ロサンゼルスの火災が酷いことになっている。カリフォルニアには義理の姉がいて、ロス・エンジェルスというのはスペイン語が元になっており、『THE天使』という意味らしい。だが今回は悲惨だからロスト エンジェルスと言われているようだ。　失われた天使という小説がある。内容を知らないので、どんな内容か想像してみた。天使ルシフェルは神になる野望を胸に、天界で天下分け目の大決戦を開始したが、神に刃向かった天使らは、地に落とされ堕天使サタンと化した。という話を想像したが思っていたが、違う小説にそういうストーリーがあった。『失われた天使』の内容は、世界大洪水の神話、エノク書、そして錬金術師と歴史に隠された天使たちの物語で、謎の石が導く天使の物語だった。あらすじを見つけた。面白そうだ。『スペインの聖地にある大聖堂の修復作業に励んでいた修復士フリアは、謎の男に拉致されかけたが、米軍大佐ニコラスに救出された。夫マーティンが誘拐されたと聞いたフリアは、捕われた夫の映像を見せられ、謎の石がマーティン救出の鍵だと聞いた。彼の誘拐がノアの箱船伝説と関係していると知ったフリアは、アルメニア人に連れられ、故郷の村の ノアの墓があるという場所に向かう。そこに救出の鍵となる石が隠されているらしい。その頃、アメリカ国家安全保障局では100年前にスタートした極秘プロジェクトで、夫婦の誘拐と謎の石との関連が浮かび上がる。アルメニア人とともに石を発見したフリアは、ついに石を"始動"させることに成功するが…』　この本の作家はハビル・シエラという。スペイン生まれのジャーナリスト/研究家だ。さすが大学でジャーナリズム、情報科学を専攻しただけのことはあるようだ。　ある読者の感想文はこうなっていた。「作者による綿密な調査に裏付けられた記述は興味深かったし、神話や伝説と科学との共関係も面白く読めた。」