No.119496

真恋姫無双 究極医術  五斗米道ォォォォォッ!! (前編) 

Thyleさん

本編とも外伝とも関係ない 『華佗√』 です。

他の作家様が多分書かないだろうな~ と挑戦して書いてみました!!
別の意味で、ドキドキものです。宜しければ、読んでみてください。

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2010-01-20 01:14:51 投稿 / 全14ページ    総閲覧数:3190   閲覧ユーザー数:3000

<真恋姫無双

     究極医術 五斗米道ォォォォォッ!! >

 

 

 

 

 

 

 

          <はじめに>

 

 

 

               このテの話は……深く考えると損をします。

                さあ、こころの準備はいいでしょうか?

 

 

 

                

 

 

 

 

  

 

 

              

 

 

<究極医術 五斗米道ォォォォォッ!!> 

 

 

 

 

 

 

 

            河北の侵攻拠点のひとつとし造営した壮麗な宮殿、銅雀台の一室、

           寝台にこの宮殿の主、魏の曹操、華琳は全裸でうつ伏せにしていた。

          

            そして、華琳の頭、背中、手、足の至る所に鍼が刺さっていた。

 

            華琳は心労からくる頭痛が最近になって酷くなり、夜も眠れない

           状態になっていた。その為、巷で有名な医師華佗を招聘して華琳の

           治療をすることとなった。

 

            華佗が事故に見せかけ華琳を暗殺しないかと、桂花や春蘭達を筆

           頭とした家臣達は危惧した。しかし、主だった将達は許都に待機し

           ていたり、蜀や呉が侵攻しないようにそれぞれの方面軍を率いて出

           払っていた。

 

 

     その為、誰か適任者がいないかと探したところ、

           華琳の待中として身辺にいた北郷一刀が華佗の監視をするはめになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             一刀は華佗の究極医術、五斗米道の技に見惚れていた。

 

          華佗は目を閉じ、

            全身神経を集中して右手に握った金鍼を高々と上げていた。

 

          華佗の右手に部屋中の光が引き寄せられ、鍼が青白く輝いていた。

 

                      カッ!

 

             華佗は目を見開き、華琳の背中の一点だけを見た。

 

         「これで、最後だ!!  

            げ・ん・き・に・なれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」

 

        華佗の気合とともに、青白い光をまとった金鍼の一撃が華琳の背中に振り下ろされた。

 

                    「病魔…退散……」

 

              華佗は額から流れた汗をぬぐい華琳の様子を見た。

        華琳は今までの疲れから開放されたかのように、気持ちよさそうに眠っていた。

           

                   「余程、疲れていたんだな」

 

         一刀は華佗の診療器具をのせた盆を握り、寝息を立てている華琳を見ていた。

            華佗の監視のはずが何時の間にか華佗の助手をするようになっていた。

 

             「ああ、これで暫く置鍼をしておけば頭痛を軽減できる」

 

          華佗は盆の上に一本だけ置いてある

               直角に曲がった金鍼をいじっている一刀に説明をした。

      

           一刀はこの直角に曲がった金鍼をまっすぐに戻そうとした。

        しかし、鍼は鈴を鳴らすような音を立て金鍼はまた元に戻ってしまった。

 

          「おいおい、それはそのままでいいんだ。

                     それは俺にとって戒めでもある鍼なんだ」

 

                      戒 め?

 

          一刀は意地でも金鍼を元に戻そうと力を込めながら華佗に尋ねた。

 

           「ああ、それは俺がまだ五斗米道の本山にいた頃の話だが……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           成都近郊にある五斗米道の本山 鶴鳴山にある

             断崖絶壁の岩の上で、華佗は片手で逆立ちをしていた。

     

               この逆立ちはただの逆立ちとは違っていた。

 

           華佗の片手の先には一本の鍼を岩に刺し、

                それを支点として逆立ちをしていたのであった。

 

            その岩の周囲には植生等の遮蔽物等は一切無く、

                    華佗の身体に時々強風が当たっていた。

           

