No.206873

真恋姫†無双~外史の訪問者~第1章第6話

Aresさん

オッツダルヴァ、ホワイトグリント、ウィン.D.ファンション
わかる人にはわかる

2011-03-18 16:07:22 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:927   閲覧ユーザー数:875

初めに

 

これは完全に妄想です……ひどいですよ?

 

漢字表記がカタカナになる場合があります

 

キャラクター崩壊しています

 

初めて小説を書いたので言ってることの矛盾、文脈、誤字脱字等々いろいろめちゃくちゃな部分があると思います

 

それでも大丈夫なら見ていただきたいです

 

それでは、始まります

「反董卓連合ねぇ……」

 

昼間、絶世の美女(自称)貂蝉に色々話を聞いた

これからのこと、外史について、起点など、全て常識を逸している内容だった

けれど、自身の身に起こっている事が既に常識はずれだった

話を全て鵜呑みに出来るほど単純な話ではない

でも今はおとなしく、している他ならない

準備期間として一ヶ月を有するとの話だった

その期間を待てば今までの暮らしに戻れると信じて

二週間後

会議室に召集がかかった

普段、会議に顔を出さない俺や呂布にも召集がかかったところをみると余程重要なのだろう

 

「……みんな、集まったわね?」

 

詠が重苦しく口を開く

 

「一通りは」

 

その一言に呼応して美玲が答える

 

「それじゃあ始めるわね」

 

詠は苦虫を噛んだ様な表情のまま話を続ける

 

「袁紹から諸侯へと檄文が出されてる」

「なんて書かれているんですか?」

 

奈流が皆の気持ちを代弁し詠に向かって聞いた

 

「……檄文の内容は、反董卓連合について」

 

それを聞いたものたちは様々なリアクションを見せている

月は俯いている。心根のやさしい子だったから自分が理由で戦争になることを嫌ったのだろう

詠、美玲は表情を変えないまま何かを考えている風だった

武将は一転して「ようやく我が武を振るえる」と歓喜に近い反応だった

俺は特に驚きはしなかったが一つ疑問があった

 

「なぁ、戦になったら勝ち目あるの?」

 

手勢三千だった董卓軍に勝ち目は無いと思えた。しかし

 

「元十常侍や何進の部隊は大方味方に付いている、数だけなら相当数居るでしょう」

「なるほど……」

 

十常侍筆頭、張譲は美玲が葬ったとかなんとか。それを根こそぎ引っ張って来たわけか……

その後も軍議は続き、参加が予想される諸侯のリストが配られた

そこには、曹操や孫策など名だたる英傑のなどの名前が在りはしたが劉備の名前はなかった

貂蝉の話では参加するらしい……

その後も軍議が続き、その日は夜が更けるまで続いた

それから一週間後、汜水関の数里先で連合軍が駐屯を始めた

それに伴い、住民に避難勧告が出された。月なりの配慮だろう

 

そして汜水関には華雄、張遼が。虎牢関に呂布、陳宮が。そして都、洛陽に他の皆が

それから、いつ開戦してもおかしくない緊張と張り詰めた空気が暫く続いた

 

「なぁ、なんで戦始まらないの?」

「斥候からの話だと総大将が決まらないそうですよ」

「マジ?」

「まじ? どういう意味ですか?」

「あ、えーと、本気で?」

「本気ですよ」

「バカにしてないか?」

「諸侯は腹の探りあいをしてるんですよ……きっと大まじめでしょう」

「権力争いか……」

「その間に、こちらは準備万端で戦えるんですから良いじゃないですか」

 

俺は美玲と一緒に街の西側を任された。美和と奈流は東側、中央に月と詠

そんで今、美玲と話していたわけ……

そして数日後、遂に

 

「伝令! 汜水関にて開戦!」

「分かりました、下がってよろしい」

「は!」

「聞きましたね?」

「ああ、いよいよか……」

「華雄一人で大丈夫でしょうか……」

 

美玲が嘆息を漏らす

数刻前に汜水関に配属されていた張遼が虎牢関に下がったと報告があった

華雄隊の暴走……これにより、勝敗を大きく分けることになる

美玲は遠くを見つめてもう一度嘆息を漏らす

 

「あの人猪武者っぽいからね」

「籠城なんて性に合わん! とか言って野戦なんてしなきゃいいんですが……」

「さすがに地の利を捨てるほど馬鹿ではないでしょ」

 

攻めるは難し、守は易しの汜水関でそんなことするわけないだろう

ド素人の俺でもわかる

 

「どうでしょう、華雄ですからね」

「いや、まさかね」

「ですよね」

「「ははははは」」

 

「王允様、志麻様、斥候が戻ったので報告します」

「はい」

「華雄将軍は汜水関を捨て、野戦に打って出たそうです」

「…………そうですか…………下がってよろしい……」

「は!」

「汜水関、落ちたねぇ」

「落ちましたねぇ」

 

猪、ここに極まれりだった

汜水関が落とされれば連合軍は勢いそのまま、虎牢関に進軍、いくら呂布でも無事では済まないだろう

 

「なぁ、美玲、このまま戦って勝てると思う?」

「どうでしょう……少し厳しくなりましたね」

「……逃げない?」

「魅力的なお誘いに痛み入りますが、丁重にお断りします」

「……わかった、でも考えといてね」

「はぁ……フラれた」

 

うーん、俺の知っている通りだとこのまま、洛陽を焼き捨て、長安に遷都のはずなんだけど……

このまま、戦えばきっと負けるだろう

そうなれば、月や詠、美玲、美和、奈流皆が逆賊として斬首!

