北郷一刀、鈴々、星、詠、ねね、恋、華雄、斗詩、蒲公英、焔耶が多くはない兵を連れて南蛮に向かった・・・
一刀「南蛮って・・・未開の地みたいなところだと思うけど・・・・」
詠「未開の地ね・・・・北郷様から暑くてじめじめしてるって聞いたけど・・・・」
ねね「恋殿が居れば何も問題ないのです」
一刀「確かに恋の強さはわかるが・・・星」
星「はい・・・いくら恋といえ、この生い茂った木々の中ではやりにくいかと」
恋「・・・・やりにくい」
一刀「恋がこの状態だから・・・皆、たのんだよ」
恋以外『御意』
??「大王さま~何かきたのにゃ~」
??「むむ・・・あいつらが蜀の連中なのかにゃ?」
??「そうかもしれないにゃ~・・・大王様どうするにゃ?」
??「そんなのもちろんやっつけて美以の領地にするのにゃ~、ものどもいくのにゃ~」
『にゃ~』
恋「ご主人様・・・・何か来る」
一刀「何かって・・・・なんだぁ!」
俺たちの目の前には・・・・獣耳の少女たちが・・・・
その中で白い毛で覆われた・・・・トラ?猫?の少女が俺たちに話しかけてきた
??「お前たちが蜀の人間にゃ?」
一刀「そうだね・・・・君は孟獲でいいのかな?」
孟獲「そうにゃ!」
一刀「なぜ、君たちは俺たちの領地を荒らすんだ?」
孟獲「面白いからにゃ」
一刀「ただ、面白いから荒らすと?」
孟獲「そうにゃ・・・・それにもうすぐ蜀の地は美以の者になるのにゃ」
一刀「それはどうゆう意味かな?」
孟獲「こうゆう意味にゃ!」
孟獲がどこから出したか疑問になるような巨大肉球型の鈍器?を叩きつけてくる
孟獲「お前たちいくのにゃ~!」
彼女の一声でその場には似たような少女たちが一斉に湧き出た
一刀「くっ・・・詠!ねね!」
詠「わかってます・・・・ねね、布陣を!」
ねね「わかったのです!」
戦闘中
一刀「さすがに地の利を持ってる彼女たちが優勢か・・・・」
詠「そうね・・・・ここじゃぁ思うように動けない・・・・伝令!」
兵「はっ!」
詠「さっき広いところに出たわよね・・・あそこまで敵を誘導します・・・・各将軍に伝えて!」
兵「はっ!」
ねね「こんなの恋殿が戦えれば・・・」
一刀「ねね!」
ねね「はっはいなのです!」
一刀「たしかに、恋の力はすごいけど・・・・恋に頼りきりにならないようにね」
ねね「わかったのです・・・・では、詠。ねねは中軍で指示を飛ばしにいくのです・・・・本陣たのみましたぞ!」
詠「ええ・・・・まかせて」
ねねが前線に指示しにいって少したち・・・
華雄「ひけぇひけぇ・・・・くそ!このままでは・・・」
鈴々「みんな引くのだ~・・・・あいつら、強いのだ・・・・」
星「なんと・・・・あの鈴々と華雄が押されるとは・・・・ここは一旦引く・・・皆、おくれるなよ!」
敵の勢い止まらず前線が下がってることを確認した詠は
詠「このまま誘導する・・・・恋、北郷様を!」
恋「・・・・・(コクリ)」
詠「斗詩は医療班を下がらせて」
斗詩「はい!」
詠「焔耶、蒲公英!前線が下がる時間を稼ぐわ・・・・一度押し返したら戻ってきて」
焔耶「わかった・・・いくぞ!」
蒲公英「もう、張り切っちゃって・・・・では、いってくるねご主人様」
一刀「ああ・・・たのむね」
二人が前線を援護するために兵を連れて敵に当たるころ・・・
入れ替わりで戻ってきた鈴々、星、華雄に詠は
詠「お疲れ様・・・・ってまだいえないわ・・・・怪我してるものは斗詩のところへ・・・元気があるものは引き続き防衛を頼むわ」
鈴々「わかったのだ・・・・皆、怪我してたらすぐに言うのだ!」
兵「はい!」
星「わかった・・・・けが人は申し出ろ!」
華雄「この程度の攻撃「華雄!」はっはい・・・・怪我をしたものは医療班へ!他のものは本陣を守る!」
