天和「みんな大好き～～～～～～♪」

「「「「「天和ちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん！！！！！」」」」」

地和「みんなの妹～～～～～～～♪」

「「「「「地和ちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん！！！！！！」」」」」

人和「とっても可愛い～～～～～～♪」

「「「「「「人和ちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん！！！！！」」」」」

天和「みんな～～～～～♪三国合同将棋大会♪は～～じま～～～るよ～～～～～～♪」

「「「「「ほわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！」」」」」

蜀での会議が終わってから３ヵ月後、今度は魏での会議が開かれる

その合間を縫って、このような三国の誇る軍師、またはそれに関する者がおのれの知略を競い合う将棋大会が開かれていた

対戦方法はトーナメント

そして、くじによって決められた対戦表は

冥琳ＶＳ葵　零ＶＳ雛罌粟　柊ＶＳ音々音　白蓮ＶＳ徐栄　雫ＶＳ華琳　風ＶＳ紫苑　七乃ＶＳ斗詩　　亜莎ＶＳ秋蘭　

蓮華ＶＳ雛里　稟ＶＳ恋　純夏ＶＳ詠　桂花ＶＳ一刀　穏ＶＳ朱里　百合ＶＳ張済　杏奈ＶＳ彩　麗羽ＶＳ星

天和「それじゃあ、早速選手を紹介していくよ～～♪一回戦第一席の試合はこの二人～～♪」

地和「呉のメガ周喩砲こと周喩公瑾～～♪それに相対するは、涼州筆頭馬騰寿成～～♪」

冥琳「メガ周喩砲ってなんだ？・・・・・」

葵「ははっ♪それだけ周公瑾という名軍師の名が世に広まっているということだろう♪」

冥琳「こういった広まり方は好きではありません」

葵「まっ、噂っていうのはそういうもんさ・・・・・それはそうと、噂の美周朗の力見せてもらうぞ」

冥琳「涼州の筆頭とこうして将棋が出来る日が来るとは思いませんでした、呉の大都督の力お見せしましょう」

雪蓮「きゃ～～～～～♪め～～り～～～ん♪愛してる～～～～～♪」

桃香「う～～～ん・・・・・どっちが勝つんだろう、正直わかんないな～～～」

翠「母さんは、将棋も相当に強いぜ、あたしなんて一回も勝った事無いからな」

悠「まぁ、翠は脳筋だからな」

翠「おいこら！誰が脳筋だって！？」

蒲公英「否定できないところが悲しいねぇ～～♪」

翠「なんだと蒲公英！？おい悠！そこを動くな！」

悠「おっと♪」

シュン

悠は一瞬で翠の後ろに移動し

もみもみもみもみ

翠「うひゃああああああああ！！//////////」

悠「うははははは♪翠の胸も揉み応えばっちりだぜ♪」

天和「かつて孫堅と肩を並べる実力を持っていたという馬寿成♪それが果たして将棋にも通用するのか♪」

地和「これは見ものね～～♪」

人和「では次の選手紹介です♪かつてこの魏にて曹操様に仕えていた残念な軍師こと司馬懿仲達♪それに対するは諸葛孔明、鳳士元の一番弟子、馬謖幼常♪」

零「ふん！それはもはや昔の話よ」

雛罌粟「零さん、よろしくお願いします」

零「こちらこそ、悪いけどそっこーでけりをつけさせてもらうわよ」

雛罌粟「僕だって朱里様と雛里様の弟子としての自負があります、そう簡単にはいきませんよ」

天和「はい～～～♪次いってみよ～～♪」

地和「これまた諸葛孔明と鳳士元のお弟子さん♪姜維伯約対天下無双呂奉先の専属軍師♪唸るちんきゅうキック、龍佐の才こと陳宮公台♪」

音々音「ふふん♪このねねと最初に当たってしまうとは、おぬしも運が無いですの～～～♪」

柊「ねねさんの噂は聞いています、なんでも将棋で一様に負けっぱなしだとか」

音々音「うっ！・・・・・それは当たっていますが・・・・・しかし！ねねも一刀とさしてて鍛えられているのです！甘く見ていると酷い目にあうですぞ！」

柊「ええ、しっかり勉強させていただきます♪」

音々音「うう・・・・・なんだか調子が狂うのです・・・・・」

人和「それでは次です♪」

天和「元幽州州牧、公孫賛伯珪対北郷隊隊員、徐栄！」

地和「器用貧乏♪何でも出来るけど何にも出来ない♪普通の代名詞という名声を世に轟かせる武将と董卓軍にて北郷隊という治安維持部隊を常に引っ張ってきた武将♪これもある意味名勝負？」

