No.220716

スーパーあとがき(?)タイム

BLACKさん

今回の話は作者(BLACK)が語りたいと思ったことを思う存分語ったものを小説形式にしたものです。
また作者が前に予告したものの作らずじまいだった作品の最後の部分も入っています。

2011-06-04 20:51:54 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:1440   閲覧ユーザー数:1370

 

 

 

作者「久しぶりのちょっとしたお知らせ的と言うかあとがき的な話だ」

カオス「どうしたの秋山お兄ちゃん」

作者「だから俺は秋山の元であって秋山じゃないって……」

一刀「なんでカオス呼んでるんだよ」

作者「いやぁ~、そらおとの最新刊買って読んだからな。それに関することも言いたいから呼んだんだよな」

一刀「で、俺がいる理由は?」

作者「前にも言ったと思うけど、お前はこの世界の基本アシスタントだ」

カオス「それで私に何の用なの?」

作者「用か……。そうだな、お前に関するエピソードのことだな。

アニメの時の話とちょっとした比較とかをしながら語ろうと思ってな」

一刀「そして次のページに続くか」

作者「はい」

 

 

 

 

作者「まずはカオスのことについてだ。アストレアがカオスって名前出したのに智樹は全然わかってなかったよな」

カオス「そういえば、私お兄ちゃんに名前名乗ってなかった」

作者「そうだな。アニメでもダイダロスや守形に言われても誰のことか分かってなかったからな。モニターでようやくカオスが誰か分かったくらいだしな」

一刀「エンジェロイドだってことは見当ついてもどんな顔とかは分からないもんな」

作者「だから智樹の反応は無理もない。あの場にカオスがいるなんて予想できんし、智樹にとってはちょっとした怒りの悪ふざけだ。

それにあのセリフはイカロス達に言っただけであってカオスには言ってない。

でもあの時のカオスからしたら自分も該当しちまうな……」

カオス「秋山お兄ちゃん、なんか悲しい顔してる」

一刀「確かに……。俺も初めて見たぞ、お前のそんな顔……」

作者「言ってはないけど、俺と言うか秋山は一応、俺が書いてる小説的には今の俺の悲しい顔をしたことあるぞ」

一刀「いつ?」

作者「言ってないって言ったろ。まあ、正確には書いてないが正しいだ。

設定的にはアニメ2期の第11話の話でその顔をしたことになっている。

最近はその2期の11話の話を秋山があまり介入してない版と介入しまくり版を書こうかなと思っていたりする。

介入してない版はダイジェストってかあらすじ的にしか書かないけどね。本当にあまり介入してないから」

カオス「それでその悲しい顔って…」

作者「『真モード極フォーム悲』の時だ」

一刀「『極フォーム』? 滅フォームじゃないのか」

作者「『極フォーム』本来なら『極モード』で存在する力だ。『滅モード』を超えるモード」

カオス「どういうものなの?」

作者「前に説明したかもしれないが、一応説明しなおしておこう。

俺と言うか秋山にはいくつかのモードが存在する。強さ的な順番はこうだ。

 

ノーマルモード→真モード→滅モード→極モード

 

真モードと極モードの発生条件はどちらも『愛』が深く関わっている」。

カオス「愛……」

作者「真モードの自然発動の発生条件は大体どれも同じ。ある特定人物がその好意を持っている人物に対して愛を感じたりすること。もしくは好意を持っていることに気づくこと」

