No.203436

恋姫三行ラブレター

恋姫三行ラブレターを投稿します。

某バライティー番組を元に皆さんに作品を送ってもらって作った作品集という内容です。

好評なら第二回もやるかもしれません。

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2011-02-24 01:10:05 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:3420   閲覧ユーザー数:2982

三国とTINAMIメンバーが集まって雑談をしていたとある日

 

急に広間の扉が開き号泣しながら美羽と音々音が飛び込んできた。

 

「ちょっと美羽にねねもどうしたのよ?何があったの」

 

「ぐす、ううこれ(なのじゃ)(なのです)」

 

そういって二人は蓮華に一冊の本を渡した。

蓮華が受け取った本を見た老仙は

 

「おや?それは、成る程。美羽ちゃんとねね君いかがでしたか?その本は」

 

「感動したのじゃ。心があったかくなるとか、切なくなるとか色々あってうまくいえんがとりあえず感動したのじゃ」

 

「老仙、これは貴方が彼女達に渡したの?」

 

「ええ、二人に天の本を読んでみたいと言われましてちょうど持ってきていた本をお貸しいたしました。「三行ラブレター」此方でいうなら三行恋文とでも申しましょうか?とりあえず皆様も読んでみませんか?」

 

老仙が皆の分もその本を取り出すと皆に配った。

受け取った皆はとりあえずその本を読み出した。

暫くすると

 

「「・・・うわわわぁん(泣き声)」」

 

「どうやら皆さんも感動していただいたようですね」

 

「ええ、まさか他人の恋文を読んでこんなに感動するとはね」

 

「そうね、こういう内容の本もたまにはいいかもしれないわ」

 

「そうだ、ねえねえ皆。私達でもやってみない?三行恋文」

 

桃香の提案に皆も賛同し各自で三行ラブレターを書くことにした。

皆の恋文も集まり、代表として老仙が読むことになった。

 

注)皆様から集めた作品を分かりやすくするために

00からxxへ

0000作(作者名)

を入れてますが作品内では読まれていませんのでご注意ください。

 

「それでは最初はなんと璃々ちゃんの作品です」

 

1・璃々から一刀へ

 

「いつも肩車をして町を歩いてくれるご主人様

大きくなって私が大人になったら今度は

ご主人様と腕を組んで歩いてみたいな」

 

作 南華老仙

 

「えへへ、どうかな皆?」

 

璃々ちゃんの問いに皆は黙り込んでいた。

だが、皆の心境は同じ様だ。

 

(まずい、璃々ちゃんでこの出来とは。レベルが高すぎる)」

 

「続いては白蓮さんです」

 

2・白蓮から一刀へ

 

「いつも沢山の女の子に囲まれているあいつ

でも私はそれでもいいんだ

時々私だけにくれるその笑顔があれば」

 

作 南華老仙

 

「どっどうだ?」

 

「・・・・・・確かに良い出来だけどなんというか普通?」

 

ガーン

 

誰かが言ったその言葉に白蓮は真っ白になった。

「さて、真っ白に燃え尽きた白蓮さんはほって置いて次に行きますよ」

 

3・一刀から詠に

 

「俺が指揮をとったら四割の被害が出る

でも君がいたら三割・・いやそれ以下に減らす事ができる

だから俺のもとに来てくれ」

 

作 戦国

 

「どうかな?恋文と違うと思うけど月にこの言葉がいいといわれたから書いてみたけど?」

 

一刀の言葉に詠が真っ赤になり月はそれを見てにっこりとしていた。

 

「さてさて色々と感想を聞いてみたいですが時間がかかると思いますのでとりあえず先に作品の発表をしていきたいと思います。続いては」

 

4・恋から一刀へ

 

「寝るときも、ごはん食べるときも、戦うときも

どんなときも、ご主人さまの

となりにいたい」

 

作 よしお。

 

5・華琳から一刀へ

 

「私が覇王として得られなかったものは馬騰の勇

私が少女として得られなかったもの、それは

……一刀、あなたよ」

 

