蜀の地のはずれのこの城に来て数週間
兵の皆や民の皆がなれてきたころ
朱里のひと言で事が進んだ
朱里「では、ここにもなれてきましたので。そろそろ成都に向けて進軍したいと思います」
雛里「成都にいる劉表さんを追い出して、民の不満を解消させたいのです」
愛紗「しかし、我らが行って大丈夫なのか?まがりなりにも我らは賊とかわらぬのだぞ」
朱里「それは心配ありません、すでに桃香様とご主人様が来たことは流しておきましたから」
星「なんとも行動がはやいものですなぁ・・・して、どう攻めるというのか?」
朱里「成都にはいくつかの道がありますが・・・ここはあえて黄忠がいるこちらを選択します」
愛紗「なぜわざわざ武将がいるほうを選ぶのだ?いなければ突破も容易だろうに」
雛里「愛紗さんの言うこともわかりますが・・・もしかしたら、こちらに下ってくれるかもしれないのです」
鈴々「それはどうゆう意味なのだ?」
朱里「はい、ここにいる黄忠と厳顔は昔からのなじみと聞いております」
桃香「ってことは・・・黄忠さんがこっちに着てくれたら厳顔ももしかすると・・・?」
朱里「その可能性を願ってますが・・・確実とはいえません」
桃香「それでも・・・いかなきゃね」
劉備勢『はい』
かすみ「北郷様は参加しなくてよろしいのですか?」
一刀「大丈夫だろう・・・・それよりかすみにはしあと秋蓮の動向を探ってほしい。タブン何かすると思うからそれに乗ったつもりで・・・」
かすみ「何かですか・・・わかりました。では」
一刀「今はおとなしい異文化の南蛮か・・・・」
華雄「一刀様・・・どうなされたのですか?」
一刀「いや、ところでどうしたの?」
華雄「はい、桃香から戦の準備をするように言われたのですが・・・一刀様がいらっしゃらなかったので探していました」
一刀「そっか・・・よし、一緒に行こうか」
華雄「はい!」
・・・・・
朱里「では、出発します」
『おおおおおお!』
一刀「黄忠か・・・・弓の名手だったかな・・・・」
秋蓮「ほぉ・・・それは楽しみだな」
一刀「秋蓮も弓を使う身としては期待してる?」
秋蓮「それは・・・な。しかし相手は出てくるだろうか」
一刀「篭城かな・・・・ねぇ、秋蓮」
秋蓮「なんだ?北郷」
一刀「俺に何か隠し事してないかな?」
秋蓮「何を突然・・・私がしてるとでも?」
一刀「なんとなく・・・だよ」
秋蓮「ふふふ、大丈夫だ何も隠してはおらんよ」
一刀(嘘ばっかり・・・その顔は隠してるときの顔だよ、秋蓮)
桃香「ここに黄忠さんがいるんだね」
朱里「はい・・・ですが、篭城ですか」
愛紗「では、どのように・・・」
一刀「力ずくだったら民の批判買うよ」
桃香「ご主人様・・・でも、時間掛ければこっちが・・・」
一刀「なら・・・ってのは?」
桃香「うん、やってみるね」
俺が桃香に行った作戦を実行して数時間
城の門が開いた
民「劉備様バンザイ 天の御使い様バンザイ」
門を開いた先で、そこの民たちが俺たちを出迎えてくれた
黄忠「まさかあのような策でこようとは・・・・」
桃香「アナタが黄忠さんですか?」
黄忠「はい、わが名は黄忠、真名は紫苑と申します」
愛紗「真名まで・・・よろしいのか?」
黄忠「はい、わが主となる方に呼ばれるなら本望でございます」
そこで一気にある二人に目が行く
華雄「わっわたしは・・・・」
ちんQ「ねねがお慕いするのは呂布殿だけですぞ!」
華雄はすまなそうに、ちんQは手を上に上げて抗議する
??「おかーさん」
紫苑「あらあら、璃々来てしまったのね」
璃々「お母さん・・・・この人たちは?」
紫苑「この方たちは私の主となる方の北郷一刀様と劉備元徳の桃香さまよ、璃々ご挨拶なさい」
