カルネアデスの舟板、という話をご存知だろうか。
紀元前2世紀のギリシアにて、カルネアデスという哲学者が世に出した問いである。……とある一隻の船が難破し、その乗組員は全員が海に投げ出されたしまった。その内の一人が命からがら、一片の板切れにすがりついたが、そこへもう一人、同じ板につかまろうとする者が現れた。しかし、二人がつかまれば板そのものが沈んでしまうと考えた男は、後から来た者を突き飛ばして水死させてしまった。そしてその後救助された男は殺人の罪で裁判にかけられたが、罪に問われなかった。
以上のものが、現在世界中でよく知られている話で、
己の生命を優先し、他者の生命を結果的に奪う事となったとしても、法の上では罪に問われないとするこの法であるが、それによって社会的には罪に問われずとも、己自身が罪の呵責に苛まれ続けるのが、通常の精神をした人間であると思う。
特に、現代と言うそれなりに安定し、平和を享受している時代と環境に住む者であれば、それは尚更のことである。
不安定ながらもその身の回りは一応安穏とし、人が人を殺すと言うその行為が犯罪行為であると認識されていた、日本という平和な国に生まれ育った彼にとっては、一生無縁だった可能性の高いこの問題。しかし、運命というものは残酷にも、彼に対して余りにも非常識な形でその問題を突きつけた。
後漢王朝時代の中国大陸。それに非常に似通った、一種のパラレルワールドともいえるその世界に、彼は突如として放り込まれ、そしてその直後に、自らを襲った盗賊三人を、無我夢中の内に殺してしまった。……それが正当防衛であり、仕方の無かった行為だと、世間一般には言われるかもしれない。また、その時代背景的にも、そういった考え方の方が世間的には強いのかもしれない。
しかし、彼はそれでも、自身を苛み続けることを、けして止めはしなかった。
「人が人を殺す。それは大きな罪である。例えどのような大義を掲げようと、それは永久不変の理である。世の人々は我々の事を乱世を終らせた英雄だと讃えるが、それは同時に、数多の生命を奪った大罪人でもあるということを、多くの者たちには知っていてもらいたい。私はそう切に願うものである」
後に、陳寿という人物によって編纂された史書、『三国志・仲書』。その中の『白衣将軍伝』に記された、彼の、北郷一刀の
第三羽「闇より見出す光の羽」
一刀はまた、いつもの夢の中に居た。
「うう、ああっ、あああっ!」
闇の中から彼に迫る三つの影。そしてそれから襲い来るまばゆい白刃。彼は必死にそれらをかわし、そしてそれらの影を悉く振り払う。影はすべてそれにより消え去るが、その後にいつも同じモノを残していく。
それは三つのムクロ。
大・中・小と、大きさにこそ差異あれど、それらはすべて、かつて人だった者たちの成れの果て。……一刀自身の手によって、かつてその生命を奪った三人の盗賊たち。その六つの瞳は常に見開かれ、一刀の事を凝視する。一刀はその目を必死でそらそうとするものの、何故かぴくりとも動かせない。そうしてもがいている内に、今度は声が聞こえ始める。
『よくも殺したな』
『俺達はお前を殺す気など無かったのに』
『この恨み、決して忘れない』
「違う!俺は、俺は……っ!!」
『何が違うものか』
『お前は罪人なんだ』
『人殺し』
死者が人の枕元に現れ、何かを語りかけるということは、決して有り得ないことではない。だが、今の一刀が聞いているその声は、あの時の三人が語りかけているものではなく、一刀自身の罪悪感が生み出した、一刀自身が一刀自身を責め立てているものだった。
「もう止めてくれ……!!これ以上俺を責めないでくれ……っ!!」
そうして、ひとしきり夢の中で己自身を苛み続けた後、彼はまた全身を汗で濡らして目を覚ます。……この宛県の街に流れ着いてから既に半月。一刀はほぼ毎日といって良いほど、その悪夢にうなされ続けていた。
