一刀視点
天水を出発してから数週間で馬騰さんが治める西涼に到着した。西涼は、中華の果てと称される通り、人が住むには過酷な環境だった。辺りには荒野が広がり、農作物は育ちにくい。
また、国境を五胡の領土と接し、その脅威に晒されていて、過去にも幾度となく襲撃されている。
馬騰さんは涼州連合の盟主として、日夜五胡との戦に明け暮れているらしい。性格は極めて苛烈で、見るものは畏怖の念を抱かざるを得ないそうだ。
「あそこから西涼の地だ」
桔梗さんの指さす方向を見ると、仰々しい関所が設置されていた。ここから先に行く人間は、それなりの覚悟を持てということか。
桔梗さんはここによく来ているのだろう。衛兵と軽く挨拶を交わした程度で、領内へ入ることを許された。
「ここから馬騰の居城まではすぐだ」
桔梗さんの言葉通り、馬騰さんの住む城までは、夕刻を過ぎる前に到着した。見るからに堅固そうな城壁に囲まれた城で、何とも言えない荘厳さが感じられた。
「北郷、悪いが、先に城に行って、儂らが来たことを城の者に伝えてはくれんかの?」
「はい、わかりました。桔梗さんの名前を出せば大丈夫ですよね?」
「ああ。大丈夫だろ」
俺は一足先に城へと向かった。その途中、街を少し見て回ったが、意外にも活気に溢れていた。店で売られているものを見てみると、おそらくシルクロードを経た、西域の物が売られているようだ。農業はあまり盛んではないが、商業は活発のようだ。
城の前に到着すると、門の前に女の子が仁王立ちしていた。年は璃々ちゃんよりも少し上だろうか、可愛らしい黒髪のツインテールで、利発そうな顔つきをしていた。
「こんにちは、お嬢さん。門番さんは……」
「話しかけないでください」
幼い少女に足蹴にされてしまった。しかし、昔から子供を扱うのは慣れているから、こんなことでへこたれないぞ。
「いや、そんなこと言わないで、兄ちゃんの話を聞いてくれよ」
相手の警戒心を無くすために、笑顔でそう言いながら、女の子の頭を撫でた。ああ、こうやって女の子の相手をしていると、璃々ちゃんの事が恋しくなるな。
「ぐるるるる……」
「ん?」
「ふしゃあぁぁ!!」
「んな!!!?」
女の子の頭を撫でている右手が乱暴に払われ、さらに噛みつかれてしまった。威嚇する猫のように、髪の毛を逆立てながら、女の子は歯を深々と俺の手に食い込ませた。
「ちょ!!待った!!話せば分かる!!」
噛みつき少女は俺の言う事を無視して、さらに顎の力を強めた。犬歯が俺の皮膚を貫くのが感じられた。どうやら話してもわかってくれないようだ。
「くぅ……」
女の子相手に乱暴なことはしたくなかったが、頭を掴んで力任せに引き剥がそうとするが、どんな顎の力をしているのか、なかなか離してくれなかった。
「こらあぁぁぁぁぁ!!向日葵!何してるんだ!!」
すると、城の中から怒鳴り声を上げながら、別の女の子が現れて、噛みつき少女の頭を思い切り殴ったおかげで、俺の手は食い千切らずに済んだ。
「我が城の者が無礼な真似を働いてしまって、申し訳ない。あたしは馬超、涼州連合盟主、馬騰の娘だ。母様に何か用か?」
俺を助けてくれたのは、錦馬超と称され、恐れられていた、あの馬超だった。やっぱり、こっちの世界だと、女の子なんだな。綺麗な茶髪をポニーテイルにして、眉毛が少し特徴的だが、凛とした美人だった。
「申し遅れました。私は益州の永安が太守、黄忠の従者を務めております北郷一刀と申します。厳顔様の命で、先駆けとして挨拶に参りました。馬騰様に御取次願います」
「あぁ、桔梗さんが来たのか。わかった、母様は玉座の間にいるから、桔梗さんが来たら、そこへ来てくれ」
そう言って、噛みつき少女の頭をぐわしと掴んだまま、城内の奥に消えていった。あの子は一体何だったんだ?
