VHX-03/Bc アルタキエラ
完成しました。妄想機兵さん主催のコンペティション、ギミックコン参加作品となります。(順位投票不参加)
ギミックカテゴリは変形、人型形態から戦闘機形態となります。

以下設定

続きを表示

未検証技術の検証を行う名目で設立されたスラッシュウォーンドは、企業から個人単位まで、あらゆる技術の吸収と実証を目的としていた。その中途で「大気圏内における高機動戦闘」と「大陸規模での長距離侵攻」に長けている機体を発見する。フランス防衛機構内でドクトリンに噛み合わない、という理由から廃棄寸前であったそれを回収し、少々の改修を施した機体がこのVhs-03である。
胴部特殊フレームを用いた可変機構を有する他、ウィルバー少尉の操縦を反映した独自の操作OSを搭載し、近接戦闘において変則的な動きが可能。改修後はハードポイントが増えた事でより、多くの武装を積載出来るほか装甲を配し防御力の強化も見込める。
弱点はとにかく脆い事にあり、自身の戦闘機動でも自壊しかねない。また内蔵するプロペラントが少なく継戦能力も無い。
「黄色の教団討伐命令」では従騎士が電磁フィールドを作り出した時に強襲し、一撃離脱戦法で撃破するというのが基本戦術。欠点の都合上、基本的に一般騎士とも戦闘する事は避けられている。仮に相対する際に不足する攻撃力を補うべく、日本防衛機構の外部委託組織であるニイジマ重工から貸与された、試作型のベリルウェポンを携行する。
武装
・20mm機銃〈STAG〉…膝の固定機銃。飛行形態時の主兵装だが、あくまでも牽制用。
・三四式光刃発生器…腕部レーザーブレード。こちらは威力はあるものの、連続展開時間が短い。
・YLE-16…主兵装のマシンガン。下部にブレードを備え、近接戦闘にも対応。
・カーフミサイル…オプション装備の超小型ミサイル。追尾性能が高い。
・二式戦術遊撃刀…大型のベリルウェポン。基部にUEユニットを積んでおり、片手で振れるギリギリの重さ。

パイロット
イーリス・N・マージェソン
フランス防衛機構ボルドー基地所属の女性技術士。機体の整備はもちろんシステム関連にも明るい。
ある日任務で基地に訪れていたウィルバー少尉に一目惚れし、その場で告白するもあっさり振られる。この原因を「自分の為に良い機体を用意しなかったから」と曲解した彼女は、胴部フレームのみの状態で開発計画が凍結していた本機の改修に着手する。
ジャンクパーツ、横流し品、彼女個人のコネクションのみで集められる全てのパーツを用いて組み上がった機体は、その時既に少尉が防衛機構を脱退していた為に意味を成さない。戦術に組み込む事も出来ないイレギュラーな仕様は現場、指揮本部双方に不評であり、扱いあぐねていた所をスラッシュウォーンドが発見し、現在に至る。
本人のパイロット適正は無いものの前述の特殊OSが組み合わさり、回避を主体とした戦闘を得意とする。