松永燕が直江大和におねだりする。
「ねぇ……大和くん。してもいいでしょ?」
「だめだめ……だめです」
恋人の燕はよく何かをする時に大和に尋ねていた。
「でも私、我慢できないの……」
燕が大和の体に抱きつく。
「………っ」
大和は燕の誘惑に負けそうになる。
「ねぇ……大・和・く・ん」
燕の甘い声が大和の耳元へ。
ガシッ!
大和は燕の手を握った。
「あっ!」
予想外の出来事に燕は驚く。
「だめだめ。燕さんの行動は予測済みです」
「む~~」
燕は膨れる。
「だいだいこんなことしたら、きっと不死川に怒られるよ」
「……む~~」
まだ燕は膨れる。
「美味しいと思うけどなぁ~? うどんに松永納豆」
「はぁ……燕さんのこの病気なんとかしないとなぁ~」
大和はため息をつくのだった。
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