白蓮「普通ゆーーーーーーなーーーーーーーーーー！！！！！」

徐栄「はははは♪非凡な才能ということでいいじゃないですか♪」

白蓮「おまえは人事だと思いやがって・・・・・それにしても、おまえも将棋をさすんだな」

徐栄「はい、隊長からこれからの北郷隊には知識も必要だと言われて日々鍛えてもらっています」

白蓮「流石一刀の部隊だな、常に進化しているというわけか・・・・・一刀直伝ということは本腰を入れてやらないと危ないな」

徐栄「はい、一手お願いします、白蓮殿」

天和「それじゃ次だよ～～～♪」

人和「天の御遣いの片腕、専属軍師として日々天角を支え続けている徐庶元直！それに対するは我らが魏の覇王♪曹操孟徳♪」

春蘭「華琳様～～～～～～～～♪」

季衣「頑張って下さい～～～♪華琳様～～～♪」

流琉「雫さんも頑張って下さい♪」

雫「華琳さん、よろしくお願いします」

華琳「こちらこそ・・・・・ねえ、雫」

雫「はい？」

華琳「ちょっと賭けをしない？」

雫「賭け・・・・・ですか？」

華琳「ええ、もしこの勝負でわたしが勝ったらあなたは一刀のところからわたしの元へ来てもらうわ」

雫「ええ！！？」

華琳「そして、この曹操に絶対の忠誠を誓うの」

雫「そんな横暴なことできません！！」

華琳「もちろん、あなたが勝てばそれ相応の報酬をあげましょう」

雫「・・・・・聞きましょう」

華琳「あなたが勝てば、荊州に不足している鉄や食料などの資材を無料で提供しましょう、どうかしら？」

雫「・・・・・・・・・・」

雫は考える

今の荊州は、紙の貿易や市場の開拓と改革でかなりの利益が三国から集まっていて資金には不自由していない

しかし、その傍ら戦後復旧で城の修復や民達の住居を建てる上で、材料が足りなく作業が遅れているという問題がある

そして、食料も荊州の農場を増やしフル回転させて供給しているが、なかなか追い付いていないのである

他の国へ調達に行こうにも、三国共に資材食料を他の国にまわせる余裕は無い

雫「華琳さんの国でも、食料の問題は解決できていなかったはずですが？」

華琳「それなら心配無用よ、我が国の食糧の問題は解決されつつあるわ、それにかつて軍の増強のために陳留に多くの蓄えがあるのよ、それを天角に補充させてもらうわ」

雫「・・・・・・・・・・」

華琳「一刀もこの問題には頭を痛めているらしいじゃない・・・・・どう？乗らない？」

雫「・・・・・分かりました、受けましょう」

華琳「二言は無いわね？」

雫「ええ、一刀様の軍師として、この勝負必ず勝ちます！」

華琳「ふふふふ♪そうこなくっちゃ♪」

雫「（わたしは一刀様のもの！他の誰のものにも決してなりません！）」

背水の陣の覚悟で勝負に挑む雫に対して華琳は

華琳「（ふふふふ♪閨で雫をどんなふうにわたし色に染めてあげましょうか？一刀のために大きくしたというあの胸をわたしのものに・・・・・・うふふふふ♪）」

と、このようなことを考えていた

地和「それじゃあどんどんいくわよ～～♪」

人和「次は、魏の頭脳程昱仲徳対蜀の黄忠漢升♪」

天和「変幻自在の軍略で知られる程仲徳♪それをどのように迎え撃つか？黄漢升♪」

風「よろしくお願いしますです～♪紫苑さん～～♪」

紫苑「こちらこそよろしくね♪風ちゃん♪」

みい「お母さん～～～～♪かんばるのにゃ～～～～♪」

トラ「お母さん～～～♪」

ミケ「頑張って～～～♪お母さん～～～♪」

シャム「にゃ～～・・・・・・」

風「おお～～、流石蜀のお母さんですね～、これもご年配の性というやつですか～～」

紫苑「風ちゃん～～、年がどうしたっていうの～～♪」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

風「・・・・・ナンデモナイノデス～」

地和「もっといくわよ～～～♪」

人和「袁術側近の大将軍こと張勲と元袁紹本初の忠臣、顔良♪」

美羽「七乃～～～～♪頑張るのじゃ～～～♪」

桃香「美羽ちゃんの大将軍か～～・・・・・どれくらい強いんだろ？」

美羽「七乃は、将棋はかなり強いのじゃ♪」

愛紗「それで？腕前は？」

美羽「・・・・・つ、強いのじゃ」

鈴々「だからどれくらい強いのだ～～？」

美羽「・・・・・分からんのじゃ」

「・・・・・・・・・・」

猪々子「それを言うなら斗詩だって今まで袁招軍を率いてきただけあって強いぜ～～♪」

七乃「うふふふ♪こうして斗詩さんと将棋をさすなんていつ以来ですかね～～？」

斗詩「そうですねぇ・・・・・かれこれ５年ぶりですかね」

七乃「もうそんなになるんですか～～」

斗詩「こうして再び将棋をさせるなんて、ご主人様に感謝しなければなりませんね♪」

七乃「うふふふ♪そうですね♪」

地和「それでは、次にいきましょう♪」

人和「続いては、次世代呉の大都督こと呂蒙子明と曹操様の片腕こと夏候淵妙才よ♪」

亜莎「そそそそそんな！！わたしがだだだだ大都督だなんて！！////////////」

秋蘭「ははははは♪どうやらまだこういった場には慣れていないようだな♪」

亜莎「あうううう～～～～～///////////」

秋蘭「・・・・・亜莎よ、おまえに一つ言いたかったことがある」

亜莎「？・・・・・なんでしょう？」

秋蘭「わたしから見ても、おまえにはかなりの才能がある」

亜莎「・・・・・・・・・・」

秋蘭「確かに今のお主では一国の大都督にはなれん・・・・・しかし、今後の修行しだいでお主は冥琳をも超える人物となれるだろう」

亜莎「・・・・・・・・・・」

秋蘭「今は、大都督などという重荷を考えなくともよい、それはもっと先のことであろうことだ、今は自分のことだけを考えろ、お前はあの冥琳に選ばれた者なんだからな」

亜莎「秋蘭さん・・・・・はい！冥琳様のご期待に応える為にも、この呂子明、精一杯がんばります！」

かつて一刀に言われた事を思い出し、亜莎は秋蘭と向かい合った

春蘭「秋蘭～～～～～♪亜莎など一捻りにしてやれ～～～♪」

流琉「秋蘭様！頑張って下さい！」

思春「亜莎！相手は華琳の片腕だ！侮れんぞ！」

祭「このワシを追い詰めた秋蘭じゃ！夢夢油断するな！」

地和「じゃんじゃんいくわよ～～♪」

人和「呉の賢王こと孫権仲謀♪蜀の鳳雛こと鳳統士元♪」

天和「この二人も目が離せないね～～～♪」

蓮華「賢王だなんて、そんなの言い過ぎよ/////////」

雛里「あわわ、そんなことないでしゅよ、蓮華さんは国を栄えさせる力は雪蓮さん以上と聞いていますし」

蓮華「・・・・・なら、その名に恥じないようにしなければならないわね・・・・・雛里、勉強させてもらうわよ」

雛里「は、はい！・・・・・あわわ」

桃香「雛里ちゃん～～～～♪ファイト～～～～～♪」

桔梗「蜀の二大頭脳の力を見せてやれ！雛里！」

焔耶「雛里！鳳雛ともあろう者が苦戦なんてするなよ！」

思春「蓮華様！平常心を忘れてはなりませんぞ！」

明命「相手はかの鳳雛です！気を抜いたらあっという間にやられてしまいます！」

人和「・・・・・さて、気を取り直して次の紹介に行きます」

天和「魏の中核を担う眼鏡軍師こと郭嘉奉孝と天下無双の呂布奉先だよ～～～♪」

地和「天下無双の方天画戟が敵をなぎ払うのか！？はたまた鼻血が敵の目を眩ますのか！？」

稟「地和！一言多いです！それにわたしの鼻血はそんなものには使えません！」

恋「・・・・・使えると思う」

稟「恋殿ぉ・・・・・それにしても、恋殿も将棋をさすのですね」

恋「（コク）・・・・・恋、詠に勝ったことあるから」

稟「な！なんと！？詠殿にですか！？」

恋「（コク）」

稟「これは気が抜けませんね・・・・・よろしくお願いします」

恋「（コク）・・・・・よろしく」

天和「それじゃ、次だよ～～～♪」

地和「呉の紅き狼、紅の夜叉こと太史慈子義と董卓軍筆頭軍師の賈詡文和よ♪」

詠「それにしても、純夏って将棋ができるの？」

純夏「これでも元文官よ、舐めてると痛み目に会うわよ、詠」

詠「・・・・・分かったわ、この賈詡文和、本気でいくわ」

純夏「太史子義の知略を見せてあげるわ」

月「詠ちゃ～～～～～ん♪頑張って～～～～～♪」

菖蒲「純夏さんは、かなり優良な文官だったらしいです、気が抜けませんよ」

雪蓮「ええ、武官になってからは戦いに掛かりきりになっていたけど、純夏って脳筋ではないわよ」

小蓮「最近は、文官の仕事にも復帰するようになってきたからね」

霞「う～～～～ん・・・・・・武一筋のウチには真似できへんわ～～」

嵐「まったくだ・・・・・」

人和「さ～～～♪お待ちかね♪とうとう出てきた天の御遣い「「「「「一刀様～～～～～～～～～～♪♪♪♪」」」」」・・・・・へ？」

「きゃ～～～～～～♥一刀様ぁ～～～～～～～♥」

「こっち向いてぇ～～～～～～♥一刀様ぁ～～～～～～～♥」

「大好きぃ～～～～～～♥愛してるぅ～～～～♥一刀様ぁ～～～～～～～♥」

「結婚してぇ～～～～～♥一刀様ぁ～～～～～～♥」

「わたしを貰ってください～～～～～♥一刀様ぁ～～～～～～～♥」

そこには、北郷一刀ファンクラブの娘達がやんややんやと居た

観客席にはいきなり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　♥♥♥♥♥北郷一刀　我愛你♥♥♥♥♥

