No.214550

真・恋姫✝無双~御使いの転生~第一章/第一話

ふふふ…TINAMIよ私は(戦場の絆デスマーチから)帰ってきたーー!

え~本来でしたら昨日の内に書いていたのでアンケ終了と同時に投下しようと思いましたが…

友人「ニンバス機欲しいんだ付き合ってくれ!」

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2011-05-02 02:47:40 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:7743   閲覧ユーザー数:6101

真・恋姫✝無双~御使いの転生~ XX伝

第一章・第一話「誕生」

 

 

ここは益州でもっとも賑わっている都市「成都」近くの名もない邑である。

 

ここにとある中年夫婦が住んでいる。姓を張、名を武威と言う男とその妻、張華。

彼は邑で村長を任されるほど人柄も良く聡明な人物であった。 その妻も面倒見の良い人物であった。 ただ、彼らには息子は居ないのだ…いや、生まれる前に死んで居たのだ…。

 

もはや何十年前のことであり、傷もすっかり癒え何事もなかったように今までの日課である、村人と共に巴の特産品である木材を収穫すべく森の中を歩く張武威の姿があった。

 

張武威「この木がよさそうだの… 皆の者、準備を!」

 

村人達「おー! え?!」 張武威「な?!」

 

キラーン シューー ドトゴゴーーーン!!

 

張武威「何なのだ…この感覚は… それにこんな白昼を流れる流星は… 皆の者! しばし待っておれ ワシが確認してまいる!」

 

村人C「あ!! 村長! あぶないっすよ!!」 小柄の青年が叫ぶ

 

村人D「おらたちも付いて行くんだな…」 人の一回り、いや…二周り大きい巨漢がそう言い

 

村人A「他のやつはここで待っていな 俺達3兄弟で村長の旦那は守るからさ!」

 見た目や体格は普通だが体中に傷をつけ、極めつけは顔の右半面を大きく十字に切られた刀傷を付けた男がそう言った

 

村人ず「…白三兄弟、任せたぞ…村長にもしもの事あったら…」

 

 

 

視点を一刀君に変えてみましょうか…

 

俺は光の渦に飲まれ流れに身を委ねた… そして、あの時の様な浮遊感を感じ恐る恐る目を開けると…

 

あれ? 落ちてない? 俺空から落ちてない? 真っ逆様に落ちてない?

 

…俺は頬を抓った

 

一刀「…夢じゃない!! ちょ!! どうしたら!!」

 

そんな中体に違和感が起こり始めた… 

 

一刀「?! か、体が小さくなってる?! ど、どうしたら?!」

残念、一刀君此処で意識をしばらくログアウトしてねw(作者より)

 

ギュアーーーーーーーーーーーー!

 

ドッゴゴオゴゴゴーーーーーーーン

 

 

 

張武威「確か流星はこの辺りに落ちたのかの…… ?! 赤ん坊! なぜこのようなところに?うん?… これは紙?(真名は一刀といいますこの子をお願いします)…… 家に連れて帰ろう…こんなことろで死なせる訳には…これは…剣か?」

 

白三兄弟「旦那!! 無事ですか!!」 

 

こいつらは孤児でワシが預かっていた子供だ… 幼少の時より父と言うように言ってきかせても旦那と呼ぶ…今ではもっとも信用できる者たちじゃ… その分ワシがいなくなっても…

 

張武威「天よ… この哀れな老体に生きる意味と宝を賜るか…」

 

ならばこの子を育てよう…この益州を…いや、この中華を安寧に齎す事の出来る一人の忠臣として…。 

 

自慢ではないがワシはその昔、禁軍の一介の将軍であった。十常時なんぞ居らねばこのような土地にはいやせんよ…。 

 

もはや陛下の…いや漢の時代は終わったのやもしれん…来るべく英雄にこの子を託そう。 この老体の知識と掛け替えのない時間の全てを費やして…

 

おそらく、この子は天の子だ、じゃが…ワシら生まれる前に子を失った夫婦の子供でもある…じゃから…

 

張武威「一刀よ…ワシが御主の父親じゃ…よろしく頼むぞ」

今は笑顔でこの子の成長を見守ろう… この世に生を受けられなかったあの子のためにも…

 

白三兄弟「旦那…その赤子は?」

 