「このままでは、彼の心は彼自身によって潰されてしまいかねないですねえ」
行き倒れていた一刀を拾い、その身を保護したこの家の主である諸葛玄は、一刀のその心がこれ以上罪悪感によって削れてしまわないようにするには、一体どうしたものかと思案した。
……とはいえ、それは別にただの人情から来るだけのものではない。もし仮に、一刀が本当に二千年も未来の人間であるならば、その知識は今後自分達、いや、もっとありていに言えば自身の主君である袁術にとって、最大の切り札になると彼はそう思ったのである。
「時代はこれから確実に、乱世へとその歩を進めるでしょう。そしていざそうとなったその時、北郷君のその知識があれば、美羽嬢の身を守るための、その算段だってつけやすくなるでしょうしね」
諸葛玄にとって、袁術は教え子であると同時に、目に入れても痛くないほど可愛い、孫のような存在である。といっても、彼自身はまだ孫が居るような年ではないのだが、そういう比喩が一番しっくり来るほど、彼は袁術の事を、その側近である張勲同様に溺愛している。それ故、彼にとっては本来の仕事であるはずの、袁術の教育係というその役目も、袁術自身がそうと望まない限りは、ほとんど彼女に物事を教えた事が無い。
ただし、もし袁術自身が羽ばたく事を望み、その為の知識を欲するのであれば、その時は自分が持つ全てを惜しみなく与え、その手助けをすることに彼自身なんら躊躇は無い。それによって袁術が成長するのであれば、それはそれで彼にとっても喜ばしい事なのであるから。
つまるところそこが、ただ甘やかし一辺倒の張勲と、諸葛玄との、似て非なるところであった。
話が少々逸れたので元に戻すが。
先のような理由も含め、人道的にも一刀が壊れるのを黙って見ていられなかったのも事実だった諸葛玄は、その救済方法をとある人物に相談してみた。
「……ふむ~。そ~ですねえ~。悪い夢を見ないで済む様にするのなら~、やはり昼間の内に~、頭と体をしっかり働かせておくべきですかね~」
「ふむ。南陽一の心療医である貴女の言うとおり、やはりそれが一番効果的で、手っ取り早いですかねえ」
「南陽一、とはいっても~、まだ私ぐらいしか~、心療……心の病を専門にする医者は~、何処にも居ないでしょうけどね~」
間延びしたその口調で、諸葛玄から悪夢に苦しむ患者への対処法について答えているのは、若草色のその肩口程度の長さの髪をソバージュした、おっとりとした感じの少女。諸葛玄や陳蘭らの同僚であり、ここ、宛県の地にて今の時代ではとても珍しい、心療医科を専門とする医師でもある人物。
姓を雷、名を薄、という。ちなみに、彼女は字は持っていない。
「ところで~。その患者さんは~、秋水さんとはどうゆうご関係なんでしょう~?あー、もしかして~、人には言えないただれた関係とか~」
「……あのですね。良いですか、
「そ~ですか~。……ちっ」
「……なんですか、その舌打ちは」
「いえいえ~。特に意味はないですよ~。にゅふふ~」
口元にその手を当て、意味有り気に笑う雷薄のそのとぼけた感じの態度に、ジト目と共に不信な視線を送る諸葛玄であった。
「ま、それはともかく~。その男の人~、これからどうするつもりなんです~?」
「どう、というと?」
「……美羽様には~、御知らせしないんですか~?」
「……まだ、今の段階では、ね。……少なくとも、彼が悪夢を見なくなって、その心が落ち着いてきてから、ですね」
もちろん袁術にも、一刀のことはきちんと報告をするつもりでは、諸葛玄もいる。ただ、その時期をうまく調整しないと、色々と厄介な事になりかねないと、彼はそう思っていた。特に、実質的にこの郡を支配し、良いように動かしている袁術の一族たちには、細心の注意を払っておく必要があるとも。
「……そーですか~。分かりました~。では~、それまでは一切、他言無用で良いんですね~」
