No.182973

花蓮✝無双 27時間目 (救出…)

明日は出張だ~!
しかも泊りだ~!
更新できね~!!
しかも8日の夜まで更新できね~!!

続きを表示

2010-11-06 21:12:24 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:4018   閲覧ユーザー数:3276

「愛紗さん…御武運を」

 

朱里がそういうと火軍合流組は馬を走らせた。

 

「ああ、さてと…ご主人様力を貸して下さい」

 

煙幕の中愛紗はその場で馬を降り呟いた。

 

「う~ん前が見えないよ~」

「みんな~だいじょ~ぶ~?」

「あわわ!!真っ白です」

「白馬…大丈夫か?」

 

蜀軍はいきなりの事で混乱した。

それを感じた愛紗は名乗りを上げた。

 

(よし…)

「聞け!我が名は関雲長!!貴様ら外道ごとぎに一刀様はやられん!!」

 

そう名乗りを上げた後呉軍の方に向かって走って行った。

 

「関羽さんが向こうに逃げてる~」

「あ~~~張飛たちは火の方に走ってる~」

「きっと火軍に逃げ込むのでしょ…」

 

鳳統は報告を聞きすぐに劉備に提案した。

 

「桃香様…ここは2手に別れて追いかけみゃしょう」

「そうだね。雛里ちゃんどう分けるの?」

「そうですね…火軍には数え役萬姉妹と蒲公英ちゃん、関羽さんには桃香様,私,ハクレンさんでどうでしょう」

 

鳳統の提案に劉備は賛成した。

しかし何かが引っ掛かっていた。

 

「そうね…それでいきましょ~」

「ちょっと待て~ハクレンって私か…」

「あわわ…間違えましぃた…パイパイしゃん」

「ハクレンでもパイパイでもない!!私は白蓮だ!!」

 

公孫賛の突っ込みを無視して蜀軍は2手に別れた。

 

「ほほ~私の方には普通の人と蜀漢王,鳳雛か………リミッター………解除…」

 

愛紗は後ろを確認し留めていた髪を降ろした。

 

「桃香様!!このままでは呉軍に行っちゃいます」

「よ~し…みなさ~んその黒髪の人は敵で~す!!倒してくださ~い!!」

 

劉備は呉軍に裏切り者が出た事を伝えた。

それを聞いた呉の兵は愛紗に攻撃を仕掛けた。

 

「なに!!てや~~~~!!」

「……邪魔ダ!!ゴ主人様ノ髪ノ毛1本タリトモ貴様ラニハヤラン!!翔タイム!!」

 

しかしストーカー状態の愛紗はその兵を薙倒した。

それを見た兵士たちは危機感を露わにした。

 

「やばいぞおい!!囲むぞ!!」

 

今度は愛紗の周りを取り囲んだ。

 

「馬鹿ガ…ゴ主人様ノ服ハ私ノ物ダ!!プロ降臨リーチ!!」

 

所詮は一兵卒…愛紗の一振りで全員倒された。

愛紗は確実に呉兵を倒しながら前進していった。

 

しかしそこに立ちはだかる者がいた。

 

「待つのです!!関羽さん!!」

「貴様…周泰カ…」

 

周泰が愛紗の前に立ったのであった。

 

「貴女も火につくのですね…覚悟」

 

そういうと周泰は居合で魂切を抜いた。

 

「甘イ……ATフィールド展開」

「!!」

 

愛紗は青龍偃月刀で受け止めそして払った。

 

「一刀様ノ物ハ私ノ物ダ…単騎ハ西デ待テ!!」

「はうわ~~~…」

 

払ったあとさらに3連続の突きを繰り出た。

周泰はさすがに捌き切れず倒れ込んだ。

 

「良シ…!!アソコカ…」

 

周泰を倒した後少し周りを見渡し檻の中に花蓮がいるを見つけた。

しかしまだ周りには呉兵がうようよいた。

 

「行かせるか~!!」

「雑魚ガ…ゴ主人様ノカワイイ寝顔ノ写真イツモ眺メテ寝テイマス!!X斬リ…確変突入!!」

 

そして次々と呉兵を倒しながら檻に近付いて行った。

 

「これだな…花蓮」

 

檻の近くに近づくと愛紗は己のリミッターをつけ通常の愛紗に戻った。

そして花蓮に話しかけた。

 

「あいしゃおね~ちゃん…う…う…」

「泣くのは後だ…ちょっと離れてて」

「うん…」

 

花蓮は愛紗の顔を見ると安心して泣き出しそうになった。

愛紗の言う通り花蓮は愛紗から少し離れた。

 

「P-フラッシュ発動!!主水SPリーチ!!」

 

愛紗は青龍偃月刀で檻を破った。

そして花蓮を繋いでいた鎖も切った。

 

「ふ~大丈夫だったか…花蓮」

 

花蓮は泣きながら愛紗に抱きついた。

 

「うわ~ん…こわかったよ~~~~」

「よしよし…」

 

愛紗もよく我慢したと花蓮を褒めてなだめた。

その為に愛紗は気付いていなかった。

すぐ近くまで接近してる者がいたことを。

 

「呉下阿蒙の力を見なさい!!…死になさい!!」

 

つづく


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
43
1

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択