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥

と、書かれた看板がでかでかと掲げられる

ファンクラブの会員数は、魏だけでもざっと５０万を超える

三国を合わせたら数え役萬☆シスターズなんてわけない

天和「も～～～～～！どうして一刀ってこんなに人気があるの～～～～！？」

地和「まねーじゃーのくせに、ちぃ達よりふぁんが多いなんておかしいわよ～～～！！」

人和「それはしょうがないわよ、なんせ伝説の山賊狩り、乱世を鎮めた英雄王、この国の守護神ですもの」

月「へぅ～～～～～～、凄いですぅ～～～～、ご主人様ぁ～～～～～～/////////」

時雨「旦那様ぁ～～～～～」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

愛紗「ご主人様ぁ～～～～～～」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

桃香「ふわぁ～～～～～～、ご主人様の人気って凄いんだねぇ～～～～」

雪蓮「そりゃそうよ、天下無双の恋に匹敵する武、知略もずば抜けている、楽器も弾けて歌も抜群に上手い、おまけに凄くいい男で優しい・・・・・人気が無いほうがおかしいわよ」

小蓮「呉でも一刀のふぁんくらぶは３０万人くらいいるしね・・・・・」

鈴々「蜀にも数え切れないほどいるのだ♪」

村長「まさに英雄ですの～～～♪」

凪「うううう・・・・・隊長ぉ～～～～～」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

沙和「・・・・・凪ちゃんが嫉妬の炎を燃やしているの～～～」

菖蒲「一刀様の人気が高いことはいいことなんでしょうけど・・・・・・」

霞「ああ・・・・・かなり複雑やな・・・・・」

聖「・・・・・・・・・・」（じ～～～～～～～～～～～～～～～～）

真桜「さ～～～～寄ってらっしゃい見てらっしゃい♪ここにあるは北郷一刀の限定版写真集♪他にも様々なぐっずがあるで～～～♪」

観客席の裏側では、真桜が自ら店を開いて一刀に関するグッズを売り捌いていた

写真集、顔が映ったＴシャツ、小さい十文字の旗、ハンカチ、忠久と金剛刀のキーホルダー、狛煉のぬいぐるみ、８分の一フィギュア、エトセトラエトセトラ

「きゃ～～～～～～♪買う～～～～～♪」

「写真集頂戴～～～～～♪」

愛紗「どけ！！ご主人様のぐっずは私のものだ！！」

桃香「あ～～～～～ん！！わたしも買う～～～～～！！」

凪「わ！わたしも！！」

明命「狛煉ちゃんのぬいぐるみ、もふもふしたいです～～♪」

「ちょっと！！わたしが先よ！！」

「一刀様のふぃぎゅあは私のもの～～～～！！！」

どさくさにまぎれて、愛紗と桃香と凪と明命も買い求める

真桜「ちょっとあんたら！！喧嘩はご法度やで！！あんたらも隊長のふぁんなら順番に並び！！」

と、このように一刀関連の商品は三国でも１、２を争う経済効果を示していた

三国には、ところどころに北郷一刀関連商品専門店があり、そこでは商品を買い求めるファンによる暴動が起きることなんて事は普通になっていたのだ

「（おのれ北郷ぉ～～～～！）」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

「（どれだけの女を侍らせれば気がすむんだぁ～～～！）」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

「（もげてしまえ～～～～！）」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

と、一部の男は一刀に嫉妬のオーラを放っていた

一刀「あ・・・・・あははははは・・・・・」

桂花「まったく、この王佐の才を差し置いてこんな全身精液男がこんなにも人気があるなんて生意気よ」

一刀「・・・・・それはそうと、よろしくな、桂花」

桂花「ふん！あんたなんて十手あれば十分だわ！このわたしがこの場で瞬殺してあんたの人気を地に落としてやるんだから！」

人和「次です♪」

天和「呉のたわわ軍師こと陸遜伯言と蜀の伏龍、諸葛亮孔明その人だよ～～～♪」

穏「？？？・・・・・たわわ軍師ってなんですか～～？」

ポヨンポヨン

朱里「はわわ～～～・・・・・なんだかさす前から負けた気分ですぅ～～～」

穏「？？？？」

小蓮「・・・・・なんだか朱里を応援しなきゃいけない気分になってきたよぉ～～」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