張武威「天から賜ったワシらの子じゃ 真名は一刀 姓は張、名は任…… 白智民(ハクチビン)、白木偶(ハクデク)、白亜忍(ハクアニン)…ワシが死んだ後はこの子を頼むぞ?」

 

白三兄弟「?! ぎょ…御意!」

 

張武威「カッカッカ! さっそく婆さんと村の者に言わなくてはな… 今日はお祭り騒ぎの無礼講じゃ、御主らはさっさと他の者どもに知らせい」

 

 

 

こうして、後の正史では二君に仕えず、劉備軍の中枢人物である鳳統を討ち取り、その後捕らえられても尚、断固として劉備に下らなかった英傑の一人 張任の誕生であった。

果して彼は 正史に法るのかそれとも外史らしく異なった道を辿るのかは今は黙っておこう… 

                      三国志列伝 張任伝 作者 白栗

 

あとがき

 

雰囲気は良いけど文章はダメダメ… こんな俺は穴を掘って埋まってますぅ!!

 

ハッ!! また取り乱してしまった 申し訳ない。

 

って訳で此処からは長編シリーズ 「~御使いの転生~張任伝」をお送りします!!(パチパチ)

 

いやぁ…みんな張任が好きなんだなぁっと思いました。それとも焔耶や桔梗、紫苑さんとのラブラブシーン目当て?(笑)

 

もしそうだとしたら期待させた分落胆されそうで怖いですが頑張りますよ~!

 

さて、今回も出ましたね オリキャラ!

 

次のページに詳細? 設定を載せておきます

 

遠慮なく改良点、修正点指摘しちゃってください!

 

それではアディオ(ry 「ちょっと待った!」 うん?

 

焔耶「本当に…お、お、御館とあ、あ、あんな破廉恥な行為をせねばいけないのか?」

 

…それは妄想腐敗神○トリ○バス様の導きと大学の友人たちとの日猥談によるね(笑)

 

って訳で ノシ

 

 

~設定~

 

姓;張 名;武威 字:剛閃

 

年齢:四十後半 村長

 

概要

 元禁軍の将軍。十常時の暗躍により益州に左遷という名の追放を食らった人物。

温厚で面倒見が良い半面、敵には情け容赦のない戦闘スタイルから轟戦鬼と謳われた名将であった。

 

補足

 本来、張任の家庭は貧民層で張任が自力で役人にのし上がった形です。

しかし、この作品ではあえて元漢の名将として捏造いたしました。一種の没落貴族ですね。

こうする事により中央(朝廷)に絡みやすくしたいと思いこうしました。

 

 

姓:白 名:智民 

 

年齢:18 村の青年(のちの張任隊副将)

 

概要

禁軍時代の張武威に保護された。小柄の青年。彼の役に立とうと彼から軍略とは何かを教わっている。 この時に木偶、亜忍も保護された。実際には血縁関係はないが共に育ち、共に学ぶ過程で三人は本来の兄弟以上の絆を得た。小柄だからなかなか納得されないが年齢の関係上、長男である。

 

補足

 え~…三人まとめての捕捉になるかな? 実はこの三人魏ルートで最初に出会う黄色い布を被った三人の賊です。w

 

名前を似せたのもそういった観点からです。 

 

大抵、敵対勢力として出ているのでこの作品では一刀君の味方になって貰おうとこういたしましたw 名前似せてもキャラは違うけど…(笑)

 

 

 

姓:白 名:木偶 

 

年齢15 村の青年(のちの張任隊副将の一人)

 

概要

 智民と亜忍と共に保護された青年。 体格は通常の人間の二周りはある。

大人しく優しい心の持ち主。見た目とは反して花を愛でたり、詩を書いたりとする。

村の子供たちに人気でいつも非番の時は捕まってしまいもみくちゃにされる。

 

 

姓:白 名:亜忍

 

年齢14 村の少年(のちの張任隊副将の一人)

 

概要

 保護された時はまだ生まれたばかりの赤ん坊だった。 村一番の悪戯っ子でいつも悪さを働く。その上自信過剰なところがあり、賊が攻めてくると張武威の槍を盗んでは賊に単騎特攻をし、体中に傷をつけては 張武威と張華に叱られる。

特に張華には頭が上がらず悪さするたびに張華に捕まってしまい きついお仕置きを食らう。 そのせいか捕まらないように逃げ足、ずる賢さといった点が成長している。

 

 


 
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