あり得るから笑えねぇ……

出来ることなら、月や詠に逃げて欲しい。この世界で真名を許してくれた大切な仲間なのだから

美玲だってそうだ。彼女は文字の読み書きを熱心におしえてくれたし真名を許してくれた。口では言わないがなにかと気にかけてくれたみたいだし、大切な仲間なんだ

なんとかならないのか……?

数時間後、孫策によって汜水関が落とされたとの報告があった

 

「前哨戦は連合軍の華々しい勝利に終わったか……華雄が汜水関に籠って少しでも削ってくれりゃ勝機も増えたんじゃないか?」

「ええ、でももう、過ぎたことです」

「あとは、虎牢関だけか……」

「あそこには、天下無双の呂奉先と神速の張文遠が居ますから一筋縄では抜けないでしょう」

「だろうな……二人とも強いから大丈夫だろう」

「ええ」

 

再び数時間後、開戦との報告が来た

二人は関を捨て布陣したそうだ

 

「さてと、そろそろ逃げる準備するよ?」

「本気で言ってますか?」

「ああ、本気で言ってる」

「逃げるなんてできませんよ……」

「なんで?」

「今も! 恋達は虎牢関で戦ってるんですよ!?」

「だから?」

「なのに、仲間を捨て、私達はノコノコ逃げるなんてできませんよ!」

「逃げる準備をするだけだよ」

 

二人は、いや王允だけ声を荒げ感情をむき出しにしている

対して志麻はあくまでも、冷静に、慎重に。ここで感情的になれば王允を説得出来ないと分かっていたから

 

「なぜ、その様な事が言えるのですか!? 私には理解出来ない!」

「俺は、虎牢関が落とされると思ってる」

「っ! なぜ!?」

「でも、呂布達が死ぬとも思ってないんだ」

「わかりません……あなたの言いたいことが……」

「だから、呂布達は逃げる準備をする時間をくれたと思ってるんだ」

「……」

「あいつらは、強い! こんな所で死ぬような奴等じゃないだろう? それは、キミもわかるよね?」

「……ええ、しかし私には逃げられない理由もあるんです」

「なに?」

「……私はこの世に生を受けてから今まで国家の安定を願い続けました……それに幼い劉協様を置いてきぼりにはできません。我々が傀儡としたなら、最期まで責任をもつべきでしょう」

「美玲の願いはこんな所で潰えるものなの? 違うでしょ? それに、諸侯には劉備や曹操、孫策といった奴等が居る。その人達は決して帝をないがしろにはしない」

「……それでも、私は行けません。……ここに残り、敵に捕まって死ぬようなら、それは私の天命なのでしょう」

「……じゃあ、美玲は昨日死ぬほど生きたかった人に、明日も生き続けられるのに天命と言って死ぬのか? 違うでしょ? 美玲の言った願いはそんな人々を無くすための貴い、願いじゃ無いの?」

「っ!」

「それに、生きていれば誰か喜ぶ、違う?」

「そんなことわかりませんよ……逃げて落ち延びた私には誰が喜んでくれるでしょうか……」

「そりゃ、俺が喜ぶさ! もう、超ハッピーだね、ラッキー、うっしゃってなる」

「……意味が」

「わかんなくていいの! だから、今は逃げる準備する!」

「……はぁ、あなたにお説教されるとは思いませんでしたよ……」

「大切な仲間が、死のうとしてるのに止めないなんて、そこまで、人間が腐ってないよ」

「でも、まだ負けるとは決まって無いですよ?」

「勝ち負けじゃない、無事を祈ろう」

「そう、ですね……」

「じゃあ、早速準備って事で! 備えあれば憂いなしってね」

「……もう少し、我が天命を全うしてみますか」

「ん? なんか言った?」

「なんでも無いですよ」

 

そう言った美玲の顔は心なしか、スッキリしていた

その後、虎牢関が落ちたとの報告があった

呂布と張遼は戦線を離脱、華雄は行方不明

残すは洛陽のみ

月と詠にも逃げるよう伝えに来たが、そんな心配いらなかった

詠が月を連れて涼州に戻り再起を図るそうだ

どんな形でも生きていればまた会えるだろう

最後に美和と奈流だが……

虎牢関が落ちたとの報告があった半刻後から姿が見えないらしい

 

逃げたろ、絶対

 

連合軍も連戦の疲れを癒すために、休止を入れるだろう。その間にとんずらするために今日は休もう

 

そして激動の一日が幕を閉じた

あとがき

 

はぁー、疲れたよ~

わし、頑張った! 文章は出来てたから、あとは打ち込むだけだけど、疲れたよ!

 

出来はどうでしょうか?

まぁまぁですかね? もっと精進します

 

最後まで読んで頂きありがとうございます

次回も最後まで読んで頂けたら嬉しいです

 

でわでわ

 

あ、次回で一章終わります


 
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