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真(チェンジ)!!仮面ライダーディケイド~紅蓮の破壊者~【第22話:喧嘩(ブリーチ・クウガ篇開始)】

Wvs武装錬金篇おわり、ブリーチ・クウガ篇。

まあ、ブリーチの設定とはほぼ無関係なので単純にクウガ篇と見てくれれば良いような気がします。

2012-04-07 21:03:38 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1354   閲覧ユーザー数:1346

「ここは…何処だ?」

四季は気がつくとまた荒野に立っていた…。

 

そこにはディケイドBを囲むライダーと様々な戦士たちの姿があった…。

そして、その戦士たちの先頭に立ち率いる女性…。

それは…

 

 

 

 

 

 

 

「シュテル…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

午前8時3分…

カフェ『スプリング』…

 

起床した四季は寒さに凍えながら自室かは出る…。今回の世界は冬でクリスマスが近いのだらしく外は雪が降っている…。

 

普段のスプリングならその流れに応じてクリスマスの飾り付けをする…

 

 

のだが…

 

 

 

 

 

 

 

 

「嫌ァァダアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

 

「嫌じゃァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

 

 

「…」

 

イレギュラーが3人…

Wの世界から誤ってついてきてしまったレヴィとロード、そしてシュテルである…。この3人は世界が変わってしまっては行く宛も無いため仕方なく居候させている…のだが…

 

「「嫌ァァダアァァァァ!!」」

 

四季はタダで飯を食わすつもりは毛頭に無く店の仕事を手伝わせようとしたらレヴィとロードは激しく嫌がりシュテルは呆れている…。

「ツリー出すだけ…」

「「嫌!」」

「店にこの飾り…」

「「嫌!」」

 

 

オーナーも色々と条件をつけてみるが2人はことごとく拒絶する…。

 

「全く…塵芥風情が…我を働かせようとは何事ぞ!」

「そうだ!そうだ!僕達だって好きでここにいる訳じゃないんだから!!」

「お二人共、居候という身分を理解していますか?」

完全に立場を理解しない2人にさりげなくツッコミを入れるシュテル。

そこへ…

 

 

 

 

 

「良いぜ。何もしなくても…」

「「え?」」

 

意外なことにそう言ったのは四季だった…。困惑するレヴィとロード。

「雷刃の襲撃者レヴィ・ザ・スラッシャーなり闇の王ロード・アーチェだの大層な名前つったて名前負けだよな~?」

「「んん?」」

「所詮いくら大層な名前をしてようと態度や文句ばっかり言って何もしないんじゃ役立ずも良いところだぜ…。」

「ちょ!?四季さん!!」

「これじゃ寄生虫だぜ…。」

「「…」」

 

シュテルの静止も聞かずレヴィとロードを挑発する四季…。

 

「良かろう…」

 

 

 

とうとう拳を震わせながら立ち上がる…。

続いてレヴィもムッとした表情をして立ち上がるレヴィとディアーチェ…。

 

 

 

 

「王としての誇りにかけて…見せてやろう。我らを侮辱した者の末路を!!」

 

 

 

こうして四季vsロード&レヴィの戦いの火蓋が切られた…。

 

 

 

 

 

一方…

とある街角…

 

「なんだてめえ?」

たむろしていた不良の群たちがオレンジ色の髪の少年を取り囲んでいた…。少年は屈強な体つきで目付きも良くない。服装はグレーの制服から高校だと思われる…。

「質問、1…あれは何でしょう?そこの臭そうなお前!!」

「え?俺?」

少年は不良のうちのヒゲの濃い1人を指差す…。

 

 

 

黒崎 一護

 

職業;高校生

髪の色;オレンジ

瞳の色;ブラウン

 

 

 

 

 

 

特技…

 

 

少年は電柱の近くで倒れている小さなビンの花瓶を指差す…。

 

「ええっと…それは俺たちがスケボーして倒しちゃったか…」

「大正解!!」

 

バキッ!!

 

「みっちゃん!?」

不良の1人はそれに答え終わらないうちに少年に殴り飛ばされ仲間の不良が悲鳴をあげる。

 

 

 

 

 

黒崎 一護

 

職業;高校生

髪の色;オレンジ

瞳の色;ブラウン

 

 

 

 

 

 

特技…

 

 

 

 

「質問その2…悪いことしたら何しないといけない?」

少年はさらに新たな質問をする…。

 

「そ、そりゃ謝らない…と…!?」

不良たちは言葉を言い終える前に顔がひきつる…。

「そうだよなあ~?謝らないといけないよなあ~?」

黒崎 一護

 

職業;高校生

髪の色;オレンジ

瞳の色;ブラウン

 

 

 

 

 

 

特技…

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウレイが見える

 

 

 

 

 

「コイツに謝らないとなァァァァ!!」

 

少年が親指を差した後ろには血を流した幼い幽霊の少女が人魂を浮かべ虚な表情をしていた…。

『お兄ちゃんたち…謝ってよ…?』

 

「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!ゴメンナサイ!!ゴメンナサイ!!ゴメンナサイ!!もうしませぇぇん!!」

 

