No.403852

仮面ライダーディケイド~紅蓮の破壊者~【オールライダー・バトルカーニバル】

ディロウガ無双回・・

2012-04-06 23:41:11 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:797   閲覧ユーザー数:791

第五話、応戦

 

 

 

 

 

「狩れ…ディロウガ!…変身!」

『KAMEN RIDE DE-LOUGA』

 

青年はディロウガへ変身し戦闘体勢へ入る…。

 

「仕方ないですね…。ゴルゾ、準備はいいですね?」

 

『オーライマスター。』

 

ため息をつきながら自分のシルクハットを外すとそこから電王ベルトを取り出す商。

彼はそれを装着しパスをかざす…

「変身!」

『GOLD form』

電子音声がすると彼はほぼ電王系のライダーの基である形態になると金色のデンカメンが装着されていく…。

 

「貴方の価値…いくらですか?」

 

そして、彼はNEW電王と色違いの酷似したライダーになる。

違いは黒を基調にしており複眼や尖った複眼など至るところが金色ということだ。

『ふっ!』

同時にゴルゾも飛びあがり金色の大剣『マチューンゴルゾンバー』へ変形する。

鍔はゴルゾの頭をモチーフにした骸骨で非常に悪趣味全開である。

 

このライダーの名は『仮面ライダーゴールド電王』。商の戦闘においての力であり金色などの装飾は彼の趣味である。

 

「商!」

ゴールド電王が構えると同時にゴールドライナーから唯を始めとする乗客メンバーが出てくる…。

「ほう…『蝕まれし欲望の王』に『破壊者の継承者』…それと『陰陽の羅針』か…」

出てきたメンバーを興味深い目で見るディロウガ…。

その途端、思わず萎縮してしまう乗客メンバー…。

「コイツ…ヤバイ!?」

ほぼ反射的にBESTバックルを装着する大智。ベルトの右側の箱形パーツから飛びだしたカード…『BESTカード』をスラッシュし彼から見て左側に傾ける。

「変身!」

そして彼は黒い塊がまとわりジョーカーに似た黒くスタイリッシュなデザインのライダー…『仮面ライダーBEST』に変身する。

 

「君は…」

ディロウガはBESTの前に舞い降りる。BESTはディロウガを指差す。

 

「BEST……つまり一番…」

「知ってるよ。『陰陽の羅針』。でも一番というのは間違っているよ。何故なら…」

しかし、BESTのセリフが言い終わる前にそれを遮るディロウガ…。

『ATACK RIDE… 』

「僕にすら勝てないのだから…」

『SLASH』

「!」

そして一瞬で間合いを詰めディロウガドライバーから伸びた刃を振るう。

それを間一髪でかわしたBEST。そして、バックステップしディロウガに構える…

 

が…

 

 

 

 

 

 

「見えたのはそれだけかい?」

 

 

 

 

 

「!ぐわあああああ!?」

 

ズガガガガガ…!!

 

まるで時間差で凄まじい斬撃に教われるBEST。あまりの大きなダメージで動けなくなってしまう…。

「ふん…」

見るとディロウガの紫の刃はドライバーたけではなく左手や足の爪先からも生えていた…。

「っ!!」

「!」

ゴールド電王も切りかかるがディロウガはそれをドライバーでゴルゾンバーを受け止め回り蹴りで弾きとばす。

「次は…君だ…。」

「!」

今度は翔夜を獲物とするディロウガ…。

「くっ…!」

そして翔夜は白い部分が赤く変化したディケイドライバーを身につけハンドルを開く。

「変身!」

『KAMEN RIDE DECADE STRIKE』

すると翔夜に11枚の影が重なりグレーの鎧に緑の複眼が形成され頭に何枚か赤い板が刺さり装甲が赤く染まる…。そして彼はディケイドのマゼンタの部分が赤くライダーに変身する。『仮面ライダーディケイドverストライク』…翔夜の戦う姿である。

「ディケイド・ストライク…『破壊者の継承者』。君にはハンディをつけよう…」

ディロストはディケイドSの変身を見届けると腰の右側にぶら下げているカードホルダーから1枚のカードを抜きディケイドSに投げ渡す。

「っ!?これ…」

そのカードはカメンライドカード…ディケイドやディエンドタイプのライダーが他のライダーに変身したり召喚したりするのに必要な物である…。

「舐めるなぁぁ!!」

「まて!挑発にのるな…!」

唯の静止も聞かずカードを投げ捨てディケイドSは突っ込んでいく…

「青い…身の程知ることだ…。」

 

バンバンバンバン!!

