No.330086

オリジナルバルキリー~VF-X-29

春香刻冬さん

「ブログ消そうと思ったんでその前にこのオリジナルバルキリーの解説記事は引っ越ししよう(長」シリーズ第1弾。YF-29の空戦能力試験機体という感じか。ちょっと何言ってるかよく分かんない←マテ あと最後にちょっとしたオマケ書きました。 翌日追記・書き漏らしがあったので追記しますた

2011-11-05 21:07:29 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:2046   閲覧ユーザー数:2030

【VF-X29 ソードダンサー】

 

【スペック】

<設計・製造>

新星インダストリー社マクロスフロンティア支部、L.A.I

<全長>

18.72m(ファイター)

<全幅>

15.50m(主翼展開時)

<全高>

4.03m(ファイター時・主脚含まず)/14.53m(レーザー機銃含め15.59m)

<空虚重量>

8450kg

<エンジン>

(主機)新星/P&W/RRステージII熱核反応タービン FF-3001A×2/(副機)P&W高機動バーニアスラスター HMM-9他、スラスト・リバーサー、3D機動ノズルを装備

<エンジン推力>

(主機)1,620KN+ ×2(宇宙空間瞬間最大推力)

<最高速度>

M5.0+(高度10,000mにおける耐熱限界速度、ノーマル仕様のまま衛星軌道上に進出可能)

<ISC>

ISC/T021(新星MF工廠/L.A.I社共同による独自開発仕様、設計最大荷重27.5Gでの加減速機動を120秒間維持可能)

<乗員>

1+1名(※後部座席展開時)

<攻撃兵装>

マウラーROV 217C 12.7mmレーザー機銃×1

ラミントンES-25A 25mm高速機関砲×2

マウラーROV-25 25mmビーム機関砲×2(ES-25AとROV-25は選択式、片方1基ずつの混成装備も可能)

ガーバー・オーテックAK/VF-M9 アサルトナイフ×1

ハワードGU-17V 58mmガンポッド×1

<防御兵装>

防弾シールド×1(左腕に装備)

エネルギー転換装甲SWGAシステム一式

ピンポイントバリアシステム一式

アクティブステルスシステム一式

チャフ・フレアー・スモークディスチャージャーシステム一式

選択装備:新中州SPS-25S/MF25 スーパーパーツ

トルネードパーツ

(上記2つの装備は、装着時に主翼を後退翼へと変化させる必要がある)

新星APS-25A/MF25 アーマードパーツ

フォールドブースター

スーパーフォールドブースター

フォールドスピーカー

【機体解説】

 対バジュラ用の対話型決戦兵器として開発がスタートしたYF-29 デュランダルは、VF-25 メサイアと似通ったフレームを持った前進翼機体だったため、その過激な運動性に耐えうる操作性・強度等を調べるために製造されたのが本機である。

 機体は、設計段階でシルエットの似ていたのVF-25のF型をベースに、主翼をほぼそのままVF-19Aの前進翼に付け替えてあるものだ。また、機首にはカナード翼を装備している。

 その主翼はプロフェシー・メサイア同様に可変翼となり、主翼の調達元であるVF-19 エクスカリバー同様後退翼形状にすることや、翼端を機首側に向けて収納し(ここはVF-19との相違点だが、変形機構の都合である。)、推力偏向ノズルだけで姿勢制御を行う、いわゆる「高速移動形態」になることも出来る。

 試験では基本的に非武装だが、ベースとなったF型をほぼそのまま流用しているため、武装すれば通常の実戦にも十分対応できる(後述)。また、メサイア用の追加装備も、アーマードパック・トルネードパックの主翼用装備など一部を除いて、ほぼ無改造で全て使用できる(ただしスーパーパックの大型化学ロケットブースターは、後退翼形態時限定。)。また後に、VF-19ADVANCEが装備できるスーパーパックの前進翼用大型化学ロケットブースターが製造されており、こちらも無改造で装備できる。

 試験が開始されたのは、フロンティア船団がバジュラと接触する直前であり、担当したパイロットはS.M.Sで特殊兵器の試験運用を行うブレイド小隊の隊長、和泉純一(いずみ じゅんいち)大尉(当時)。

 S.M.Sがフロンティア船団を離脱した際、本機もマクロス・クォーターに運び込まれており、最終決戦では和泉大尉によって運用され、数十機のサイバーグラント機及びゴーストを撃破、そして大量のバジュラのインプラントからの解放を行っている。

 変形はやはりプロフェシー・メサイアとほぼ同様だが、主翼の収納方法が前述の通り翼端が機首側を向くようになっている(ちなみに、大型化学ロケットブースター装着時は、展開状態または後退翼状態で固定されている。)。

 なお、本来この機体にペットネームはないが、和泉大尉曰く「この機体は自分の相棒ですから」とのことで、「ソードダンサー」と呼ばれることになった。

【追記分】

 のちに確認された本機の実戦配備型は、中隊長機であると言うことを示すため、指揮官用プログラムを搭載・運用するためF型頭部の内装をS型に近いものに改造したと言われている。また、それにともないレーザー機銃もS型と同じ4連装の物に換装された(S型のレーザー機銃を移植したわけではない)。

 さらに、実戦用への改装に合わせて汎用型の小型FASTパックが装着できるようになったとも言われている。

 このFASTパックは、肩部側面及び脚部側面、そして主翼中間に付ける小型ブースターとマイクロミサイルポッドで構成されており、内部にあまり武装を搭載できないVF-X-29(及びYF-25系列機)には必要不可欠だったとも言われている。

【YF-29 デュランダル 1号機・3号機】

 

【機体解説・1号機】

 パイロット不明。

 S.M.Sの早乙女アルト少尉が受領した機体と同時期に製造された機体で、初飛行など初期の試験に使われた。

 ただ、フォールドクォーツの純度が低かったため充分な出力がなく、初期テストの項目をクリアする前にフロンティア船団のL.A.I工廠にモスボール保存された。

 のちにこの機体は各種再調整を施され、3号機として惑星「バジュラ」にて再度試験をすることになる(後述)。

 

【機体解説・3号機】

 パイロットはS.M.S ブレイド小隊の虹彩(こうさい)エリス少尉。

 「バジュラ解放作戦」から3ヶ月後、モニュメントとなった2号機の代わりに、1号機を改良して作られた。

 フォールドクォーツの純度も申し分なく、この機体は順調にテストをクリア。最終テストにて奇妙な事件に巻き込まれるが、無事事件を解決しテストも終わらせ、"VF-29"開発へ貢献した。

 ちなみに、パイロットは能力的には少々憂慮すべきところがあったが、「人とわかり合える能力」を重視したテストチーム、S.M.Sメンバー、そして臨時大統領から新大統領となったキャサリン・グラス氏の提案により、人の感情を読み取ることに長けていた虹彩少尉となった。これは、「バジュラ解放作戦」の終盤に早乙女アルト少尉が見せたという対話法・光の舞を目の当たりにした彼らのこだわりだったという。

 結果は、「対話型決戦兵器」をコンセプトとする本機の能力を十分に見せつけることになったのだが、そちらについては別の資料を参照することを推奨する。


 
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