璃々「はーい、黄漢升の娘で璃黄叙と申します。璃々(リリ)と呼んでください」
桃香「ほえぇ、礼儀ただしい子ですねぇ」
紫苑「えっえぇ(璃々、どうしたの?急にそんなまじめになって)」
璃々「母ともどもよろしくお願いします、北郷様、劉備様(ねぇ、お母さん、ご主人様のこと璃々も狙ってるからね)」
桃香「私は劉備 真名は桃香だよ」
和気藹々で話はすすんでいるが・・・紫苑と娘の璃々の間では激しい火花が飛んでいた
紫苑の案内で俺たちは城の中に来て、今後のことを話してたが
紫苑「桔梗、失礼・・・・厳顔は昔からの友ですが、あの人は根っからの戦好きでタブン一度戦って勝たないと話は聞いてもらえないでしょう」
桃香「そっか・・・なら・・・ってご主人様?」
一刀「ん?何?桃香」
桃香「ご主人様も軍儀に参加してよ・・・・」
一刀「っていってもなぁ・・・俺がどう参加しろってんだ?おおよそのことは決めてるんだろ?」
桃香「それでも・・・・(璃々ちゃんとばっかり遊んでて・・・・いいなぁ)」
璃々(桃香様・・・・そんなうらやましそうな顔で見ても譲りませんよ)
一刀「それにさ・・・俺動けないし」
俺の周りにはかすみ、しあ、華雄、恋、鈴々、斗詩、彩音、セキトが密集している
その姿を見ている桃香はうらやましそうに、紫苑はあらあらといってるばかり
朱里、雛里はあわわ、はわわとあたふた、愛紗は少し怒りながら、秋蓮はあきれているみたいだがどこか穏やかに見ていた
ちなみに白蓮、翠、蒲公英は警邏中だ
そうそう、反北郷のちんQは・・・・各自の武器により壁に貼り付けになっていた
紫苑「このままでしたら話すすみませんね・・・・わたくしが言うことではないですが・・・今日はこれにて解散しませんか?」
桃香「そうですね『ギロッ』他にも色々聞きたいことがちんQちゃんにはあるので」
朱里「では、解散します」
雛里「解散」
俺にしがみついていた子たちはかたや桃香たちの方へカタヤ食堂の方へと流れていった
一刀「華雄?」
華雄「その・・・一刀様・・・今晩部屋に行ってもよろしいですか?」
一刀「今日は・・・・何もないはずだから、いいよ」
華雄「ありがとうございます・・・・では、後で」
華雄もまた桃香の方へと走りだしていた
一刀「街にでも行ってみるかな・・・」
おまけ
ちんQの言い分
ちんQ「いい加減おろすのです」
桃香「それよりも・・・・ご主人様を蹴ったってのは本当かな?」
ちんQ「あいつが呂布殿を弄んだからですぞ」
恋「・・・・・ご主人様・・・・・恋と・・・・・・腕・・・・組んだだけ」
桃香「恋ちゃんはこういってるけど、違うのかな?」
ちんQ「呂布殿は純粋無垢な存在ですからそう思ってるだけなのです」
愛紗「では、ちんQにはどう映ったのか言ってもらおうか」
ちんQ「それはですね・・・・あのちーーは呂布殿を物でつり、下半身を押し付けていたのですぞ!」
桃香「そんな・・・・ご主人様が・・・」
愛紗「・・・・ご主人様」
しあ「ん?なんやおかしかないか?」
愛紗「おかしいとはどうゆうことだ?」
しあ「だって、そうやろ?恋が物で釣られて一刀が下半身を押し付けてたって・・・結局なにしたん?」
星「たしかに、言われてみればそうだが・・・・恋、おぬし主に何かいったか?」
恋「・・・?」
愛紗「恋、ご主人様がそのようなことする前に何かご主人様に申したのかと聞いているのだが」
恋「・・・・恋・・・・ご主人様と・・・・・・・裸だった・・・・・」
愛紗「裸?・・・・となると・・・・」
星「我らと主がしていることではないのか?」
