No.183714

仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双×三国志 第8話

BLACKさん

これはゲームのプレイ状況を主に言いますが、面白くするために小説方式にしてます。
そして内容もまた実際にプレイした時と同じでなく、小説のため脚色をつけておりますことをご了承下さい。

2010-11-10 17:40:41 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1915   閲覧ユーザー数:1723

 

第8話  反連合結成

 

 

一刀は天和を降し、陶謙攻略に向けて準備をしていた。

その一方、呉では……。

 

孫策「反北郷連合を作る?」

周瑜「ああ、そうだ」

黄蓋「しかし何故じゃ?」

周瑜「北郷軍の勢いは見たとおりだ。このままではいずれこの呉の地にもやって来るだろう」

孫策「その時は戦えばいいじゃない」

周瑜「防衛はするさ。しかし防衛だけではなく、こちらからも攻めなければ民達も不安がるだろ。

それに、雪蓮。お前自身が不満ではないのか?」

孫策「……そうね」

 

孫策は根っからの戦闘狂であり、戦いを好む。

しかし孫策達の本拠地が本拠地なだけにあまり領土を広げれないのであった。

 

周瑜「反北郷連合を作れば、こちらも攻めに行ける機会が圧倒的に増える。

そのためには雪蓮、お前が盟主になる必要があるが、いいか?」

孫策「いいわよ」

黄蓋「ほう…、もう少し渋ると思ったがあっさり決めたな」

孫策「このまま黙ってみてるのが嫌なだけよ。それに蓮華や小蓮を連れてった程の男だもの。興味あるしね……」

 

 

数日が経ち、一刀は陶謙の居城を目指していた。

陶謙の居城では……。

 

陶謙「何? 反北郷連合?」

陶謙軍兵士「はい。そのような話が孫策軍の周瑜から来ております」

陶謙「それで参加表明をしているのは?」

陶謙軍兵士「陶謙様を除けば、北郷軍以外の軍全てですね。盟主は孫策です」

陶謙「つまりは北郷は大陸にある国全てを敵に回していると言うことだな」

陶謙軍兵士「そう言うことになります」

陶謙「随分嫌われておるな。ならば我らも反北郷連合に加盟するぞ」

 

こうして陶謙軍も反北郷連合に加盟した。

 

 

その情報はさらに数日後に一刀の下に届いた。

 

一刀「反北郷連合だと?」

詠「ええ、稟から届いた情報よ。参加表明した軍はあんたの国以外全てよ」

一刀「俺以外が全て敵か……」

 

一刀はディケイドのライダーカードを手に持ち、カードを眺める。

 

詠「どうしたのよ?」

一刀「いや、ディケイドは全てを破壊するライダー。そのために全てのライダーの敵になったこともある。

今の俺はこの世界の全ての将達の敵ってことだなって思ってな…」

詠「そんなことないわよ!」

 

詠が強く一刀に言う。

 

詠「確かにあんたはボク達にとっては最初は敵だったわよ。でもあんたはボクの話を聞いてくれた。

そのおかげで月を助けることが出来た。だから、ボクはあんたには感謝してるのよ」

一刀「感謝か……」

詠「ボクだけじゃないわよ。月に恋にねね、それにあんたの下で働いてる兵士や将も皆……」

一刀「そうか。まあ、この世界が俺を排除する動きをするなら俺はそれと戦うだけだ。それと劉備軍を攻める方はどうした?」

詠「それならもう秋山が恋達を連れて準備をしてるわ」

一刀「そうか…。恋達はともかく秋山は帰ってくるのは早いな」

 

それから数日後、一刀は陶謙を攻めた。

結果としては陶謙軍は一刀のディケイド激情態の力と兵力の差に完全に負け、いとも簡単に滅亡した。

とは言っても陶謙は殺さなかったのはいつものことであった。

 

 

それからしばらくして劉備軍を攻める準備が終えた。

秋山が指揮を取り、劉備軍を攻撃する。

そんな時、城から関羽、張飛が出てきた。

 

