雪蓮は全軍が撤収を完了したとの報告を聞くや否や、脱兎の如く駆け出した。
自分に代わって毒を受けた愛しき男に一刻も早く会う為にも、一秒も無駄にできないから。
(一刀・・・・)
一刀が治療を受けている天幕に到着した雪蓮を出迎えたのは、雪蓮に頼まれて一刀の側に居た冥琳であった。
「雪蓮・・・」
「冥琳!!一刀は、一刀はどうなったの!?」
雪蓮の顔を見て少しばかり呆然としている冥琳に構わず、雪蓮は冥琳の肩を掴んで一刀の無事を問い掛ける。が、冥琳は何も答えず、しばらくすると眼から涙を流し始めた。
「め、冥琳!?」
「ほ、北郷殿は・・・・北郷殿は・・・ううっ・・・」
「冥琳!!一刀は、まさか一刀は・・・・!!」
「・・・・」
問い掛けても埒が明かないと考えた雪蓮は、冥琳を押しのけて天幕に入る。
「しぇ、雪蓮!?い、一体どうしたのじゃ!?」
「雪蓮さん!?な、何を焦ってるんですか~!?」
突然飛び込んできた雪蓮に天幕の中で一刀の側に居た美羽と七乃は驚いた声を上げるが、それにも構わず雪蓮は寝台で横たわっている一刀に縋り付いた。
「一刀!!一刀!!お願い、お願いだから眼を開けてよ!!」
「・・・・・」
「何で、何で私なんかを庇ったのよ・・・・。あなたが居なくなったら、関平も、蓮華も、みんなが悲しむのに・・・・、私だって、辛いのに!!あなたが生きていてくれれば、それでよかったのに!!」
「・・・・・」
「一刀ぉ・・・・私、一刀が居ないと、駄目なの・・・・。お願い・・・、眼を開けて・・・・、
私の、名前を呼んで・・・・」
雪蓮は一刀の胸に縋り付き、涙を涸れる程流して泣き続けた、
が・・・・・・。
「・・・・ぐう・・・・」
「・・・・へ?」
突然一刀がかいたいびきにぽかんとした表情になった。よくよく見てみると、一刀の胸も呼吸で上下に動いている。
「あ~・・・その、じゃな~・・・雪蓮・・・・」
「一刀さんの毒は、もう治ってて、今はただ寝ているだけなんですよ~・・・」
美羽と七乃は気まずそうな表情で雪蓮に説明する。
「え・・・ちょっ・・・それって・・・どういう・・・」
「そこからは俺が説明しよう」
雪蓮が戸惑っていると、背後から、冥琳と一緒にどこか熱血そうな雰囲気の男性が天幕に入ってきた。
「え~と・・・冥琳、その人・・・・」
「ああ、雪蓮は知らないのだな。この方は北郷殿の治療をしてくれた・・・」
「華陀だ。よろしく頼む」
華陀と名乗るその人物は、にっと笑みを浮かべると、片手を出して雪蓮に握手を求めた。
雪蓮は、未だに少し戸惑いながらも、華陀と握手をした。
「そ、それで華陀、あなたが一刀を治してくれたの?」
「ああ、そちらの周瑜殿に重病人が居ると聞かされてな、二刻程前に飛んできたんだ」
~回想~
「う、うう~主様、主様~」
「美羽様、泣かないでください、一刀さんは、ただ眠っていらっしゃるだけですから・・・」
「うう、嘘をつくでない七乃!!主様は病気なのじゃろう!?今にも、今にも死んでしまうかもしれないのじゃろ!?」
「・・・、そ、それは・・・・」
泣き叫ぶ美羽の言葉に七乃は何も言えなかった。
美羽は幼心で分かっているのだ。
一刀が今生死の境を彷徨うほど危険な状態であるということが。
「美羽・・・」
冥琳はそんな美羽と七乃を痛ましげに見つめていた。
と、突然天幕に何者かが文字通り飛び込んできた。
「遅くなってすまない!!患者はどこだ!?」
その人物は肩で息をしながら冥琳達にそう問いかけた。
突然現れたその人物に三人とも呆気に取られていたが、やがて冥琳がその人物に問いを返した。
「・・・もしや、あなたが華陀殿か?」