恋「・・・・恋・・・・・体の模様・・・・綺麗といわれた」
しあ「ってことはか・・・・恋が一刀とことに及んでいるときにちんQは目撃して、恋は一刀の言葉でその後のことを覚えてないっていうんか?」
恋「・・・・かもしれない」
ちんQ「ねねが言っていたのは事実ですぞ」
桃香「ねぇ、愛紗ちゃん」
愛紗「なんですか?桃香様」
桃香「実はちんQちゃん、その・・・抱かれるってことしらないんじゃないかな?」
星「ありえますな・・・・それにあのあわてよう・・・・前の軍師たちを見てるようですな」
朱里「はわわわ」
雛里「あわわわ」
ちんQ「そっそれに、セキトにも同じことをしていたのですぞ!」
斗詩「セキトにも・・・・まさか、北郷様って・・・・」
朱里「はわわ、ご主人様とセキト・・・・(トリップ開始)」
雛里「あわわ、朱里ちゃん戻ってきて」
恋「・・・・?」
しあ「どないしたん?恋」
恋「・・・セキト・・・・女の子・・・セキトも・・・・・・ご主人様のこと・・・・・好き」
しあ「そうだったん?てっきり雄犬かとおもってたわ」
セキト「わん!」
一刀「セキト~!って皆なにしてるの?」
桃香「ご主人様・・・えへへ、何でもないよ」
一刀「ならいいけど・・・・いつまでちんQあのままにしておくんだ?」
愛紗「用が済んだらおろしますので・・・お気になさらないでください」
恋「・・・・・ご主人様」
一刀「ん?」
『ぴとっ』
ちんQ「りょッ呂布殿~!」
一刀「どうしたんだ?恋、また甘えているのか?」
なでなで
ちんQ「ちんきゅ~~~~きーーーーっく!」
一刀「ぐはっ!」
ちんQ「呂布殿に近づくなです!このピーーーが!」
一刀「何なんだよこの前から・・・・」
桃香「ねぇ、ご主人様。この前からって何回も攻撃されてたの?」
一刀「そうだな・・・・最初は恋が俺たちの味方になってしばらくしてからかな」
愛紗「それは・・・ん?では、ご主人様のあのあざは・・・・もしや」
一刀「ん?訓練中に傷つくけど・・・・前よりは増えたかな」
星「主、その傷が増えるとき誰が主の相手をしておりますか?」
一刀「だれって・・・えっと・・・・恋だったかな」
恋「・・・・ご主人様・・・・・」
一刀「恋にぼこぼこにされるってわけじゃなくて・・・・その、よくわからないとこから武器が飛んできたり、何者かに蹴られたりと・・・・そんな感じかな」
しあ「一刀が頑丈ってのは知ってるが・・・・なんでそんなに傷つくん?」
一刀「さぁ・・・・」
セキト「わん!わわん!」
かすみ「なるほど・・・・そうゆうわけですか」
一刀「かすみ?どうしたの?」
かすみ「いえ・・・・セキトが言うには、北郷様が集中的に狙われているようです・・・そこのオチビチャンに」
かすみのひと言で桃香までも覇気を出し・・・・
ちんQ「ねねは悪くないですぞぉぉぉぉぉ!」の声が城のあちらこちらでその日は続いていた
言い訳
ちんQと詠はツンデレなのでしょうか?
ちんQは恋に詠は月に依存してましたからね
ただちんQにはツンデレ要素があったのか疑問です
さて次は華雄の真名について書きたいですが・・・
何か彼女にぴったりな真名ないですか?ほかの作品と名前がかぶると何かまずいような気もするのですよ~
なので明日の昼まで募集します
ちなみに一刀は恋の本気ですら戦闘体制なら切り傷程度です
桃香依存の焔耶、問題児の袁招、斗詩ダイスキのイイシェ
可能なら会話だけでちんQ陵辱したいですね・・・・規制にかかるかもしれませんが・・・
では、また明日~
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まぁ昼の内に・・・・