           もし華佗が風に気を取られ精神集中が乱れれば、か細い鍼は

           すぐさま華佗の重さで鍼は曲がりこの岩から転落死してしまう。

 

         この壮絶な精神修業こそ、五斗米道があらゆる病魔に対峙しても

          動揺することがないような編み出された壮絶なる修業の一つであった。

 

              「華佗師兄―!!、お師匠サマが、お呼びです―ョ―!!」

 

         華佗の精神修業を邪魔したのは、

             年の頃は10代、髪を短く切ったまだ幼さが残る少女であった。

               少女の真名を 桜と言い、華佗の助手であり妹弟子である。

 

                    「おおぅ、いま行く」

 

         華佗は逆立ちを止め、岩を飛び跳ねながら桜花のもとにやってきた。

          桜は冷水で濡らした布を華佗に渡し、華佗は全身から吹き出た汗をぬぐった。

 

                  「桜、張魯天師からなんと?」

 

           「ハイ、天師観に来るようにと……

                  それと、この伝言はアタシだけではなく、

                         柚おねーちゃんにも同じものが……」

 

             桜は華佗の顔色をうかがうように説明をした。

 

                   「桜、急いで天師観に行くぞ」

 

         それを聞いた華佗は慌てて桜花に布を投げ渡し、足早に天師観へと駆けて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     『五 斗 米 道』 

 

 

           のちに劉備 桃香が蜀漢の初代皇帝としてその京師(首都)となる

           都 成都の郊外にある霊峰 鶴鳴山にあるとされているが、その所

           在は地元である成都の民ですら忘れ去られたような奥地にあった。

 

           この五斗米道の門を叩く人は、胡散臭い噂でも一塁の望みを賭け病

           気を治してもらう為に訪れる者以外は、危険な野生動物や物の怪が

           出ると噂され、ここまで訪れるもの皆無に等しかった。

 

 

           五斗米道の歴史を物語るような古びた大正門を通り抜け、一般患者

           が寝泊りを宿坊、医術に関する神代に書かれた石盤や木簡が納めら

           れた書庫、五斗米道の技を体得する為に多くの門下生達が訓練をし

           ていた医房、様々な病気の処方を調合する薬房等、かっての五斗米

           道の盛衰を垣間見ることができるが今ではその喧騒とした面影はな

           く時が止まったようにあたりは静まり返っていた。

 

         華佗はこれらを見て感傷的な自分に叱咤し、

                   早足に五斗米道伝承者が鎮座する天師観に向かった。

 

 

 

                 「張魯天師、お呼びでしょうか?」

 

          天師観の扉を勢いよく開けた華佗は、

           薄ら闇のなかで下座に座る二人の姿と上座に座る一人の大男がいた。

 

         上座に座る大男こそ、五斗米道の頂点にして、数々の一子相伝の秘術を体

          得した五斗米道伝承者 張魯であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 「瘍医祭酒 華佗、 まずは座れ」

 

                五斗米道における華佗の役職が言われた。

 

        五斗米道には二つの術式があり、

         一つが瘍医(ようい)と呼ばる人体にある無数のツボを

                  鍼や灸、氣功により刺激して治療を主体とした医術

 

         もう一つが疾医(しつい)と呼ばれる様々な自然物

                    から抽出した薬を配合した薬湯主体とした医術

 

              そして、それらの各術式の頂点に立つ長を祭酒という。

 

 

              華佗は既に下座に座っている男の隣に並ぶように座った。

                桜も同じように姉の柚の隣に並ぶように座った。

 

 

            張魯天師の巨躯に刻まれた五斗米道と病魔との歴戦数多の傷跡

            を誇示擦るかのように、上半身を裸にしていた。

            その肉体は極限にまで鍛え上げられ、医者というより遥か西方

            にある大秦国(ローマ帝国)の拳闘士を彷彿させるものであった。

 

 

        「皆が来たことで、ここで宣言をする。

                      次期五斗米道伝承者のせん議についてだが……」

 

      張魯天師の吐く言葉一つ一つに氣でも込められているかのように華佗達は息を飲んだ。

 