作 よしお。

「続きましてはなんとこの方も参加していただけました」

 

6・左慈から一刀へ

 

「幾千の世界を渡ろうと、幾万の屍を積み上げようと

 幾億の怨唆を飲み下し

 俺は必ずこの手で貴様を殺す」

 

これを書いた左慈の内心は

(だから……それまで死ぬことは許さんぞ、北郷)

 

作 黒乃真白

 

「怖いよ。っ手いうか恋文じゃないじゃんか」

 

「・・・ふん。鈍いやつめ」

 

一刀の言葉になぜか左慈は余計期限が悪くなり、朱里と雛里が興奮していた。

 

「成る程、愛しいほど憎いとも申しますしね。天のある偉人がおっしゃっていました。愛の反対は憎しみではなく無関心だと。一刀君に熱心な左慈君もやはり「コッチの人間」でしたか」

 

老仙の言葉に左慈は顔を真っ赤にしながら暴れだしたのでとりあえず干吉と老仙の二重の術で動きを封じた。

 

「ふう・・・皆さん感想を聞いて暴れだすとかは止めていただきますようお願いします。では続きます」

 

7・一刃から一刀へ

 

「どんなに二人の距離が離れても

 どれだけの時間が経とうとも

 心はいつでもアナタの傍に」

 

作 黒乃真白

 

「(いつだって一緒だよ、愛しいヒト)」

 

一刃がそう思いながらこの恋文を書いていた。

 

これを聞いた一刀はそっと一刃の方により小声で

 

「なあ、一刃」

 

「うん?どうしたのお兄ぃ?私の作品何かおかしかった?」

 

一刃の問いに一刀は無言で一枚の紙を渡した。

「お兄ぃ、これ何・・・///」

 

一刀に渡された紙を見た一刃は顔を真っ赤にしていた。

その様子に回りは不思議がったが一刃は何にもないとごまかしていた。

その紙に書かれていた内容は一刃が書いた恋文と一字一句同じ内容の恋文だった。

「(・・・お兄ぃも私と同じ思いなんだ///)」

8・桂花から一刀へ。

 

「あんたなんか大きらい。

 変態のくせに、こんなに私の心をかき乱す。

 あんたなんか……大きらい」

 

作 牙狼say (ユーザー名でよかったですか?クリエイター名の方がよければ変えます)

 

この恋文を聞いた一刀は桂花に笑顔で

 

「桂花。・・・君の本心、確かに受け取ったよ」

 

「ば、馬っ鹿じゃないの?!あんなの本心じゃないに決まってるでしょ!」

 

このやり取りを聞いていた華琳はいつものイタズラするとき笑顔で

 

「あら?じゃあ、嫌いなのも本心じゃないのね桂花?」

 

と桂花の揚げ足を取り、それを言われた桂花は顔を真っ赤にしながら華琳に弁解をし周りの皆はそれを面白そうに見ていた。

 

「続きましては・・・おや?これは珍しいですね。天人(天から遊びに来てるユーザー)からある人にですね」

 

9・へたれ雷電から思春へ

 

「護衛任務や偵察任務

いつだって思春とラブダンボールを

被りたい」

 

作 へたれ雷電

 

「ちょっと待てへたれ雷電。なぜ私がお前と同じダンボールに入らなければならないんだ!!狭いだろうが(怒)」

 

「うん?なら大き目のダンボールを使えばいいのだろ?」

 

「そういう意味ではなくてだな・・・」

 

「「(ダンボールを被る自体はいいんだ思春)」」

 

「なんだか思春さんもすっかり染まってしまいましたね。では次ですが」

 

10・月から一刀へ

 

「皆は私を『太陽だ』って言ってたけれど、私はそうは思いません。

だって、私にとっての太陽は貴方だから。

貴方の輝きを受けて、初めて私は『私』になれたから」

 

作 峠崎ジョージ

 

月の恋文が読まれると皆の反応は

 

「・・・どういう事?」

 

