この話は、蜀√アフターの話です
蜀アフターですが魏のお話です
簡単に想像して書いたものなのでつまらないかもしれません。
それでは、どうぞ
赤壁の戦いが終結し、五湖を撃退した魏、蜀、呉の三国は、平和に暮らしていた。
元魏の王、曹操こと華琳は、三国の武将達が動物と遊んでいるのを見ていた。
「・・・セキト、一緒に散歩する」
「恋殿!ねねも、張々とご一緒します!」
「あぅあ、御猫様待ってくださ~い」
「ほうほう、では、お兄さんは、今お昼寝中なのですね」
「周々、善々、山の頂上まで競争しよう!」
その光景を見ていた華琳は、すぐ近くに居る魏の軍師、荀彧こと、桂花に尋ねた。
「ねえ桂花?」
「はい、なんでしょう華琳様」
「なんで、私には、動物が居ないのかしら?」
「それは、・・・・分かりません」
華淋は、イラツキながら部屋に戻った。
(なんで私には、動物が居ないのよ!)
華琳は、ベッドに寝そべりながら自分が動物達とふれあう光景を想像した。そして自分にも動物が欲しい欲が強まった。その結果出てきた答えが、
「そうだわ、居なければ、連れて来れば良いのよ!春蘭、秋蘭!皆を連れてきて!」
こうして、魏によるペット探しが始まった。
―山
「秋蘭、華琳様のためにも凄いのを探すぞ!」
「うむ、そうだな、華琳様に相応しい動物を探さなければ。」
「お!あそこに凄いのを見つけたぞ!秋蘭、早速撃退するぞ」
「姉者、撃退ではなく、捕獲だ」
春蘭と秋蘭は、森の方へ走っていった。
―町
「ああ~暇だ」
「暇なの」
「お前ら!しっかりしろ、華琳様の為にも、動物を探さなければならないのだぞ」
魏の三羽烏、真桜、沙和、そして凪の三人は、町の方に出た。
「しかし、大将が町で拾った動物なんか飼うかい?」
「それは・・・・」
妄想開始
ある雨の中、凪は、一匹の子犬を見つけた。ほっておけない凪は、その子犬を城まで連れて行き、華琳に見せる。雨で濡れた凪と子犬を見た華琳は、優しくこう言う。
「しっかり面倒見なさい」
妄想終了
「やっぱり飼う!」
「いや!今のあんたが飼う妄想やろ。あんたが飼ってどうすんねん!」
「良い話なの」(ウルウル)
「沙和も何泣いてんねん!」
そのまま三羽烏の漫才は、町の中で盛り上がっていた。
―城の庭
「ねえ、風?本当に探しにいかなく良いの?」
「良いのですよ。華琳様に相応しいのは、すぐ近くにおりますので。」
庭の木陰で寝ている風、そして心配している稟がいた。
「なら、ウチらも休むとするか」
「おや?霞ちゃん、それに季衣さんに流琉さん。珍しいですね三人が一緒なんて」
「なんか急に面倒になってな、この二人もなんか疲れているみたいやったし休憩しよってさそったんや」
「霞様~あたしボク達まだ大丈夫ですよ」
「そうですよ、ただ春蘭様と秋蘭様が凄い勢いで山に行ったのを見たから、追いかけたら少し疲れただけですよ。」
「何言ってんねん、さっきまでへろへろやったないか。ウチが休もうと言ったら休むんや。なーに春蘭や凪達が連れくるから大丈夫やろ。」
そのまま霞は季衣と流琉の肩に腕を置き木陰に倒れこんで熟睡した。
―桂花の部屋
「ふふふ、華琳様に相応しいもの?そんなのもう決まっているじゃないのフフフフフフ」
桂花の部屋から不気味な笑い声が聞こえた。
その夜魏の将軍、軍師たちが華琳の部屋に集合した。
「っで?貴方達は、何にも連れてこなかったのね」
華琳が睨みつける先には、正座している魏の軍師達そして、霞、季衣、流琉。
「だから、何か持ってこようって言ったじゃない!」
「いやーまさかこんなに起こられるとは、思わんかった、にゃはは♪」
「まったく、呆れたわ、それに桂花まで連れてこなかっとはね」
「申し訳ございません」
「まあ良いわ、春蘭、秋蘭二人は、何もって来たの?」
「はい華琳様、これです!!」
「姉者本当に見せるのか?」
「「「?」」」
自信満々に返事をする春蘭と心配している秋蘭を見て魏の者達は、なんなのか気になった。当然秋蘭が心配しているのを見てまともなものではない事は、すぐに分かった
春蘭が扉を開けるとそこには、
「「「?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」
巨大な熊がいた。体中傷だらけで首には、しっかりと首輪がしてあった。
「どうです華琳様?華琳様に相応しい動物でしょ」
「春蘭?」
「はい!♪」
「あとでおしおき」
「え?」
自分が何をしたか分からない春蘭は、そのまま秋蘭に連れて行かれ部屋から退散した。
「次、凪達」
「はい」
そして凪達が持ってきたのは、箱に入った雛だった。
「それは?」
「先ほど、雛売りのおじさんと話していたら売れ残りだったみたいなので引き取ってきました」
「なるほどでは、貴方達は、そんなかわいそうな雛を私が面倒を見ろと?」
「い、いえけしそんなことでは・・」
「もういいわ、皆今日は、解散」
そのまま魏の将軍、軍師達は、部屋から出て行った。桂花を除いて。
「桂花?なんで貴方は、まだ居るの」
「華琳様に相応しい動物を見せるためです。」
「あら?なにかしら」
質問すると、桂花はある物を取り出した。 犬耳かちゅうしゃ
「華琳様♪私が貴方のペット(奴隷)になります」
「あら良いわねそれ」
華琳は、そのまま桂花の顔に近づいた
「華琳様♪」
しかし華琳が手にしたのは桂花のかちゅうしゃだった
「桂花?しばらくこれ借りるよ」
そういい桂花を部屋に残し出て行った
―一刀の部屋
「一刀居る?」
「ん?華琳か」
「ねえ一刀?これ付けて」
華琳は、桂花のかちゅうしゃを出した
「おれが?」
そう言いながら付けると
「今日から貴方は、私のペットよ」
「なんでやねん!」
あとがき
戦国「オチが見え見えですよね、本当にすみません」
今度は、恋姫のオリジナルストーリー書こうかなっと思います
でわ
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恋姫を見て急に書きたくなりました。恋姫とは、全く関係ない話を書いていました。たまに恋姫も書こうかなと思います。
この話は、ふと思いついたものです、まだまだ未熟ですがよろしくお願いします。