雪蓮「まぁ、小さくて便利なこともあるでしょ♪」

ポヨンポヨン

雪蓮は自らの胸の膨らみを強調しながら小蓮に言う

小蓮「・・・・・・・・・・」

愛紗「小蓮殿？どうかされたか？」

ポヨンポヨン

小蓮「うううう～～～～～、やっぱりシャオ、朱里を応援する～～～～！！」

天和「さ～～～♪続いては～～～♪」

地和「諸葛亮孔明のお姉さんこと諸葛瑾子瑜さんと北郷隊隊員張済♪」

地和「諸葛のお姉さんの実力は未知数、対する張済さんの能力も今のところ情報が無いためこれまた分からない♪ある意味迷勝負？」

張済「なんだか字が違いませんか？・・・・・」

百合「気にしたら負けですよ～～♪」

張済「・・・・・それにしても、百合殿は軍師ではないはずですが？」

百合「わたしも朱里ちゃんと雛里ちゃんにはいろいろ教えてもらったことがありますからね～♪」

張済「朱里殿と雛里殿の直伝ですか・・・・・これは気を抜けませんな」

百合「うふふふ～♪お手柔らかに～♪」

天和「次だよ～～♪」

地和「蜀の金色の千里眼の異名を持つ法正孝直と、これに立ち向かうわ袁術軍の大将軍紀霊♪」

美羽「うはははは～～～♪彩～～～～♪頑張るのじゃ～～～～♪」

雪蓮「そういえば、彩も武官兼文官だったわね、どれくらいできるのかしら？」

祭「うむ、ワシも穏と彩が将棋をさしているところを見たことがあるが、なかなかいい勝負をしていましだぞ」

小蓮「うそ！」

桃香「杏奈ちゃん～～～～♪頑張って～～～～～♪」

杏奈「彩さん、よろしくお願いしますねぇ～♪」

彩「こちらこそ、よろしく頼む」

人和「それでは、最後の紹介に行きます♪」

天和「元袁本初対蜀の昇り竜こと趙雲子龍さんだよ～～♪」

麗羽「お～～～～っほっほっほっほっほ♪月様ぁ～～～～♪一刀さぁ～～～～ん♪この麗羽、お二人に勝利を捧げて見せますわぁ～～～～♪」

星「ほほう、お主もだいぶ変わりましたなぁ～～～、連合の時が嘘みたいですぞ」

麗羽「・・・・・そうですわね・・・・・もっと早く月様や一刀さんに出会えていたら、もっと早く変わることが出来たのにと思いますわ」

星「・・・・・麗羽殿・・・・・いや、袁本初殿！この趙子龍！貴殿に敬意を表し全力で叩き潰して見せましょう！」

麗羽「よろしくってよ♪ただし、ここにいるのはただの麗羽♪袁本初だと思っていたらとんでもない目に合いますわよ♪」

星「これは失礼、では麗羽殿、参る♪」

天和「それじゃあ選手紹介も終わったところで、早速はじめようか～～♪」

地和「いくわよ～～～♪」

人和「三国将棋大会♪」

天和＆地和＆人和「「「始め～～～～～～～～～～～～～～～～～♪♪♪」」」

ジャ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ン！！！！

天和「さ～～～～～♪銅鑼の音と共に各選手一斉に将棋版に向かいます♪」

地和「まずは第一席のメガ周喩砲対涼州筆頭の勝負を見てみるわよ♪」

葵「むっ！？この突撃も防ぐか」

冥琳「兵は神速を尊ぶと言いますが、来ると分かっていればどんなに強力な突撃も無効化できますよ」

葵「と見せかけて・・・・っと」

カツン

冥琳「ん！？この突撃は囮ですか！？しかし、想定の範囲内です」

カツン

人和「どうやら馬寿成が得意の騎手での突撃を慣行している模様」

天和「メガ周喩砲がどうやって捌くかが勝負の分かれ目だね♪」

地和「次に行って見ましょう♪」

雛罌粟「うううう～～～～・・・・・」

零「ほら、あんたの番よ」

雛罌粟「うう～～～～～・・・・・えい！」

パチン

零「・・・・・ふん！」

パチン

雛罌粟「うっ！！？」

人和「・・・・・どうやら、一方的に押されているみたいですね」

天和「次いってみよ～～♪」

柊「これでどうでしょう！」

音々音「むっ！？流石朱里と雛里の弟子だけあるのです・・・・・しかしねねも恋殿の軍師としての意地があるのです！それ！」

パチン

柊「っ！？ここで切り込んできますか！？」

人和「どうやら姜維伯約は、奇手で相手を翻弄する戦法を取っているようです、対する陳宮公台は、騎手による攪乱、不意打ちを得意とする模様です」

人和「なかなかいい勝負ね～～♪次いってみよ～～♪」

白蓮「それ！」

カツン

徐栄「なんの！」

カツン

白蓮「くっ！これもしのぐか！？」

徐栄「隊長に鍛えられた防御の姿勢！簡単には崩せませんぞ！」

天和「白馬長史の異名を持つ公孫賛が騎手で切り込むも、徐栄がこれを歩兵で上手く捌いている様子だね～～♪」

地和「なかなかの名勝負なんじゃないの～～？」

人和「では次「「「「「わあーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！」」」」・・・・・え？」

雫「こうです！」

カツン

華琳「くっ！？やるじゃないの雫！ならばこうよ！」

カツン

雫「うっ！？大丈夫切り返せます！」

カツンカツンカツンカツンカツンカツンカツンカツン

天和「・・・・・なんだか一回戦から決勝戦を見ているみたいだね～～」

雫は、この勝負に負ければ一刀と離れ離れになってしまう

もはや後のことなんて考えていられない、この勝負に負けないことに全力を尽くすのみ

対する華琳もこの勝負で名軍師徐庶元直を手に入れようと必死である

しかし、華琳もただ単に雫の体だけが目的なのではない

零という内政の中核が一刀に取られてしまったために、魏の内政はてんてこ舞いな忙しさなのである

これを解決するためには、徐庶という名軍師は喉から手が出るほど欲しいのである

地和「・・・・・なんだか近寄るのが怖いから後に回すわね」

天和「次は、のほほん軍師ちゃんと蜀のお母さんだよ～～♪」

風「でわでわこうです～～」

シュパパンパン

紫苑「っ！？？ならばこの手で！」

カツン

風「なればこのように～～」

シュピピンピン

紫苑「うっ！？・・・・・噂通り変幻自在ね、やりにくいわ」

人和「程昱仲徳は、騎手、奇手、射手、歩兵、全てを巧みに使った戦法、対する黄忠漢升は射手による遠距離戦法をするも悉く跳ね返されているようです」

地和「どうやらかなり相性が悪いみたいね♪蜀のおば「何か言ったかしら♪ちぃちゃん♪」ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・イイエ、ナンデモア～リマセン」

天和「次は、袁術大将軍対元袁招将軍だよ～～♪」

斗詩「ここで崩します！」

カツン

七乃「そうは問屋がちょちょいのぱ～です」

カツン

斗詩「元とはいえ、わたしだって麗羽様の元将軍なんです！負けられません！」

カツン

七乃「それを言うならわたしだって、美羽様のお傍にずっといた自負があります～」

カツン

地和「・・・・・なんだか今となっては意味の無い誇りね・・・・・次いってみよ～～♪」

天和「次は呂子明と夏候妙才だよ～～♪」

亜莎「ここで一手！」

カツン

秋蘭「っ！？・・・・・まだまだ！」

カツン

亜莎「甘いです！」

カツン

秋蘭「・・・・・なんの！」

カツン

亜莎「っ！？・・・・・なるほど、そうきますか」

人和「これは・・・・・射手と射手のせめぎ合いですね」

地和「お互いの射手による打ち合いが目に見えるようね」

人和「それでは次は、賢王対鳳雛です」

蓮華「くっ！？これほどまでなの！？」

雛里「あわわ、ここで切り込むでしゅ」

カツン

蓮華「っ！？・・・・・まだ終わったわけじゃないわ！」

人和「・・・・・どうやら鳳雛が賢王の手を次々と潰している様子です！」

地和「どんどん駒が無くなっていく賢王！はたしてここから挽回できるの！？」

天和「次の席に行ってみよ～～♪」

地和「鼻血対天下無双よ♪」

稟「ですから鼻血は余計です！！」

恋「・・・・・稟の番」

稟「は、はい・・・・・しかし、なぜここまでよまれるのです？・・・・・これでは・・・・・」

恋「・・・・・稟の番」

稟「・・・・・っ」

カツン

恋「・・・・・ん」

パチン

稟「くっ！？このままでは・・・・・何か策を考えなければ」

地和「どうやら郭嘉、相当梃子摺っているようです！」

天和「次だよ～～♪」

純夏「よっと♪」

カツン

詠「うっ！？何でこんなに強いのよあんた！・・・・・ん！」

カツン

純夏「・・・・・てりゃ♪」

カツン

詠「くっ！ここをこうすると・・・・・駄目じゃない」

純夏「詠の番よ♪」

詠「そう急かさないで！」

人和「なんだか軍師陣が武人陣に押されている様子です！このままでは軍師としての威厳が丸潰れです！」

天和「次はとうとう天の御遣い、一刀の番だよ～～♪」

地和「王佐の才にどのような・・・・・って、いないじゃない！」

第十二席はもぬけの殻だった

人和「これは・・・・・いったい？」

桃香「あ～～～～、終わっちゃったよ♪」

天和「・・・・・え？」

鈴々「お兄ちゃんが桂花を瞬殺したのだ♪」

天和＆地和＆人和「「「ええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！？？？」」」

愛紗「最初はよかったんだが、桂花がご主人様の本陣に無理な突撃をして、あっさりと騎手で回り込まれてチェックメイトというやつだ」

季衣「桂花姉ちゃん～～～、あれは無いと思うよ～～」

流琉「はっきりいって、あれじゃ自滅です・・・・・」

春蘭「いくらなんでもあれは愚策というものだ、あんな突撃だけの戦法で北郷に勝てるわけが無いだろう」

桂花「うるさい脳筋！！・・・・・うう～～～～、まさかこいつがここまで出来るなんて、今まで何回もこいつが将棋をさしているところを見ていたから、ある程度実力は分かっていたつもりなのに・・・・・」

