No.398729

ネギま~スキル持ちの夜天の王~第19話

零崎煌識さん

※初めて読む方は過度な期待はしないで下さい。(大変ガッカリする恐れがあります。)
基本駄文なので誤字などは受け付けますが、罵詈雑言の感想は受け付けません。

2012-03-27 16:47:16 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:6494   閲覧ユーザー数:6079

 ~第三者side~

 

 「これが今日の伝達事項です。」

 

 今日は重要な伝達事項があり朝早くから教職員達は集まっていた。もちろんその中にはネギも含まれているが、この場には子供先生はアスカしかいなかった。

 

 「アスカ君。ネギ君は如何したのかな?」

 『さぁ?たぶん今日の早朝職員会議の事を忘れていて、尚且つ寝坊でもしてるんですよ、新田先生。』

 「むっ。やはりそうなのだろうか?」

 『如何でしょうね。もしかしたら、僕が出るから自分は出なくても良いとか考えているかもしれませんよ。』

 「アスカ君。」

 

 キ~ン、コ~ン、カ~コ~ン。

 

 『それじゃぁ、チャイムも鳴りましたから教室に行きますね。ネギ先生が来たらちゃんと叱ってやってくださいね。』

 

 そう言って、アスカは2-Aの教室に行った。

 

 そして場所は変わり2-Aの教室。

 

 「それでは一時間目の授業を始めます。テキスト78ページを開いてください。

 The fall of Jason flower. Spring came. Jason the ~~~~~~~~~~」

 

 とネギは教科書の英文を読んでいった。

 アスカはそれを窓際に椅子を置いてそれに座って授業を見ていた。

 

 「それじゃぁ、今のところ誰に訳してもらおうかなぁ。えーっと・・・。それじゃぁアスナさん。」

 「なっ、何で私に当てるのようっ!?」

 「えっ、だって。」

 「普通は日付とか出席番号とかで当てるでしょ!」

 「えっ、でもアスナさんあ行じゃないですか。」

 「アスナは名前よっ!」

 「それに感謝の意味を込めて当てました。」

 「何の感謝よっ!!」

 「要するに解らないんですわねアスナさん。」

 「なっ!」

 「では、ここは委員長であるわたくしが代わりに訳して差し上げましょうか?」

 「わ、わかったわよ訳すわよ。えーと。ジェイソンが・・・花の上・・・に落ち、春が来た?ジェイソンとその花は・・・えっと・・・高い木の上で・・・食べたブランチで・・・骨・・・は百本?えーと、骨が・・・木の・・・そばで・・・・・・・・・・・・・・・。」

 「アスナさん英語ダメなんですねぇ。(笑)」

 「なっ!」

 

 ネギは訳の分からない理由でアスナを当て、アスナはそれを必死で訳そうとしたが、ネギがそれを見てアスナをバカにして、それに乗るように周りもアスナをバカにした。それを見ていたアスカはムカついて、ネギに特製のスーパーボールを、アスナをバカにする発言をした数人の2-Aの生徒にはチョークを投げつけた。

 

 「ゴフッッ!!」

 「「「「「「きゃっ!!」」」」」」

 『ねぇ、君達。何ふざけてるのかなぁ』

 

 ネギは気絶した方がましだと思うほどの痛みを、チョークを投げられた者はデコが赤くなっていた。そして、後から響いたアスカの声はアスカと一緒居る時間の長い、千雨、刹那、真名、エヴァ、茶々丸の5人が聴いた事も無いほどに冷たく静かなそれでいて良く通る声だった。

 

 『ねぇ、ネギ教員。あなたは今自分が何をしたかわかっていますか?』

 「ゲホッ。アッ、アスカ何を・・・。」

 『その顔では自分が何をしたかわからないようですねぇ。アンタはは生徒を侮辱するという教師としてやってはイケない事をやったんだよ。』

 「だっ、だって本当の・・・」

 『本当の事だからぁ?本当の事なら何を言っても、やっても良いってか。なら俺もお前に本当の事を言ってやろうか、お前みたいな奴は教師なんてせずに、しようと考えずに故郷に帰れよ。』

 「えっ?」

 『どうして?ってか。そんなことも分からないから帰れってって言ったんだよ。』

 

 アスカはネギを見下ろしながら言った。そして今度は生徒の方を向いていった。

 

 『あなた達にしてもそうだ。こいつに同調し、一緒になって人を、頑張った人間をバカにして授業を妨害するからチョークをぶつけたんですよ。それじゃぁ、気分を害したから俺は出ていく。この後の俺の授業で同じような事をしたら、宿題の量をクラス全員2倍にして、期限までに一人でも出さなければ全員数学の評価を1にするぞ。』

 

 そう言ってアスカは教室を出た。

 

 ~第三者side end~

 ~千雨side~

 

 アスカが教室から去った後、空気は重く、とても授業を再開できる雰囲気ではなかった。

 私は刹那、真名、エヴァ、茶々丸は思念で話した。

 

 〈物凄く怒っていたなアスカの奴。〉

 〈あぁ。あんなアスカ見たことがないよ〉

 〈私もです。あんなに冷たく底冷えするような声ではな話すのを初めて見ました。〉

 〈たぶんあれは、今まであいつがため込んでいたものだろぉ。〉

 〈だけどよぉ、あいつは他人に色んなモノを押し付けるスキルを持ってるだろ?〉

 〈そうだな。だが、あいつは優しいからな。向こうにいた時は周りの魔法使い(てき)に押付けれただろうが、こちらに来てからはあいつの周りは殆んどが一般人だからな押し付けられなかったんだろ。〉

 〈なるほど。それで今、あのガキがバカな事して、それにほかの奴らが同調して、堪忍袋の緒が切れたっと。〉

 〈たぶんな。〉

 〈それでどうする?〉

 〈如何するとは?〉

 〈アスカの事だよ。あのままじゃ拙いだろ。〉

 〈そうだな。〉

 

 こうして私たちはアスカを元気付ける方法を考えて、何個か私たちと守護騎士達で放課後アスカが帰宅後、別荘でそれを実践しどうにか元に戻した。

 ちなみにアスカの授業は物凄く静かだったとだけ言っておく。

 

 ~千雨side end~


 
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