（お菓子以外にここに来た理由）
「それは…
店主さんに会いたかったからなんです」
瑞貴「え？私に？」
「ははは」

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瑞貴「嬉しいです」
（えっ）

瑞貴「私も、お話して、楽しくて
特撮とか、アニメとか、お詳しくて
すごく参考にもさせてもらいましたから」

「そ、そうでしたか　よかったです」

自分の精一杯の告白

その告白も、やっぱり近所の仲のいいお付き合い程度にしか
感じてもらえなかったのかな

不思議な安堵感も心の中にあった
もしここで真剣に受け取られ
あげく断られたら、今の空気は真逆だったかもしれない
これはこれでよかったのかも

思えば
どう考えても、告白した先に明るい未来は想像できなかった
彼女の嫌な顔は見たくなかったし
作らせるなんてもってのほかだ

瑞貴「私の願いは、おばあちゃんの後をちゃんと継ぐことでした
応援してくれる、支えてくれるお客様のありがたみって
今のOLの仕事だけじゃ見えないこともいっぱいあって」

「夢、叶えられてよかったですね
夢…実現している人、できるように努力している人は
すごいです
これからも頑張って下さい」

瑞貴「あの…出過ぎたことをお聞きしますが
これからあてはあるんですか？」

「友人のところで厄介になりながら、仕事探す感じですね」
瑞貴「今のお仕事は？」
「多分諦めます　これ以上は友人に迷惑はかけられないですし」

瑞貴「結局、夢は断念してしまうんですか？」
彼女は真剣な面持ちでこちらに向き直った

俺は

１.　　夢はもう、見飽きました
２.　　できれば、ずっと追いかけていたいです
３.　　何でそんなこと聞くんだよ

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めっちゃ期待してたコメントの方々にすみません
主人公君、精神的にやられているのもありますが
この先どうなるか…

以下、作品御支援者様になります
感謝！

ねこ鞠　様
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ばべる　様
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me2o　様

たくさん、たくさんありがとうなので