エヴァ達とネギ達の決闘(笑)が行われた次の日、エヴァはアスカの守護騎士達が経営している喫茶店に茶々丸と来ていた。
『それにしても昨日はお疲れ様です。御蔭で面白いものが見れて良い暇潰しになりました。』
「ふん。私の方は暇潰し程度にしかならなかったがな。」
『でしょうね。僕としても驚いてますよ、まさかネギがあんなに弱かったなんて思いませんでした。』
「これなら、そこらの魔法先生と殺り合った方が何倍も面白かったな。」
『ふふふ。そうでうね。・・・あっ、そうだ!エヴァ、君に掛けられている登校地獄の呪いが解けてることに気付いてる?』
「なっ、どういう事だ!」
『昨日の決闘(笑)の最後の方予定より復旧が早かっただろ?それでエヴァが勝って終わるという形で決着が付こうとしてるのに邪魔が入って勝敗が変わるのが嫌だったから、呪いを僕の方で無かった事にしたんだよ。』
「そうだったのか。・・・・・・って、ちょっと待てアスカ貴様、私の呪いを解けったてことは前から出来たのか?!」
『出来たね、初めて会った時点で僕には解けたよ。』
アスカが事も無げに言うものだから、エヴァは毒気を抜かれ、あすか怒鳴ることができなかった。
「はぁ、お前という奴は、この
『ははは、お褒めに預かり光栄です。』
「誰も褒め取らんわっ。」
そんな感じで話していると店にネギと淫獣を肩に乗せたアスナが入ってきた。
「こんにちはっ、エヴァンジェリンさん。」
「気安く挨拶を交わす仲になった覚えはないぞ。」
「こんにちは、ネギ先生、アスナさん。」
「ふふぅーん。聞いたわよぉ。エヴァンジェリンってネギ達のお父さんのこと好きだったんだってねぇ。」
アスナがそう言うと、エヴァはネギに掴み掛り言った。
「き、き、貴様ぁ、やっぱり私の夢を!!」
『まぁまぁ、そういきり立つなよエヴァ。』
「アスカ・・・。」
『それにエヴァがあのクソ親父の事が好きだったなんて今さらだろ?』
「どういう意味だっ!」
『さぁ、どういう意味だろうねぇ。(笑)』
「あ、あのエヴァンジェリンさんっ!父の事で何か知ってることはありませんかっ?!」
「あんっ?なんで貴様にそんな事を言わなければならない?」
「良いじゃないエヴァンジェリン教えてくれたってっ!」
「ふん。負けたくせに偉そうに。」
『別に教えてあげても良いのでは?』
アスカはそう言った。
「ん、どうしてだ?」
『これ以上五月蠅くして店に迷惑を掛けたくないですから。まぁ、エヴァの知ってる手がかりを教えるくらいなら僕にもできますが?』
「どういうことだ?」
『どうもこうも、あなたが教えてくれたことですよ?』
「そうだったか?」
『そうです。』
「アスカに教えたなら教えてくれてもよいでしょっ!」
「ふん。神楽坂アスナ、アスカと坊やとでは決定的に違うことがある。」
「何よ違いってっ!」
「お前たちは手を抜いてやった私に勝てなかったが、アスカは一人で本気の私と茶々丸に勝ったんだぞ。」
「なっ、それは本当なのアスカっ!?」
エヴァの言葉にネギがアスカに訊いた。
『本当だよ。それなりにマジでやらなきゃ危なかったけどね。』
その言葉を聞いてネギ達は黙り込んだ。
『京都に行くとよいよ。』
「「「えっ?」」」
アスカの言葉にネギ達は疑問符をうかべた。
『だから、糞親父の手がかりは京都にあるかもって言ってるんだよっ。』
それを聞いてネギは喜びながら店を出て、アスナと淫獣もそれを追って店を出た。
「騒がしい奴らだ。」
『まぁ、良いじゃないですか。それよりお茶を楽しみましょう。』
「ふん。それもそうだな。」
そう言ってアスカとエヴァは店特製のシュークリームやケーキを堪能した。
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※初めて読む方は過度な期待はしないで下さい。(大変ガッカリする恐れがあります。)
基本駄文なので誤字などは受け付けますが、罵詈雑言の感想は受け付けません。