しばらくすると、桔梗さんと焔耶が現れて、そのまま案内されて、玉座の間に通された。
飾り気の少ない城で、やや殺伐とした雰囲気すらあった。五胡との最前線に当たる拠点である以上、いつでも臨戦態勢をとらなくてはならないから、仕方のないことではあると思うが。
玉座の間にはすでに、西涼の武官、文官が揃っていた。そのもっとも奥の玉座に座っている女性が、もちろん、西涼の太守にして、涼州連合盟主、北方の王、馬騰その人だった。
馬超さんの母親だけあって、顔の作りは似ていた。馬超さんの母親とは思えないほど、若々しく美しい人だった。髪はポニーテイルではなく、腰まで垂れる綺麗なストレートで、吊り上がった目が、多少きつめの印象を与えた。胸元のざっくり開いた着物のような衣服を身につけていて、艶やかさが映えた。
何よりも雰囲気が、これまで会った人間とは全く異なった。目を合わせているだけで、身体が震えそうになった。これが桔梗さんが「王」と称する人なんだ。俺は自分の認識が悉く甘いことに嫌気がさした。
「翡翠、久しいの。相変わらず、戦に明け暮れているようだが、息災そうで安心した」
「桔梗かい?久しぶりだねぇ。焔耶も元気そうだねぇ。ん?そっちにいるのは……。何だい、また厄介な役回りでもさせるつもりかい?」
二人は親しそうに挨拶を交わしていた。馬騰さんは俺の方をちらっと見ると、ニヤニヤした表情を浮かべる。こういうところは桔梗さんとも似てるな。
「益州の永安が太守、黄忠の従者をしております、北郷一刀と申します。以後、お見知りおきを」
「馬騰だ。桔梗から話くらい聞いてるな?堅苦しいのは嫌いだから、そこらへんは気にしなくて良いよ」
ニコリと微笑みながら気さくに挨拶をしてくれたが、俺は緊張を解くことが出来なかった。この人の威圧感はそれ程凄まじいものだった。
しかし、視線を逸らすことなく、じっと馬騰さんの瞳を見つめ続けた。
翡翠視点
桔梗が来たと、翠が報告をしに来た。桔梗がこんな辺境に来るなんて、久しぶりの事だねぇ。でも、きっとまた良からぬことでも考えているんだろうねぇ。とりあえず、お迎えはしないといけないから、あたしは武官、文官どもを玉座の間に集めた。
「翡翠、久しいの。相変わらず、戦に明け暮れているようだが、息災そうで安心した」
「桔梗かい?久しぶりだねぇ。焔耶も元気そうだねぇ。ん?そっちにいるのは……。何だい、また厄介な役回りでもさせるつもりかい?」
桔梗と一緒にいたのは、焔耶と見たこともない少年だった。桔梗がわざわざこんな所に連れて来たってことは、この子、きっと何か持ってるんだろうねぇ。あー、嫌だ、嫌だ、きっとまた何か面倒なことに巻き込まれるんだろうねぇ。
「益州の永安が太守、黄忠の従者をしております、北郷一刀と申します。以後、お見知りおきを」
「馬騰だ。桔梗から話くらい聞いてるな?堅苦しいのは嫌いだから、そこらへんは気にしなくて良いよ」
軽く挨拶を交わした。礼儀は弁えている子みたいだねぇ。紫苑の従者だというのに、こんなところに連れ回して、あの子にもまだ迷惑をかけてるのかい。
北郷という坊やは私と初対面だというのに、あたしから一切視線を外そうとしない。大した坊やだねぇ。五胡の蛮賊どもでも、あたしとは目を合わそうとしないのに。
それに綺麗な瞳をしてるねぇ。穏やかだけど、瞳の底には何とも言いようのない、覚悟の炎が燃え上がっているよ。こんな見るからに純粋そうな子を見ていたら、穢したくなってくるじゃないか。
「それで、桔梗。こんな辺境まで来るなんて、一体何の用だい?」
「フフ……儂とお主の仲だ。言わずともわかっておるだろう?」
「全く、何を言っているんだか……」
溜息交じりに言いながら、何となくの見当はついた。少し前に天水の月が周囲の賊を一掃したという報告が、放っておいた細作から上がっている。そこには桔梗と焔耶の姿があったそうだ。
それに信じられないような報告も益州に放った細作から上がっている。そんな時期に、見計らったようにここに来るなんてねぇ。
とぼけるようなことを言ったが、あたしと桔梗は古い付き合いだ。この子が何を考えているかなんて、大体の想像がつく。ふーん、こんな坊やが噂になっている御遣い様なのかい?ちょっと拍子抜けだねぇ。
「その子が御遣いなんだね?」
「!?」
あたしが発した言葉に、坊やは目を丸くしていた。おやおや、あたしがそんなことに気が付いていないとでも思っていたのかい?
