No.146024

恋姫無双 妹と共に 22

護衛さん

あめあめふれふれ・・・出かけたくない

2010-05-28 07:26:17 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:7401   閲覧ユーザー数:5902

第22回不評物語

一刀「凪・・これを文官たちのところにもっていってくれ」

凪「はい!」

一刀「ふぅ・・・『コキッコキッ』おわったぁ」

凪「お疲れ様です・・・あの、隊長」

一刀「ん?」

凪「お伝えし忘れてましたが・・・」

一刀「華琳ガ来るんだろ?本拠地をここにするために」

凪「ご存知だったのですか?」

一刀「なんとなくだ・・・でも大丈夫なのか?」

凪「他の諸侯でしょうか?」

一刀「董卓が着ただけであの騒ぎだ・・・なら、華琳ならもっと大事になるんじゃないか?」

麟「それは大丈夫ですよ」

一刀「麟?どうゆうことだ?」

麟「華琳姉様は帝の命で個々に就任するのですから・・・それに反発すれば逆賊です」

一刀「一体いつ決まったことやら」

麟「あとコレは極秘情報ですが・・・華琳姉様が帝の位を譲り受けるとか何とか・・・って話もあります」

一刀「ふーん・・・華琳がねぇ」

麟「あれ?おどろか無いんですか?」

一刀「別に・・・そんな話が出てるなら成ってもおかしくないだろ・・・」

真桜「隊長!大将がきよったでぇ!」

一刀「まぁ・・・出迎えくらいはするか」

華琳「・・・・出迎えご苦労・・・」

一刀「いえ・・・」

華琳「よくぞ洛陽をここまで復興してくれた、感謝する」

一刀「?なんで華琳が感謝なんだ?」

桂花「口を慎みなさい!帝に向かって無礼であろう!」

一刀「はぁ?何言って・・・なんだこの扱いは?」

華琳「春蘭!秋蘭!この不届き者をすこし痛めつけて上げなさい」

『はっ!』

一刀「何をする!?やめろ!」

華琳「抵抗するなんてね・・・あなた立場わかってるのかしら?」

一刀「だから意味わかんねぇぇって!」

劉協「おお・・・曹操殿・・・長旅ご苦労」

華琳「いえ・・・劉協様もお元気そうで・・・この不届き者は役に立ったでしょうか?」

劉協「うむ・・・感謝しきれないほどよくしてくれた・・・さぁ、ここでは何だ。仲で話をしようではないか」

華琳「はい」

一刀「いい加減は・な・せ!」

 

一刀「それで・・・言いたいことは?」

春蘭「酷い」

秋蘭「あんまりだ」

一刀「頚に刃当てられて手を出さなかっただけましだと思え!」

春蘭「うぐ・・・」

秋蘭「うぐぅ」

一刀「で?何であんなことしたんだ?」

春蘭「華琳様の命令だ」

一刀「華琳が?・・・何かあったな?」

秋蘭「察しがいいな・・・私から説明しよう」

一刀「頼む」

秋蘭「一刀が真桜と共に洛陽に残って・・・我々が陳留に戻って・・・約2週間ほどたったころだったかな」

秋蘭「最初は流琉の様子がおかしくなり、次は季衣・・・その後凪や沙和までおかしくなり始めてな」

一刀「おかしく?」

秋蘭「そうだ・・・話しかけても上の空だったし、何かと一刀のことを話したがる・・・前はなかったことだが・・・」

一刀「?それのどこがおかしいんだ?」

秋蘭「お前はおかしくないと?」

一刀「すかれてるってのは薄々感じてたけど・・・それとは違うのか?」

流琉「兄様~」季衣「兄ちゃ~ん」

一刀「流琉!?季衣!うわっ!」

一刀「どうした?」

『さびしかったです!』

一刀「そうか・・・手紙送ったのに見てくれてないのか?」

流琉「手紙!?」

季衣「届いてないよ?」

一刀「え?」

秋蘭「確かに着てはいないな・・・いや、私たちがわからないだけかもしれないな・・・」

一刀「どうゆうこと?」

秋蘭「手紙などの情報伝達を統括してるのが桂花だからだ」

一刀「もみ消された?」

秋蘭「お前も知ってるだろ?あいつが大の男嫌いなことを・・・」

一刀「それと何の関係が・・・あっ!あれか・・・」

秋蘭「華琳様にも手紙だしたのだろ?」

一刀「まとめて消されたか・・・」

流琉「兄様」

季衣「兄ちゃん」

一刀「秋蘭から聞いたぞ・・・最近ボーットしてたんだってな」

流琉「だって・・・兄様いないし・・・」

季衣「兄ちゃん居ないと詰まんない」

一刀「ソコまで俺のことを・・・・ありがとうな(なでなで)」

『ほにゃ~』

秋蘭「では何か?最近ぼーっとしていたのは一刀がいないからなのか?」

流琉「そうですよ?」

秋蘭「たったそれだけで・・・・」

流琉「たったそれだけじゃないです!」

季衣「そうだそうだ!」

一刀「秋蘭・・・もしかしておかしくなったのは桂花かもしれないぞ・・・華琳はあの時目が笑ってた・・・全部わかった上で策に乗ってるとしたら・・」

秋蘭「まずは自分の心配をしていろ・・・もしそうならあいつはお前をどうにかしようとするはずだ」

一刀「わかってる・・・なぁに最悪国をでるさ」

流琉「その時は私もお供します!」

季衣「僕も~」

秋蘭「おそらく三羽鳥も麟もお前についていくだろうな・・・・そして霞も・・・・」

一刀「敵にならないことを願うね」

秋蘭「まったくだ」

おまけ

劉協「それでな・・・私はただの女に成ろうと思うのだ」

華琳「ただの女?」

劉協「そうだ・・・あいつを見ていてソレもいいかも知れないと思ってな」

華琳「一刀のことかしら?」

劉協「ああ・・・曹操・・・おぬしに帝になってもらいたいのだが・・・」

華琳「冗談!権力を持ちすぎれば動きづらいわ・・・それに・・・・私は女よ!」

劉協「ダメか・・・ドノ道これ以上繁栄は望めん・・・」

華琳「あら?弱気?」

劉協「現実論だ・・・一刀が来たおかげで多少はよくなったが・・・・まだまだ掛かるだろう」

華琳「そう・・・アナタに覚悟があるなら忠告するわ・・・」

劉協「忠告?」

華琳「ええ・・・一刀のそばにいたいならソレ相応の覚悟が必要よ・・・・女としてのね」

劉協「覚えておく・・・・おぬしにコレを渡しておく『ゴトッ』」

華琳「これは・・伝国璽!?」

劉協「一刀が井戸から拾い上げてくれたのでな・・・・しかしこれをもってるだけd帝とは・・・お粗末だのう」

華琳「・・・厳重に保管いたします」

劉協「頼んだぞ・・・・さぁ、今宵は宴じゃ!」

 


 
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