No.217196

己の信ずる道を行け

銀雷さん

自分が最近になってから考えたお話です
とにかく頑張ります・・・

2011-05-17 10:37:55 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:1056   閲覧ユーザー数:991

 

 ここは、夏口に駐屯している黄祖の支配下の一つの町である・・・

 

 そこでは一人の男が、都督を務めていた。名を、蘇飛・・・

 

 この蘇飛は、文武両道のお手本とも言え、武は孫策にも匹敵するとも言われ、智は周喩にも劣らず、その上優しさもあるため、この当たり一帯では、かなりの評価を得ていた・・・

 

 

蘇飛「では、まず最近の内政問題について何かあるか?」

 

文官「最近は、物資等などの問題は有りません!」

 

蘇飛「では、次、部隊長!兵についてなにかあるか?」

 

部隊長「いえ、問題というほどの事ではありませんが・・・」

 

蘇飛「どうしたのか?」

 

部隊長「はい・・・最近、甘寧という人物が入ってきたと聞いたのですが、その甘寧が、実は、

錦帆という水賊出身なので、冷遇されていると、暴れまわって困っているのです・・・」

 

蘇飛「それは、困るな・・・よし、私から伝えておこう」

 

部隊長「はい!ありがとうございます!」

 

蘇飛「それでは・・・・・・・・・・・」

 

しばらく会議は続いた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

蘇飛「以上で、解散とする。今後とも頑張ってくれ」

 

一同「はい!」

 

解散の合図と共に、皆が皆分かれて行く・・・

 

 

 

 

蘇飛「ふぅ・・・さて行くかー!」

 

大きなため息を付いた後、ある場所に向かう・・・

 

先ほどの会議で問題になっていた、甘寧の事である・・・

 

蘇飛「この時間帯なら、きっと演習場にいるんだろうな~」

 

蘇飛はその演習場に向かう・・・

 

 

 

 

 

 

 

甘寧「(なぜだ!劉表といい、黄祖といい、なぜ私を必用としない!!)くそっ!!くそっ!!」

 

ひたすら剣を振り回す、その姿はまさに、鬼のごとく・・・

 

兵士「お頭、流石にちょっとまずいじゃないんですか?」

 

この兵士は、甘寧が引き連れてやってきた、元水族の一人である・・・

 

甘寧「なにがだ?」

 

兵士「此処の兵士たちに、八つ当たりしたことですよ」

 

この兵士も、少し罪悪感があるようだ・・・

 

甘寧「八つ当たりだと・・・貴様、自分が何を言っているのかわかっているのか・・・」

 

ギロリと睨みつける・・・

 

兵士「ヒィ!!」

 

甘寧「覚悟しろ・・・」

 

そういい、剣を振りかぶる、剣といっても刃が無い、いわゆる模擬刀である・・・

 

兵士「うわぁぁぁぁ!?」

 

兵士に迫り来る剣・・・

 

そこに・・・

 

?「お前たち其処で何をやっている!!」

 

怒号が聞こえる、果たしてそれは誰のものか?・・・

 

【続く、はず】

   


 
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