「その通りだ。こいつには大陸を見て回ってもらっていての、この間まで月殿のところに厄介になっていたのだ」
「そうかい。わざわざこんな腐った世界を見せなくても良いだろうに。まぁ、積もる話もあるだろうし、今日は宴を開くよ。ゆっくりしておいき」
すでに宴の準備はさせてある。さて、この坊やがどんな子なのか、じっくりと見させてもらおうかい。
一刀視点
「その子が御遣いなんだね?」
「!?」
馬騰さんは軽い口調でそう言い放った。俺がこの世界に来た時に、桔梗さんがそんなことを言っていたのを思い出した。しかし、俺が来たのはごく最近の話だし、こんな所まで噂が広がっているはずがない。なのに、どうしてこの人はそれを知っているんだ?
俺が驚いていると、馬騰さんは何やらニヤニヤと笑みを浮かべていた。桔梗さんも同じようにニヤニヤ笑っていた。何か通じ合えたんだろうな。
馬騰さんが宴があるからゆっくりしていくように言ったので、俺たちはその場を去ろうした。しかし、馬騰さんは何か思いだしたように、お、そうだ、と言った。そして、徐に玉座から立ち上がって、こちらに歩いてきた。
「向日葵、あんた、あたしの客人に粗相をしたそうだねぇ」
「は、はいぃぃ!!申し訳ありません!てっきり曲者かと思って……」
「言い訳はいいよ。それより何か言う事があるんじゃないのかい?」
向日葵と呼ばれた少女、すなわちさっき俺の手を食い千切ろうとした噛みつき少女が、馬騰さんに話しかけられると、ひどく怯えた表情を浮かべながら、後ずさりした。
馬騰さんは俺に背中を向けているため、その表情までは見て取ることが出来ないが、何やら禍々しい黒いオーラみたいなのが見えた。
噛みつき少女は目に涙を浮かべながら、こちらに近づいてきた。恨めしそうな目で俺を見つめた。
「私の名前は鳳徳、字を令明と言います。先ほどの無礼な振舞いを許して下さい。これはお詫びです」
俺の手に噛みついた少女は鳳徳だった。馬超と同等の武力を持ち、確か途中で馬超と袂を分かち、曹操軍に降り、関羽の軍と争って死んだんだよな。そんな凄まじい人生を送った武人が、まさかこんな可愛らしい女の子とは。
そう言って、俺の手を取ると、顔を赤くしながら、まだ血の滴る傷口に舌を這わせた。幼い少女に腕を舐められるという光景は、すごく背徳的で、思わず動けずにいた。
「フフフ……良いねぇ。向日葵のそういう表情は。身体が疼いてきちゃうよ」
馬騰さんは満面の笑みを浮かべながら、鳳徳ちゃんが俺の手を舐めているのを凝視していた。おいおい、もしかしてこの人、ものすごい良い性格してるんじゃないのか。
そんなことがありながら、その夜、俺たちを歓迎する宴が行われた。参加したのは、俺たちと馬騰さん、馬超さん、鳳徳ちゃん、それから馬超さんの従妹の馬岱ちゃんだった。
馬岱ちゃんは鳳徳ちゃんと同い年くらいのようだが、鳳徳ちゃんに比べて大人びた性格をしていて、小悪魔的だった。
「へぇ、お兄さんが天の御遣いなんだ?たんぽぽは馬岱っていうの。よろしくね」
小悪魔らしい微笑みを浮かべながら、その発展途上の胸を俺の腕に押し付けて、挨拶を交わした。俺が恥ずかしくて腕を離そうとすると、くすくす笑いながら、もう可愛いんだからぁ、と言っていた。
酒が振る舞われると、意外な組み合わせになってしまった。桔梗さんは馬超さんをからかうのが好きなのだろう、酒をどんどん飲ませた挙句に、現在はセクハラを働いている。