一刀「苦しいな・・・・持ちこたえられるか・・・・」
詠「大丈夫・・・・私が・・・いいえ、私とねねの知略で何とかしてみせる」
一刀「頼もしいな」
詠「当然です・・・・来るわ!敵をカクヨクの陣で迎え撃つ!恋・・・・ここなら思いっきり暴れていいわよ」
恋「・・・・いく!」
ねね「詠!悔しいですが・・・・」
詠「わかったわ(予想通り)・・・・ねねは後方に!」
ねね「わかったのです・・・・皆あと少しですぞ!」
兵『おおおおお!』
詠「相手の勢いを断つには・・・・」
一刀「詠・・・・みんなの士気が上がるか判らないけど・・・・俺も何かしなくちゃね」
詠「北郷様」
一刀「聞け!優しき蜀の兵よ!今、俺たちの前には俺たちとは違う文化を持つ敵がいる!その敵は道楽のために俺たちの地、蜀に侵攻し、邑を攻撃してきた!俺はやつらを許せない!俺は遊び半分で侵攻してきたやつらを倒す力がない・・・・けど!俺からの頼みだ!皆・・・やつらを倒す力を・・・俺に貸してくれ!そして、守ろう!愛する人を!愛する土地を!愛する友を!これ以上やつらの好きにさせないためにも!」
兵『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!』
一刀「これが・・・俺の思いだ!」
詠「・・・・北郷様」
ねね「戻りましたぞ・・・・詠、必ず勝利するですぞ」
詠「もちろんよ!」
鈴々「お兄ちゃん・・・」
星「あのようなことを主から言われて・・・・この戦負けるわけには行きませんな!」
華雄「ああ、もちろんだ!」
焔耶「北郷様・・・・蒲公英」
蒲公英「あんたと考えが合うなんてね・・・・・でも、いやな気持ちはしないね!」
斗詩「ここは任せます・・・・あ、恋さん」
恋「・・・・斗詩・・・・いく」
斗詩「はい!」
兵「呂布将軍!顔良将軍!参戦します!」
詠「わかったわ・・・・・士気が上がるのがよくわかる・・・・誰か!」
兵「はっ!」
詠「将軍たちに伝えて・・・・あなたたちの思いで動いていいと」
兵「はっ!」
詠「かったわね」
ねね「もちろんですぞ・・・・」
そこからは一方的だった
殺気全快で恋と斗詩、華雄と焔耶が敵に突撃
そこに星と鈴々、蒲公英がその四人が通った道を広げ
詠とねねが兵に指示を出し、敵を囲むように殲滅していく
そして最後に残ったのは・・・・孟獲と最初にいた三人だけになった
詠「これでおしまいよ・・・・おとなしく劉備軍、いいえ・・・北郷様にくだりなさい」
孟獲「いやにゃ・・・美以はまだ負けてないにゃ」
華雄「キサマまだそんなことを!」
一刀「華雄・・・いいよ。なら孟獲・・・お前はナニをしたら俺に下ってくれるんだ」
孟獲「後一回戦ったら考えてもいいのにゃ」
一刀「わかった・・・・もう一度戦おう」
一刀「そうしたら俺に下ってくれるんだろう?」
孟獲「美以に勝ったら考えてやるのにゃ」
一刀「なら、君が一人で来て、俺に触れれば俺たちの負けとしよう」
孟獲「うにゃ?そんな簡単なことでいいのかにゃ?」
一刀「簡単かどうかはしらないが・・・・俺はそれでいい。ただし人質として彼女たち三人をこちらで預からせてもらう」
孟獲「わかったにゃ・・・・トラ、ミケ、シャム。少しの間がまんしてるにゃ」
トラ「大王さま~」
ミケ「わかったにゃ~」
シャム「ムニャムニャ」
一刀「それじゃぁ、皆。陣まで戻ろう・・・」
『御意』
陣
一刀「まぁあんなこと言ったけど・・・・負ける気はないんだよな」
詠「でも、よろしいのですか?」
一刀「うん、これ以上兵たちを傷つけれないからね・・・・ねぇ、蒲公英」
蒲公英「なに~ご主人様」
一刀「陣の周りに罠、仕掛けてきてくれないか?タブンそれだけでいいと思うから」
