て!」

 

「黒神!俺達もそれに入れてもらえるか!」

 

「『おお~っと?ここで観戦者から乱入団体だ!』」

 

「お前は、都城三年生!」

 

「まさかお前か、零?」

 

うははは、その通りだよ創

ニヤニヤが止まらないよ

 

「・・・」

 

「お前黒いぞ」

 

失敬な!

 

「いいか?」

 

「ああ!もちろんだ!ぜひ入ってくれて構わないぞ!」

 

「言っておくが俺の方じゃなくてめだかの方だ」

 

「ん?数が割に合わんが・・・いいのか?」

 

「いいも何も舐めんなよボケ」

 

全員で打ち合わせ通りに身体強化をする

本気度はMAX、全力の状態だ

 

「・・・いいだろう、すまないな、この間零に

倒されたのを忘れていた、よし、都城の者どもにはこちらに入ってもらおう」

 

俺らは相変わらず四人だ

まぁ状況的には二百対四か?

 

「じゃあ、準備はよいか?」

 

『おう!』

 

「こっちもいいですか~?」

 

「いつでもいいわよ」

「大丈夫です」

「さっきからもうできてるんだが」

 

じゃあいいや

 

「行くぞめだか?」

 

「ああ!」

 

「「よ~い」」

 

『どん!』

 

びしっと縄が張る、千切れちまいそうだな

けど・・・・正直言おう、軽い

 

「姫ちゃん・・・どう?」

 

「・・・思っていたより、軽いですかね」

 

「こんなものだろ?俺らじゃねーんだし」

 

「仕方ないわね」

 

じゃあ仕方がない、一気にとどめだね

もうちょっと長い勝負を期待したんだけどな

 

「ぜんぜん介入できてないじゃねーか」

 

「このイベントはサブっぽい部分がありますし・・・」

 

「はぁ、わかった」

 

「じゃあ速攻で終わらせるか」

 

「「「「せーのっ」」」」

 

『ん?っておわああああああ!!!』

 

「『おっとおおおお!?めだか側全員

勢い余って空中に放り出されたーーーー!!』」

 

「ふぅ、終了」

 

「やりましたね兄さん」

 

うん、そうだね、今日は御馳走だよ!

 

「ねーちゃん~~~」

 

「何よ、今日は随分と引っ付いてくるじゃない」

 

『終わりでさえもこのカップルは・・・』

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
1
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択