一刀「じゃあ極モードは?」

作者「これは設定的には世界によってまちまちだ。発生条件は秋山でもわからない。

ある世界では極モードが発生した条件が揃っているのに別の世界ではそれは極モードの発生条件にはならないとかがある。

だから世界によって極モードの発生は違う」

カオス「でも、極フォームって……」

作者「モードとフォームはまったく別物だ。滅フォームや極フォームはモードに達してないけどそれに準ずる力を引き出すための力ってところだな。

ただし、滅フォームは滅モードになりかけてるからそれを無理やりフォーム化させたもので、極フォームと言っても発生条件は少し難易度が高いものだ。

だけどその変わり滅フォームを絶対解除できるフォームであると言うことだな」

カオス「それで解除したの?」

作者「その第11話の介入版とか書く時に説明しようとは思うが、カオスがイカロス達を捕まえた時、秋山は真モード滅フォームの状態でカオスに襲い掛かるんだよな」

一刀「お前のことだ。恐らくは突然だろうな」

作者「ああ。

ちなみにまったくの余談だが、仮面ライダーの映画のMOVIE大戦COREのオーズの映画で映司がサゴーゾでとどめを刺した時、俺には悲痛な叫びが聞こえてな」

一刀「それで?」

作者「そこで俺は考えた。秋山がオーズ的な能力を使う時はこんな感じになると。

ノーマルのタトバ、怒りのガタキリバ、涙のラトラーター、嘆きのサゴーゾ、憤怒のタジャドル、冷心のシャウタ、とか……」

一刀「なんか同じような意味がないか?」

作者「気にするな。俺にとっては別物だ。最新刊の奴見るとどうしてもサゴーゾがメインに出てくるな」

カオス「嘆いてるの?」

作者「そういうこと。しかし仮に3期をやるとして、これらのカオスが出てない日常パートでも出すのかな?」

カオス「でもアニメだとニンフお姉様やアストレアお姉様も出てたりしてるよ」

作者「特にニンフは出番が増えてるな。さてと、それで他に言いたいことがあったのだが、忘れた」

一刀「おい」

作者「今、思い出した。最新刊でのあのカオスの悲しいのを見てますますグレイセスみたいだと思った」

カオス「グレイセス?」

作者「以前に書いただろ。『そらおと オブ グレイセス』って」

一刀「そういえば閲覧数がめっちゃ少なかったけどあったな」

カオス「結局私って何の役なの?」

作者「ラスボスのラムダ」

一刀「だから???にしてたのか」

作者「ラスボスの名前は伏せておくもんでしょ。

今回の話を見てますますカオスとラムダが似たもんだと思ったよ」

一刀「どう似てるんだ?」

作者「悲しみだけを知ってしまったところ」

一刀「アスベルの言葉だな」

作者「うん。どっちも優しくしてもらってたけど歪んだ人物のせいでその優しさを越える悲しみを味わってしまって世界を滅ぼしたりなんかしようとしてるところが似てるんだよな」

一刀「でもラムダって滅ぼすのが目的と言うより生きるのが目的だろ」

作者「そうだけどさ、カオスもラムダも極端なんだよ」

一刀「『ラスボス極端論』か」

カオス「私ってそんなに極端?」

作者「極端だ。そう思って次のページでアスベルを智樹、ラムダをカオスに置き換えたものをちょっと書いてみた」

 

 

精神世界

 

 

そこには智樹と最初の姿である幼女のカオスがいた。

 

智樹「カオス……」

カオス「私はこの世界からお兄ちゃんを排除する。それで私が世界に愛を教えてあげるの」

智樹「愛…だと……」

カオス「そうだよ。それで、皆愛を知って死ぬの。もう、誰にも邪魔はさせない……」

 

カオスは「愛=痛み」と認識しており、そこから「痛み=死」とも認識してもいるので、カオスは愛と同時に死を世界に与えようとしているのだ。

智樹はカオスの目的をカオス自身から聞いてカオスに問う。

 

智樹「あの時俺達が見たのは、やっぱりお前の心だったのか」

 

智樹達はここに来る前に謎の壁に阻まれ、それを通過すると同時にカオスが歩んできた記憶、つまりはカオスの過去を見た。

それはとても悲惨なものであった。カオスを造ってくれたダイダロスはカオスに色々なことを教え、愛を一番大事に教えた。

しかしカオスを快く思わないものにより、ダイダロスは亡くなり、カオスは悲しみに暮れ、次第に愛=痛み=死だと認識し始めたのだ。

 

カオス「他人の不幸って、楽しいでしょ? 満足した?」

智樹「そんなはずないだろ! 満足なんて……出来るわけがない」

 

カオスの言葉を智樹が否定する。

 

智樹「お前の過去は確かに悲しみに彩られてた。けど、それは世界の人に愛を教える理由にはならねえ。だから!」

カオス「お兄ちゃんは乗り越えられたから、私も乗り越えられる。そう言いたいの?

