一刀 「一応マスクつけておくか・・・」
一刀君の仕事姿は全身黒の服に変形夜叉面その背中には金の大蛇が刺繍されてます
闇に潜んで様子を伺っていると誰か走ってくる気配がする・・・
仕事の・・・
いや狩りの時間の始まりか・・・・・
???「フン、貂蝉の奴め無駄なことをする結界か・・・・・」
???「まぁまぁいいじゃありませんか、私としては貴方とゆっくり仕事ができて
嬉しいのですから」 にやにや
一刀 ・・・・少し様子を見るか・・・・メガネの方は俺より下のようだが・・
もう一人は互角か・・上か・・・
まさか同じ日に自分より上の者を二人も見るとな・・・
できれば一人ずつ片付けたいところだが・・
???「左慈、私が結界を破りますから突入の方をお願いしますね」笑&はーと
左慈 「・・・・・気持ち悪いこといってんじゃねぇぞこのガチホモが・・・・・
とっとと壊してきやがれ」
???「ふう、ひどい言われようですね」
メガネの青年がやれやれという感じの動作をしたあとシュっとその場から消えた
一刀 !?・・気配まで完全に消えた・・・この俺が見逃すとは・・・
本気でやる必要があるということか・・・面白いな・・
暫くするとどこかでパリ~ンと何かが割れる音がした
左慈 「フン、さて行くか」ものすごい速さで建物の中に入っていった・・タタタタタ・・・・
一刀 「もう一人の気配はやはり分からんか・・・しかたない中の奴から始末しよう」
足に氣を為気配を殺して後を追いかけた・・・・
一刀が中に入って進むと左慈と呼ばれた少年が鏡のような物を盗み出していた
左慈 「これで奴を・・ククククク?」
一刀 「そいつは返してもらうぞ?」
少年に呟きながら一刀は覇気を開放して行った
左慈 「・・・・クククク・・あっはははは・・・貴様が居るとはなぁ・・北郷一刀ぉぉぉぉぉ」
鏡を手にした少年がギロっとにらみつけてきた
一刀 「?なんのことだ我名は闇大蛇・・・・そんな名ではないぞ?」
なぜ俺の名を知っている?
一刀はこれまでの仕事で一度も顔を見られたこともなく背の刺繍以外姿を
残したこともないのである夜叉面装着時に対面した者すべてを殺してきたからである
暗闇に光る大蛇それが闇大蛇といわれる由縁である
左慈 「フン、名前などなんでもいい貴様の気配をこの俺が間違えるとでも思うのかぁぁ
北郷・・まぁいいどの道貴様はここで死ぬのだからなぁ・・
ククククク・・・・・・・・
まさかこの手で殺す機会が来るとは思わなかったぞ・・・・・死ね北郷ぉぉぉぉ」
一刀 構えから見ると徒手空拳か?・・・・少林・・・?・・・・
氣も感じるが・・・・こいつは?
殺気と覇気も申し分ないが俺を憎んでいるようだな・・・・・・
仕事上の相手というとこか・・
ふ、盗人なのだから殺してもいいよな?
左慈 クソ!気に入らん!
なんだこの世界の北郷は?
この俺が迂闊に仕掛けることができないとはな・・・
まあいい俺より下であることにかわりはない、元より手加減はするつもりもない・・・
殺すだけだ・・・
建物の外に浮ぶ人影は静かに周囲を警戒し二人を観察していた・・・・・・
??? 「あ~あ、左慈勝手に戦うなんて酷いですねぇ・・あとでお仕置きを・・・ふ・ふ
しかしあれがこの世界の北郷ですか・・・・
まぁ左慈が遅れを取るほどではないようですが・・・・」
あたりを警戒しているのか首を左右に振り確認していた・・・
??? 「おかしいですね?ここまで動いてなぜ貂蝉が動かないのでしょうか?
あれは北郷を好いているはずですから動いてもいいはず?
ちょっと調べる必要がありそうですね・・
愛しい左慈の為にもう一働きしてきますかねぇ」
そうつぶやいた青年の姿はその場にはもうなかった
一刀 相手の実力がわからないならこれでいくか・・・・・
静かに北神備前長船を抜き左足を前に出し剣を持った右手を耳の辺りまで上げて
左手を軽く添える「蜻蛉」と呼ばれる構えを取った
同時にその刃は青白い光輝きをみせていた・・
蜻蛉の構えとは示現流攻撃主体の構えの中に「八双」と呼ばれる構えと
よく同じものとして思われがちだがこの二つの構えは実は別物である
「八双」をより攻撃に特化した構えこそ「蜻蛉」
初太刀に全てをかける薩摩示現流最強の攻撃力を誇る
ゆえに示現流に弐の太刀いらずといわしめた
その構えには防御という概念は一切ない
敵の全てを凌駕して斬り伏せるそれこそ薩摩示現流!
左慈 「お前は死すべき存在だ、俺の邪魔を散々してきたんだからなぁ・・
一瞬で片付けるぞおおおおおおおお!!」
叫びのあと左慈と呼ばれていた少年からこれまで異常の殺気と覇気を纏っていた
一刀はなにもいわずにただ己をの力の全てを初太刀に乗せるべく集中していた・・・・・
先に動いたのは左慈であった床の大理石が窪むほどの勢いで・
ドゴォォォォォォォォォンという音だけが響き渡っていた
その攻撃は一瞬で間合いをつめ寄っていた!!