関羽「お前がこの部隊の長か!」

秋山「ああ、そうだ」

関羽「尋常に勝負しろ!」

秋山「いいだろう。しかし俺はお前一人やるつもりはない。そこの張飛と二人で掛かって来い!」

関羽「何!?」

秋山「後ついでだ」

 

そういうと秋山は恋に頼んで、馬から降りてもらい、自分がその馬に乗った。

 

秋山「さあ、どこからでも掛かって来い!」

関羽「貴様、ふざけているのか!」

秋山「流石にまずかったか?」

 

秋山は仕方ないと思って、馬から降りる。

 

秋山「さっさと掛かって来い」

関羽「ならばいくぞ! 鈴々!」

張飛「応っ!」

 

関羽と張飛が一斉に秋山に襲い掛かる!

秋山は抵抗せずに二人の攻撃を受けた!

秋山の体から血が流れるものの秋山はものともしない態度で立っていた。

 

張飛「なんて奴なのだ!」

関羽「面妖な……」

秋山「面妖か……ある意味そうだろうけど、これは魔力とかじゃないな。まあ闇の力なのは確かだけどな」

 

秋山はそう言うと傷ついた部分に手をスライドさせると、怪我が簡単に治り、血まみれの衣服も元通りになった。

 

秋山「俺はこれでも本気を全然出してない。とは言っても俺が本気を出せるのはそれこそ人外の存在か、相当な悪党だな」

関羽「何をほざくか! 私達では力不足だとでも言うのか!?」

秋山「悪いがそうだ」

関羽「ぐぬぬぬぬぬ!」

張飛「鈴々達を馬鹿にするなんて、許せないのだ!」

秋山「馬鹿にしてるつもりは毛頭ない。ただ実力が違いすぎるだけだ」

張飛「行くのだーーーーー!」

 

張飛が怒りに任せて秋山に突撃していく。

 

関羽「鈴々!」

秋山「足元がお留守ですよ」

 

秋山は張飛の攻撃を素手で軽くいなして、張飛の足を足払いで払う。

張飛はそのまま前へと転んだ。

 

張飛「うう……」

秋山「まあ、これは感情に任せてるからこうなるだけだ。冷静なら避けられる攻撃だけどな」

張飛「まだまだなのだ!」

 

張飛は起き上がって秋山を斬ろうとするが……。

 

秋山「甘いな」

 

秋山はその攻撃を簡単に避け、張飛の腹部に掌を当てる。

 

秋山「ふん!」

 

秋山はその掌から衝撃を出し、張飛を攻撃。張飛はそのまま意識を無くした。

 

関羽「鈴々! おのれ!」

秋山「言っておくが、怒りに任せたままで俺に勝てんのは分かっているはずだ」

関羽「分かっているがーーーーーーー!」

 

関羽は頭では分かっていても、どうしても怒りに任せて秋山を斬ろうとするが……。

 

秋山「どうしてやるか……」

 

秋山はどうやって関羽を打ち負かそうかと考え、その考えは一瞬で終わった。

 

関羽「どりゃあああああああ!!」

 

関羽が青龍偃月刀を秋山に向かって頭から振り下ろすが……。

 

秋山「はっ!」

 

秋山は青龍偃月刀の刃を手と手の間で受け止めた。

 

関羽「何!?」

秋山「真剣白刃取り。まあ現実でやったら手が切れて出血多量になるんだけど、俺はそうはならないんだよな。とおっ!」

関羽「うわあ!」

 

秋山は青龍偃月刀の刃を取ったまま、青龍偃月刀ごと関羽を投げ飛ばした。

関羽は受身を取ろうにも青龍偃月刀を持ったままだったため、上手く受身が取れずそのまま倒れてしまった。

 

関羽「うう……」

秋山「さてと……とりあえず恋、関羽を抑えといて」

恋「……(コクッ)」

 

