No.117624

異伝・恋姫 外伝-2

ほっち~さん

ついに書いちゃいました。外伝続編。いつもながら稚拙な文なので温かい目で見てください。では、どうぞ

2010-01-10 00:34:09 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:3716   閲覧ユーザー数:2994

  異伝・恋姫 外伝-2 

        

 

               もし仲間になるのなら以下略

 

 

 

 

 

 

「いいかぁ、よく聴け。俺の名は照だ、大神 照!

この大陸を征服する魔王だ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「……………」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然、その場は極寒の地になった(主に愛紗の視線で)

 

しかし、依然気づかない照

 

ある意味漢である。

 

「……失礼、今なんと?」

 

気を取り直して愛紗が再び尋ねる。切に願っていた。先程のが冗談だと

 

「そうか、よく聞こえなかったか。ならば言おう。俺こそが魔おごふぅ!」

 

その愛紗の一撃でこれが夢ではないことがわかった照だった。

 

 

 

 

 

 

 

「はい、すいません。ホントどうかしてたんですさっきのボク」

 

「い、いや、そんなに卑屈にならなくても…」

 

「そうですか…では(キリッ)…はっはっは、なかなかやるな!しかし私にはあと3回変身がぁへぶらっ!!」

 

「もっと普通にしてください普通に!!」

 

「……ハイ、スイマセンデシタ」

 

「…それで、えっと、…ちょっといいですか?」

 

「あぁ、どうした?」

 

この男、ものすごく回復が早い

 

「…えっと、その、お願いがあるんです」

 

「…ほう、なんだね(この流れはあれか、黄巾党か)」

 

「今、ちょっと仲間を探しているんです」

 

「なっ!桃香様!!」

 

「仲間?何のために?」

 

「この世界を平和にするためです!!」

 

「ほほぅ、平和、平和ねぇ」

 

「そうです!!今この大陸は黄巾党らによる戦乱に巻き込まれています!!それを何とかしたいんです!!!」

 

「…そこの黒髪のお嬢ちゃんもそう思ってるのかい?」

 

「…ええ、私たちはそのための義勇軍を募っているのです」

 

「そこの虎の嬢ちゃんもかい?」

 

「虎って鈴々のことかー?…鈴々はおねーちゃんと同じ道を歩むのだ」

 

「そうかいそうかい」

 

そう言いながら照は豪快に笑った。そして

 

「とりあえず、………落ち着くとこ行こか」

 

そう言い、今更自分らが荒野で話していることに突っ込みを入れるのであった

 

 

 

 

 

 

 

所変わって、ここは近くの街の食堂である。

 

「とりあえず自己紹介しようか。何時までもお前貴方じゃ嫌だろう?」

 

「そうですね、では…私の名は関羽。今は劉備様の元で平和な世を目指しています」

 

「それで、私が劉備です。よろしくお願いします」

 

「鈴々は張飛なのだー。よろしくなのだ」

 

「じゃあ、俺ももう一度、…今度は真面目にな?…照だ。大神照。大神でも照でも好きに呼んでくれ」

 

「…では、照殿と。…して、先程の話は」

 

「そうだな、俺も一緒に行こう…と言いたいが、答えはいいえだ」

 

「えぇ!なんでですか!?」

 

「いや、俺にもちょっと用があってな(もしかしたら俺の他にも誰かこっちに来てるかもしれないからな。例えば、北郷一刀、とかな)」

 

「…そうですか。では、仕方がありませんね」

 

そういうと、桃香は本当に名残惜しく、しゅんとなって下がっていった。

 

それを見て、照は少し悪いことをしたかなと思い、すかさずフォローを入れた

 

「だが、君たちとは志は一緒できないけど、黄巾党を潰すのは一緒させてもらおうかな?」

 

照がそういうと、3人はびっくりしたような顔で照を見た。

 

「ほんとかー?鈴々たちと一緒に行ってくれるのか?」

 

「嘘ついてどうする。…あぁ、お邪魔じゃなかったらな」

 

そういうと、愛紗が難しそうな顔をした。

 

「むぅ……」

 

「愛紗ちゃん。そんなに怖そうな人じゃないしね…?」

 

