No.428851

人として・・

十河さん

奏奪還戦。

ドロシー変化。

オーズフルコンボ。

2012-05-27 12:03:13 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:1590   閲覧ユーザー数:1542

オーズサイド

 

オーズはタトバのメダルと白のメダルを入れ換えスキャン。

 

(サイ!・ゴリラ!・ゾウ!)

(サゴーゾ・・♪ サゴーゾ♪)

 

耐久性と姿勢制御に優れたサイヘッド、パワー、パンチ力、強靭さに優れ、特殊攻撃・バゴーンプレッシャーが使用可能になるゴリラアーム、キックと脚力に優れたゾウレッグ。

これが重力を司る重量の王・サゴーゾコンボ。

 

「奏を返してもらう!」

「ふっ。出来損ないごときに!」

 

地面に手を突っ込みメダガブリューを取りだして立ち向かう。

 

フォーゼサイド

 

フォーゼとメテオはレムと向かい合っていた。

 

「わからんな、なぜあんな人にも怪物にもなれない失敗作に味方するのだ?」

「どんな過去を持っていても、唯ちゃんは立派な人間だよ。誰かを思う優しい心と強い気持ちを持てばね!・・お姉ちゃん。」

「ありがとう、スバル。」

 

(ファイヤー)

(ファイヤー・オン!・レディ?)

 

フォーゼはメテオにファイヤーを渡し、ロケットとレーダーを外してNSマグフォンを手に取り分割、セットしてオンにする。

メテオスイッチとファイヤーを交換したメテオの両手足に炎が纏う。

 

「割って、差す!」

 

(Nマグネット・Sマグネット)

(NS・マグネット・オン)

 

「それそれ!」

「ぐぅ!」

「まだまだ!」

 

(ファイヤー・リミットブレイク!)

 

フォーゼは中間フォームのマグネットステイツにステイツチェンジ、レムにマグネットキャノンを連射で食らわせ、メテオはドライブユニットを回転させて跳躍。

 

「はあぁ、たあぁー!」

「おあぁー!」

 

メテオは跳躍して宙返り、レムの頭上から炎の力を込めた二段つま先蹴りを叩き込む技・ファイヤーストライクを発動。

さすが武士娘の姉妹だけあって戦闘力がかなり高い。

 

「ぐぅ、ここで私が倒れるわけにはいかない・・!ドロシーの理想の世界のために・・!」

 

キャノン連射とファイヤーストライクを受けても倒れなかったレムは羽を広げて撤退。

 

「あっ、逃げられた。」

「唯くんの援護に行こう、スバル。」

 

フォーゼはスイッチを切ってベースステイツに戻り、メテオもファイヤーを切ってメテオスイッチと交換、フォーゼにファイヤーを返す。

二人はオーズの援護に向かう。

オーズサイド

 

ドロシーは触手を伸ばすがオーズはメダガブリューを振るって切り落として行く。

その際、呼び掛ける事も忘れない。

 

「奏!暴走した俺の心を救ってくれたんだ!今度は俺がお前を助ける!だから・・!」

「くうぅ・・やめろ・・!お前は、私の器に・・過ぎない・・!」

「奏ぇ!そのままドロシーから出てきてしまえ!そして手を伸ばせ!俺が掴んでやるから!」

 

ドロシーの左手がセルメダルになり、それを押し退けて奏の白い手が現れる。

 

「唯・・くん・・。」

「離さない・・奏の手を・・離すもんかぁー!」

 

オーズは奏の手をつかみ、サゴーゾのパワーを活かして引っ張る。

セルメダルを撒き散らしながら奏を引っ張り出す事に成功、ドロシーは膝をつく。

 

「ああぁ!よくも・・私の器を・・!」

「唯ちゃん、離れて!」

 

フォーゼはファイヤーステイツにステイツチェンジを果たし、ヒーハックガンから放たれた火炎弾がドロシーを襲う。

 

「ごめん、あいつは逃げた。」

「いや、まずは奏の奪還が最優先だったから別にいい。・・お前らがいたから奏を取り戻せた。奏を安全な場所へ避難させてくれ。」

 

奏は鈴を鳴らしながらオーズに近づいて声をかける。

 

「唯くん、負けないでくださいね。」

「ああ、負けるつもりはないから安心しろ。・・後で俺とお前が会わない間何があったかゆっくり話をしよう。」

「はい!楽しみにしてます!」

「私が連れていくね。奏ちゃん、付いてきてね。」

 

奏をメテオに任せてオーズとフォーゼはドロシーと向かい合う。

オーズはタトバコンボに、フォーゼはベースステイツに戻っている。

 