 

          次期五斗米道伝承者になることは、この五斗米道の頂点に立つだけではなく、

          神代に、神農大帝が編み出したという一子相伝の秘伝書「青嚢書(せいのうのしょ)」

          に記された数々の知識や技を体得することができる。

          医家を志す華佗達にとって、この門外不出の知識や技はのどから手が出るほ

          ど欲しいものであった。

 

 

           「ウヌらの極めた技を見定めた上で、次期五斗米道伝承者を決める」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        張魯天師の言葉に真っ先に反対を挙げたのは、隣に座る疾医祭酒 張機であった。

 

        「張魯天師、古の周礼から上位の医として、

               我が術式 疾医こそ歴代天師となっていったものです。

            それが何故、この世代で下位の瘍医との技を見極めた上で

                               お決めになるのでしょうか?」

 

           張機は、荊州の南陽郡出身で献帝の時代に長沙太守となったが流行り病

          で数万の民草が死んでいったことを嘆き、官僚としての道を捨て究極医術

          の一流派である五斗米道の門を叩いた男であった。

 

           本来なら、数々の薬草・鉱物等を扱う疾医になることは、既に20代後半

          であった張機には修業は難しいと危惧された。しかし、張機は水を得た魚

          の如く、五斗米道の様々な知識や技を体得していき、瞬く間に疾医祭酒の

          地位にまで登りつめていった。その類まれなる才能により、五斗米道を学

          ぶ者達から最も次期五斗米道伝承者に近い男と言われていた。

 

 

 

                「黙れ、張機よ。これは天師の決であるぞ」

              上座に座る張魯天師は、張機を黙らすように言った。

 

          細身の張機は不満げな表情で舌打ちをして、

                        座りなおし天師達の言葉を大人しく傾聴した。

 

 

 

 

 

 

 

 

                  張魯天師は重々しい口調で言った。

 

           「このたびの選定において、

                   どちらが上の序列ではなく能力をもって判断をした。

            しかし、御主等の技量・知識どれをとっても甲乙つけがたいと判断した」

 

 

           そこでワシはウヌらの五斗米道天師 張魯とではなく、

              一患者 張魯としてウヌらと対峙してウヌらの実力を判断することにした。

 

              そう言って、張魯天師はおもむろに両足に巻いた布を解いていった。

 

 

                       これを見よ。

 

 

        

                張魯天師の言葉に二人はその足をみた。

 

 

                    「――――――――――!?」

 

 

                張魯天師の足をみた華佗と張機に衝撃が走った。

               二人は驚愕の様子で張魯天師と足を交互に見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         華佗はわななきながら、

             張魯天師、何故このように酷くなるまで放置していたのです

                                       と言った。

 

         「そうこれは不治の病 白癬病というものだ。

              長時間ムレた靴下を履いたままにしておき、

                   風呂に入ったときには足を洗わなかった。

           

           それが原因で、足がかゆいし、痛いし………

                          まさに、医者の不養生というヤツよ」

                  

            張魯天師は自傷気味に笑いながら己の弟子達に語った。

 

              「ね―ね―、柚おねーちゃん、はくせんビョーってなに?」

           どーも、華佗達に質問することができる 雰囲気ではなかったことから、

           桜は隣にいる双子の姉を突っいて質問をした。姉である柚は師匠たちの

           会話に嘆息しながら言った。

 

           「ああ桜、アレ、ただの水虫のことだよ。まったく、バッチいな―」

 

 

 

 

           「ふっふふ、ワシはニガい薬湯やイタい鍼はキライだ!! 

                                さあ、貴様ら全力で来い!!」

 

             張魯天師は華佗達を睨むように身構え、

                    その鋼の肉体から発散される闘気に一同はたじろいだ。

 

 

            どのようにこの病魔に対処すればよいか迷い、冷や汗を流す華佗と張機!!

