No.232698

真・恋姫無双 武道会(団体戦編)第八章

カイさん

皆さんこんにちは、カイです、八章をどうゆう展開にするか迷っていました。
でも何とか完成しました、それではどうぞ

2011-07-26 04:40:03 投稿 / 全11ページ    総閲覧数:9002   閲覧ユーザー数:6425

愛紗は、自分の耳を疑った、何故なら

愛紗「今の秋蘭でも、勝てない・・・・」

秋蘭「ああ」

愛紗「何故だ?」

秋蘭「私はまだ、一刀の修行を半分も終らせてない」

愛紗「!?」

愛紗は驚いていた、あれだけの力を付けているのに、まだ半分も終らせてないと、言うのだから

 

秋蘭「だが、必ず終らせて見せる」

秋蘭はそう言い終わると、華琳達の居る席に顔を向ける

 

秋蘭「私の目標は、一刀(あいつ)だから」

秋蘭の目には、華琳達と話をしている、一刀の姿があった

審判「これから舞台の修理に掛かります、それまでしばらくの間休憩とします」

舞台の修理の間の時間に、三国の皆はそれぞれ行動していた

 

華琳「それにしても、まさかこんな展開になろうとはね」

春蘭「はい!!決勝を我ら魏で飾れるんです、これほどいい事はありません」

季衣「そうですね、春蘭様!!」

霞「それにしても、秋蘭強くなり過ぎやで」

風「そうですね~もはや反則といっても良い存在ですしね~」

秋蘭「だとしたら、一刀のおかげだな」

一刀「いやいや、秋蘭が、頑張ったからだよ」

流琉「あの、兄さま」

一刀「何だ?流琉」

流琉「兄さまの技って、弱点無いんですか?」

稟「そうですね、確かに有っても可笑しくないですからね」

桂花「そういえば、その辺りは説明しなかったはね」

一刀「それは「華琳様」あれ凪?」

一刀が説明仕様とした時、凪達三羽鳥がやって来る

 

華琳「凪貴方、大丈夫なの?」

凪「はい、肩はまだ動かせませんが、何故か歩ける位、回復していたんです」

桂花「どう言う事?」

秋蘭「成る程、そう言う事か」

春蘭「何だ秋蘭、何が成る程何だ?」

秋蘭「一刀、凪に治癒術を掛けたな」

一刀「あ、わかった」

秋蘭「ああ、一刀の氣を感じる」

凪「治癒術?」

一刀「ああ、今説明してやる」

凪達に判りやすい様に、説明を始めて

凪「つまり、私が歩ける様になったのは、隊長の氣のおかげと言う事ですか」

真桜「そう言えば、うち等も試合後の疲れがあんまり無いなあ」

沙和「沙和もなの」

秋蘭「ああ、三人とも一刀に触れたりしたろう?」

三羽鳥「「「触れる?」」」

・・・・・・・・・・・・・

三羽鳥「「「!?!?!?////」」」

部屋での事を思い出した三人は、顔を赤くする

 

風「成る程、口づけですか」

一刀「人の心読むの止めてって言ってるでしょう」

華琳「一刀#」

一刀「あっ・・・か、華琳」

華琳「・・・・はあ、まあいいは、それより弱点について説明しなさい」

一刀「ああ、一つだけある」

春蘭「何だ?」

一刀「回復時間だ」

一同「回復時間?」

一刀「そっ、回復時間」

全員が首を傾げていたが、一刀は説明を続けた

一刀「氣は人の体の中に常に流れている、それを使うのは、正直危険だ、そしてその回復時間はどんな人間でも操れない」

稟「どれだけの時間が必要なんですか?」

秋蘭「判り易く言えば、半分使った場合は、約半日だ」

流琉「そんなに掛かるんですか!?」

一刀「ああ、そして限界ギリギリまで使ってしまうと」

霞「使うと如何なるんや?」

一刀「強制的に、気絶する」

華琳「気絶?」

秋蘭「人間には、生存本能と言う物があるらしく、それが働いて、氣が無くなる前に気絶するそうです」

華琳「成る程、納得だは、所で一刀と秋蘭は今どれだけ氣を消費したの?」

一刀「俺は三割て所だ」

秋蘭「私は四割です」

華琳達はある疑問が浮かんだ

 