一刀「だって桂花、あまりに分かりやすく突っ込んでくるんだからな、先を読む必要も無かったぞ」

桂花「・・・・・この王佐の才ともあろう者がこんな頭の中に色欲と色欲と色欲しか詰まっていないやつに負けるなんて」

一刀「色欲以外無いのかよ・・・・・まぁ、これからいつでも勝負してやるから、好きな時に挑んできてくれ、桂花」

桂花「・・・・・ふん」

朱里「はわわ！？もう終わっちゃったんでしゅか！？ご主人様！？」

穏「いくらなんでも早すぎますよ～～、もうちょっと待ってくださいよ～～」

朱里「では、こちらもそろそろ終わらせましょう」

穏「ああああ～～～、待ってくださいよ～～」

朱里「待ちません！えい！これでチェックメイトでしゅ！」

穏「ああああ～～～～～～」

天和「どうやらこちらでも決着が付いたみたいだね～～♪」

地和「続いては、諸葛のお姉さん対北郷隊の張済よ♪」

百合「え～～～い♪」

カチン

張済「ぐっ！？このままでは！」

百合「うふふふ～♪もう降参しちゃえばいいのに～♪」

張済「なんの！？兄上の義弟である自分はそう簡単には負けられません！」

百合「うふふふ～♪意地っ張りですね～♪」

地和「軍師でもない人に押されてるんじゃないわよ！あんたそれでも兵士！？へ～～た～～れ～～～～！！」

天和「続いては、金色対お団子頭だよ～～♪」

杏奈「よっとぉ♪」

カチン

杏奈「どうぞぉ♪彩さん♪」

彩「む～～～～ん・・・・・参った」

杏奈「チェックメイトですぅ♪」

彩「流石桃香殿の側近だけあるな・・・・・それにしてもここまでよまれるとかえって清清しいな、その金色の目に何か仕掛けでもあるのか？」

杏奈「人を真桜ちゃんのからくりかもののけみたいに言わないで下さいよぉ、わたくしはなんとなく相手が次に打ってくる手が分かっちゃうだけなんですよぉ」

彩「それは十分特殊能力だと思うが？」

杏奈「・・・・・まぁ、唯一分からなかったのがご主人様ですけどねぇ」

彩「ほう？」

杏奈「ご主人様の打ってくる策は、今まで見たことの無いものばかりですからぁ、今のところ勝率は五分五分なんですよぉ」

彩「・・・・・ようするに、杏奈殿は始めて見る策には対応できないということであるか？」

杏奈「そういうことになりますねぇ」

彩「ただし、一度見てしまえば同じ手は通用しないと？」

杏奈「そういうことですぅ、金色の千里眼の正体なんてこんなものですよぉ」

彩「ということは、わたしも奇策を使って攻めれば勝てたということか？」

杏奈「その奇策をわたくしが知っていれば通用しませんでしたけどねぇ♪」

彩「これは手厳しい」

美羽「彩ぁ～～～、残念なのじゃ～～～」

猪々子「残念だったなぁ、彩」

彩「まぁ、相手が悪かったということだ」

猪々子「・・・・・・・・・・」（じ～～～～～～～～～～～～）

彩「・・・・・な、なんだ？そんなまじまじと見て」

猪々子「いや、彩もだいぶ変わったなとおもってさ」

彩「何の話だ？」

悠「それもそうだな、前だったら・・・・・不覚！！美羽様に勝利を捧げられず！！この紀霊、一生の恥！！・・・・・とか言いそうなのに」

彩「わたしはそこまで露骨じゃなかったぞ！！・・・・・しかし、そうだなぁ・・・・・それでもわたしは、一刀殿のおかげで変わることが出来たことには違いないな」

猪々子「（・・・・・なぁ悠姉、彩のやつが素直だぞ）」（ひそひそ）

悠「（ああ、今日はきっと各地で竜巻が発生して牛が降ってくるぞ）」（ひそひそ）

彩「お前達、人に聞こえるようにしゃべっているだろう」

天和「さて♪最後の席はどんな様子かな～～？」

麗羽「む～～～～～、やりますわね、星さん」

星「お主こそ、これは根競べであるな」

地和「お～～～～と！これは両者一歩も退かずの大乱闘だ！」

人和「もはや陣形もくそもありませんが、それでも両者かなり敵陣に入り込んでいるようです！これはちょっとしたことで勝負が決まってしまうでしょう！」

天和「それじゃ～～、最初の席に戻ってみよ～～～♪」

冥琳「・・・・・チェックメイトです」

葵「・・・・・やられたな、流石メガ周喩砲だけあるぜ♪」

冥琳「ですからそのメガ周喩砲は止めてください・・・・・こちらも、葵殿のいつ来るか分からない突撃には肝を冷やされました」

葵「冥琳とは、またさしたいな♪」

冥琳「こちらこそ♪わたしもまだまだ未熟ということを思い知らされましたから、こちらからお願いしたいくらいです♪」

葵「その時は、今度こそ俺が勝つ♪」

冥琳「そうはいきませんよ♪」

天和「どうやら決着が付いたみたいだね～～♪」

人和「馬寿成の突撃を美周朗がうまく捌き、射手の攻撃で王手のようですね」

地和「というわけで、涼州筆頭とメガ周喩砲の戦いはメガ周喩砲が制したわよ～～♪」

雪蓮「やったわね♪冥琳♪」

明命「流石冥琳様です♪」

小蓮「それにしても穏～、あっさりやられ過ぎ」

穏「朱里さんを応援していたくせにそんなこと言わないでくださいよ～！」

小蓮「それでももうちょっともたせてもいいんじゃない！？」

穏「うう～～～、理不尽です～～～」

翠「それにしても、将棋で母さんが負けるところ始めてみたぜ」

蒲公英「残念だったね、おば様」

葵「まっ、こういう時もあるさ」

天和「第一席の勝負が決まったところで第二席に言ってみよ～～・・・・・・って、こっちももぬけの殻！？」

嵐「零のやつが雛罌粟を瞬殺したぞ♪」

菖蒲「正直あっという間でしたね」

華佗「零のやつ、もうちょっと手加減してやれよ・・・・・」

焔耶「雛罌粟！もうちょっと踏ん張れよ！」

桔梗「朱里と雛里の弟子ともあろう者が情けないぞ」

零「ふはははははははは♪♪♪こんな程度でわたしに挑もうだなんてちゃんちゃら可笑しいわね♪♪♪」

雛罌粟「うううう～～～～・・・・・・僕だってご主人様の為に腕を磨いてきたつもりなのにぃ・・・・・」

零「ついこないだ数回ご主人様に可愛がってもらっただけで、もう有頂天になっているわけ？わたしなんて天角でご主人様の寵愛を数え切れないほど頂いているのよ♥♥♥このままいけばご主人様との愛の結晶が出来るのも時間の問題ね♥♥♥ふははははははは♥♥♥」

