伏兵や罠を考慮して進んでいた一刀たちは、何もないまま洛陽へとたどり着いてしまった。そこで待っていた光景は、一刀の知る都とは、正反対の光景だった。
「何…だよ、この状況は…」
兵士もかなり動揺していた。何故、こんな状態なのか――
一刀たちは手分けして洛陽の荒んだ状態の調査を行った。
一刀も兵士も必死になって探したが、一向に町民は見つからない。
一刀たちは最後の手段、城内の探索に向かうことにした。
「いいか、皆、俺たちは今からこの街で最も危ないところに向かう。行きたくない人は、恥ずかしがったりせず、正直に手を挙げて前に来てくれ。いつ死ぬかわからない危険な状態だ。危険は嫌なら、外で退避しててくれてもいい。帰っても構わない。
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「本当に良いのか?俺なんかに構って、自分の命を落とすことになっても」
「御使い様がいつもそう言って俺たちに気を使ってくれてるから、俺たちは戦ってるんですよ。今更覚悟を聞かれても、こう答えますよ」
『必ず生きて帰る!!!』
「………分かったよ。じゃあ、何人かは念の為に門の外で誰か来ないか見張りと、もう一つ、俺たちが二刻たっても一人も戻ってこないときは撤退してもらう係を」
一刀は作戦をまとめ、いよいよ城内へ侵入する。
「オイオイ…なんだよこの状態。廃墟だよ」
一刀たちを城内で待っていたのは廃墟だった。
「なんか薄気味悪いですね…」
一刀たちは真っ暗闇の中を進む…進んでいく…進んでいく…奥へ…より奥へと……
一刀たちはそのまま奥にあった隠し扉から、地下牢へと来ていた。
「皆、静かに!何か声が聞こえないか?」
辺りには、誰も居ない……
後書きのコーナー
はい、期待値0作者です。
今回は洛陽に潜入した一刀君と兵士たちだけでやってみました。オリキャラだすか、出すまいか…
オリキャラと言っても皇帝なんですが。
次回はいよいよ救出…か?
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正直説明と言いつつ書いてるのはなんだろう…今回もグダグダすぎる話が始まりまーす。
注意…あらかじめ書いてないので、投稿直後に見ると、意味不明になっています