            これから始まるであろう壮絶なる死闘を、ド―でもいいやと傍観する姉妹!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 先に動いたのは、疾医祭酒 張機であった。

         「わかりました。師匠、その挑戦受けましょう。柚! 54番から83番を出しなさい」

 

 

 

          いきなり、張機師兄に言われ慌てた姉の柚は、

                     鞄から幾つか素焼きの長管を出し張機に投げ渡した。

 

                張機は、それらの長管を指の間に挟んだ。

              そして、柚が液体の入っている瓶を空高く投げた。

 

       それと同時に張機も気合ととも跳躍して長管の中身を素早い速さで瓶に入れ調合し始めた。

 

              残像によりその手は何本にも見え、目の良いものは長管に

              入っている生薬の水分を飛ばした様々な顆粒が瓶の中に注

              ぎ込まれるのが見えたであろう。

 

          そして、張機が地面に着地すると同時に調合された壺を握り、

                          張魯天師めがけて薬湯を投げた。

 

 

               「五斗米道 薬湯奥義 『打魔燐(ダマリン)』 」

 

 

      張機の放った水虫にジンワリよく効く薬湯は、張魯天師の患部に誰もがふりかかると思った。

              

               「フン!! 五斗米道  禁じ手 『漢之華麗臭』 」

 

          張魯天師の一言で患部にかかるはずであった薬湯は全て空中で蒸発していった。

 

                 「なっ、我が薬湯が一瞬で蒸発だと!?」

            

          張魯天師は驚愕する張機を哄笑し、

                  次の瞬間、張魯天師は張機めがけて強拳を振り下ろした。

 

               「五斗米道  禁じ手 『駄々虎 百烈拳』」

 

                        ぐほっ!!

 

          張機は張魯天師から放たれた無数の拳を見極められず,そのまま壁まで吹き飛ばされた。

          壁に激突してピクリとも動かない張機に妹弟子である柚はあわてて駆け寄った。

         「張機師兄! 

            死ぬならアタシを祭酒に推薦してから死んでください!!、

                            それと、この間貸したお金を……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 張魯天師はゆっくりと華佗をみた。

 

          張魯天師の全身からドス黒い 「我侭の波動」 と呼ばれる氣を覆っていた。

 

           華佗はその禍々しい氣にたじろきながらも、患者を心殺(しんさつ)した。

 

        「天師の放つ氣をまともに受けたら、医者としてサジを投げたくなる衝動に駆られる。

               ここはオレがもつ最大最強の技をもって、一撃で仕留めねば……」

 

 

            そう言って華佗は呼吸を整え、右手に一本の金鍼を高々と掲げた。

              「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」

            華佗の気合により、部屋中の光は金鍼に吸収されるように集まった。

 

      「我が身、我が鍼と一つとなり! 一鍼同体! 全力全快! 必察必治癒…病魔覆滅!!」 

 

                 そして、金鍼に青白い稲妻が走った。

 

      「我が金鍼に全ての力、賦して相成るこの一撃! 

                      輝けぇぇっ! 賦相成・五斗米道ォォォォォッ!」

 

 

      華佗と金鍼は一心同体となり、全身を覆う光の槍の一撃が

                  張魯天師を確実に仕留める急所(ツボ)めがけて突撃した。

 

                      「!?」

 

            しかし、華佗は右手に持っていた金鍼に違和感を感じた。

            華佗は素早く後方に下がり、右手にもっている金鍼を見た。

 

           まっすぐであった金鍼は無残にも根元から直角に曲がっていた。

 

           一般に純度の高い金鍼は鉄鍼より物凄く柔らかい。しかし、金鍼は

           熱や電気、氣を通しやすく、跡も残らず敏感肌のそんなアナタに最

           適とされている。そして華佗の全力の氣が込められた金鍼は伝説の

           剣干将・莫邪に匹敵して鋭く、そして硬かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                華佗は張魯天師を見て己が目を疑った。

                   張魯天師が二重に見える。

                   

                         否!