「そうだ周瑜殿!!自己紹介は後だ!!患者はどこに!?」
男、華陀の返答を聞いた冥琳は安堵の表情を浮かべた。
「こちらに!!一刻を争う事態だ!!よろしく頼む!!」
「任せろ!!」
冥琳に返事を返した華陀は寝台に横たわっている一刀の診察を開始した。その姿を美羽と七乃は未だに呆気に取られた表情で見ていた。
「の、のう冥琳、あのやけに暑苦しい男は何者じゃ?」
美羽の問いかけを聞いた冥琳は、苦笑しながら答えた。
「あの者は華陀。天下一の名医と名高い人物だ。彼なら一刀を治せると思って呼んだのだが・・・」
冥琳の説明を聞いても、美羽と七乃は未だに半信半疑だった。なぜなら、その華陀という人物が、医師と言うにはあまりにも・・・・・暑苦しすぎたから。
そうこうしているうちに一刀の診察が終了していた。
「・・・診察終了だ。相当強力な毒だな。掠っていたから良かったものの、まともに当たっていたら死んでいたぞ」
華陀の診察結果を聞いた冥琳達の顔は、青褪めた。
「ぬ、主様を助かるのかや!?」
美羽が華陀の服の裾にしがみ付いて涙を流しながらそう聞いた。それに対して華陀はにっと笑みを返した。
「大丈夫だ!!幸い体内の毒の量は少ないから命の危険は無い。俺が調合した解毒剤を飲ませておけばじきに眼を覚ますはずだ!」
華陀の言葉を聞いた冥琳達は、歓喜の声を上げた。
「良かった・・・。北郷殿、本当に良かった・・・・!」
「うう~、な、七乃~!!良かったのじゃ、本当に良かったのじゃ~!!」
「美羽様~、良かったですね・・・!!私も、私も嬉しいです~!!」
「・・・・とその後解毒薬を飲ませて今はただ眠っているだけ、と言うわけだ」
「な、なるほどね・・・、でも・・・」
華陀の説明を聞いた雪蓮は再び眼に涙を浮かべて崩れ落ちた。
「一刀・・・本当に、本当に良かった・・・・」
一刀の側で嬉しさのあまり涙を流す雪蓮を見た冥琳は、その肩にゆっくりと手を置いた。
「よかったな、雪蓮」
「ええ、・・・・でも冥琳、ちょ~~~~と、言いたいことがあるんだけど・・・・」
と、雪蓮は泣き顔から一転、冥琳をぎろりと睨み付ける。
「な~~~~んで泣いたりしたのよ!!!一刀死んだかと思ったじゃないのよ!!」
「い、いや、つい、感極まってと言おうか・・・」
「それにしたって紛らわしいのよ!!」
「す、すまん!!・・・・しかし」
怒る雪蓮に謝りながら、冥琳はくすりと笑みを浮かべた。
「・・・・一刀が居ないと、駄目なのよ・・・、か。ふふ・・・雪蓮も乙女なのだな♪」
冥琳の言葉を聞いた雪蓮は、今更ながら自身の言葉に恥ずかしくなり、顔が真っ赤になってしまった。
「め、冥琳・・・・・」
「ん?」
「は・め・た・わ・ね~~~!!!」
「!ま、まずい!!」
雪蓮の顔が羞恥心以外の感情で真っ赤に染まっていくのを見た冥琳は脱兎の如く逃げ出した。
「待ちなさ~い!!」
「待ったらどうなるのだ!!」
「落とし前つけるにきまってるじゃない!!」
「なら待たん!!」
天幕から飛び出し、熾烈な追いかけっこをする二人を、美羽達は呆然と見ていた。
「のう、七乃よ。あれは止めなくてもよいのか?」
「大丈夫ですよ~。喧嘩するほど仲がいいと言いますし~♪」
「・・・まあその内収まるだろうな。念の為怪我の治療の準備位はしておくかな・・・」
三人ともその内収まるだろうと考え、放っておくことにした。
と、突然天幕の外で、何か騒ぎ声が聞こえたかと思いきや、何者かが天幕に飛び込んできた。
「すまん!!怪我人がいるのだ!!誰か医者は居ないか!!」