華琳「一刀の方が少ないはね?」

桂花「何か隠してるんじゃないでしょうね」

秋蘭「実は、私はまだ氣の使い方を完全に覚えたわけじゃないんだ」

一刀「秋蘭の修行は二割しか進んでないんだ」

春蘭「あ、あれで二割なのか!?」

秋蘭「ああ」

華琳達は信じられないと言う表情をしていた

桃香「あ!?華琳さん」

華琳「あら、桃香」

桃香は華琳の姿を見つけて走ってくる

 

桃香「此処に居たんですね」

華琳「何か用かしら?」

愛紗「北郷殿にお会いしたい」

一刀「んん?」

名前を呼ばれた一刀は、愛紗の方を向く

 

愛紗「お初にお目にかかる、私は関羽字は雲長だ」

一刀「ああ、これはどうもご丁寧に有難うございます、姓は北郷、名は一刀字はありません、だから北郷でも一刀でもお好きに呼んでください」

鈴々「鈴々は、張飛なのだ!!」

桃香「私は劉備です、初めまして」

一刀「えっ?初めまして?」

桃香「?」

一刀「あの劉備さん、一度俺と会話してますよね、反董卓連合の時」

桃香「・・・・・・・・・・あっ!?」

一刀「忘れてたんですね」

桃香「あ、あははははは」

桃香は、笑って誤魔化す事しか出来なかった

愛紗「訪ねたのは、他でもない北郷殿貴公に用があって来た」

一刀「俺に?」

愛紗「うむ、私と手合せをして欲しい」

一刀「何で俺と?」

愛紗「武人として、同じ武官として貴方の力を知りたい」

愛紗の目は真剣その物だった

 

秋蘭「待て愛紗、あの時私が何て言ったかもう忘れたのか?」

愛紗「覚えているさ、だがどうもこの感情を抑えられんのだ」

春蘭「お前は予選で敗退しただろう、そんな資格は無いはずだ!!」

季衣「そうだよ、そんなの大会の後でいいじゃん」

霞「それに、うち達も一刀と戦いたいんや」

愛紗「頼むこのとうりだ!!」

必死に頭を下げている愛紗を見ていた一刀は、ため息を付く

 

一刀「いいよ、やろう」

愛紗「本当か!?」

一刀「ああ、ただし一回だけね」

春蘭「北郷!!」

季衣「兄ちゃん!!」

一刀「季衣も春蘭も何時でも戦えるだろう、でも関羽さんはこんな時でもなきゃ戦えない、そうだろ?」

春蘭「そ、それは」

季衣「そうだけど」

一刀「ならいいだろう、秋蘭悪いけど審判やってくれない?」

秋蘭「別に構わないが」

愛紗「なら場所を移そう」

一刀達は、会場外に出た

愛紗「全力で行かせてもらう」

一刀「ああ、わかってる」

周りには蜀と魏の全員が見ていた

 

華琳「さて、どうなるかしら?」

桃香「ドキドキしますね!!」

秋蘭「それでは、両者準備はいいな?」

愛紗「おう!!」

一刀「ああ」

秋蘭「それでは、始め!!」

ドン!!

愛紗「はあああああああああ!!!!!!!!!」

ブオン!!

秋蘭の合図と同時に愛紗が一刀に切りかかる

 

一刀「ふっ!」

ガキーン!!

愛紗「ん?」

愛紗が振り向くと一刀は何時の間にか刀を抜いていた

 

一刀「・・・・・」

チャキン!!

愛紗「なっ!?北郷殿何の真似だ!!」

一刀が刀を鞘に戻した事に驚いていた

 

一刀「もう終った」

愛紗「何!?」

愛紗は一刀の言葉を理解できなった

カン、カンカララン!

愛紗「ん、なっ!?」

愛紗が聞いた音の先には

先端部分が綺麗に切り裂かれた青龍堰月刀があった

 

 


 
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