「さて、よくも俺を利用して人類を一掃しようとしてくれたな。」

「この世界は神である私の手で管理しなければならない。その為に力を与えてやったのになぜママに逆らうの?」

「こんな人にもグリードにもなれない半端者の俺でも好きでいてくれる人がいる・・!その人たちのためにも負けられるか!」

「僕も唯ちゃんと同じかな。友達を利用しようとしたのは許せない!」

 

フォーゼはドロシーに格闘を挑む。

 

「おおお!」

「くう、この小娘のデータがない・・!」

 

ドロシーはオーズの弱点等を知っていたがフォーゼに関するデータが全くなかった。

 

「はぁ!てりゃあ!」

「くっ、なぜあんな失敗作を・・。」

 

ドロシーがそう言った瞬間、フォーゼはネリチャギを決める。

 

「あいつもお前も唯ちゃんを何だと思ってるの!」

「ふん、そいつは一度死んでいるのですよ。なのになぜあんな人にもグリードにもなれない半端者に手を貸すのですか?」

「友達だから、唯ちゃんは僕の大切な友達だからだ!過去や唯ちゃんがどう生きてきたかなんて関係ない!」

 

フォーゼはドロシーを蹴り飛ばし、ロケットとマジックハンドを入れ換えてオンにする。

 

(マジックハンド)

(マジックハンド・オン)

 

「じゃ~ん♪」

「相変わらず柔軟に対応できるな、オーズもそうだけど。」

 

右腕にマジックハンドを装着。

「それじゃ唯ちゃん行くよ~♪」

「ああ!・・って何で俺の足を掴むんだ!?」

 

フォーゼはマジックハンドでオーズの右足を掴み、振り回し始める。

 

「おわぁ、な、何するんだ!」

「耐えて耐えて~♪横Gは宇宙飛行士の基本だよ~♪」

「確かにISでも宇宙飛行士でも基本だがなぁー!」

 

勢いを充分に付けたフォーゼはドロシーに狙いを定め・・。

 

「トドメは譲るよ唯ちゃん♪ライダースイングバイ・・♪」

「はやぶさでもなーい!」

 

オーズをぶん投げる。

 

「ふん!」

 

ドロシーは触手を伸ばすがオーズはトラクローを展開、投擲の勢いそのままに触手を切り裂く。

 

「はっ!はっ!・・セイヤァー!」

「うおぁー!」

 

勢いの乗ったトラクローを受け、ドロシーはマッシュルームタワー最上階へ吹き飛ぶ。

 

「おお~飛んだね~♪」

「・・スバル、聞いたと思うが俺は・・。」

「ううん、唯ちゃんは唯ちゃんだよ。仮面ライダーオーズであり、友達だよ。・・ん。」

 

フォーゼは右手を差し出す。

オーズはその手を取るのを迷っていた。

 

「・・いいのか?俺がこれをしても。」

「もちろん!」

 

迷いのないフォーゼの言葉にオーズも右手を差し出し、友情の証を結ぶ。

 

「僕達が手を貸せるのはここまで。あとは唯ちゃんの手で決着をつけてね。」

「ああ!俺は奴に必ず勝つ!」

 

フォーゼはメテオを引き連れて帰っていった。

入れ替わりで一夏たちが到着、奏も一緒にいる。

 

「もう終わったの?」

「ああ。鈴、悪いな。いろいろ借りて。」

「いいわよ、別に。」

「で、見返りは・・うぐぉぁ!」

「唯!」

 

ドロシーの触手がオーズを貫き、中の紫三枚を強奪。

最上階でテーブル盤にセットするドロシー。

 

「ふ、ふふ。これで、私は神になる・・!変・・身・・!」

 

マッシュルームタワーを構成していたセルメダルを全て吸収、ドロシーは巨大なメデゥーサの姿に変わる。

 

「おお、素晴らしい・・!神の降臨だ・・!」

 

それを見てレムは歓喜の声を上げる。

 

「何よ、あいつは・・!一夏、バースドライバーを!」

「わかった!」

 

一夏はバースドライバーを鈴に返し、鈴はドライバーを巻き付ける。

 

「変身!」

 

鈴はバースに変身。

 

(ドリルアーム・クレーンアーム)

 

バースはドリルアームとクレーンアームを装備。

 

「っしゃぁ!」

 

オーズは気合いを入れてドロシーに立ち向かう。

しかし体格さがありすぎるため攻撃がまともに通らない。

 

「ぐおぉ!」

「くぅぅ!何てパワーよ、こいつ・・!・・わあ!」

 