人間ってやっぱり強欲で残忍で傲慢だね。分かってるふりして、他を見下してる…。お兄ちゃんも同じだよ。

お兄ちゃんの考えてることは分かってる。どんなことを言っても無駄だよ」

 

智樹はカオスの言葉を聞いて鼻で笑う。

 

智樹「俺の考えは分かってる……か。だったらその読みは甘いぜ。

俺がいつ一人で乗り切れるって言ったんだ? 誰しも一人じゃ乗り越えられない時があるんだ。

けどよ、手を取り合って協力すれば何でも出来る。俺はそう思ってるし、俺はそれが……いいと思う」

カオス「協力……そんな言葉で騙されるのは愚かな人間って存在だけだよ」

智樹「確かにな……。もちろん俺だってどうしようもない人間さ。

けど、カオス、お前も知ってるだろ? 人間はそれだけじゃないって……」

 

カオスは昔、ダイダロスに大切に育てられたことをふと思い出す。

 

智樹「誤解から悲劇が生まれて、その悲劇がもっと大きい悲劇を生んじまった。

お前がやりたかったことってそういう悲劇の連鎖なのか?

悲劇の始まりにはいつもお前の悲しみがあった。そしてその悲しみから生まれた行動の結果もお前をさらに孤独にするだけだった。

ダイダロスは悲しませるためにお前を育てたんじゃないはずだ」

カオス「ダイダロスは……私に生きてって言った。人じゃない私に……愛を知ってほしいって言ってた……」

 

カオスの目から涙が流れてくる。

 

智樹「愛って何なのか、俺には簡単に答えられない。だけどこれだけは言えると思う。

ダイダロスはお前にこの世界をもっと見て欲しかったんじゃないのか?

だけどお前は生きることで悲しみだけを知っちまった。だけど、世界には素晴らしいことがたくさんある!

ダイダロスが見せたかったり教えたかったのはそういう世界じゃないのか? 愛とかに満ち溢れた世界とか……」

カオス「愛……この世界に愛が……あるの?」

 

カオスの涙は止まらない。

 

智樹「なあカオス。この世界をもう一度……きちんと見てみないか?

とりあえずこの世界から出て、俺達と一緒に暮らしながら……で、だ」

カオス「私はお兄ちゃんを殺すかもしれないよ?」

智樹「俺だって抵抗するさ。俺がお前に殺されるかどうかも含めてさ、お前は見てればいい」

カオス「お兄ちゃんはそれで良いの? 私が完全に死ねば全部終わるんだよ。……なんで?」

智樹「お前を殺すことになるとイカロスまで死んじまう。俺はあいつと約束したんだ。

絶対死なせないって…。まあ、その前に俺が死んじまうのは仕方ないけどさ……。

それに…、人間にも可能性があるってこと、お前に見せたいのもあるし、俺はお前と一緒に暮らしてみたいってのもあるんだ。

それで教えたいんだ。この世界を終わらせようとしたことがどんだけとんでもなくやばいってこともな」

 

智樹はそう言ってカオスに対して手を差し伸べる。

 

智樹「手を取れ」

 

カオスは少し考え、こう答えた。

 

カオス「嫌だって言ったら?」

 

智樹はその答えを聞いて微笑む。

 

智樹「俺がお前の手を取るだけだ。どっちが先かなんて関係ねえ。手をつなぐことに意味があるからな」

カオス「お兄ちゃん………」

 

するとカオスの体が倒れそうになる。

 

智樹「カオス!?」

カオス「……もう限界が近いのかな……。お兄ちゃん、私、ちょっと眠るね……」

 

カオスが前に倒れそうになり、智樹はカオスの体を支える。

 

智樹「カオス、死ぬな! お前にはまだ見なきゃいけないものがたくさんあるんだ! 死ぬな!」

 

その時、カオスの体が光り始める。

 

 

 

現実世界

 

 

そこには倒れている智樹とその様子をずっと見ていた、イカロス、そはら、英四朗、美香子、アストレア、ニンフがいた。

 

アストレア「あれ? 何にも聞こえなくなっちゃった」

 

実は先ほどの会話は智樹の体から流れ出ていて、大まかなことは現実世界の皆にも分かっている。

するとその時、智樹の体が光りだす。

 