焔耶は、最初は一人でちびちび酒を楽しんでいたが、途中から馬岱ちゃんに絡まれ、散々馬鹿にされると、とうとうぶち切れてしまって、喧嘩を始めてしまった。さらに、鳳徳ちゃんがその喧嘩に巻き込まれて、現在三つ巴の争いに発展してしまった。
「全く、主を放置して騒ぎまくるとは、この子たちは、今度みっちりいじめてあげないとねぇ」
そのカオスな現場を明らかに楽しんでいる馬騰さんの横に座らされている。というか、巻き込まれないように逃げていたら、どうやらここしか安全な場所はなかったようだ。
「あたしたちも楽しまないとねぇ。坊や、おいで……」
馬騰さんに手を引かれて、宴会場を後にした。テラスのような場所に連れ出された。そこから月がよく見え、趣深い雰囲気に包まれていた。
「よい場所だろう。あたしだけの特等席なんだよ」
酒瓶を片手に持つ、馬騰さんの姿が月に照らされていて、とても神々しい感じがした。俺が見惚れてしまっているのに気付いたのか、フフフと微笑しながら、酒をぐいと飲んだ。
「さて、坊や。早速本題に入ろうか」
馬騰さんは微笑みながらも、どこか威厳のある口調で俺に話しかけた。そこにはやはり王としての気品があった。
「桔梗の事だから、坊やには何も言っていないんだろうねぇ。まぁ、そこら辺は気にしないことにしよう。坊や、坊やは一体何を望む?坊やは何がしたいんだい?」
その発言の真意にまだ気づいていなかった俺は、何も答えることは出来なかった。いや、もしかしたら、答えを知っていたのかもしれない。だけど、俺にはまだその言葉を言う勇気が持てなかったのだ。
桔梗視点
翡翠が北郷を連れて、この部屋を後にした。あやつのことだから、もっともわかりやすい方法で、北郷の事を見定めようとするだろう。
しかし、いきなりここに連れてくるのは荒療治すぎたかもしれんの。翡翠の王としての器は、そこら辺の太守の比ではないからの。おそらく、あやつに対抗できる器がいるとしたら、最近、中原で名を上げつつある、あの小娘くらいなもんだろう。
「桔梗さん?」
「ん?」
儂が珍しく考え込んでいたのを不思議がったのだろう、翠が不安げな顔で、こちらを覗き込んでいた。酒の方は随分抜けたようだ。
「どうして西涼に来たんだ?母様が言っていたように、あの北郷とかいう男、天の御遣いなんだろ?どうして、そんな男を連れて……?」
「あやつが天の御遣いだからだよ。あやつが益州に降り立ったのも、おそらく天命なのだろう。儂は天命に従うだけだ」
「天命?」
「フフフ……お主にはまだ早いかの。今はしっかり母上を見ておくのだ。お主は翡翠の『翠』の字を真名にもらった、王の後を継ぐものだ。お主にも分かる時が来るだろうて」
儂の言葉に翠は首を傾げてしまった。ふむ、こやつももう少し考えられるようになれば良いのだがな。武に関しては相当の腕を持っておるというのに。
「翠姉さまぁ!聞いてよ!焔耶に正直に脳筋だって教えてあげたのに、たんぽぽのことぶつんだよぅ!」
「たんぽぽ!貴様、また私のことを愚弄したな!もう許さんぞ!」
「何よ!たんぽぽは親切にも、焔耶が脳筋だっていう紛れもない事実を教えてあげたんだよ!」
「貴様ぁぁぁ!!」
「焔耶さん、蒲公英!とにかく私に謝ってください!人が楽しくお酒を飲んでいるのを邪魔したのですよ!」
「向日葵までそんなこと言って。たんぽぽは悪くないよ!悪いのは全部、この脳筋だよ!」