「……お願いします。あ、千州君はもう知っていますから、彼になら話しても構いませんからね」
「はい~。では~、詳しい事は千ちゃんに聞いときます~」
ひらひらと。笑顔で手を振る雷薄に見送られ、彼女の部屋を辞した諸葛玄は、その足ですぐさま一刀の下へと戻り、彼に適度な運動と言う名の稽古をつけ始めた。それと同時に、実は出来ないと判明した文字の読み書きも教え始める事とし、一刀が悪夢を見ずに穏やかに眠れるよう、その心を砕いたのであった。
「……ちょっとばかり、おせっかいが過ぎるかもしれませんけどね」
そうして、一刀が諸葛玄の稽古に付き合わされるようになって、さらに半月が過ぎた頃。一刀は所用により手の放せない諸葛玄に頼まれ、宛の街のその大通りに買い物へとやって来ていた。
「えーっと。これで一真さんに頼まれた買い物は全部済んだ、と。……それにしてもこの街、裏通りに比べると大通りの方は結構賑やかなんだよなあ……。でも……」
一刀が始めてこの街に着き、そして倒れて保護されたのは、大通りから一本奥に入った所を走る裏通りのような道で、入ってきた門もこの街の通用口のような、正規の入り口ではなかったのである。だからこそ、一刀のような浮浪者然とした人物が流れ込んできても、誰も見咎めたりしなかったと言うわけである。
「一真さんに言わせると、ただ単に目のつくところだけ綺麗になってるだけだって事だけど、確かにその通りだな……。間諜は入り込み放題、賄賂はあちこちで平然とやり取りされ、官吏や兵士が威張って人々を蔑ろにする、か。……悪政の見本市みたいな所だな」
この諸葛玄に頼まれての初めてのお使い。これによって一刀は、この宛県の街…いや、南陽の腐敗具合という物を始めてその身で体験した。どこかの店一軒にただ入るだけでも、その店の前に立っている兵士に対し、わずかばかりとは言え袖の下を渡さなければならなかった。さらに、いざ店の中に入ってみて、そこに並ぶ品々のどれ一つをとってみても、到底信じられないような高額の値がついているのである。
……そのうちの七~八割方は、税として持っていかれるものだと、ある一軒の店の店主が、小声で一刀に思わずそう漏らして来たとおり、街の中の商店で扱われているすべての品には、関税やら物品税やらその他諸々の、必要以上の税がかけられているのである。
「ま、今の俺がそれをどうこう言っても仕方ないけどね。……何の力も無いただの一般人には……おっと!」
「あ、ごめんなさい!ちょっとよそ見していて……!!」
「あ、いえ。こちらこそ」
両手に荷物を抱えたまま、考え事をしながら歩いていた一刀は、正面から自分の方に歩いてきていたその人物に全く気がつかず、あわや激突寸前という所で何とかそれを回避した。もっとも、そのぶつかりそうになった相手の方も、どうやら何かを探しながら歩いていたらしく、一刀には一切気付いていなかったので、お相子といえばお相子であるが。
「……人を探して歩いていたものだから、前方への注意がおろそかになっていました。本当に、ごめんなさい」
折り目正しくまっすぐに、その頭を一刀に下げるその人物。真紅の髪がその黒い衣装にとても映えており、その美しく整った顔立ちと相まって、通りを行く人々の視線を惹き付けて止まない。一刀自身も、世の中にはこれ程までに綺麗な
「……ところで、その、不躾なのは承知ですが、先にも言ったように人を探していまして。……見た目的には十代前半の、金色の髪をした女の子を見かけませんでしたでしょうか?着ている物は良くある
「あ、いや。……残念ながら俺は見ていないです」
「そうですか……。本当に何処に行ってしまわれたのやら……。お一人では街へ出ないようにと、あ・れ・ほ・ど!きつく言っておきましたのに……!!」
「……(こ、怖い……!!顔立ちが綺麗な分、怒るとその迫力が凄いな、この人……)」