といった感じだった。しかし

 

「・・・ほほう、そういう意味ですか。月さん素晴らしい恋文ですね」

 

と老仙が褒めた。

老仙の他にも一部の天の人間は月の恋文に隠された意味に気付いたようだった。

 

「なに?あんた達は月の恋文の意味が分かったわけ?」

 

「ええ、大体は。ですがこれは月さんご本人から説明していただいた方がよろしいかと」

 

そう老仙に言われた月は顔を真っ赤にしながら

 

「へぅぅ、あのですね。以前ご主人様に教えていただいた事なんですが、月(つき)という物は自分で光を放っている訳ではなく実は太陽の光を受け反射された物らしいのです。ですから私は華琳さん達のような「太陽」ではなく、ご主人様という太陽の光を受けて初めて私つまり「月」になれたと・・・へぅ///」

 

という月の説明を聞いた恋姫達、特に彼女の親友の詠は羨望の眼差しで赤くなってる二人を見つめていた。

「続いての恋文ですがお三方共にとりあえずよんでから言わせていただきます」

 

11・蓮華から雪蓮に

 

「今日もちょっとした事で一刀と喧嘩してしまいました。

 でも、そんな他愛無い喧嘩が出来るのも、全て姉様のおかげです。

 其方に行ってまで、冥琳に迷惑を掛けないように言っても無駄でしょうが、何時までも私達を見守っていてください」

 

「 追伸、一刀の夢に出てくるのは構いませんが、誘惑するのは止めてください」

 

作 うたまる

 

これを読んだ後蓮華以外、あの春蘭や猪々子・麗羽すら微妙な表情をしていた。

 

「みっ皆どうしたんだ?」

 

「お言葉ですが蓮華様。これは「三行恋文」ですので追伸があるのはいかがな物かと」

 

そう思春に指摘された蓮華は今ひとつ自分がこれの趣旨を理解できていなかった事に気付き、恥ずかしくなって部屋を飛び出していった。

 

「・・・続けますね」

 

12・雛里から朱里へ

 

「先日送ってもらった本、とても面白かったです。 ところで最近此方で気になる噂があります。

 何でも御主人様とよく似た感じの男性を題材にした、八百一本が出回っているようです。

お心当たりないでしょうか?」

 

作 うたまる

 

「・・・朱里?これはどういうことかな?(怒)」

 

「はわ、hわわわ」

 

黒雛里ちゃんがここにも出現しました。

 

「最後ですが、皆様よーく聞いていてください。私もこれには色々と聞いておきたい事があります」

 

13・音々音から一刀に

 

「こんな辛い想いをする事になったのも全て、おまえの所為なのです。

 元気になったら、ちんきゅうきっくを山のように浴びせてやるのです。

 それが嫌なら、予定日に ねね に殴られに来るのです」

 

作 うたまる

 

これを聞いた皆は一斉に一刀の方を鬼の形相で振り向いた。

その状況でさらに

 

「おまえにとっての初子なのです。名前くらいは考えてくるのですぞ、へぼ主人///」

 

「「ご主人様(一刀)!!!」」

 

ここから一刀の死の追走劇があったのはいうまでもない。

後書き

 

いかがだったでしょうか?

 

たまにはこういった企画作品集をやってみるのもいいかもしれません。

 

反響が宜しければ第二段もするかもしれません。

 

感想のコメなどを作品内に追加していきますので

 

「00のxxの作品に△△が00000といった感想を言ったという事で」とコメしていただければ作品内に反映させていただきます。

 

例 南華老仙の璃々ちゃんの恋文を聞いた紫苑が

「あらあら、璃々ったら。もうそんな風に考えてるのね。将来が楽しみだわ」

とかいいそうですね。

 

とコメしていただけましたら作品の後に感想を入れて更新します。

 

どんな感想が来るか楽しみです。

 

三行恋文が思いついたという方はメールで送ってください。

ある程度あつまりましたら第二段をさせていただきます。

 

 

 

 

 

 


 
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