幽霊の少女の声を聞くや否や凄まじいスピードで逃げていく不良たち…。少年はそれを見送る…。

「これでしばらく寄り付かねえだろ。悪かったな。こんな真似させて…。」

『ううん。私もあの人たちには迷惑してたもん。それに手伝って貰ったんだもん。これくらいしなきゃ。』

少年は幽霊の少女に優しい声をかける…。幽霊の少女の方も虚な表情から笑顔になり少年に笑みを向ける。

「わりいな…。本来なら『生きてる内に』助けられりゃ…」

『ううん…お兄ちゃんは悪くないよ。お兄ちゃんだって頑張ってくれたじゃん。』

「でも…」

『良いよ。それより生きてる人を助けてあげて。私のように不幸な死に方をする人がこれ以上増えないように…。』

 

少女は落ち込む少年を慰める…。しかし、死人のためか腕はすり抜ける…。

「そうだよな…。凹んでる場合じゃねえよな。悪かった…。」

少年は吹っ切れたように立ち上がる…。

『頑張ってね。『4号のお兄ちゃん』!!』

「おう!お前もとっとと成仏しろよ!!」

 

少年、『黒崎 一護』は幽霊の少女に見送られながらその場を後にした…。

 

 

 

しかし…

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれが『クウガ』か。前回は『クロガネ』を仕留め損ねてボーナス逃したからな…。」

 

 

2人は離れた電柱から見ている携帯を構えた男に気が付かなかった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

一方…

カフェ『スプリング』近くの広場…

『KAMEN RIDE DECADE BLOOD』

 

「「セッェェトアァァップ!!」」

 

四季はディケイド・ブラットへ変身。レヴィとディアーチェは黒装束のコスチューム防護服『バリアジャケット』を装備する。

「翔子から話は一応聞いてはいたが本当に魔法とやらをつかうとはな…。」

「ふん!恐れいったか!!」

得意げなロード。ディケイドBはWの世界にいた時、翔子からシュテル、レヴィ、ディアーチェが『魔法』とやらを使うという話は食い逃げ騒動で反省をさせた時聞いた…。しかし、実際見るのは初めてである。

「ほらやってみろよエクスペクト・パトローナ○?」

「ご希望に応じて!!」

ディケイドBは軽く挑発するとロードは金に十字架の装飾のついた杖を構えると黒く丸い魔方陣が形成され黒い砲撃が放たれる。

 

ズドン!!

「うお!?あぶねえ!!『魔法』じゃなくて『魔砲』じゃねえか!?」

「余所見してる暇ある?」

砲撃をかわしたディケイドBだがその背後にレヴィが素早く回りこむ。

「それそれ!!」

ガンガン!!

「う!?」

 

レヴィの構えたシアン色の刃の鎌がディケイドBをきりつける。ディケイドBにとって威力は大したことは無いが素早さと手数の多さは厄介である。

(ロードはおおざっぱだからいいがレヴィは厄介だ。なら…!)

ディケイドBはライドブッカーからカードを取り出す。

 

『KAMEN RIDE ACCEL』

 

ディケイドBはそれをバックルに装填するとブラックディケイドライバー以外の姿が変わり仮面ライダーアクセルの姿をかりた姿DBアクセルへと姿を変える。

 

「隼人と同じアクセル!?」

DBアクセルに驚くディアーチェ。その隙を突かれ…

 

『ATACK RIDE JET』

DBアクセルがバックルから取り出したエンジンブレードから放たれた蒸気のプラズマ弾を食らうロード。

「王様!」

 

それに気おとられるレヴィ…。その内に新たにカードを装填するDBアクセル。

『FORM RIDE TRIAL』

 

P…P…P…PPP!!

 

DBアクセルは電車音のカウントが鳴ると黄色い装甲に一瞬変わると4回目の電子音で青い装甲に変わる。変化はそれだけではない。頭部もバイクのヘルメットのように銀色のフレームがつき、バイザーもオレンジ色になる。さらに胸部の装甲も機械のそれようになり肩パーツも丸くなる。

「さあ!!振り切るぜ?」

 

ついでに背中のバイクのタイヤもぶっ飛びDBアクセル・トライアルへと姿を変える。

 

「はっ!!」

ズガガガガガ…

DBアクセルTは素早く動きでレヴィの後ろに回りこみマシンガンのような拳の嵐を放つ。

「くっ!?」

レヴィもガードをして対抗を試みる。確かにトライアルは通常のアクセルに比べればパワーも防御も劣る…。

 

 

だが…

 

ズガガガガガ…

「うう…」

 

その代わり…

 

ズガガガガガ…!!

「ううぐ…!!」

手に入れたのは…

 

ドゴッ!!

「ぐふ!?」

速さであった…。

 

 

「あうううう!!」

 

DBアクセルTの拳を受けディアーチェの隣に転がるレヴィ…。

「さて、お仕置きの拳骨タイムだ。」

『FINAL ATACK RIDE ACCEL』

 

ビュン!!

 

そして必殺技のカードをバックルに装填したDBアクセルTは風を切る!!

 

「ハアアアア!!」

 

ズガガガガガ…!!

その勢いのまま2人の間に立ち同時に拳をいれるDBアクセルT…。そして、彼の姿に青い拳の残像が「T」のオーラをかたどる…。

 

「7・9…大体それくらいがテメえらの絶望までのタイムだ。」

 

DBアクセルTは拳をうちやめそう告げるとそこに爆発が起こった…。

 

 

 

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