未だ見つからぬその探し人に対し、“笑顔のままで”、怒りの感情をあらわにするその女性のその余りの迫力に、一刀の体は思わず身震いを覚えるのであった。
その後。再び探し人の探索に戻った女性と別れ、一刀はその足を諸葛玄の館に向けて歩いていた。
「……しっかし怖かったなあ~、あの怒りの篭った笑顔。……まあ、また会えるとは限らないけど、一応記憶の隅にだけは置いておこう。怒らせちゃいけない人リストのトップ3の中に」
そんなことを呟きながら、通りを歩く一刀。そしてその途中、彼の目にその光景が飛び込んできた。
「……なんだ?女の子が、兵士と言い争って……る?」
足首ぐらいまで届くほどの長いストレートの、先端部分だけが巻かれたその見事な金髪をした一人の少女が、とある店舗の前に立つ一人の兵士と、なにやら騒ぎを起こしていた。そしてその少女を見た瞬間、一刀の脳裏には先ほどの女性が探しているといった、その少女の話が浮かび上がる。
「あ。もしかしてあの娘かな?さっきの人が探しているのって。……なんだか、とってもやばそうな雰囲気だけど……」
みれば、少女は兵士のその横柄な態度に相当憤慨しているらしく、今にも飛び掛らんほどの勢いでいる。一方で兵士の方は、その自身に食って掛かってきている少女の言動に相当イラついて来ているようで、最後の忠告だといわんばかりにその腰の剣に手をかけ、今にも抜き放たんばかりの状態でその台詞を言い放っていた。
「いい加減しつこいんだよ、このガキ!この店に限らず、この街の何処に入るにも何を買うにも、まずは出すものを出す必要があるんだよ!それが認められないって言うんなら、城にでも直訴しに行って、“その事を決めた”太守に文句を言うんだな!」
「な、なんじゃ……と?」
兵士のその台詞は、少女にとってよほどショックなものであったのだろう。その幼い容貌の顔を瞬時に青くし、まるで鳩が豆鉄砲でも食らったかのように、その目と口を見開きたじろいだ。
「そ、それは本当……なのかや?今の様な無体な事をわら…いや、太守の袁公路が決めた……と?」
「……なんだあ、がきんちょ?お前、この街の者じゃあ無かったのかよ?……へへ、ならいいや。知らなかったって言うんなら、これから俺様が手取り足取りこの街の事を教えてやるぜ。おら、こっち来な!この街の事、隅から隅まで教えてやるよ!……その体に直接な」
「ひっ!い、嫌じゃ!放せ!放さんか!妾に酷い事をすれば七乃が黙っておらんぞ!!」
「ああ?そりゃあてめえの姉ちゃんか何かか?へッ、だったらてめえを餌にしてその女もおびき出して、でもって二人まとめて可愛がってやるまでよ!」
「だ、誰か!誰か助けてたも!七乃!巴!誰か、誰か……ッ!!」
兵士にその腕を捕まれ、何処かへと連れ去られそうになった少女は、それに必死で抵抗し、周囲へと悲痛な声で助けを求める。……だが、周囲の者達は誰一人として、少女のその救いを求める声に応えようとしなかった。この街、いや、この南陽という地において、袁家の兵に逆らうと言うことは、それすなわち、身の破滅を招く行為であることを、皆一様に知っていたから。
その、たった“一人だけ”を除いて。
「……そこまでにしておいたらどうですか?」
『!?』
何時の間にか、その兵士のすぐ傍に立っていた一刀が放ったその一言で、場は一気にざわついた。
「なんだ
「別に逆らってなんかいませんよ?ただ単に、こんな子供に暴行しようだなんて、そんな恥知らずな事は止めておいたらどうかと。……そう言いたいだけだよ、この変態野郎」
「……んのがきぃ~ッッッ!!」
一刀のその見え見えな挑発の言葉に、兵士はいともあっさりとその頭に血を上らせ、その手で握っていた少女の腕を放し、腰に挿した剣を引き抜いて一刀へと問答無用に振るった。
「っ!?」