一刀「おいおい！！？公衆の前面で大声でそんなこと言うな！！///////////」

月「へぅ～～～、わたしもこのままだと・・・・・♥//////////」

霞「にゃははは～～♥ウチも一刀の赤ん坊がいつ出来てもおかしゅうないで～♥」

嵐「・・・・・////////」

菖蒲「わたしもそのうち、一刀様の子供を・・・・・♥//////////」

猪々子「あたいも完全に兄貴のものになっちまいそうだな♥////////」

時雨「旦那様ぁ♥///////////」

この天角陣営の言葉に

「いいなぁ～～～～////////」

「わたしも一刀様に愛されたいなぁ～～～～////////」

「（をぉのれ北郷ぉ～～～～～！！）」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

「（貴様だけは、貴様だけはぁ～～～～！！）」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

愛紗「ご主人様ぁ～～～～～」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

凪「隊長ぉ～～～～～」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

と、このような状態である

葵「・・・・・それにしても、ここまで種を蒔いているのなら一人くらい孕んでいてもおかしくないよな」

祭「そうじゃの・・・・・一刀がワシ等を愛し始めてだいぶ経つはずなのに」

桔梗「まさか、お館様は種無しか？」

「・・・・・・・・・・」

人和「では、第三席はどうなっているでしょう？」

柊「ここで一気に！・・・・・えい！」

パチン

音々音「うっ！？ならば！」

カチン

柊「貰いました♪」

カチン

音々音「ああ！！？・・・・・参りましたですぅ・・・・・」

柊「チェックメイト～～～♪」

地和「終わったようね♪」

人和「陳宮の騎手による不意打ちをうまく潰し、射手による攻勢で切り崩したようですね」

音々音「くぅ～～～～～！！この龍佐の才が～～～！！恋殿の軍師としての誇りがぁ～～～～！！！」

柊「ふぅ～～～～・・・・・しかし危なかったです、あの不意打ちをくらっていたら正直負けていました」

音々音「・・・・・仕方が無いのです、朱里と雛里の手前もあるので今日のところは退いてやるのです、でも・・・・・」

柊「ええ♪わたしもまだまだ若輩の身です♪一緒に強くなりましょう♪ねねさん♪」

音々音「次は、雛罌粟もろとも喰ってやるのです♪」

天和「さ～～～～♪友情が芽生えたところで、次行ってみよ～～♪」

白蓮「くっそ～～～～！どうしてここまで防がれるんだ！？」

カツン

徐栄「・・・・・貰いました！」

カツン

白蓮「何！？ここで仕掛けてくるか！？ここは・・・・・駄目だ、一手遅れる・・・・・ここは防御に」

カツン

歩兵を壁にし騎手の進行を防ごうとする白蓮

しかし

徐栄「今度はそっちががら空きですよ、それ！」

カツン

白蓮「うっ！？・・・・・参った」

徐栄「チェックメイト！」

地和「こっちでも決着が付いたみたいよ～～♪」

人和「これは・・・・・公孫賛が徐栄の突撃を防ごうとしてその隙間を縫うようにして王手をかけていますね」

徐栄「それにしても、普通の白蓮殿らしい教科書通りの戦法でしたね」

白蓮「お前まで普通って言うのか！！？」

桃香「仕方ないよ～♪白蓮ちゃん普通すぎるんだもん♪」

愛紗「ああ、普通だな」

鈴々「普通なのだ♪」

翠「普通だ」

蒲公英「普通だよね～～♪」

葵「普通の代名詞だ」

杏奈「普通ですねぇ♪」

焔耶「普通過ぎる」

桔梗「普通であるの～」

朱里「普通です～」

璃々「白蓮お姉ちゃん、普通だよ～～」

白蓮「もういい！！普通でいいよ！！これでいいんだろ！！？」

地和「さ～～～～て、普通の称号を見事手にし嬉しそうな公孫賛♪」

白蓮「嬉しくね～～よ！！！」

天和「それは置いといて～～♪次は徐元直と曹孟徳の勝負、そろそろ決着が付いてもよさそうだけど・・・・・」

カツンカツンカツンカツンカツンカツンカツンカツン

華琳「もう！！いい加減に諦めなさい！！雫！！」

カツン

雫「そうはいきません！！」

カツン

華琳「そんなに一刀がいいの！！？」

カツン

雫「わたしの居場所は、一刀様のお傍以外ありえません！！」

カツン

華琳「そこまで言われたら、ますます欲しくなるじゃないの！！」

カツン

雫「この徐庶の全ては、一刀様のものです！！」

カツンカツンカツンカツンカツンカツンカツンカツン

愛紗「・・・・・いったい何があったというのだ？」

朱里「はわわ～～・・・・・あんなに必死な雫ちゃん、始めて見るかもでしゅ～～」

霞「なんや、底知れん闘志を感じるな～・・・・・」

嵐「流石のわたしもあれには近寄り難いぞ・・・・・」

天和「どうやらまだ時間が掛かるみたいだね～～・・・・・」

地和「次行ってみよ～～・・・・・」

風「これでチェックです～～」

紫苑「・・・・・やられたわね、わたしの負けよ、風ちゃん」

風「ふぅ～～～～・・・・・それにしてもお母さんもやりますね～～、風の計算ではもっと早く終わるはずだったのですよ～～」

紫苑「ふふふふ♪これでも蜀の将軍の一人よ♪これも年の・・・・・」

風「ほぉ～～う♪」

紫苑「な！なんでもないわ！！」

風「今、年がどうとか言いませんでした～～？」

紫苑「き、聞き間違いよ！！風ちゃんも耳が遠くなっちゃったんじゃない！！？」

風「・・・・・・・・・・」（じ～～～～～～～～～～～～～～～～）

紫苑「・・・・・・・・・・」

風「・・・・・ふぅ、そういうことにしておきましょうか～♪」

紫苑「・・・・・・・・・・」

人和「蜀の黄漢升、程仲徳の変幻自在の攻勢に敗れたようです！」

地和「やはり相性が悪かったか！？」

天和「のほほんちゃんとお母さんの勝負はのほほんちゃんの勝ち～～♪次行ってみよ～～♪」

七乃「ああ～～～ん！斗詩さん、なんだか前より遥かに強くなっていませんか～～！？」

斗詩「わたしもたまに雫さんや零さんに将棋を教わっていますから」

七乃「それは、一刀さんのためですか～～？」

斗詩「その通りです、わたしもご主人様のお役に立ちたいと心から思っていますので・・・・・というわけで、これでお終いです」

