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No.1123404
みらくる☆さん
彼女の舞台は引き続きファンタジーの世界 今回は魔導士役だそうで、端役ながら存在感を評価されているよう 俺も何度か見ているうちに、すっかり 舞台の持つ魅力に惹かれていた
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凛花「深雪ちゃん、貴方が来るとわかるそうです」 「そうなの?」 凛花「演技しながら探しているそうですよ ふふふ」 そして舞台も終わり、舞台袖まで歩いて向かう 深雪「ありがとう来てくれて」 (バッチリ、いい印象を与えたみたいだぞ) その時、奥から拍手しながら近づいてくる影 男「いやぁ~綺麗だったよぉ 深雪さん」 深雪「隆二郎…叔父様」 その男はにこやかに彼女に笑顔を向けると 笑顔のまま俺に向き直った 男「君が恋人さんだね~ 若くて死んだうちの兄貴にそっくり そうそう、こないだはうちのバカ息子がとんだご迷惑をかけちゃって ごめんねぇ」 「貴方は…」 男「御堂隆二郎っていうの 僕。この度は弟と姪がお世話になってしまって」 凛花「お嬢様、メイク落として、着替えませんと」 深雪「う、うん」 凛花さんが、無理やり距離を置くように彼女に促す 彼女が奥に引っ込んでも、男は俺に話しかける 男「うちの親父がね、後継者は僕じゃダメっていうの もちろん弟もだけどね でも彼女とうちのバカ息子を結婚させるなら 二人に経営権譲るって承諾したわけ 僕はそんなの興味ないけどさ やっぱ子供となるとね 輝三郎…うちの弟ね、あの髭の。あいつだって娘の経済的な安定は望むわけでしょう まぁ、親なんてみんなそんなもんだけど」 「でも、彼女にはやりたいことがありますから それに今時分 まだ結婚は早いでしょう」 男「僕もそう思うんだけどさ、何分うちの親父も先が長くないから 安心させてあげたいのよ それにしても綺麗な姿だね~こんな綺麗なのになんであいつは反対するんだろう ここは僕が一肌脱いでやろうって、そう思って今日は来たのよ 親子の仲修復にさ これからどう?あいつも体持ち直したようだし」 見た目の割に、やけに軽い男だな… 男「仲直りの作戦を立てたくてさ これからみんなで食事でもどうかい?」 その言葉を聞いたとたん、凛花さんが俺の服の背中を引っ張った 深雪ちゃんの叔父の誘い…それは家族関係の修復だという ここは 1. 介入して、仲直りに一役買ってもらおう 2. 怪しいからここはやんわりと断る 3. 高級レストランなら俺一人で付き合うぜ +++ 結構前に潰れた近所のラーメン屋さんがいまだにGoogleマップのメニューにあるんですが きっと魂だけは残り続けているんですよ うん 作品において 商用目的での転載、加工 AI学習などへのすべての電子処理を禁止します Reproducing all or any part of the contents is prohibited.
2023-06-19 02:45:24 投稿 / 889×1000ピクセル
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彼女の舞台は引き続きファンタジーの世界
今回は魔導士役だそうで、端役ながら存在感を評価されているよう
俺も何度か見ているうちに、すっかり
舞台の持つ魅力に惹かれていた
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