No.365277

桂花エンド外伝 魏兵士Aは見た part2

やっと、続きが書けた

2012-01-19 00:51:18 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:4836   閲覧ユーザー数:4138

  ~part1の続き~

 

 

 

   呉C「お前が御使い殿に初めて会った時の話はないのか?魏Cよ。」

   魏C「俺の話は出会いだけじゃないけど、それでもいいか?」

   蜀B「いいんじゃないか、魏Aも魏Bも長かったし。」

   魏AB「「おいっ!」」

   呉A「どうどう。」

   魏B「俺らは牛か!」

   蜀A「早く魏Cの聞きたいから、静かに!」

   魏AB「「………なんか、すいません・・・・」」

   魏C「ABはほっといて。まず、俺は楽進様たちの村の隣の村出身なんだが、

      俺はその時は旅に出てたんだ。そして、旅の途中に立ち寄った村で聞いて

      しまったんだ。俺の村が今で言う黄巾党によって壊滅したって。俺は

      急いで、馬を借りて向った。そしたらさ、旅でよく見た風景が広がって

      いたよ。俺は必死になって、生きている人がいないか探したんだ。でも、

      誰一人として居なかった。だから、俺は軍に入ることを決めた。

      これ以上、悲しむ人が増えないように。俺は北郷隊に所属することになった。

      北郷様がどのような方かを見極めようとした、北郷様は民と将の壁がないかの

      ように、されど王とは同等の関係に接している。俺はそんな風に接している

      北郷様がわからなかった、あの人の『心』がそして『器』が。

 

  そして、程なくして新しいやつが入隊してきた。そいつは俺と似たような

      境遇で大切なものを失い、俺と同じ思いを持っていたため、俺たちは親友に

      なった。それから、直ぐに反董卓連合が組まれ、俺とそいつは一緒に北郷隊

      として出陣した。そいつはまだ、鍛錬などの経験が少なく、2回目の出陣の

      時に俺の目の前で殺された。俺はその光景を見た瞬間に、俺の理性は崩れ、

      俺はそいつを殺した奴に敵討ちすることができた、それでも俺の心が晴れる

      ことはなかった。俺は簡単ながらも石に名前を彫り、そいつを埋めて、石を上に

      置いて、簡易式の墓を作った。戦いが終わり、俺はお参りに行こうとすると

      そこには先客がいた。それが北郷様だった。北郷様は墓の前で泣きながら『

      ごめんな、俺の策のせいで本当にごめんな。俺がもっと考えて、お前みたいな

      やつを救えたら……』俺はそんな光景を見て思ったんだ。このお方は俺みたいに

      失うモノが何もないと考えてるやつを思ってくれてる、家族みたいな存在だって。

      俺はその前までいつ死んでもいいと思っていた。だけど、北郷様の涙を見て、

      俺はこのお方をこれ以上傷つけたくない、俺たちのことを一人ひとり見てくれる

      この人を支えて、いずれ世界中を笑顔に変えてくれるこの人のために、俺は

      矛にも盾にもなろうって、思っちまったんだ。」

 

    俺は魏Cの話を聞いて、なお隊長のために頑張ろうと決意した。周りの奴らも

    同様の様だ。だって、アイツらの目がさっきまでの目と全く違っているのだから。

    そして、呉や蜀の連中は目から涙が毀れている、特に呉の一部の連中の一部は

    大泣きしている、すると俺の他にも気になったやつが聞いてみた。

 

   蜀B「どうしたんだ、呉Bよ。」

   呉B「俺は黄蓋様の部隊だったから、つい………な。」

   魏A「その件については悪かった。謝っても気がすまないから、殴ってくれてもいい。」

   魏BC「「俺もそれで構わない!」」

 

    この店にいる魏の連中は『俺でいいなら』『こんなことしかできないが』など、

    いろいろなことを言っている。すると、呉の連中の何人かは前に出てきたが、

    呉Bがそいつらに向かって、言い放った。

 

   呉B「俺たちがこんなことをしたって、黄蓋様が帰ってくるのか?

      いや、違う。俺たちが呉の未来を築くんだろ!だから、俺たちは

      蜀や魏と手を取り合うんだ。より平和な世界のために。」

 

    俺はこの言葉を聞いて、感じた。彼の中にも隊長の影がチラついてることを。

    そして、俺のいや、我らの想いを共有してると。

 

   蜀C「俺もお前たちと一緒に手を取り合いたい。我らが主のための理想のために

      そして、俺たちの望みのために。」

 

    『おぉーー』と蜀の連中たちが声を上げた。その声には確かなやる気と

    喜びを含めた声だった。

 

  俺たち、三国の兵は宴により絆が深まっただろう。この絆の中心にはやはり、

    北郷隊長の存在である。俺はあなたについて行って、良かったです。

    それにしても・・・・・

 

    魏A「お前ら、酒飲みすぎだろ!」

    呉B「こんな日に飲まなくてどうする!?」

      『そうだ、そうだ~!』って、お前らな~

    魏A「俺は少し風に当たってくる」

    蜀B「さっさと帰ってこないと酒がなくなるぞ?」

    魏A「言ってろ!」

 

     俺は表に出て、息を吐いた。俺は今日という日をどれだけ望んでいただろう、

     そして、今日という日を決して忘れはしないだろう。と思っていると、

     こちらに向かってくる物体が見える。それはよく見ると、いつも隊長のことが

     嫌いで、曹操様至上主義である『あの軍師』だった。

あとがき どうも~ma0です。今回のお話はですね、なんと!やっとあの猫耳軍師が

     チラついて終わります。どうやって、伏線を拾うか迷って迷って、結構

     時間がかかっちゃいましたね、ごめんなさい。

 

     たぶん、これからも最初以下のペースが続くと思いますが気長にお待ちください

 

     (今、桂花デレデレのアフターを考え中です・・・・えっ!

 

      1、一刀と桂花がメイン

      2、華琳と桂花の一刀争奪戦

      3、桂花vs桂花以外のヒロイン

 

     まあ、この話が息詰まって、1週間以上かかるなら書くかもww)

 

      って、ことで ノシ


 
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