 

「ぐわあああああ!?」

しかし、ディケイドSは近づく前にディロウガドライバーからの弾丸に弾き飛ばされる…。

「くっ…うう…」

痛む身体を押さえ立ち上がろうとするディケイドS…。その時、彼の視界にディケイドの投げたカードが目に入る…。

(くそ…胸くそ悪いが…)

ディケイドSは立ち上がるとカードを拾いディロウガへ再び向かっていく…。

「一かバチか…!!」

『KAMEN RIDE ETARNAL』

 

再度、バックルを展開しカードを装填するディケイドS。すると木枯らしが発生し白くシンプルなデザインの装甲が形成されていく…。そして、両腕や手首や手足に青い炎の模様が施され仮面も白く複眼が『∞』を模した三本角の仮面に変化。さらに胸、右腕、左足、背中にマキシマムスロットと黒いローブが精製される。

ディケイドSは仮面ライダーエターナルの姿を借りたDSエターナルへと変身したのだ…。

「はあ!」

マキシマムスロットのついたナイフ型の武器『エターナルエッジ』を逆手で構えディロウガへ突撃していくDSエターナル。

ディロウガも弾丸を放つがDSエターナルはそれをローブで弾き懐に飛び込む。

「はああああああ!!」

エッジを振り回しディロウガを切りつけようとするDSエターナルだがひらりひらりとかわされてしまう…。

「いいよ…僕も楽しくなってきた…。」

「このっ!この!」

そのやりとりがしばらく続くとDSエターナルの腕を掴むディロウガ。

「そろそろチェックメイトだ。」

「!」

思わずライドブッカーに手をかけるDSエターナル…。それよりディロウガがディロウガドライバーの引き金を引くのが早かった。

 

バァァァァァァァン!!

 

「があああああ!!」

とうとう変身解除し元の姿に戻り地面に転がる翔夜…。

 

 

同時にエターナルのカードは本来の主であるディロストの手元に戻る。

「さて…お次は『蝕まれし欲望の王』、君だ…。」

「!」

とうとう狙いを唯に変えるディロウガ…。

(手を抜いたら確実に殺られる!!最初から全力で!!)

唯はオーズドライバーを装着。緑のメダルを3枚セットしスキャナーを滑らせる。

「変身!!」

『クワガタ!!カマキリ!!バッタ!!ガ~タ・ガッタ・キリバ!!ガタギリバ!!』

三枚の緑色のメダルの幻影が縦三列に並び一つになり唯の胸に当たると黒いスーツと各部バーツが形成される。

オレンジ色の複眼に天をさす双角…クワガタベッド

 

リーチは短めだが切れ味は凄まじい腕に装着されたカマキリソード

 

バッタのように強靭な脚力を誇るバッタレッグ

 

 

 

唯は『仮面ライダーオーズ』の緑のコンボ『ガタギリバコンボ』へと変身した。

「はああああああ!!」

オーズ・GKBは分身を数人作り出しディロウガを囲むと一斉に飛びかかる。

「舐められたモノだね。数で押せば勝てるとでも?」

ディロウガは半ば呆れたような声をだすと1人づつ確実に撃ち抜き、確実に退ける。

「んぐ…!?」

その衝撃で1人に戻るオーズGKB…。

「フフ…」

 

ドカッ!!