「しかし…」

 

「まぁ、関羽が言いたいこともわかるさ。どっちにしろ俺は黄巾党を潰さなきゃいけないから」

 

「…ひとつ聞きたい。照殿がそうまでして黄巾党を討伐する理由を尋ねてもいいか?」

 

「あぁ、あんまり教えられないけど、俺らの技術を使われてるかもしれないからな。早めに返してもらわないと」

 

「ふむ、それなら……そうですね、共に行ってくださりますか?」

 

「はいよ、了解」

 

「やったのだ!これでお兄ちゃんとも一緒なのだ!!」

 

「お兄ちゃん?」

 

「そうなのだ!!照兄ちゃんなのだ!!」

 

「これ、鈴々…!!妹がすまない」

 

「あぁ、いいよ。好きに呼べって言ったしな。よろしく、張飛」

 

「よろしくなのだ!!」

 

 

 

こうして照は桃香、愛紗、鈴々と共に黄巾党討伐隊を組んだのだった。

 

 

 

余談

 

 

 

 

 

 

「それより、俺の他にどれくらいいるんだ?」

 

「…なにがですか?」

 

「討伐隊」

 

「「………」」

 

「???なにを言ってるのだ?お兄ちゃん」

 

「…まぁ、なんだ、あれだな。別にいんじゃね?人数とか」

 

照がフォローした。

 

「というかですね、我々もこの街に来たばかりなんですよ!!そんなに早く集められる訳ないじゃないですか!!!」

 

愛紗がそう言ってくってかかってきた。

 

「はいはい、ごめんよ。…なら、話は早いな。……別に集めなくていいぞ?」

 

「……はい?」

 

「人数。少なくとも俺の方は一人もいらない」

 

「……正気ですか?」

 

「駄目です!!そんなことしたらいくらなんでも死んじゃいますよ!!」

 

「あぁ、問題ない。それより関羽たちは集めるんだろ?なら俺の名声を使うといい」

 

「名声、ですか?」

 

「ああ、多分俺の今の地位は天の御使いだろうからな。それを利用したらある程度は人数集まるんじゃないか?」

 

「「!!!!」」

 

これには桃香、愛紗と共に驚いた。

 

「て、天の御使い様なのですか!?」

 

あわてて桃香が聞いてくる。

 

「そうだな、さっきまで違う世界にいたからそうなる、と思う。証拠に、俺の服装、みんなとぜんぜん違うだろ?」

 

そういうと照はくるっと、一回転してみせた。(ちなみに照は仕事着のままです。服装は導師の白衣を上からかけ、下には黒いアンダーとやたら無骨なジーンズ)

 

「まぁ、そのような服装は見たことないですが…」

 

「信じる信じないは後でいいさ。とりあえずは天の御使いで通せば人は集まる」

 

「て、天の御使い様!!私たちと一緒に世界を平和にしませんか!!!」

 

桃香が若干錯乱気味に言ってきた。

 

「それに関してはごめんなさい。まだやることがあるんだよ」

 

再びしゅんとする桃香に代わり、愛紗が

 

「あなたに利がありませんな。照殿は一体なにを考えて居られるのです?」

 

「ああ?何も考えてないよ。とりあえず目的しか立ててない。とりあえずは黄巾党の討伐。それだけ」

 

「…愚かなのか、大物なのかわかりません…」

 

「大物だろう。なんせ魔王になる男だからな」

 

「…そうですね。そうでした。貴殿はそういう人でした…」

 

なぜか、愛紗が疲れた顔をしている。なぜかしらん?

 

「じゃ、じゃあ、せめて私のことは桃香と読んでください!!」

 

先程までしゅんとしていた桃香が顔を上げるなりのたまった。

 

「りゅ、劉備!?」「桃香様!?」

 

これには俺も愛紗も驚いた。

 

「だって、天の御使い様だよ?もしかしたら助けてくれるかもしれないじゃない。だからいいかなぁって」

 

「………」

 

おおぅ、愛紗がこう、胃に穴が開いたような顔をしておるぞ!!