バースはドロシーの尻尾にドリルアームを付けたクレーンアームを巻き付け、キャタピラレッグで引っ張られないようにしていたが振り回されてしまう。

 

「鈴!ちくしょうが!」

 

オーズはトラクローを展開して切り裂くが効果は薄い。

 

「ぐおぉ!」

「っ!」

 

オーズはさらに攻撃を受けて吹き飛ぶ。

 

「ゆいにゃん!」

「唯くん、これを!」

 

束と奏の声が響き、その方向をみると緑のコアメダルが。

オーズはそれを掴む。

 

「束、奏、これは・・。」

「万が一の時に隠し持っていたの!」

「私の想いも乗せてください!」

「わかった!」

 

レムはそのやりとりを見て舌を打つ。

 

「むぅ、まだ隠し持っていたか。だが、万が一のために・・。」

 

オーズはタカとトラを外してクワガタ、カマキリをセットしてスキャン。

 

(クワガタ!・カマキリ!・バッタ!)

(ガ~タガタキリッバ♪ ガタキリバ♪)

 

「はっ!」

「はっ!」

 

オーズはガタキリバにコンボチェンジしてブランチシェードを発動、分身を作って一斉に襲いかかる。

 

「「はあぁ!」」

「「うおぁー!」」

 

懸命に攻撃するも体を振るってオーズを振り落とすドロシー。

 

「だあぁ!」

「よし、戻ってきた!」

 

ドロシーの頭部にソードを突き刺してタジャドルの三枚を強奪、箒がそれを掴む。

「唯!」

 

一夏は白のコアメダルを。

 

「唯さん!」

 

セシリアは青のコアメダルを。

 

「唯!」

 

シャルロットは黄色のコアメダルを。

 

「唯!」

 

箒は赤のコアメダルをそれぞれ投げ渡す。

 

「みんな・・よし!」

「それじゃ俺も・・っ!」

 

オーズはそれらを受け取り背中合わせで立ち、それぞれ入れ換えてスキャン。

 

(クワガタ!・カマキリ!・バッタ!)

(ガ~タガタキリッバ♪ ガタキリバ♪)

 

奏の想いが込められた雷を司る昆虫の王・ガタキリバコンボ。

 

(ライオン!・トラ!・チーター!)

(ラタラタ~♪ ラトラーター♪)

 

シャルロットの想いが込められた風を司る猛獣の王・ラトラーターコンボ。

 

(サイ!・ゴリラ!・ゾウ!)

(サゴーゾ・・♪ サゴーゾ♪)

 

一夏の想いが込められた重力を司る重量の王・サゴーゾコンボ。

 

(タカ!・クジャク!・コンドル!)

(タ~ジャ~ドル~♪)

 

箒の想いが込められた炎を司る天空の王・タジャドルコンボ。

 

(シャチ!・ウナギ!・タコ!)

(シャシャシャウタ♪ シャシャシャウタ♪)

 

セシリアの想いが込められた水を司る海の王・シャウタコンボ。

 

(プテラ!・トリケラ!・ティラノ!)

(プットティラ~ノザウル~ス♪)

 

ラウラの想いが込められた氷を司る古の王・プトティラコンボ。

 

(コブラ!・カメ!・ワニ!)

(ブラカ~ワニ♪)

 

徳川吉宗の想いが込められた大地を司る再生の王・ブラカワニコンボ。

 

(タカ!・トラ!・バッタ!)

(タ・ト・バ♪ タトバ♪ タ・ト・バ♪)

 

そして初代オーズが初めて使用したコンボ・タトバコンボ。

 

それぞれのオーズが横並びになる。

その光景は圧巻だった。

 

「すごいね~。」

「フルコンボだな。」

「こんな光景、滅多に見れないね。」

 

鈴とプロトバースに変身した千冬もそれを見ていた。

千冬は弟のために何かしたいと考えてプロトバースに変身した。

 

「まさかこんな援軍なんてね。」

「さて鳳、あいつに砲撃を当てるぞ。」

「はい!」

 

((ブレストキャノン))

 

ダブルバースはブレストキャノンを装備、セルメダルを次々入れていく。

 

いよいよ戦いはクライマックス。

だがレムはどこへ行き何を企んでいるのか・・。

奏を取り戻せました。

 

え?

 

ファイヤーストライクがどこかのダディだって?

 

知らんな←

 

別名・バーニングスマッシュですが何か?

 

まあそれはおいといて、フルコンボ。

 

そして千冬の最初で最後の変身。

 

次でドロシーとの決着。

 

そしてレムはどこへ行ったのか・・。

 

感想待ってます!


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
1
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択