No.446488

第17話 魔王城にご招待………どうなるんだろう、僕

しのむんさん

テストが終わったーーーーーーーーーー!!!!!

2012-07-05 16:52:40 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2411   閲覧ユーザー数:2342

前回のあらすじ

 

拉致されアリサの家に行く→ス○ブラで勝負→俺のぼろ勝ち、アリサのぼろ負け→帰る…………………あれ?なんか毒されてね?

 

 

 

 

 

 

アリサの家に行ってから一週間が経ちました。今は学校に登校したところです。ちなみに今、教室にはまだ人がいない。まぁ……当たり前だろう…なにせまだ7時になってないんだから。と言うか我が家では今、大体5時半ぐらいに全員が起きるのが当たり前になっている。主に訓練の為だけど………。

しかし、眠い………。みんなは5時半だけど、僕はお弁当や、朝食を作るために大体4時半には起きている。

………と言っても、5時半から一時間、城の中で訓練しているんだけど……だけど……眠い。まだ時間はあるし、少し寝よう……お休み…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぁ~~よく寝た。今何時かな……………えっ?お昼?………………………………………………寝すぎたぁぁぁぁぁぁ!!!!

外を見てみると太陽が昇りきっていた。きっと今、昼休みに入ったところだろう。…誰か起こしてくれればいいのに……。

 

実のところ、葵を起こそうとした人はいたのだが、葵の寝顔があまりにも可愛くて、起こすのを忘れて微笑ましい目で見ていたと言うことを葵は知らない。と言うか知るよしもない。

 

なのはたち来ないな〜………………まぁ、こない方が僕的にはうれしいんだけどね。

それじゃあいただき「葵く~ん」……はぁ、来たか。

 

「何、なのは」

 

「一緒に食べよう。みんな屋上で待ってるから」

 

こいつ、気づいてないのか?

あの3人がこのクラスに来て僕を誘うたびに、周りの視線が殺気立つことに……………主に男子の。

なんか日に日に殺気が大きくなっていってるからどうにかしたいんだけど、3人が気づいてないからどうしようもないんだよね~。しかも断ろうとすると同じように殺気を向けられる…………………………………………………どないせえっちゅうんや。

 

「分かった。先行ってて」

 

「わかったの。早く来てね、葵君」

 

……………………………………さて、行くか。

 

「ちょっと待て」

 

教室から出ようとするとあの中二病(笑)君が引き留めた。めんどくさいなぁ……………。

 

「なんか用?早く屋上に行かないといけないんだけど」

 

「そう、それだよ、用ってのは何でお前が俺のなのは達に近づいてるかって事だよ!」

 

こいつ、目、節穴じゃね?節穴じゃないって言うんならガラス玉……もしくは頭がお花畑?

 

「どこをどう見たらそうなるのか意味分かんないよ」

 

「俺のなのは達たちは絶対に渡さない!!」

 

話聞けよコノヤロー……。

 

「いや、だからね僕h「分かったか、モブ野郎!」

 

自己中だなこいつ……。さっきから言葉のキャッチボールが成り立ってない。何か少しウザくなってきた。早くどっかに行ってくれないかな。と言うか、殴っていいかな?

目の前にいる厨二病をどうやって殴ろうか思考をこらしていると、勝手に去って行った。去り際に何か言ってたような気がするが気にしないでおこう。

 

「さて、屋上に行くか……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋上に着いた。辺りを見渡すとアリサ達を発見した。…まだお弁当を食べてないから、待っていてくれたのだろう

 

「遅いわよ」

 

「ごめんごめん……待っててくれたんだね、ありがとう」

 

「別にいいわよ。……それじゃあ食べましょう」

 

「「「「いただきます」」」」

今日はミニハンバーグ、プチトマト、ブロッコリーのからしマヨネーズ和えなどを作ってみました。プチトマトは市販の物だけど……。我ながらいいできですね。お味は…………うん、美味い。いつかお店でも立ち上げようかな〜。ミッドにでも建てるか。お金ならたくさんあるし…。

 

「そうだ。…みんな、今日の放課後、時間開いてる?」

 

「ん?あぁ、開いてるよ」「開いてるわよ」「開いてるよ」

 

「だったら今日の放課後、みんなで一緒に翠屋に行かない?」

 

「いいわね」「いいよ」「………」

 

「どうかしたの?葵君」

 

「あ、いや…何でもないよ」

 

どうしよう…………今翠屋に行ったら絶対、恭也さんに処刑される気がしてならない……。だけど今なら恭也さんにも勝てるかな?

 

「それで、あんたはどうするの?」

 

「………うん、僕も行くよ」

 

まぁ、いざとなったら桃子さんとなのはに助けを求めればいいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とゆうことで来ました………翠屋に。出来れば来たくなかったんだけどなぁ…。

……………………………………………よし、逃げよう。一刻も早くここから離れるんだ。自分の頭の中でアラートが鳴り響いている。

しかし、そう言い聞かせようとしているが、ケーキの誘惑に勝てるはずもなく、結局中に入ることになりました。これほどケーキが好きと言う事を恨んだことはこれからの人生でそう無いだろう。

さぁ、いざ行かん!!

 

「何でこれから戦場に行くような顔してるのよ」

 

「気にしないでくれ」

 

扉を開く。

 

「いらっしゃいませー……あら?なのは、お帰りなさい。それと葵君、1週間ぶりね」

 

「ただいま!」

 

「お久しぶりです、桃子さん」

 

「それじゃあ向こうの席で待っててね」

 

「は~い!」

 

「ねぇ…今の人ってなのはのお姉さん?」

 

「ううん、違うよ。あれは私のお母さんだよ」

 

「え!?嘘!?あんなに若いのに!?」

 

アリサとすずかが驚いている。まぁ当たり前か。

 

「にゃはは、よく言われるね」

 

「人は見かけによらないって事だね」

 

その後、少し談笑しているとなのはの姉でもある美由紀さんがケーキを運んできた。

 

「おまたせ~こちらシュークリームと飲み物だよ。葵君はコーヒーでよかったよね?」

 

「はい、ありがとうございます」

 

「葵君、コーヒー飲めるんだね」

 

「まぁね。慣れれば結構おいしいよ?」

 

少しコーヒーを口に含む。……………………うん、やっぱり士郎さんの入れたコーヒーはおいしいな。いつか自分だけのオリジナルコーヒーを作ってみたいなぁ。

その後も学校のことでいろいろなことを話したりして談笑を楽しんだ。

 

「それじゃあ僕は、そろそろ帰るね」

 

「もう帰っちゃうの?」

 

「うん、帰りが遅くなると家族が心配するしね」

 

「そっか、それじゃあまたね」

 

「うん、またね~」

 

………ふぅ、恭也さんには見つからなかったな………ラッキー。

扉に手をかけお店を出…………………………られなかった。なぜかって?それは目の前に恭也さんがいるからだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉおぉおぉぉぉぉおぉぉぉ!!!!!!!!!!!ヤバイ!これは非常にまずい。

どうやって切り抜ければいいんだ!?僕の明日はどこだ!?助けて!!誰かーーー!!

 


 
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