その人物とは華雄であった。その後ろから恋、咲耶、そして背中に愛紗を背負った霞が順番に入ってきた。
「な!?か、関平!?大丈夫かや!?」
「か。関平さん!?どうしたんですかその傷!?」
全身傷だらけの愛紗を見て美羽と七乃は驚愕の声を上げる、が、愛紗は目を閉じたままであった。
「無理や、完全に意識がとんどる。幸い生きちゃあいるみたいやけど、な・・・・」
霞は悔しげな表情で背中で気を失っている愛紗を見つめていた。
「すまん!少し診せてくれないか?」
「・・・?誰?」
「俺は華陀、通りがかりの医者だ!」
華陀の言葉を聴いて、華雄達の表情は少し明るくなった。
「お願いします!関平様を助けてください!!」
「ああ!!任せろ!!・・・・これは!!」
愛紗の姿を見た華陀は、厳しい表情で呻り声を上げた。
「ど、どうした?」
「体の気力を全て使い尽くしている・・・。しかも体中の血管が破けて内出血を起こしている・・・。おそらく内臓にも損傷があるな・・・。どれだけ無理をすればこうなるのだ・・・」
華陀の言葉に周囲は騒然となった。
「な!?か、関平は治るのか!?」
「善処はする!!直ぐに手術を行う!!俺の指示があるまで天幕から出ていてくれ!!」
華陀は愛紗を寝台に横たわらせると、すぐに手術の準備を開始した。
華雄達は華陀に指示されたとおり、天幕の外に出て、手術の成功を祈っていた。
「関平・・・・」
華雄の背後で、雪蓮と冥琳が沈痛な面持ちで立っていた。
一刀side
・ ・・・目覚めよ、北郷一刀・・・・
俺の頭に、声が響き渡る。
まだお前達の役目は終わってはいない・・・・。
俺の、役目・・・・?
さあ、戻るがいい・・・。愛しい者達の下へ・・・・・。
彼女達には、お前の力が必要なのだ・・・・・。
俺の、力・・・・?
そうだ・・・・・、正史より舞い降りし・・・・人間は・・・・・お前・・・・・・だけでは・・・・・・。
声が、段々かすれ、小さくなっていく。そして、俺の目の前が真っ白になった。
「・・・ん?」
目を開けた俺の目の前に飛び込んできたのは、天蓋だった。
っていうことは俺、ベッドの上に・・・・?
まだボ~っとする頭を押さえつつ上体を起こすと、突如誰かの叫び声が聞こえた。
俺が声の聞こえた方向を見ると、そこには咲耶が驚愕の表情で立っていた。
「あ、咲耶、おはよ・・・「一刀様あああああ!!!」・・・ってちょっ、咲耶!?」
俺が咲耶に挨拶しようとすると、咲耶が涙を流しながら俺に飛びついてきた。
「一刀様、一刀様、一刀様~!!!」
「ちょ、ちょっと・・・、咲耶、苦しいから離して・・・・」
「よかった・・・、よかったです~!!私、私一刀様が死んでしまうのではないかと・・・・」
「あはは・・・大げさだな咲耶は・・・「まったくどうしたのよ咲耶~、こんな時に大きな声を出して・・・・」
俺が泣き叫んでいる咲耶を宥めていると、突然扉が開いて雪蓮が部屋に入ってきた。
「っていうかここ一刀の病室じゃないのよ。幾らなんでもこんな所で騒いだら一刀に迷惑・・・・」
ぶつぶつ呟きながら俺の寝ている寝台に目を向けた雪蓮は、俺が起きているのを見て突然沈黙した。何故かかなり驚いた顔をしているけど。咲耶とおなじリアクションだな・・・・。
「ああ、雪蓮、おはよ・・・「一刀~~~~~~~!!!!!!」ってぐほあああ!!!!」
と、俺が雪蓮に挨拶をしようとした瞬間、雪蓮も咲耶同様俺に飛びついてきた。
再びの衝撃に俺は呻き声を上げる。また同じような展開が・・・。
「一刀・・・よかった・・・目を覚ましてくれて・・・よかった・・・・」
雪蓮の涙声に俺は雪蓮の顔を見た。
泣いている・・・。