全員『きゃっ!(くっ)!』

 

全員が思わず目をつぶる。そして目を開けると智樹の横には幼女の姿のカオスが智樹と同じように倒れていた。

 

ニンフ「カオス!」

 

全員が思わず身構えようとするが……。

 

イカロス「待って!」

 

イカロスが止める。

 

そはら「どうしたの? イカロスさん」

イカロス「何か、違う」

英四朗「違う?」

イカロス「私はカオスを見た瞬間攻撃するようにプログラムされてます。

でも……、そのプログラムが働かない」

美香子「どういうことかしら? 壊れたの?」

 

イカロスは首を横に振る。

 

イカロス「違う。そのプログラムはカオスの危険性を察知して働くもの」

英四朗「なるほど、そういうことか」

そはら「え? どういうことですか?」

ニンフ「あのカオスは危険がないってことよ」

 

そんな時であった。

 

智樹「……」

 

智樹が目を覚ます。

 

全員『智樹!』

智樹「う……」

そはら「智ちゃん、大丈夫?」

智樹「なんとか…」

 

そはらが智樹の体を起こす。

 

アストレア「智樹とカオスが話してるの、私達にも聞こえてたけど、カオスは死んじゃったの?」

智樹「いや………」

 

智樹は横にいるカオスを見る。

 

智樹「こいつは少し眠るって言ってた。だから少ししたら起きるさ」

そはら「それで智ちゃんはカオスと……」

智樹「ああ、……イカロス」

イカロス「!」

 

智樹は眠っているカオスを背負う。

 

智樹「これからは3人で一緒に暮らそう。だから……帰ろうぜ!」

イカロス「うん!」

 

こうして一同は無事に帰還し、カオスは智樹とイカロスとともに暮らすのであった。

 

 

作者「とまあこんな感じだ」

一刀「少し口調とかおかしくなかったか?」

作者「可能な限り原作のようにしてるんだが、まあ仕方ないと思ってくれ」

カオス「これが秋山お兄ちゃんのやりたかったこと?」

作者「そうだな。どうしても最新刊のお前の境遇を見るとこれと被ったからな……。

それに智樹ならこれくらいすると思うぜ」

一刀「手を取れってところか?」

作者「ああ。そういえばその話でも智樹は遊び道具を持ってきてたな。アニメの話と合わせるためかな?

アニメだと『きちんと遊んでやれなかった』と言ってたから……」

カオス「そうかも……。でも今は遊んでもらってるよ」

作者「それは良かったな。しかし前にも言ったと思うが、第3期やるとしてもカオスがいる状態でこの最新刊の話とかできるのだろうか。

仮にするとしてもどんな展開になるのか…。

特にカオスのパワーアップだな。一応、今の原作のカオスはパワーアップしてるからな。

アニメだとそのパワーアップはきっとオリジナル的にするんだろうな」

カオス「どういう意味?」

作者「原作だとある話で本来カオスがパワーアップするけど、アニメでその話に該当する話の時はパワーアップせず、別の話でパワーアップすると言うことだ」

一刀「『そらのおとしもの』ってアニメだと色々追加修正とかされてるからな。特にあの会長さん」

作者「そうだな、まあ何にせよ、楽しみだな。

そして話は変わるが、前に言った『DOGDAYS』とテイルズシリーズを合わせたRPGを考えてる件なんだが…」

一刀「どうした?」

作者「キャラが多すぎるから縮小を考えた」

一刀「そりゃあ、52人は多すぎだろ」

作者「そして縮小した結果DOGDAYSキャラを除いてプレイヤーキャラは27人になった」

カオス「多いね」

作者「これでも減らした方だぞ。DOGDAYSキャラを入れると34人になるかなと予想している。

ちなみにバレ的なことを言うが、プレイヤーキャラにはイカロスとカオスもいる」

カオス「わぁ~い」

作者「メインを張る他作品キャラは『テイルズ オブ ヴェスペリア』のユーリとエステル、『らき☆すた』のこなただな」

一刀「ヴェスペリアはともかく、こなたはいずみ繋がりだな」

作者「その通り。それでは!」


 
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