蒲公英「え!?いいの?」
一刀「蒲公英にしかできないと思うんだ・・・頼んでも?」
蒲公英「もちろん・・・・えへへ、どんなの仕掛けようかなぁ」
本気でやっていいからなのか、相手が敵だからなのか・・・
蒲公英は悪魔っぽい笑顔で罠を張り始めた
一刀「さて・・・・俺は彼女たちを尋問してくるかな・・・」
詠「なら・・・誰かつけて。仮にも相手は敵の将?なんだから」
一刀「わかった・・・・なら、星と斗詩、きてくれ」
星「わかりました」
斗詩「はい!」
一刀「あ、詠「なに?」孟獲が捕まったら放して、そうだな・・・・蒲公英が飽きるまでいたぶってあげて」
詠「わかったわ・・・・あの子もかわいそうに・・・・まぁ、シカタガナイカ」
一刀「さてと・・・君たちの名前から聞こうか」
トラ「トラはトラなのにゃ」
ミケ「ミケはミケというのにゃ」
??「・・・・シャムにゃ・・・・」
星「ずいぶん素直だな・・・・隠そうともしないとは・・・・」
一刀「まぁ、そのほうがいいけどね・・・・君たちの目的はナニかな?」
トラ「トラはおいしいものをたくさん食べたいのにゃ」
ミケ「ミケは・・・・楽しいことしたいのにゃ」
シャム「・・・・眠いにゃ~」
一刀「おいしいものに楽しいこと・・・寝ること?」
トラ「そうにゃ」
ミケ「にゃ」
シャム「zzz」
斗詩「北郷様~、食事お持ちしました」
一刀「疲れてるのに悪いね・・・・斗詩」
斗詩「いえ・・・・ところで、この子達の目的は?」
一刀「ん・・・簡単なことだったよ・・・・」
トラ「・・・・・(じ~)」
一刀「えっと・・・・食べたいの?」
トラ「・・・・コクコク」
一刀「しかたがないな・・・・ほら、こっちに座って」
トラ「やったにゃ~・・・・いいのかにゃ?」
一刀「いいよ・・・・君たちも?」
ミケ「トラいいにゃ~」
シャム「・・・・いい匂いにゃ」
一刀「あはは・・・斗詩、ごめんね」
斗詩「いえ・・・では、もう少し作ってきますね」
一刀「ありがとう」
三人?が斗詩の料理に夢中になってるときに星が音もなく俺に近づき・・・
星「主・・・なぜ、出発前に私にはなでてくれなかったのです?」
一刀「それは・・・星がなでられて喜ぶの?」
星「通常ならそうでもありませんが・・・・目の前で『主』になでられて喜ぶ顔を見て、私にはないというのは少々酷すぎると思いませぬか?」
一刀「えっと・・・星。今は尋問中ってこと覚えているよね・・・?」
星「ええ、記憶にございますが・・・・それはそれ、これはこれではないですか?」
一刀「さすがに・・・敵の前でその・・・・ね」
星「おや?私はかまいませぬが・・・主はいやなのですか?」
一刀「いやってことはないけど・・・・」
星「ならばいいではないですか?それとも私には魅力を感じないと?」
一刀「そんなわけ・・・・まったく、星には敵わないな」
星「では、こんな子供などほっといて・・・・主」
一刀「・・・・星」
三人『・・・・(じ~)』
一刀「なぁ・・・・星」
星「なんですか?主」
一刀「ものすごくやりずらいと思ってるのは俺の気のせいかな?」
星「おや。主もでしたか・・・実は私も先ほどから・・・」
一刀「やっぱ・・・・帰ってからで・・・・」
星「仕方ありませんんな・・・・ならば接吻だけでもしてくださらぬか?」
一刀「しかたがないな・・・・」
星「あるじ~(コレで)」
一刀「(コクン)・・・星、ナニを飲ませた?」
星「なに・・・・先日、町で見かけたので・・・ためしに買ってみた薬ですが・・・」
一刀「一応聞くが・・・・どんな種類の薬だ?」
星「詳しく覚えて降りませんが・・・・確か・・・・」
一刀「その薬の効能に・・・何か俺が聞きたくないことがハイっているようなんだが・・・・」
