まず初めに、桂花エンド見てない人は見ない方がいいと思います。
モブキャラがほぼですwww
これは魏兵士A目線メインです・・・・・たぶん
それでも大丈夫なら、どうぞ!
赤壁の戦いを終え、魏・蜀・呉は三国同盟を組み、王や重臣たちは宴を始めるらしい。
城内の侍女たちは宴の準備によって大忙しだが、一方、俺たちはというと、
『せっかく三国同盟組んだんだし、兵たちだけで宴をしようぜ!』
と北郷隊長の言葉によって、街の料理店に居た。
ちなみに俺の机の周りには各国の兵が俺を含めて、3人ずついる。
魏A「では、三国の平和を祈って、かんぱ~~い」
魏A以外「「「「「「「「「「「かんぱ~~い」」」」」」」」」」」」
蜀A「ぷは~、やっぱ酒は美味いな~」
呉C「俺はもう少し強いほうが好きかな。」
呉A「お前は酒が好きだから、強いほうがいいんだろ!」
呉AC以外「「「「「「「「はっはっは」」」」」」」」」」
蜀B「いや~、さっきまで敵だったのにこうして一緒に飲むなんてな~」
魏C「いや~、北郷様も粋なことを考えるよ。」
呉B「その『ほんごう様』ってのは誰なんだい?」
魏B「北郷隊長っていうのはな、『天の御使い様』、『魏の種馬』の異名を
持つお方さ。」
蜀C「『天の御使い様』っていうと、あの?」
魏B「あぁ、予言があったお方だよ」
呉C「へぇ~、その御使い様はなんで『魏の種馬』なんて呼ばれてるんだ?」
魏A「そりゃ、うちの重臣や王をおとしたからさ。」
呉C「そりゃ、すごい。だけど、そんな女誑しがお前らの上司だなんて、
よくお前たちが慕ってr」
俺は呉Cの話が終わる前に咄嗟にやつの胸ぐらを掴んでいた。その速さに
負けず劣らず、周りにいる同僚たちが呉Cを睨んでいる。
魏ABC「北郷(隊長・様)をよくも侮辱したな・・・・殺す!!!」
蜀B「まあまあ、落ち着け!どうしたんだお前たち?」
魏A「すまん、呉C。北郷隊長を侮辱されたから…つい。」
魏BC「「すまん、俺もだ」」
呉C「いや、こっちもすまなかった。全く知らないのにそんなことを言って」
魏A「それにしても、ここが魏じゃなくてよかったな。」
蜀A「どういうことだ?」
魏A「魏だったら、どこで言っても殺されたと思うぞ。」
俺は咄嗟に呟いた。すると蜀Aが食いついた。
蜀A「それは本当か!?なんで、そんなことに?」
魏B「曹操様や重臣の方々を初め、魏の民みんながあの方を愛してるからさ」
蜀C「なんか、うちの劉備様と似ているかもしれん。」
呉A「なんで、御使い殿はそんなに愛されてるんだ?」
魏A「それはな、あの方は身分を気にせず、子供から大人まで困っている人が
居たら、それを必死に考え、行動に移す。そして、あのお方の笑顔は
私たちにとって必要不可欠な存在なんだ。」
蜀B「我らが劉備様みたいに人の心に入れるお方なのだな。」
呉B「我らが孫策様のような行動力を持たれる御仁なんだな。」
魏A「ここで1つ、俺の昔話を聞いてくれないか?」
魏A以外「「「「「「「「「あぁ、聞かしてくれ」」」」」」」」」」」
魏A「俺は北郷隊長がこの地に舞い降りる前から警備隊に所属していた。
そして、北郷様が舞い降りてから数日後、曹操様が北郷隊長を警備隊
に7日ほど入れるように命じられた。最初の印象は俺たちと同じぐらいの
武を持っていて、なにか人を気にするやつぐらいしか思わなかった。
北郷隊長が去って、数日後にまた曹操様がいらして、北郷隊長を警備隊長
任命した。俺たちは意味が分からなかった。だから、当然のように
反発もしたし無視もした。それでも、あのお方は諦めずに警邏を続け、
俺たちに手伝うように頭を下げて言ってきた。そして、俺は見てしまったんだ、