左慈 「しねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ北郷おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
一刀 「北影振影流宗家、闇大蛇参る・・・」
そうつぶやくと同時に動いていた
「北影流・奥義極雲耀、チェストォォォォォォォォォ」
シャキィィィィィィィィィン・・・二つの影が互いを打ち抜きすり抜けた
左慈 「ふ、くぁぁぁぁゴボ・・ほ・んごおおおぉぉ・き・さまはぁ 」
吐血と切り捨てられた部分からより大量の血を吐き出したビチャァ・・・・
極雲耀で斬りつけられた左慈は一刀に打ち込んだ腕から右肺近くの全てを失っていた
一刀 「左手が折れたか・・・まぁこの程度お前の命と引き換えなら上出来だな・・・・」
左慈 「ほ・ん・ご・う・・・き・さ・ま・は・・・か・な・ら・ず」
そこまで言った時左慈の体は光に包まれ消えていった・・・・・
一刀 「消えた?物の怪の類だったのか?」
左慈が消えた空中に鏡のみ残りそれはゆっくり床に落ちていった
カラン・・カラン・カラン・・と音を立て左慈が盗み出そうとしていた鏡が床に落ちた・・
一刀 「ふう、盗まれずにすんだか」
と鏡を拾おうとしたときピシッと音をたてガシャ-ンと砕け散った・・・・・
一刀 「まいったな・・・技の威力が強すぎたのか、凡ミスだな・・・ん?何だ?????」
その瞬間あたり一面がまるで昼間のように輝いた
一刀の体はその光に包まれその場から消えうせていた
??? 「ふう、ぎりぎり左慈を転送できましたね・・・北郷を甘く見すぎていましたよ」
光が失せ暗闇が戻ったその場所にはいつの間にかメガネの青年が立っていた
??? 「まさか左慈が負けるとは・・やれやれ左慈の治療もしなければならないし
貂蝉の行方は後回しですねぇ、しかし今回も新たな外史がひらいてしまいましたか・・
北郷一刀・・どこまで天に愛されているのか・・・いえ・・憎まれている?のほうが
正しい気がしますね、天はどこまで北郷一刀に試練を与え続けるのか・・・・」
青年が窓から見える夜空を見てそう言ったあとその場から姿を消した・・・・・
新たな外史は開かれた、だが左慈の一刀に対する憎しみはさらに強まったと言える
次の外史は北郷一刀にどんな試練を与えるのか?
左慈とメガネの青年は一刀にどんな苦しみを与えにくるのか?
行き着く先は光か?闇か?神のみぞ知るというところでしょうか?
ですが・・・・・・・・・・
?? 「新たな外史は開かれました・・・さぁ新たな物語の開幕です」
あとがき
ポン狸 「パチパチパチ、ついに外史を開きましたねぇ一刀君」
一刀 「開いたというか・・・勝手に割れた?あれって俺の?せいか?」
風 「お兄さん、往生際が悪いですよ、あれはどうみてもお兄さんの所為ですね」(笑)
宝慧 「ガサガサゴサゴサゲシゲシ」
?? 「具っぴjnyfrym、tcrんcれえxむ」
ポン狸 「ん?今何か聞こえたような?」
宝慧 「そいつぁキノセイってやつだぜおっちゃん」
風 「ぐぅ」
ポン狸 「起きなさい!」
風 「おぉ」
一刀 「あそこの落とし穴からなんか手が見えるがキノセイ?」
宝慧 「ああ、あれはごみだ・・・気にしたら負けだぜ兄ちゃん?」
一刀 「そ・そうか」
風 「所でたぬさん、外史は開いたわけですが今回のお兄さんはどこに落ちるんですか?」
ポン狸 「たぬさん・・・言いやすくてよいですね♪」
宝慧 「おい狸聞いてんのか?どこに落ちるんだ?こいつは?」
一刀 「・・・・・・どうやって動いているんだ?宝慧?はしゃべってるし・・腹話術?」
ポン狸 「え~と今回の一刀君は・・・・・・まだ考えてませんo(´□`;o)」
風 「ふむ、すると風とお兄さんが出会うのもあるわけですねぇ・・・楽しみです」
宝慧 「狸・・・ちゃんとかんがえろよ?」
ポン狸 「もちろん、ちゃんと考えて落ちてもらいますよ?」
一刀 「なぁ毎回思うのだが・・・空から落ちるのは確定なんだね・・・・」
宝慧 「あたりまえだろ?」
風 「標準装備ですよお兄さん?」
ポン狸 「基本中の基本ですよ?」
一刀 「そ、そうか、あまり気持ちの良いものではないのだがなぁ・・・なぜか動けないし」
ポン狸 「長くなりましたのでこの辺でさよなら、さよなら、さよならo(´□`o)
宝慧 「それもマズクないか?パクリだろ?」
風 「宝慧そこはいわぬが仏と言うものですよ」
一刀 「何か間違ってるような・・・・Σ( ̄□ ̄;気のする一刀君でありました。」
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この作品は恋姫無双をオリジナルアレンジした作品です
はっきりいってチートです一刀君強いです暗いです
そんな作品でも良い方は
ゆっくりo(´□`o)していってくらさい
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