No.167460

小覇王一週間!

futureさん

気分転換に書いたネタ作品です。
一度はやってみたかったんですよ。このコラボ。
キャラ崩壊、おおいにありです。


続きを表示

2010-08-22 17:04:44 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:4480   閲覧ユーザー数:3716

『小覇王一週間』

 

 

蓮華「いってきまーす!」

 

こんにちは。私は恋姫†無双で有名な孫権。

今日は非番の日だというのに、姉様に呼び出されました。

 

蓮華「あ、姉様。遅くn」

 

雪蓮「エッサホイサ」

 

ん?何か穴掘ってるわ・・・・

 

雪蓮「ふー。ほぼ完成したわ。蓮華用落とし穴。」

 

な、なんですって!?

 

雪蓮「ぐっぴょりと、いい汗掻いたわね」

 

何か嫌な汗ね・・・・

 

雪蓮「全く蓮華ったら。人気投票で一番になった途端、スター気取りで調子乗っているのよね・・・」

 

乗ってないわよ!失礼ね!

 

雪蓮「この七メートルの落とし穴で懲らしめてやる!」

 

な、な、七メートル!?

 

雪蓮「竹槍も仕込んだし・・・」

 

殺す気なの!?実の妹を!

 

雪蓮「よーし。ちゃんと蓮華の歳の数だけあるわね。」

 

お誕生日ケーキ!?

 

雪蓮「こんなのに刺さったら、流石の蓮華も『あべしっ!』と叫んで死んじゃいそうね・・」

 

そんな叫び声上げないわよ!

 

雪蓮「まぁ死なないまでも、激怒は必死ね・・・・・あ。そうだ。蓮華がめっちゃ怒ったときの為に“メンマ”入れとこ」

 

それで私の機嫌が直るとでも!? 趙雲じゃないのよ!?

 

雪蓮「メンマ大好き、蓮華ちゃん」

 

大好きじゃないわよ!!

 

雪蓮「ちゃんと蓋して・・・と。ここだけ全然土の色違うけど、蓮華なら落ちるでしょ♪」

 

落ちるか!!

 

雪蓮「一週間かけて作ったんだから、絶対見事に落ちてもらうわよぉ・・・」

 

え? 一週間かけて? 姉様、ちゃんと仕事しているのかしら・・・

 

雪蓮「蓮華とメンマはな~かよし♪ TO NIGHT♪」

 

その変な歌止めてよ!!

 

 

こうして私は有休をとり、一週間姉様を陰から観察する事にしたのよ・・・・。

 

 

 

 

~月曜日~

 

雪蓮「蓮華来なぃ・・・・昨日すっぽかしやがって! どうしてなの!? 姉様が来いって言ってるのよ! 来なさいよ! たかが“碧眼児”の分際でぇ! 何なのよ“碧眼児”って! 反対から読んだら“巨尻”じゃないのよ!! バァーカ!!」

 

違うわよ! あと“巨尻”じゃない!!

 

雪蓮「あぁ~ムカつく!」

 

何で怒ってるのよ!!

 

雪蓮「という訳で今日は『こんな蓮華はイヤだ!』について考えよう☆」

 

それが今日の仕事!?

 

 

 

 

 

 

 

 

~ 一時間後 ~

 

 

 

 

 

 

 

 

雪蓮「よ~したくさん出来た・・・・」

 

【こんな蓮華は拠点兵長に格下げだ!】

・胸当てが紙だ

・川でよく捕れる

・メンマだ

・天の御使いを争って、他の女をよく棺行きにする

・よく飛ぶ

・語尾に「~ヤン」を付ける

 例:ふんどしはもっとこう・・・・・・レタスみたいにするヤン?

・押すと中身が出そうになる。

・蓮華じゃない

 

雪蓮「さぁて今日の仕事終わり♪ 寝よ。」

 

気になるから読み上げなさいよぉーーー!!

