「時空管理局?」
「それが文珠・・・・・っていうか、横島クンを狙うっていうの?」
「そうですね。現段階ではあくまでも所有者という認識だとは思うんですが」
「この世界みたいに"そんな能力もあるのかー"程度じゃすまないでしょうね。
そういう意味ではこの世界が異常なのかもしれないけど」
「そうなんですか?」
「しかし、死者の蘇生すらも出来ない"程度"の代物ですから、今のところ。
誰もが使える、という認識がひろがれば、また話は違うのでしょうが」
「あくまでもプロの使うもの(オカルトアイテム)の域を出ないってことか。
世界に救われているわね、あいつも。
でも・・・別の世界だと、違うってわけね」
「彼らには彼らの正義があって、文珠に対してどの程度の認識かはわかりませんが、その視点からみれば"万能性"は大きいのでしょう。
魔法が高度な理数の上に成立しているとなれば、充分研究対象でしょうし・・・」
「横島さんをモルモットにするってことですか?」
「結果としてそういう扱いの可能性もあります」
「時空管理、なんてご大層な名前で加盟してない世界にまで介入してくるの?」
「ここ最近まではそんな真似もなかったそうなんですが」
「へ?」
「彼らの使う魔法が理数の極限にあるなら、こちらの霊能力にカテゴライズされる能力はどれも文系の、理屈じゃないものの極限の力です。
元々相容れないからと関係を回避していたのですが」
「例の戦い、ね?」
「そういうことです。その際の情報がなにかしらの形で向こうに流出したのでしょう」
「ど、どういうことですか?」
「内戦に乗じての内部干渉。
お金と力のある国なら、極自然にやってることよ」
「しいて言うなら、正義に対する盲信と自己中もなければやれませんけどね」
「全く・・・・・」
「美神さん・・・」
「とりあえず当事者に気づかせるわけにもいかないわね。
能力を向上させてやるとか言われたら、今のあいつは受け入れかねないわ。
・・・・・・で、その当人は?」
「さっきお茶を運んできたときに、鬼門さんたちと花札やっていましたけど丁度負けて、えーとコンビニまでお買い物に」
「はぁ?」
「横島忠夫さんですねw」
「お、ってなんぞ?お嬢さん。生憎幼女は対象外なんだが」
「対象外?」
「あ、でもお姉さんいない?君の血縁さんなら絶対美人だよねっ!」
「お姉ちゃん美人ですよぉ~、でもちょっといま、遠いところにいて」
「え、あ、ごめ」
「え?いえ、そういうんじゃないんですっ
えーと、あの、私高町なのはって言います」
「なのはちゃん、か。かわいい名前だね。んで、オレになんの用?」
「はい。えーっと。
文珠、引き渡してくれませんか?」
「・・・・・・は?」
・・・・・・・・
どう見ても美人局です(待て
多分書きたいのはなのはVS横っち
・・・・・・・どう考えても不利だけどな!
あと上の女性3人(書いてないけど美神さんとおキヌちゃんと小龍姫さま)のやり取りはオレ設定ですので御容赦を
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GS×なのはだと何番煎じくらいになるんだろう?
因みにほんのりアンチ管理局仕様注意
しかもどっちかっていうとがっつり敵対カラー