「ごしゅじんさま~、お~き~て~」
「ん~、あとごふん~・・・・・Zzzz」
「ごしゅじんさまってばぁ~」
誰だろう?
誰かと出かける約束でもしてたっけ?
目を開くと窓の外はまだ暗い。
「ん~。誰?」
「璃々だよ~」
「ん?璃・・・・・・・々?」
あれ?
おかしいな?
声は璃々なのに。
目の前にいたのは紫苑に似たたわわな果実が実った女性・・・・・・・。
幻覚かと思い目をこする。
やっぱりそこにはたわわな果実。
混乱しているとまた別の声が。
「ごっしゅじんさま~!」
「た・・・・・・んぽぽ?」
なんだこれ。
蒲公英の声なのにやっぱりたわわな果実が・・・・・・・・・。
うん、姉に似て健康的な色気!!
それ+子悪魔的な蒲公英イイネ!!
「「兄ちゃ~ん!!」」
「む、でたなちびっ子!!」
「うるさい!つるぺた春巻き!!」
「もうつるぺたじゃないやい!!」
「鈴々だってちびっ子じゃないのだ!!」
「「どっちが大きいか勝負だ!!(なのだ!!)」」
あぁ、あれか。
これは夢だな。
うん、夢だ。
だって、皆がたわわに実ってるはずないもんな。
「ちょっと!まだ起きないのその全身精○白濁人間は!!」
今度は桂花か・・・・・・ってあるぇ?
目をこすってみる。
あるぇ~?
桂花・・・・・・・残念な子!!
「お兄さ~ん」
今度は風か。
おぉ!
これはこれは・・・・・・・。
イイ!!
実った果実に着物の裾からこれでもか!!と主張するお御脚!!
「「一刀様~」」
この声は明命に亜沙か?
ッグハ!!
っそ、それは反則だろう!!
実った果実に付け加えまさかの褌!!
負けた・・・・・・。
負けたヨ・・・・・・・二人とも。
「兄様起きて下さい」
流琉か!
ッブホ!!!!
俺、もう、死んでもいいかも・・・・・・。
だめだ、駄目だよ流琉。
もうその体系でその服は駄目だよ・・・・・・・。
「あら、一刀はまだ起きないのかしら?」
キター!!
ある意味大本命の華琳様!!
・・・・・・
・・・・
・・
うん。
華琳は華琳だな。
「あらあら。ご主人様はまだ寝ていらっしゃるのね」
ん?
この声は紫苑か?
声がしたほうを向いてみる。
・・・・・・
・・・・
・・
・・
・・・・
・・・・・・
ゴシゴシ
あれ?
ゴシゴシ
あれれ?
ゴシゴシゴシ
そこに居た紫苑は・・・・・・・・・・・
あれ?
えーと、御幾つ・・・・・・・です・・・・・・・か?
「ご・主・人・様」
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアス!!!!
「っは!?」
「なんだ。夢か・・・・・・・・あ・・・・れ?」
妙な寒気がして振り返る。
「あら、おはようございますご主人様」
「アレ?シオンサン?ドウシタノカナ?」
「いえ、昨晩は可愛がってもらってぐっすり眠っていたのですけれど」
「デスケレド?」
「なにやらご主人様の寝言で目が覚めてしまいまして、それでご主人様のお顔を見ていただけですわ」
「アァ・・・・ソレハゴメンネ。ソレジャ、マダ暗イシ、モウ一眠リシヨウカ」
「えぇ・・・・・・・そうですわね」
「ホラ、シオンモネ」
「はい。一仕事終えてからにしますわ」
「ソレハ、ドンナ仕事ナノカナ?」
「こんな仕事ですわ・・・・・・・・」
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアス!!!!」
次に目覚めたのはその日の夜だった・・・・・・・。
「ネムルノコワイヨ」
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即興で書き上げた3話目。
あれですよ。
1話目以降面白くないというパターンにダダ嵌りしそうな作品候補かも知れませんw
今回は後書きもなし!
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