 

 

 

 

~火曜日~

 

雪蓮「という訳で今日は、蓮華の物マネをする。」

 

仕事してくださいよ!

 

雪蓮「ウゥ~ヒヒィ~。アタイ、レンファって言いまずぅ~。好物は(ピー)でぇずぅ~」

 

ぶっ殺しますよ!?

 

雪蓮「ちょっとしか似てないわね・・・」

 

ちょっとも似てませんよ!!

 

雪蓮「もっと・・こう・・普段着の蓮華に挑戦してみよう」

 

まだやるの!?

 

雪蓮「お正月は・・・・・一刀としか会わねぇ・・・・・・・・・・・・お?なんか今の似てたわねぇ」

 

似てませんよ! 状況的には嬉しいけど!!

 

雪蓮「よし、今日の仕事終わりぃ♪」

 

仕事しなさいよーーー!!

 

 

 

 

~水曜日~

 

雪蓮「よし。一発ギャグでも考えましょう☆」

 

仕事しろ!

 

そう言うと、姉様は誰かの肩を掴むような動作をすると同時に

雪蓮「レンファッ! (ガチッ 」

 

何それ!?

 

雪蓮「ん~違うわぁ・・・・蓮華のオタンコナスっぷりが上手く表現できていない」

 

そんな姉様がオタンコナスよ! このオタンコナス!!

 

次に姉様は、膝を手でパカッとしたと思うと

雪蓮「ヤンファッ! (パカッ 」

 

何それ!?

 

 

 

 

~木曜日~

 

雪蓮「さぁて、今日は何をしましょうか☆」

 

今日こそ仕事してくださいよ・・・姉様・・・・

 

雪蓮「よぉし! 久しぶりに彼氏に会いに行こう♪」

 

ええぇー!? 彼氏いるの!? 嘘ぉ!?

っ! まさか・・・・一刀と・・・・・!?

 

雪蓮「いや待って・・・・」

 

ん?

 

雪蓮「彼氏いない・・・・・」

 

いなかったーーー!!

 

 

 

 

~金曜日~

 

流石に今日は仕事をするだろう。姉様も・・・・

 

雪蓮「AHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!」

 

ひぇぇええ!ノリノリでブランコに揺られてるー!!

 

雪蓮「蓮華とメンマはな~かよし♪ TO NIGHT♪」

 

その変な歌止めろって言ってるでしょ!!

 

雪蓮「マクラの中は~」

 

しかも続きがあった!?

 

雪蓮「メンマで~い~っぱ~い~♪」

 

そんな気持ち悪い枕使いませんよ!!

 

雪蓮「ahahahahahahahahahahahahaha!!」

 

ダメだこの人・・・・今日も仕事しそうにない・・・・

 

??「お~い! 策殿!!」

 

ん?

 

雪蓮「あれ? 祭に穏。どうしたのよ」

 

穏「今日は蜀の使者、関羽さんとの面会の日ですよ~?」

 

雪蓮「あ、忘れてた・・・」

 

祭「さぁ、お早く!!」

 

雪蓮「分かった 分かったわよ。だから運ばないで! 運ばないでって!!」

 

あれ? 何だ、今日は仕事をする気だったのね・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛紗「孫策殿とは一体どのようなお方なのだろう・・・・・しかし流石は小覇王。大国 蜀の使者である私をこれほど待たせるとは・・・」

 

亞莎「孫策様の、おなぁ~りぃ~」

 

愛紗「ん? 遂に・・・」

 

 

ガチャ(扉を開ける音)

ヌッ(雪蓮が扉から顔を出す)

バタン(扉を閉める音)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・あ。帰って来た。

 

雪蓮「よぉぉぉし! 今日の仕事、終っわりぃー!!」

 

冥琳「待て! こんなのでは、会ったうちに入らんぞ!!」

 

明命「関羽さん、キョトンとしてましたよぉ!!」

愛紗(キョトン)

 

冥琳「なに先っちょだけ見せておるのだ!!」

 

先っちょだけ見せた!? え!? 姉様、女なのに!?