「蒲公英、焔耶さんの脳筋は今に始まったことではありません!よって、それは理由になりません!もし、脳筋が悪いというのなら、翠様の脳だって十分、筋肉です!でもそんな脳筋の翠様は悪くありません。全くの無罪です」
「あ……」
「ひ~ま~わ~り~。誰が、頭蓋骨が割れるくらい脳みその筋肉が発達してるってぇぇぇ!!」
「ひぃぃぃ!そんなこと一言も言ってません!」
「問答無用!」
「お助けをぉぉぉ!」
「あーあ、向日葵ったら、またよく分からないことを口走っちゃって。たんぽぽ、知ーらない」
はぁぁ。やれやれ、翠だけでなく、こやつら全員がもう少し考えられれば、将としての技量ももう少し上がるだろうに。
ため息を吐きながら、翡翠と北郷が出て行った方に目を向ける。北郷、お主もしっかり見ておれよ。翡翠の王としての器を。月殿とは全く違う、君主としての姿を。
オリキャラ紹介
馬騰(真名:翡翠)
西涼の太守にして、涼州連合盟主。桔梗に「王」と称される人物。
見た目は、翠を大人っぽくして、きつめの顔にした感じ。髪は腰まで伸ばしたストレート。胸のざっくり開いた着物のような衣服を好む。胸のサイズは紫苑、桔梗に並ぶほどのサイズ。
翠の真名は翡翠から取ったという設定。
鳳徳(真名:向日葵)
西涼の武将の一人。残念な女の子で、空回りしてはいじめられる。
見た目は黒髪のツインテール。モデルは彼女の行動から判断可能。作者が好きな小説の登場人物です。完全にキャラ崩壊してますが。ロリペタ。
あとがき
深夜にひっそりと十二話の投稿でした。
今回は楽しみながら書くことが出来て、早く更新できました。
楽しめたのは作者だけで、相変わらずの駄作ですのでご注意を。
今回はオリキャラの登場ですね。
まずは馬騰さん。ものすごいお姉さまです。そしてものすごいSです。
皆さま、言葉には気をつけましょう。馬騰さんはお姉さまです。
しかし、次回はとても活躍します。オリキャラの中でも活躍する方ですね。
そして鳳徳ちゃん。出すか迷ったのですが、出してしまいました。残念な子です。
オリキャラって書くのが難しくて、こちらのイメージが読者様に伝わらないのが怖いですね。
今回は導入編ですので、淡々としないように、所々コミカルに描こうと思ったのですが、
全然上手く行かず、結果この様です。
コメディタッチの作品を書く他の作者様を尊敬します。どうすればあんな面白いものを……。
さて、馬騰さんは一刀をどう見定めるのでしょう?
そして、桔梗さんの言う天命とは?
一刀はこの地で何を知るのでしょう?
次回はややシリアスに展開させたいと思います。
旅編ももう大詰めです。紫苑さんをお待ちの皆さまはもしばらくの辛抱を。
誰か一人でもおもしろいと思ってくれたら嬉しいです。
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十二話目の投稿です。
オリキャラ初登場です。今回も相変わらず勢い任せです。難しく考えれば、考えるほど、訳が分からなくなるので、あまり考えないことにしました。
誹謗中傷はお控えください。次はシリアス回なので、頑張って取り組みます。
コメントしてくれた方、支援してくれた方、ありがとうございます!
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