あの人の頑張りを。あの人は寝ないで俺たちの分の書簡を書いて、そのまま
警邏に出かけて、民たちと接してる風景を見て、そして気づかされたんだ。
あのお方は見知らぬ地で不安なのに自分ができることをしようと頑張って
いるのに俺たちは何をやっているんだ!、ってな。
それから、俺たちはあのお方のスゴさに思い知らされた。街を平和にする
ために案を考えたり、俺らには話しかけてこない民たちがあのお方には
別だった。だから、俺は、いや俺たちは北郷様についていこうと思った。
より、あのお方に近づくために、そしてあのお方の理想の世界を作る
ために。」
俺は今まで思っていたことを酒の勢いで全て話しちまった、まあ
なるようになればいい。それにしても俺ら魏以外のやつらが沈黙なのは
なぜ、なんだろう?そう思っていると呉Cが頭を下げてきた。
呉C「・・・・本当にすまなかった、俺はそんな御仁を馬鹿にしてたなんて、
思いにもよらなかったんだ。俺は・・・・俺ってやつは・・・・」
魏A「落ち着けって、知らなかったら、これから知っていけばいいだろ?
まあ、これも隊長の言葉なんだがよ。」
蜀C「俺もそこまでのお方だなんて思わなかった、もし蜀に舞い降りていたら
『蜀の二大仁君』と言われるだろうさ。」
魏B「お前は隊長をそこまで思っていただなんてな、驚いたけど俺も隊長には
思い入れがあるんだ。」
呉A「ついでと言っちゃなんだが、話を聞かせてはくれないか?」
魏B「別に構わないぜ、それぐらい。」
蜀A「気になるから、早く早く」
魏B「急かすな、急かすな。俺は隊長が隊長になってからしばらく経ってから
警備隊に入ったんだ。俺はその前はさあ、ホントに仕事がなくて飢えて
死にそうってなもんだったんだ。それである時さ、食べものに目がくらんで
野菜を盗んで逃げたんだ。その時にさ、追跡してきたのが隊長だった。
あまり武力に自信がなかった俺はとにかく逃げて、逃げて必死だった。
隊長は裏通りもしっかり理解しているようで、部隊を分けて挟み撃ちを
してきたんだ。俺は捕まるもんかって思って、隊長に突撃したんだよ。
そしたらさ、どんな対応したと思う?」
蜀B「避けたの?」
魏B「いや、違う。」
呉C「殴ったり、ぶっ飛ばしたりした!」
魏B「いや、違う。何もせずに俺を受け止めたんだよ。そして、俺が牢に連れて
行かれる前に聞いてみたんだよ。なんで避けなかったんだ?って。
そしたらさ、『君みたいな人がいるのに助けられなかった自分が悔しくて、
そしたらさ、体が動かなかったんだ』って涙を流しながら言ったんだ。
俺はその言葉が心に響いてさ、言ったんだ『罪を償って、出所できたら警備隊
で働いてもいいですか?』って。そしたら、笑顔で『いつまでも待ってるから、
早く帰ってこいよ!』って。俺はあの笑顔のために頑張りたいと思ったんだ。
あんなに思ってくれてる人がいるなんて、なかったから。」
呉A「俺のとこは罪は罪でひどいのに、お前って恵まれてたんだな。」
蜀A「俺の国でもありえないと思うよ。」
魏B「だから、俺は一生をかけて隊長に償っていきたいんだ」
あとがき どうも~ma0です、今日は時間がないのでここまでですかね。
いや~、授業中に話を考えてるので結構、疲れますね~、それにしても
こんなに短くて大丈夫か?俺www
できるだけ続きを早く書きたいと思いますが、アドバイスがあったら
言ってください。それを採りえて頑張りたいと思います。
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いや~、こういうのって難しいですね~