カツン

七乃「・・・・・これまでですね～、わたしの負けです～」

斗詩「チェックメイトです」

七乃「一刀さんのためですか～、恋する乙女の力とはその人の世界まで変えちゃうんですね～♪」

斗詩「もう七乃さん！からかわないで下さい！//////////」

七乃「からかってなんていませんよ～、なんせ一刀さんの役に立ちたいと思っているのはわたしも同じですから」

斗詩「え？七乃さんも？」

七乃「わたしだって、一刀さんのことは好きですからね～、ですから・・・・・これから一緒に一刀さんのためにも頑張っていきましょうね♪」

斗詩「・・・・・はい♪」

美羽「なんと！？七乃まで負けてしまったのかや～～？」

彩「そうみたいですな・・・・・しかし・・・・・」

悠「ああ・・・・・二人共嬉しそうだな♪」

猪々子「後でその原因を聞きださないとな」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

天和「袁家の忠臣同士の勝負は、袁紹に軍配が上がったようだね～～♪」

地和「じゃんじゃん行くわよ～～♪」

人和「続いては、次世代呉の大都督と曹操の片腕です！」

亜莎「これで・・・・・チェックメイトです！」

カツン

秋蘭「っ！・・・・・やられたな、わたしの負けだ」

亜莎「はぁ～～～、流石秋蘭さんです、少しも気が抜けませんでしたぁ・・・・・」

秋蘭「ふふふふ♪わたしもこの魏では氷の将などと呼ばれているが、柄にも無く厚くなってしまったな」

亜莎「・・・・・よかったです♪」

秋蘭「ん？・・・・・なにがよかったのだ？」

亜莎「実を言うと、わたしは秋蘭さんを暑くさせてそこに付け入ろうとしていたんです、だから秋蘭さんの得意な射手で挑発するような作戦に打って出たんです」

秋蘭「ほう」

亜莎「普段の・・・・・氷の将と呼ばれる秋蘭さんが相手では、わたしはきっと勝てなかったでしょう・・・・・成功してよかったです」

秋蘭「・・・・・ふっ、冥琳が亜莎を弟子に迎えた理由が分かった気がするな」

亜莎「え？」

秋蘭「なんでもない・・・・・亜莎よ、お主は間違いなくいつかあの冥琳を超えることが出来る、これからも精進を怠るなよ」

亜莎「・・・・はい♪秋蘭さん♪一刀様のためにも、わたしは頑張ります♪」

秋蘭「ほ～～～～う♪おぬしの行動理由は北郷か♪」

亜莎「え？・・・・・あ！？あううううううう～～～～～/////////////////」

秋蘭「はははは♪そう恥ずかしがることもあるまい♪わたしだって北郷のやつのことは好きだぞ♪」

亜莎「ええええ！！？//////////」

秋蘭「わたしもいつか北郷の寵愛を受けたいものだな♪」

亜莎「うううう～～～～～（恋敵が物凄く多いです～～～）///////////」

春蘭「秋蘭のやつは・・・・・負けたか・・・・・」

季衣「残念だね～～・・・・・」

流琉「うん・・・・・」

悠「まっ、これも兵家の常さ」

祭「お主らもそう落ち込むな、亜莎もいつでも勝てるとは限らんのじゃからな」

思春「今回はこちらに運が向いただけの話だ、次も勝てるかは分からんからな」

人和「それでは次です♪」

天和「賢王対鳳雛だね～～♪」

地和「どんな勝負に・・・・・って、こっちももぬけの殻ね・・・・・」

蓮華「流石雛里ね、完敗だったわ」

雛里「あわわ、そんなことありましぇん、蓮華さんも孫武の末裔だけあって凄かったでしゅ」

蓮華「お世辞を言わなくていいわ、これでもちゃんと自分の実力は分かっているつもりだから」

雛里「・・・・・・・・・・」

蓮華「だから雛里、これからもわたしにあなたの知略を教えてね♪」

雛里「ひ、ひゃい！わたしれひょろしければいしゅでも！あわわ～～～～////////」

蓮華「うふふふ♪」

噛みまくりの雛里に和む蓮華だった

雪蓮「・・・・・蓮華もだいぶ成長しているみたいね♪」

冥琳「ああ、将来が楽しみだ♪」

思春「蓮華様、この甘寧、蓮華様の成長を嬉しく思います」

明命「それにしても、どうして蓮華様はここまで変わられたのでしょうか？」

祭「そんなもの決まっておろう♪北郷じゃよ♪」

明命「はうあ！？やっぱりそうなんですね！//////////」

祭「権殿も一刀と出会ってかなり変わったからの～♪最近では花嫁修業で料理を流琉から習っているらしいからのう♪」

小蓮「うう～～～～、シャオも料理習おうかな～～～・・・・・」

天和「賢王対鳳雛の勝負は鳳雛の圧勝で終わったね～～♪」

地和「それじゃあ、次に言ってみるわよ～～♪天下無双と鼻血の前面衝突～～♪」

稟「くっ！？ここまでよみ負けるなんて・・・・・」

恋「次、稟の番」

稟「・・・・・いいえ、止めておきましょう」

恋「・・・・・？」

稟「これ以上やっても悪戯に兵を失うだけで戦果は見込めません、降参です」

恋「・・・・・いいの？」

稟「はい、わたしも華琳様の軍師としての誇りがあります、負ける時は潔くします」

恋「・・・・・・・・・・」

稟「さあ恋殿、あなたは勝ったのです、勝利を宣言してください」

恋「・・・・・（コク）・・・・・チェック・・・・・メイト・・・・・」

地和「これはなんと！？郭奉孝！まさかの降参宣言！？」

人和「これはまさかの大番狂わせです！？」

天和「いったい何があったの～～？」

音々音「恋殿～～～♪やはり恋殿は最強ですぞ～～♪」

風「まさか稟ちゃんが降参しちゃうとわ～～」

桂花「いったい何があったの？」

稟「・・・・・恥ずかしい話ですが、恋殿の出す手をまったくよむ事が出来ず悪戯に時間を使うだけになり、一方的に駒を減らされてしまいました」

桂花「稟がまったくよむ事が出来なかったですって！？」

風「本当に何があったんですか～～？」

音々音「それはですな、恋殿は野生の勘で駒を動かしているからですよ♪」

桂花「野生の勘ですって！？」

音々音「いわゆる直感というやつですね～♪相手の策をよむのではなく、なんとなく、感じたままに駒を動かしますので～～♪」

風「まるで雪蓮さんみたいですね～～」

一刀「俺も恋とは何度もさしたことがあるけど、はっきり言ってやっかいだぞ、まるで予知能力のように駒を進めてくるからな、こっちも恋にあわせて直感で行動しないととても太刀打ちできないんだ、恋が相手じゃほとんど運任せじゃないと勝てないぜ」