 

          張魯天師の全身の筋肉が高速で振動しており、

                     その残像により幾多にも見えていたのだった。

 

                  「あの技は、『酢手留素』 !!」

                     「すてるす?」

 

         今だ気絶をしている張機に、

             日頃の……と往復ビンタしていた手を止め、

            驚いている柚に、桜は何やら妖しげな技に怪訝な表情で姉に聞いた。

 

 

 

 

                   『酢手留素(ステルス)』

 

 

            洛陽にある民明書房という版元から出された書曰く、

           

           「……今から数百年前、大陸を二分する大戦があった。

            その一方勢力の王である西楚の覇王が六十万の軍勢に囲まれ

            絶体絶命であった。しかし、覇王は単身で敵の矢や攻撃をかわ

            し、重厚な軍勢のなかを無傷で突破したのであった。

            このとき、覇王が死地から活路を見出した、

           

              全身の筋肉をぶるんぶるんと高速に振動させ

                敵に残像を見せ数々の敵の猛攻を逸らした技こそ、

 

                 この『酢手留素(ステルス)』であった。

            

            なお、今日に残る『武者振い』の由来は『酢手留素』である

            ことは言うまでもないであろう……            」

            

            

            それ以来、多くの武芸者が故事にならい、この技に挑んだが

            殆どの者は全身筋肉痛やこむら返り等が起き、この技を体得

            した者は出現せず、もはや失われた技であると記されていた。

  

 

           しかし、医者である張魯天師は古の医術を使い、

                 己の肉体を魔改造してこの技を復活させたのであった。

 

             あまりの非常識に呆然とする華佗に、張魯天師の豪腕が襲った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                        華佗師兄!!

 

        桜の悲鳴に近い叫び声が上がった。華佗は張魯天師の直撃をくらいその場に崩れた。

 

            「……情けない。両者とも五斗米道の技に溺れるとは……」

 

         張魯天師は踵を返し、座ろうとした瞬間、張魯天師の足を華佗は掴んだ。

 

            「……まだ、

                俺達は……

                   患者張魯の病魔とも対峙しておりません!!」

 

                 張魯天師の暗黒の波動を受けた華佗の肉体は、

                  

                     猛烈にヤル気、ナイゾー!!

                 

                 と全身を襲う脱力感で身動きができないはずであった。

          しかし、華佗の医者としての執念のみが張魯天師の足を掴んでいたのであった。

 

 

          「ふっははははは、よかろう! 

              一ヵ月後に再度、せん議をおこなう。 両者それまで精進しろ!!」

 

             張魯天師の宣言を聞いて、華佗の意識は遠くなっていった。

 

 

 

            薄れる意識のなか、張魯天師と桜の会話が微かに聞こえてきた。

 

            「それと桜、華佗に伝えておけ。華佗に金鍼の使用を禁ずる」

            「ハイ!! えっ、え――!!、お師しょ―さま、何でですか?」

 

            「決まっておろう。

             金鍼は値段が高いのをこうも折られたらコッチが赤字になるわ!!!」

 

 

 

 

 

 

次回に続く……かな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (あとがき)

 

 

 

 

       はじめまして、この度は 真恋姫無双 究極医術  五斗米道ォォォォォッ!! 

        をご覧になって頂きましてありがとうございました。

 

 

        ヲイ!本編はどーなった?ですが、それはある日のことでした……(遠い目)

       

        某サイトをウロチョロしているとある掲示板がありました。そこには、

 

            「華佗ルート希望! オリキャラはモチ女!!!」

        

                       というのを見た瞬間、衝撃が走りました。

 

        このようなネタ他の作家様が書くだろうか?(イヤ書かない!!←反語)

        笑止、甘いハチミツ拠点など不要!! 漢のプンプン匂うストーリーだ!!hahaha

        

        とまあ、このような感じでゲームを再度ヤリ色々と調べてこの話が出来ました。

 

        一応、一話完結のはずが長くなりそうなので、読者様の反響を見てから後編

        (もしかして中篇)を書こうか考えております。人気なかったらボツ作として

        続きは書かないかもしれませんが……

            

 

 

       最後まで、本編を読んで頂きまして大変ありがとうございました。

 

 

 

 

      

 


 
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