No.1054813 前メイド長”シンシ”5廃人覚悟の字書きさん 2021-02-19 14:59:26 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:514 閲覧ユーザー数:514 |
紅魔館総出で、居間の様な所に皆が集まった。
レミリア始め、妖精メイドに至るまで。
お山にいた、小悪魔が下りてきて、窓をノックする。
「皆さん、いらっしゃったんですか。」
咲夜が窓を開けて、小悪魔を招き入れる。
「あーっ、マイクのテスト中。
繋がっているわね。
これから、スルト対策会議を始めるわ。」
「質問。スルトとは、何でしょう?」
Wikipediaよ。とレミリアが宣言する。
「北欧神話に登場する巨人。名前は「黒」 または「黒い者」 の意。
『エッダ 古代北欧歌謡集』ラグナロクではムスペルの一族を率いてアスガルドを襲撃し 、世界を焼き尽くすとされている 。よ。」
「よく分かっているじゃない?」
スキマから舞台上に、紫が登場する。
唐突にである。
「ごきげんよう。この紅魔館には、今回の事は任せないわ。封殺しに来たのよ。」
「話し合いの暇もないのね。グングニル。」
グングニルを投げた途端、咲夜が時を止める。
グングニルのみ動いている。
最近開発した。時止めグングニルだ。
だから、紫の体に刺さるはずだった。
「そんな・・・・・・。」
「はっはっは、時止めグングニル破れたり!」
グングニルはあらかじめ、配置してあったスキマに飲み込まれてしまったのだ。
紫自身も姿を消し、騒然と成った。
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咲夜が活躍する物語。
レミリアの予知能力が働く話。