あの雪蓮が・・・・。
どんな時も明るい笑顔を見せていた雪蓮が・・・。
「よかった・・・よかったよお・・・・。うえええええええええん!!!」
「ってヤバイ!!痛い!!そんなに強く抱きしめないで!!」
「だって、だって一刀が目を覚まさなくて!!寂しかったんだから~~~~!!!」
「ああ分かった!!分かったからとりあえず離して!!」
「一刀様~~~!!!」
「ってこっちも負けずに抱きつかないで咲耶~~~!!!」
雪蓮と咲耶に抱き締められた痛みに俺が叫び声をあげると、それが聞こえたのか部屋の外からどたどたと誰かが走ってくる音が聞こえてきた。
「そうか、関平が・・・・」
俺は雪蓮達からの説明にただ一言呟いた。
「手術は成功して意識は戻っている。あと数日もすれば完治はする。だが・・・」
華陀さんは突如口を閉ざすと、話すべきかどうか迷っているようだったが再び口を開いた。
「・・・関平殿から全く生気が感じられない・・・・、いや、生きてはいるのだがまるで人形のようでな・・・。食事も全くとらないし眠っている様子も無い。このままでは体を壊して治るはずの傷もますます悪化してしまう・・・」
そんな・・・、何故愛紗が・・・。
「原因は・・・、恐らく心の病だろうな・・・。こればかりは俺でもどうしようもない・・・・」
俺は、華陀の言葉を聞いて呆然としてしまった。
心の病・・・。あの愛紗が、何で・・・。
「一刀」
と、突然雪蓮が俺に真剣な表情で話しかけてきた。
「雪蓮・・・?」
「関平のところに行ってあげて。関平を助けられるのは一刀だけよ、きっと!」
「雪蓮・・・。分かった!!」
俺は寝台から起き上がると上着を羽織って愛紗の部屋に向かって駆け出した。
愛紗、待っててくれ・・・・。
「いいのか雪蓮、愛しい男を行かせてしまって」
「いいのよ、関平が死んだら私だって悲しいし。それに二人共お互い大事に想っているからね~。きっと一刀なら関平を助けられるわよ」
「・・・とか言いながら、実は少し妬いているのではないのか?」
「・・・まあ少しだけね」
「ふっ、やはり雪蓮も乙女か♪」
「うっ・・・・、そーいう冥琳こそ少し妬いてるんじゃないの?冥琳だって一刀の事内心好きなんじゃないの?」
「・・・まあ、それは、な・・・・」
「ふ~~~~~~ん♪冥琳も乙女ね~~~~~♪」
「悪かったな///」
「別に悪くないわよ~~♪まあこれはさっきからかわれた仕返しって事で♪」
「まったく・・・・・」
「愛紗!!」
俺は愛紗の部屋に着くや否や、ドアを開けて愛紗の名前を叫んだ。
「ご主人、様・・・・?」
寝台の上で外を見ていた愛紗は俺の声に気が付いたのかこっちを向いてくる。
その顔は少し痩せ細っており、何も食べていないと言うのは本当のようだ。
「ご主人様・・・?本当に、本当にご主人様なのですか?」
「ああ・・・俺だよ、愛紗」
俺だと分かった愛紗は一瞬顔を綻ばせたが、すぐに無表情に戻った。
「・・・・愛紗?」
俺がその変化に戸惑っていると・・・。
「・・・近付かないでください」
愛紗の口から拒絶の言葉が飛び出した。
「!?あ、愛紗!?」
「近付かないでください!!御身が穢れてしまいます!!」
愛紗は俺を拒絶するかのように後ろに後ずさった。
「私は・・・、私の手は・・・・、多くの人間の血で穢れているのです・・・・。ご主人様が倒れたと知って・・・、私は怒りと憎しみに捕らわれ、多くの人間を斬り殺したのです!!命乞いをするものも、逃げようとするものも区別無く・・・・。もはや私はただの血塗られた修羅です!!鬼なのです!!あなたの側にいる資格など無いのです!!」