 

 

 

 

~土曜日~

 

この一週間、有休をとって姉様を見てきて分かったのは結局

 

 

【姉様の観察     著:蓮華】

日:仕事しなかった

月:仕事しなかった

火:仕事しなかった

水:仕事しなかった

木:彼氏いなかった

金:蜀の使者にワイセツ行為

土:

 

 

・・・・ロクに仕事をしていなかったって事だけね。

 

思春「雪蓮様ー! 何処ですかー!!」

小蓮「雪蓮姉さまー!!」

 

ん?

 

蓮華「愚姉がどうかしたの?」

 

小蓮「あ! お姉ちゃん、ちょうど良い所に!」

 

思春「それが、今日改めて愚王―――いえ、雪蓮様に蜀の使者と面会してもらったのですが・・・・」

 

小蓮「なんかこう、膝を手で『パカッ』っとやって、『ヤンファッ!』と言ったかと思ったら、急に出て行っちゃて・・・・」

 

蓮華「あれをやったの!?」

 

思春「関羽の奴、ポカンとしていました。」

愛紗(ポカン)

 

小蓮「兎に角! 雪蓮姉さまに会ったら教えてよねー!!」

思春「というか卍固めで抑えこんで、その状態で大声で叫んで呼んで下さい!!」

 

蓮華「わ、分かったわ。」

 

走っていく二人。まぁ二人は置いておくにしても・・・

何やってるのよ姉様は・・・・・私も探してみましょう。

 

とりあえず、昨日のブランコの辺りから・・・・・

 

雪蓮「AHAHAHHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!」

 

居ちゃったよ・・・・・

 

雪蓮「とりゃぁっ!!」

 

あ、飛んだ

 

雪蓮「あべしっ!!」

 

あ、落ちた

 

雪蓮「痛い・・・もうヤダこんな人生・・・・・何をやってもダメなのよ・・・」

 

なんか悲劇のヒロインっぽく語りだした・・・・

 

雪蓮「全部蓮華のせいだ」

 

な、なんで私!?

 

雪蓮「こうなったら蓮華に無実の罪を着せて、一族郎党皆殺しね・・・・」

 

何か恐ろしいこと言ってる! さりげなく自分も殺してるし!

 

雪蓮「他人ン家の猫に、勝手に“華雄”と名付けた罪なんてどうかしら・・・・」

 

はぁ・・・もう放っておきましょう・・・・・心配するのも馬鹿らしい・・・・・

 

雪蓮「ん! ナイスアイデア!! 流石、私ね!! 今日もいい仕事したわ☆」

 

さようなら・・・・姉様・・・・・

 

雪蓮「でも何か物足りない・・・・・何でだろう・・・・・そういや今週、蓮華の顔を見てないわね・・・」

 

―――――――――――――――ッ!!

 

雪蓮「ちぇ、調子狂うわね! まったくあの巨尻! 有休とって何やってるのよ! こちとら毎日仕事してるってのにぃ!!」

 

蓮華「いつ仕事したんですか、姉様」

 

雪蓮「あっ、蓮華!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蓮華「私はこの一週間(ズボッ←穴にはまった音)姉様の仕事(ズズズズズ←穴に落ちていく音)ぶりを」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪蓮「ブリを?」

 

蓮華in落とし穴「・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?」

 

雪蓮「おぉい! 大丈夫かしら? 蓮華ぁ?」

 

蓮華in落とし穴「大丈夫じゃないわよぉぉぉぉぉぉっ!!」

 

雪蓮「うわっ・・・漁ってるぅぅぅ・・・ほらそこ! メンマ! メンマ!」

 

蓮華in落とし穴「いらないぃぃぃぃぃぃっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も、孫呉は平和だった・・・・・。

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
39
2

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択