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No.1039711
みらくる☆さん
「ち、ちょっと待ってください」 とりあえずちょっとでも場を和ませないと ぎこちなくカニ歩きで割って入る 母親の方は俺をじっと見、瑞貴さんは恥ずかしそうにしていた でも、こっからどうすればいいのだろう?
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割った入ったはいいものの、全くその先を考えていなかった 母親「あなたは?」 瑞貴「お客さんに決まってるでしょ ご贔屓にしてくれてるの」 「そ、そそそうなんです 今日も買い物があってですね ほんと便利で助かってます 偶然見かけてしまって その、差し出がましくてすみません」 母親「で、お年は?職業は何をされてらっしゃるのかしら?」 瑞貴「もう母さん、やめてよ お客さんにまで」 母親「わからない?だってこの人…」 真顔で瑞貴さんに向き直る ほとり「あー、頼子おばさんおはようなので~」 遮るように今度はほとりちゃんが割って入った 母親「あら、おはよう」 ほとり「ビシャモンも会いたがっているので 早くお店に入ってなので、お話もあるので」 背中を押すように母親とお店に入っていく 瑞貴「うちの両親、学校の先生なんで きっと勉強のことかしら あんなに慌てちゃって」 「そ、そうかもですね」 瑞貴「それにしても、お見苦しい所をお見せしてしまって」 「俺も親とはいろいろありますから」 瑞貴「浮いた話が全くないから、躍起になっているんです まったく、母さんたら お店の経営とか、憶えることも多くて まだ本格的に継いで日も浅いんですよ とてもそんな余裕も、気持ちもないのに」 改めて言われると、片思いの身にはつらい 気持ちが深い沼に沈んでいくようだ 瑞貴「でも」 「ん?」 瑞貴「いつもいらしてくれて、とても心強いです ありがとうございます これからもご贔屓に」 「ええ、そりゃもう お菓子大好きですから ははは」 こちらに向けた笑顔は俺のハートは天に舞い上がらせ 華麗な足取りで入店させたのだった ++++++++++++++++ 2かと思っていたんですが1と3が接戦でした 女性同士の争いって男は入りづらいですよねぇ この連載は ねこ鞠 様 hybrid-jp 様 Gonzou 様 ばべる 様 ryuga 様 毘沙門天 様 dokujyu 様 Yokke 様 ニジョウ チダロ 様 こみゅ 様 大狼 様 以上の皆様からのご支援で成り立っております 感謝なので!
2020-08-31 05:52:17 投稿 / 889×1000ピクセル
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「ち、ちょっと待ってください」
とりあえずちょっとでも場を和ませないと
ぎこちなくカニ歩きで割って入る
母親の方は俺をじっと見、瑞貴さんは恥ずかしそうにしていた
でも、こっからどうすればいいのだろう?
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