愛紗はそう言って俺から顔を背ける。体を震わせて、眼に涙を浮かべながら・・・。
俺は、そんな愛紗に向かってゆっくりと足を進めた。
「!?嫌・・・、来ないで・・・・」
「愛紗・・・、愛紗は穢れてなんかいないよ」
「嫌・・・私は、血も涙もない鬼なのです・・・・。修羅なのです・・・。あなたの身が、穢れて・・・・」
「鬼だったら、何で泣いているんだ?」
「!!」
俺は愛紗を抱き寄せると、しっかりとその体を抱き締めた。
「愛紗は穢れてなんかいない。愛紗は誰よりも優しい女の子だ、それは俺が良く知っている。もし愛紗が罪を負ったんなら、俺も一緒に背負ってやる」
「ご主人、様・・・・」
「俺は、愛紗の恋人だからさ」
「ご主人様ぁ!!!」
俺の言葉を聞いた愛紗は俺の胸に縋り付いて泣き始めた。俺はその頭をゆっくりと撫でる。
「ご主人様が、倒れてしまわれたとき、私、頭が真っ白になってしまったのです・・・。私の心が、消えてしまったみたいで・・・・」
「ああ・・・・」
「もう、もう居なくならないでください・・・・。私を残して先に逝かないでください・・・・」
「もちろんだよ、愛紗・・・」
俺はゆっくりと愛紗の唇にキスをする。
俺の大好きな人が、早く泣きやんでくれるように、と願いながら。
「ふっ、再び余の下へ戻るか、天智玉よ」
満月の晩、孫堅孫栄の墓の前で見つけた首飾りを見ながら、劉表は皮肉げな笑みを浮かべた。
「どうやら余はとことん災いに憑かれているらしい・・・。まあそのようなことは今に始まったことではないが・・・」
劉表は、手に持っていた酒瓶の栓を抜くと、酒を墓石に振りかけた。
「貴様らの好きだった酒だ、せいぜい味わえ・・・とは言っても、死人に口無し、味わうことも出来ぬか・・・・」
劉表はそう呟くと酒瓶に残された酒を一気に飲み干した。
「しかし・・・、墓参りの時に暗殺されかけるとは、な・・・・。いつかはやられるとは思ったが、まさかこの時とは予想できなんだ・・・」
やがて劉表はニヤリと笑みを浮かべる。
「もっとも、あの天の御使いに助けられたみたいだがな・・・。つくづく、余の予想を裏切りおる・・・。全く、これだから世の中面白い・・・」
そう呟きながら劉表はゆっくりと腰を上げた。
「貴様らの墓参りに来るのも恐らくこれが最後であろう。次に会うのは、極楽か地獄か三途の川か・・・・。もっとも余が死んで貴様らと同じ場所に逝くとは限らんが、な・・・・」
そんな呟きを残して、劉表は暗い闇の中に消えていった。
あとがき
皆さん、長らくお待たせして申し訳ございません!!
ようやく暗殺編、完結です!!
いや、我ながらかなり長い間間を空けてしまったもので、本当に申し訳なく思っています!!
本当に此処まで来るのにどれだけ時間かかってんだ!?とブーイングを浴びせられても仕方ありません!!何しろ最近書く時間が無くて・・・。
まあとにかくここまで終われてよかった・・・。まだようやく半分といったところだけど・・・・。
このままで完結できるのやら・・・。自分でもかなり不安になってしまいます、いやまじで・・・。
まあとにかくこれからもどうかご期待ください。みなさんの声援が私の力ですので!!
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皆さんお久しぶりです~!!
ゴールデンウィーク二日前にようやく投稿完了です!!
ようやく暗殺編終了、・・・いつまでかけてるんだか、マジで。
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