恋は頷いて、関羽を抑えた。

 

秋山「それじゃあ、俺は劉備軍全体に直接伝えてくるわ」

 

秋山は関羽と張飛を倒した事を劉備軍全てに伝えた。

劉備軍は混乱し、劉備はどうしようか悩んだ末、降伏し、劉備軍は滅亡した。

秋山達は劉備の居た平原の城に入り、劉備達にあることを伝えた。

 

劉備「ご主人様?」

秋山「そうだ。まあ直接連れて行ったほうが良いから連れて行くわ」

 

秋山はそう言って劉備、関羽、張飛と共に瞬間移動で一刀のところに行き、記憶を戻した。

 

桃香「ご主人様!」

 

桃香は泣きながら一刀に抱きついた。

それに釣られて鈴々が飛びつき、耐えていた愛紗も我慢できずに抱きついた。

 

鈴々「どこ行ってたのだ!?」

愛紗「私達、ご主人様が居なくなってからどんな思いでいたと思うのですか!?」

一刀「悪いな、色々あるんだよ。色々とな……」

秋山「ああ、一刀。感動の再会の最中で悪いんだけどな……」

 

秋山が話しかけてくる。

 

一刀「何だ?」

秋山「時間を掛けて大陸を統一するのが若干おっつうになってきたから、お前と関係のない連中が主君の国を潰してくるわ」

一刀「へ?」

秋山「安心しろ。俺一人でやってやるから…」

 

秋山はそう言い残して瞬間移動して行った。

 

桃香「ご主人様、あの人って一体……」

一刀「人を超えた人だと……」

 

それから秋山は世界に冠する干渉の制限を少し緩めたようであり、かなり派手に城攻めをした。

まずは北郷領から見て一番遠い下喜軍をミサイルの嵐で滅ぼし、韓浩軍を武器破壊の衝撃波の嵐で戦意を喪失させ滅ぼし、孔融軍を威圧のみで降伏させた。

滅ぼしたりしてもどの軍の大将も死んではいない。下喜と孔融は軍が滅亡した後、秋山の説得により北郷軍に入ってくれたが、韓浩は説得に応じず何処かへと去っていった。

ちなみに秋山によるとその気になれば無理矢理服従させる事は可能だが、自分の趣味ではないのでしたくないとのこと。

 

秋山「さてと大分干渉したけど……問題は……」

 

秋山はその場に呆然と立ち尽くす。

 

秋山「……ないな。全部俺の負担で何とかなってるな」

 

そんな時であった。

 

伝令「大変です!」

 

秋山のところに一人の伝令が来る。

 

秋山「何だ?」

伝令「夏侯惇将軍と甘寧将軍が孫策軍に捕まりました!」

秋山「何!? あの二人を捕まえるって何があった?」

伝令「はい。お二人は孫策とそれぞれ一騎打ちをしましたが、お二人とも敗北。その際に捕虜になってしまわれたのです」

秋山「そうか……。一刀には伝えたか?」

伝令「はい。ですが、北郷様は現在袁紹軍を攻めている最中で助けに行く事が……」

秋山「分かった。俺が行こう」

 

こうして秋山は呉へと向かった。

 

 

おまけ

 

 

作者「第8話だ」

一刀「お前の分身の秋山が目立ちすぎだろ!」

作者「実はこれの前半までは2ヶ月くらいまえに書いたもので後半からは最近になって書き始めたものだ。後半の時は物語がこのままだとだれると判断し、一気にかたをつける方法として、秋山に無理をしてもらった」

一刀「無理以前に無双レベルだろ!」

作者「言っておくが、次回も秋山無双というかメインだ」

一刀「主人公は俺だろ!」

作者「大丈夫だ。最終回じゃ、お前が完全主役だ。ようやく最終回の執筆に突入したところだ。

長かったな…」

一刀「お前がサボってただけだろ」

作者「それを言うな。それでは!」


 
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