「・・・・・・・・・・」

天和「天下無双と鼻血さんの勝負は天下無双に軍配が上がったよ～～♪」

人和「続いては、紅の夜叉と董卓軍筆頭軍師です♪」

純夏「それ♪」

カチン

詠「くぅ～～～～～！！このままじゃ～～～～～！！」

カチン

純夏「・・・・・♪・・・・・これでお終い♪」

カチン

詠「あ！！？」

純夏「・・・・・で？」

詠「・・・・・参った、ボクの負け」

純夏「チェックメイト～～♪」

天和「あ～～～～と♪こちらでも軍師が武人にやられちゃった♪」

人和「射手、騎手、奇手、この全てが王将を捕らえていますね」

地和「これぞまさに、王手飛車角取りね♪」

月「詠ちゃん、残念だったね～～]

詠「ごめん、油断してたわ・・・・・」

純夏「あははは♪詠に勝っちゃった～～♪」

詠「うううう～～～～・・・・・なんであんた武官なんてやっているのよ！？軍師のほうが向いてるんじゃない！？」

純夏「そうかもしれないけど、あたしは武官のほうがやりがいを感じているのよ、なんていうか自分が強くなっていくのが楽しいし♪」

霞「お～～～♪それはウチも合意やで♪」

嵐「同じく♪」

詠「・・・・・悔しいわねぇ～～～」

純夏「いいじゃない♪またいつでもさしましょ♪詠」

詠「・・・・・ええ♪今度は負けないわ♪」

天和「こっちでも新たな友情が芽生えたところで次だよ～～♪」

人和「次の席は・・・・・こっちもいないですね・・・・・」

百合「うふふふふ～♪勝っちゃった～♪」

張済「・・・・・不覚、兄上の弟でありながら、情けない・・・・・」

気分が良さそうに歩いている百合に対して、張済は項垂れたまま舞台を降りていった

天和「・・・・・それじゃ、最後の席だよ♪」

地和「大乱闘はどのような幕をひくのかな～～♪」

星「ここで一手！」

カチン

麗羽「させませんわ！」

パチン

星「ぬ！？・・・・・面白いように防いできますな！？」

カチン

麗羽「だから言ったでしょうに！袁本初だと思ったら痛い目を見ると！？」

カチン

星「まさにその通りだな！」

パチン

麗羽「ふふ♪掛かりましたわね♪」

星「っ！？・・・・・・これは！？」

星は盤上全体を見て、今の自分の手が愚策であると思い知った

麗羽「これでチェ～～～～～ックメイトですわ♪」

カチン

星「・・・・・御見それしました」

天和「勝負が付いたみたいだね～～♪」

地和「元袁本初の勝利よ♪」

人和「盤上は・・・・・滅茶苦茶過ぎてどんな手を打ったか分かりませんね・・・・・」

風「なんですか～？あのふざけた駒の並べ方は～～」

稟「策もくそもない大乱闘ですね・・・・・」

桂花「いったい何がおきたって言うの！？」

悠「あ～～～～、あれだな、きっと」

杏奈「？・・・・・何か知っているんですかぁ？」

猪々子「姫はさ、昔っから妙に運はいいんだよ、それで今まで生き残っていたといっても過言じゃないくらい」

「・・・・・・・・・・」

斗詩「今回も、きっと何も考えずに駒を進めていたんでしょうね、それで偶然勝てたんですよ」

稟「そんな馬鹿な・・・・・」

桂花「運だけで今まで生き残っていたなんて・・・・・」

杏奈「流石迷家さんですねぇ♪」

一同「（そんな結論でいいのか？）」

一同の思いは一緒だった

天和「それじゃあ、後残ったのは・・・・・」

地和「徐庶と曹操様ね♪」

人和「それでは、第五席に戻ってみましょう」

カチンカチンカチンカチンカチンカチンカチンカチン

天和「・・・・・まだやってるよ～～～・・・・・」

地和「なんだか、最初からずっと速度が落ちていない気がするんだけど・・・・・」

人和「・・・・・・・・・・・」

華琳「くぅ～～～～～～、諦めなさい雫、あなたはわたしのものになるのよ・・・・・」

雫「イヤです、断固拒否します・・・・・」

まったくペースを落とさないでいままで勝負を進めてきたこの二人

お互い駒の数が王将とその他数駒しかない状況にまで来ていた

誰が見てもこれは決着が絶対に付かないことはわかる

そしてついに

ジャ～～～～～～～ン！！！ジャ～～～～～～～ン！！！ジャ～～～～～～～ン！！！

天和「はい♪しゅ～～～～りょ～～～～♪」

雫「え！？」

華琳「な、なんですって！？」

人和「決着が付きそうに無いのでここまでとさせていただきます」

華琳「ちょっと待ちなさい！！まだわたし達の勝負は終わっていないわよ！！」

地和「この大会の決まりごとは事前に説明していたはずよ、もし勝負が長引いて決着が付きそうに無い場合は、その勝負は強制的に終了、引き分けとすると」

雫「それでは、引き分けの場合は・・・・・」

天和「うん♪引き分けの場合は、勝者無しだよ♪」

華琳「なんですって～～～～～！！！？」

雫「はぁ～～～～～～～～～・・・・・よかったですぅ～～～～～」

風「おお～～、ということは次の勝負は風の不戦勝というやつですね～～、戦わずして勝利を得るは善の善なるものなり～～♪お兄さんの世界で言うラッキーというやつですね～♪」

華琳「この曹孟徳ともあろう者が・・・・・」

雫「・・・・・華琳さん」

華琳「何よ？」

雫「わたしは、華琳さんのものには成れませんが、魏にいる時は少しだけ華琳さんのお手伝いをしてもいいですよ」

華琳「・・・・・・・・・・」

雫「わたし達は、これから一緒にこの三国を導いていく仲間なんですから、お互いに協力し合うのは当たり前でしょう？」

華琳「・・・・・・・・・・」

雫「さっき華琳さんが言った陳留の食料もわたし達が「もういいわよ」・・・・・華琳さん？」

華琳「食料は無償で進呈させてもらうわ」

雫「いいえ！それでは困ります！」

華琳「何が困るって言うの？あなたは魏の内政に協力してくれるんでしょ？だったら、こちらもそれ相応の報酬を払うのは信賞必罰の基礎的なことよ」

雫「・・・・・・・・・・」

華琳「それに、こんなにも楽しい勝負は始めてだったわ・・・・・わたしの賭けに乗ってくれてありがとう、雫」

雫「華琳さん・・・・・はい♪わたしも楽しかったです♪」

そして、雫と華琳はお互いに手を繋ぎ合う

次の瞬間

「「「「「わあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！」」」」」

会場全体に歓声が響き渡った

桃香「あは♪何があったか知らないけど、華琳さんと雫さん仲良くなってよかったね♪」

鈴々「終わりよければ全てよしなのだ♪」

愛紗「まさに手に汗握る勝負でした」

華琳「（・・・・・でもね、雫）」（ひそひそ）

雫「？」

歓声の中、雫の耳元に華琳は言い寄る

華琳「（いつかあなたをわたしに振り向かせて見せるわ）」（ひそひそ）

雫「・・・・・・・・・・」

華琳「（その時は、閨でね♪）」（ひそひそ）

雫「（・・・・・断固お断りします♪）」（ひそひそ）

華琳「ふふふふ♪」

この会話を最後に、負け組みは席へと退散して行ったのだった

文字数が多すぎましたので2回に分けさせていただきます