 

「…もういいです。わかりました。…桃香様がお許しになったのなら私のことも愛紗と呼んでください」

 

「おぅ…、いや、了解した。桃香に愛紗な、よろしく」

 

「鈴々のことも鈴々でいいのだ!!…それで、難しい話はおわったのか?」

 

「おう、鈴々。終わったぞ?よしよし、後で肉まん買ってやろうなー。忘れてたわけじゃないんだぞー?ただ単に作者がたくさんのキャラを出すのに慣れてないだけで」

 

ほんと、スイマセン…↓↓

 

「??何を言ってるのですか?」

 

「いや、何でもないよ。それより、さっさと人を集めてこようか」

 

「そうですね、では、これが我らの平和への道の一歩ですね」

 

 

 

「…俺は入ってないんだけどなー」

 

 

 

 

 

 

そうして、着々と黄巾党攻略のための準備は進んでいった。

 

次回予告

 

 

 

 

 

 

 

ついにやってきた黄巾党。目の前に広がる人の大軍に対するは一人の青年。

 

 

 

 

 

 

 

 

「見なさい!!これがちーの妖術、頑駄無よ!!」

 

 

 

           「ほぅ、俺に妖術で挑むか、大した奴だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで勃発する人外の争い!果たして勝者は一体誰だ!!!

 

 

 

 

 

 

 

「何!?何なの!?天の御使い様は!!!」

 

        

 

 

           「…あれが、魔王の力、ですか…」

 

 

 

 

                    「おおお!!すごいのだ!!お兄ちゃん!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   次回

 

          「冷やし中華デカ盛り始めましたin season winter」

 

                                   乞うご期待!!!

 

 

あとがき

 

 

 

 

次回予告は全く関係がありません。

期待しないでください。

予告書いてるときは、泥酔していると思ってください。

以上、次回予告の言い訳でした。

 

 

 

やってしまいました。外伝続編。しかも、まだ全然続きます。それというのも、異伝・恋姫の補完みたいな感じで進めようかと思っています今日この頃。

 

しかし!!ここからが大事なのでよく見てください。

『照のいる世界と本作品の一刀がいる世界は別の世界です』

正確に言うと、イリーガルな北郷一刀の世界が生まれたことによって、互いに干渉することができるくらい近くにある別世界ってやつです。

なので、北郷一刀の世界の補佐を別の世界からするのが照の役割です。と言っても、照はぶっちゃけ目的以外のときはかなり適当な人間ですのでコッチの方はコメディ色を強くしたいと思います。

 また、これは割と重要かもしれませんが、照と恋姫達とはイチャイチャはありません。なぜなら、照は『既婚者』です。詳しくは次ページの主人公設定で

 

なお、こちらの更新も不定期になります。どちらの作品も交互とは行きません。しかし、本編の時間軸を追い抜くことはあまりしないと思います。本編が進んで、外伝があとを追う感じで書いていきたいと思います。

長くなりましたが、このへんであとがきは終わりにしたいと思います。

いつもながら誤字・脱字報告大歓迎です。アドバイス等もお待ちしております。

ここまで呼んでくれた皆様に、抱え切れないほどの感謝の意を。

では、次回また会いましょう。ほっち~でした

 

 

 

おまけ

 

 

 

 

主人公設定

 

名前 大神 照(おおがみ あきら)

 

外見年齢は23歳(実年齢は不明)

 

職業は導師(超一流とは本人談)

 

いままでは、とある世界で恋姫無双全般の物語の管理をしていた。(恋姫無双二次作品 序章参照)

既婚者。相手は同じ仕事場の後輩(名前は後述。一応候補は決まっています)

奥さんは現在3か月目らしい。正直、照本人は気が気でない。

照自身の性格は明け透けで放任主義、常にポジティブシンキング。悪く言えば適当。

 

能力は、ものすごく強い。っていうか、左慈や于吉などと比べても相手にならない。

でも性格が性格なので、適当。

 

武器は基本素手による徒手空拳。

 

座右の銘は「なんとかなるさケセラセラ」

 

好きな言葉は「浄化してあげるわ!!」

 

最近感銘を受けた言葉は「私は貝になりたい」

 

 

 

 

こんなくらいですかね…でわ…

一応貂蝉や管輅の上司です。あしからず

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
21
1

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択