自身にその白刃が迫り来る中、一刀のその脳裏に、“あの時”の光景がよぎる。……無我夢中のままに、己の生命を奪おうとした者たちを殺した時の、未だに自身の潜在意識に刷り込まれたままの、その“罪”が。
「……あああああああああああっっっっっっっっっ!!」
そしてその時のように必死に、無自覚なままに、彼はその迫り来る刃を、その手に持っていた荷物で防いだ。兵士の剣はその荷物の入った袋を真っ二つに切り裂き、あたり一面にその中身がばらばらと散乱する。一刀自身は、その荷物を切られた際の勢いによってその場に転げ、その背後にあった壁に後頭部を打ち付けていた。
「ちっ!上手い事防ぎやがって!だが今度は外さねえぞ!!死ね!!」
「貴様がな」
「何?!がふっ!!」
壁を背にして地面に座り込み意識が朦朧としている一刀に、再びその剣を振り下ろそうとしていた兵士だったが、突如としてその背後からした、その凛とした怒気のこもった声の一瞬後、その背中をバッサリと斬られ、自身の身に何が起こったかも理解出来ないまま絶命した。
「……あな、たは……」
「と、巴!!」
「……美羽様を
「う、うむ。妾は別に……いや!妾のことは良いのじゃ!それよりその者を……っ!!」
金髪のその少女と、先ほど兵士を斬り捨てたその声の主である女性の、その慌てふためくやり取りを、薄れいく意識の中で聞きとりつつ、一刀は段々と閉じられていくその双眸に、とある光景をうっすらを捉えていた。
「……あれ?……お迎えなの……か、な……?」
陽光を背にしているためか、顔は影になっていてはっきりと見えないものの、その金色の髪をした少女の姿が、ぼやけながらも彼のその瞳には、まさしく”それ”に見えていた。
「……はは、『天使』って……、ほんとに、居たん、だ……」
~続く~
狼「はい。と言う感じの中帝記、その第三話でした。作者の似非駄文作家、狭乃狼です」
輝「ども~!後書き担当、輝里ちゃんでーす!」
命「同じく後書き担当の命じゃ~。皆のもの?妾たちのこと、忘れてはおらんじゃろうな?」
狼「さて。ではまず今回も、新しく登場したオリキャラ、雷薄こと美紗のお話から」
輝「美紗さんは今回、初公開となるわたし達の姉妹ですね」
命「要約すると親父殿の完全オリキャラというやつじゃ」
狼「で。彼女は一応、袁術軍所属の武将という立場ではあるんですが、それだけだと何か物足りないと思い、あのような設定を創ってみました」
輝「心療医・・・ようは精神科のお医者さんって事よね?・・・ごっどべいどーの誰かさんと繋がり・・・あるの?」
狼「そこはまあ、いわずもがなかとww」
命「しかし、医者の癖して武将をも兼任とは・・・ちと矛盾しとらんか?」
狼「まあ、その辺の彼女の考えも、いずれ拠点的お話にて語らせるつもりで居ますので、ツッコミなどはその時までお待ちくださいませ」
輝「本編の方だけど、一刀さんの罪の呵責をメインにおいて、美羽ちゃんと巴さん、二人との出会いへともっていったわけね」
狼「ちょっとばかり話の構成に梃子摺ったけどね。・・・・・そのついでに、美羽にも現実ってモノを見せておくことも出来たし、なんとか形に出来たよ(苦笑」
命「となると次回はあれか?一刀がいよいよ、公路の下に仕官する事になるかの?」
狼「そこまでいけたらいいなあー、とは思ってるけどね」
命「さて。それでは今回はここまでといたすかの」
輝「そうですね。それではみなさん?次回、真説。恋姫†演義 仲帝記 その第四羽」
狼「『向日葵の少女』に、ご期待くださいませ」
三人『それではみなさん、再見~!!』
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仲帝記、その第三羽をお送りします。
自身の罪から生まれる悪夢に苦しむ一刀。
彼は果たして、その闇に光を見出す事が出来るのか?
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