 

「ぐふ!?」

さらに距離を詰めなんと左腕をオーズの胸部へ突っ込むディロウガ…。

「君はこの『紫の力』に恐怖しているようだね?なんなら僕がこのまま引き抜いてあげようか?」

そして、ディロウガは唯の中にある物を掴んだ…

「!うわあああ!?」

思わずディロウガを蹴り飛ばすオーズGKB…。そして、メダルを黄色いメダルに入れ替えスキャナーを滑らせる。

『ライオン!!トラ!!チーター!!ラッタ!!ラッタ!!ラトラ~ター!!』

 

オーズは黄色のコンボへと姿を変える。

 

 

獅子を模した青い瞳のライオンベッド

 

腕に装着されたトラの爪のような武装トラクロー

 

チーター如き俊敏さと素早さを可能にするチーターレッグ

 

 

オーズ・ラトラーターコンボだ。

 

「合わせるぞ!!」

「了解いたしました…」

 

『スキャニングチャージ!!』

『Full Charge』

 

それぞれスキャナーとパスをバックルに滑らせるオーズLTRとゴールド電王…。

「はああああああ!!」

「…」

 

オーズLTRは必殺技『ガッシュクロス』の体勢に入り目の前に金色の我が3つ形成されディロウガに向け並ぶ。ゴールド電王はゴルゾンバーを寝せて構えフリーエネルギーが溜まると突撃の体勢をとる…。

「フフ…」

『FINAL ATACK RIDE DE DE DE-LOUGA』

それを見たディロウガはファイナルアッタクライドカードをディロウガドライバーへ装填する。

 

 

 

そして勢いよく突っ込むオーズLTRとゴールド電王しかし、ここでディロウガは予想外の行動にでる。

 

「足元…気を付けなよ?」

「「!」」

 

ズガアアアン!!

なんとディロウガドライバーから放った巨大な紫の弾丸を地面に目掛け放ったのだ。勿論、足場は悪くなるに比べ爆風により体勢の維持は困難になる。

「終わりだよ…」

ディロストはそう呟くと背中から半透明の長方形のような紫の翼を広げゆっくりと浮かびあがる…。

「さあ…絶望の時だ!」

そしてディロウガドライバーに紫の光を放つ刃を形成するとそのままオーズLTRに突っ込むディロウガ…。

「!」

 

ダン!

しかし、すんでのところでゴールド電王が身代わりになる。

 

 

そして…

 

 

 

 

 

グシャッ…

 

 

ゴールド電王のベルトに刃が突き刺さった…。

 

 

それだけでは終わらない。そのままディロウガはゴールド電王ごと空へ舞い上がり流星になる…

 

 

 

そして、空に『∞』を描くと文字通り隕石が如く赤く発光し落ちてくる。

 

 

 

 

ズドオォォォォォォン!!

 

 

 

「ぐがわあああああああ!!」

 

 

そして、ゴールド電王の断末魔が響き煙がたつ…

 

 

 

しばらくして煙が徐々に晴れていくとそこにはクレーターの中で砕けた電王ベルトをして血を流す商と勝ち誇ったディロウガの青年の姿があった…。

「フン…」

 

ディロストの青年はつまらなさそうに鼻を鳴らすと後ろに出現した黒いオーロラの中へ去っていく…

 

変身解除した唯はただそれを見送ることしたかできなかった…。

 

 

その姿が見えなくなると…

 

「くそ!!くそォォォォォォ!!」

 

悔しさのあまり唯は地面に拳を叩きつけた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ディロウガの青年が出た先は…

 

 

 

 

 

 

 

 

カフェ『スプリング』…

 

 

 

 

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仮面ライダーディロウガ

 

謎の青年が変身するディエンドを黒く刺々しい外見のライダー…。

ベルトのロストタッチに触れ自身を他のライダーの最強形態に変身することが可能。

ディエンド同様の召喚能力を持たないが戦闘能力はあらゆる者を圧倒し恐怖におとしめる。

話した内容から何らかの手段で未来から来たものと思われるがその目的は謎。

ライダーや特定の人物を自分なりのニックネーム(?)をつけて呼ぶ。

特定の人物の命を狙う。

 

イメージキャラはアサキム・ドーウィンとその愛機シュロウガ。

 

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