止水京都の宣教
妖怪の山のある出版所に降り立った京都。
そこで、射命丸文という天狗に話を持ち掛けた。
「妖怪でも地獄に堕ちます。惜しくはないのですか?永遠の命が得られるというのに・・・・・・。」
「何の事でしょうか?」
「いえ、唯一の神様がおられます。その方は神々の神です。
つまり、あなた方の神よりも権威を持っておられる方です。」
「そう言えば、ジャハンナムというものが幻想入りしたと聞きました。
あなた方はそれで幻想入りしたのですか?」
「そうです。異郷の神を捨てて、私達の神を崇拝しましょう。」
「いいネタですね。さっそく新聞にしてしまいましょうか。」
『天の神、幻想郷に使者を送る。』
止水京都という名前をご存じだろうか?
この人は、天の神様の使いであられ、(もちろん、天神様ではない。唯一の神様である。)
聖書を用いて語り掛けてきた。
この人によると、まずは、十戒を守る事が優先されるのだそうだ。
(十戒とは、ここではかつあいするが、守らなければならない、10の決まりだ。)
すなわち、異郷の神を捨て、実在であられる神を信仰しろと言うのだ。
つまり、排他的な集団である、ジャハンナムから使者が送られてきたのである。
この人は、使徒の使徒を名乗り、自分を本当の神の使いだと称している。
つまり、この人に従えば、生き、従わなければ、死ぬ。という事なのだ。
どういう事かというと、生きた様である者がいたとする。と同時に、死んだ様である者もいるのである。
どちらかと言えば、生きた様である方がいいだろう。
聖典である、聖書を読み、コーランを読む事で、生きた者に成るのだそうだ。
だから、聖書とコーランを求めよ。
以下の値段で販売している。
聖書
¥500
コーラン
¥300
私は書く上にあたって、それらを拝見させてもらったのである。
知識や物語が斬新であり、実際にあった事である事が示されている。
だから、”求めよ、そうすれば与えられる。”
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ジャハンナム(地獄)の一部が幻想入りするお話。