星「おや・・・・そうですかな?思い出しました・・・・確か・・・・・『三日寝ないでも元気でいてほしいあなたにコレ一膳!夜のお供に是非』と・・・・」
一刀「そうか・・・・セイ、カクゴハデキテイルンダロウナ」
星「あっ主、なにやら様子が・・・・」
・・・・・・・
翌日・・・・妙につやつやした星、斗詩、焔耶、蒲公英、詠、ねね、華雄に人質のはずの三人までもが一緒になって一刀と寝てるのが見つかり
散々罠にかかってぼろぼろの孟獲が三人の前に現れたときに三人から・・・
三人『トラ(ミケ・シャム)たちは兄様についていくのにゃ』と言われ
孟獲の心が折れたのは言うまでもなかった
おまけ
美以「うう・・・・美以はあんなに苦労していたのにお前たちはナニをしていたのにゃ!?」
トラ「おいしいもの食べてたにゃ」
ミケ「そうにゃ・・・白くておいしいものにゃ」
シャム「・・・おいしかったにゃ・・・・また食べたいにゃ」
美以「そっそんなにおいしいのかにゃ?」
トラ「おいしいにゃ・・・・けど・・・」
ミケ「変な味にゃ・・・・においも・・・・」
美以「おいしいのに変な味なのかにゃ?わからないにゃ」
シャム「・・・でも、そのおかげでつやつやにゃ」
美以「にゃっにゃんだと!お前たちだけずるいにゃ!美以もほしいのにゃ!」
トラ「だったら大王様も兄様におねがいするにゃ!」
美以「お願いかにゃ?ナニをお願いするのかにゃ?」
ミケ「簡単なのにゃ」
三人『兄様に白いの食べたいといえばいいのにゃ!』
美以「わかったにゃ!あっ!兄様にゃ・・・・兄様!美以も白いの食べたいのにゃ!」
一刀「えっ!?えっと、美以意味わかってる?」
美以「?」
一刀「どうしても?」
美以「どうしてもにゃ!」
一刀「なら、夜に俺の部屋においで・・・」
美以「わかったにゃ!」
トラ「コレで大王様も兄様の虜にゃ」
ミケ「でも、兄様は一人しかいないにゃ?」
シャム「・・・眠いにゃ」
トラ「こら、シャムねるにゃ!寝たらアニサマからもらえないにゃ!」
シャム「わっわかったにゃ~」
ミケ「でもどうするにゃ?」
トラ「大丈夫なのにゃ・・・星からちゃんと聞いておいたにゃ」
ミケ「なにをにゃ?」
トラ「兄様に関係することにゃ・・・・聞いたところによると・・・・」
ミケ「よると?」
トラ「兄様は一晩に3人までなら同時に相手してくれるみたいにゃ」
ミケ「にゃらミケたちも?」
トラ「そうにゃ・・・・シャム・・・・いらにゃいのかにゃ?」
シャム「おっおきてるにゃ!ねてないにゃ!」
トラ「あやしいにゃ」
ミケ「あやしすぎるにゃ」
シャム「ほんとうにゃ!」
トラ「にゃら今からいってみるにゃ」
ミケ「でもだいおうさまがいるにゃ」
トラ「トラハヒトリデモイクニャ」
ミケ「まっまつにゃ・・・・ミケもいくにゃ」
シャム「にゃ~」
彼女たちが走り一刀の元へ行った直後
星「おや・・・・あの子らもすっかり主に惚れたようですな・・・・・しかし・・・・主のあの効能・・・一体いつまで続くのですかな・・・・」
星が一刀に飲ませた薬 実は星が見なかったところに重大なことが書かれていた・・・・
『なお、この薬は年老いた方や不能になった方のための薬です。もし、若い人や不能ではない方が飲むと予想できないような事態になりかねません・・・・十分に注意してください』
言い訳
無理やりですが南蛮編を終わります
しばし拠点をやった後にセキヘキに移り、最終決戦を予定しております
そこで関係ないアンケートを
次の内どちらの物語みたいでしょうか?
魏 呉
まぁ参考しますのでよろしくお願いします
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